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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

1名無しは星を見ていたい:2016/01/31(日) 23:55:26
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

610『赤に 紅に 朱に 丹に舞え』:2017/08/01(火) 21:14:31
>>608-609

>さっき言ってたね。『生まれつき力を持っていた』って。
 そして、それを使うための訓練をしたと。私も生まれつき持っていた。『力』ではなく『枷』を

「……なに? お前、その目…………」

貴方の本心から語られる言葉。それに対し、目で見る事は叶わずとも発せられる声から
ベリルの声に動揺と、そして『枷』の内容を理解した事が察せられる。

 言葉は続く、それに対しベリルは呟いた先を発さない。そして……

ギブアップ
>『降参』する。ベリルが言う通り、私はスタンド使いとしては未熟だった

『ギ
   ギブアァ―――――zノップッッ!!
ギブアップの宣言がなされたぁぁあああああ!!  
 うぅむぅう!! アルカラ選手、中位ランカーに対しまずまずの善戦っ 見事だったぜ、イェーイ!!!
 よぉしっ!! アリーナの皆、今回の試合も見応えのある内容だった。次回も……』



  「だまれええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
   えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
   ええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」


 それは、唐突であった。前触れのない噴火のような衝撃だった。

アリーナ―の実況者及び、ベリルやアルカラの声援すらを消し飛ばす一喝。
 それは、アルカラの前から発せられた。幸いにも、スタンドを解除した
貴方には耳鳴りはすれど、それ以外の影響は余りない。
 普段、色々なハプニングに慣れてる会場にいる者達だが。その余りの
怒りや、それに併せた真剣なる感情の凝縮の咆哮を前にし暫し沈黙する。

 「てめぇらあ!!!!! 揃いも揃って何を見てたぁぁぁあああああ嗚呼!!!!!!
こいつはずっと!!!!! 私と闘う前からハンディを背負っていた!!!!
この!!! 私と出会う前から、こいつはずっと ずっと前から私と同じく縛られながら!!!!!
 何が善戦だ!!!! 何が見応えのある試合だぁぁぁぁぁああああ!!!!
 何が正々堂々だ!!!! 何が、何が何が何が何が何が何が何が!!!!!

 ガアアアアアアアアアアァァァ嗚呼アアァア嗚呼アアッッ゛!!!!   」


      ガゴンッッ゛    ボキィィッ!!!   
           ザシュゥゥゥッッ!!!ッッッ

  嫌な  音が聞こえた。

骨の折れる音と、何か柔らかい黄身の塊に対し指で突き刺したような音だ。


   『グ     グレイジーーーーーーーーーーzノィイイイッ!!??!!?
 ベリル、何を思ったぁぁぁ!!!?? 自分で、自分の片腕をスタンドを使用し折った――――ぁ!!!
 更に、残った無事な手の指で自分の眼球目がけ……  ォェ
こ  これ以上は観客席の皆さんの心情も踏まえた上で、詳しくは告げないが、余りにグレイジーだぜ、ベリル!!
鮮血の猟犬!! ここにきて狂犬となったかぁぁぁぁ!!!?? もう、試合終了の宣言は取られたんだぞォ!!!』

   実況は、騒然とする観客席の声もさながら好き勝手に叫ぶ。

 そんな、大雑把な周囲に広がる声の森の中で。貴方は確固たる意志を以て前に踏む足音を耳にした。

611『赤に 紅に 朱に 丹に舞え』:2017/08/01(火) 21:32:25
>>608-609

   カツ 
      コツ
         カツ  …… ピタ

 「……『決闘』を、お前に対し  申し込む  『アルカラ』  」

 ベリルは、貴方の直ぐ傍まで近づいていた。その片腕は……くの字に
嫌な方向に折れている。そして、目は貴方のように赤涙で染まっている。

 僅かに震える指が右往左往し、貴方のサングラスを拾い上げて胸元に差し出される。

 「……『シンプリ―・レッド』

私が、『トリガー』であり、彼こそ銃口。
『対談』で、言ったな……?
>>577
べらべら色々と話して、勝手に聞いたりもするけど。間違ってたら否定して
で、合ってるようなら黙認する感じで

……ってな? はは……お前が私の質問に沈黙したら、それは『YES』って事だ。
お前は私の、『嘘をついた事があるか?』って質問に黙ったのかいけない……。
本心での返答なら、シンプリ―・レッドは無反応だったよ。
 間抜け め   は   ははは  はは ははは……」


 「……………ここで お前の降参を 受け いれたら……

私は、今度  こそ……正真   正銘の『嘘吐き(負け犬)』だ。
栄光を勝ち取って  も……。必ず、今日の事を思い返し、栄光を『偽り』と感じる。
 お 前は……酷い奴 だぞ、アルカラ。
お前はお前が思ってる以上に……私の一番深い傷の部分を……抉って」


 「……『決闘』を   申し込む。
心より望める……『決着』   を。
 ……対談での、取り決めなど、知った 事か。
『シンプリ―・レッド』も……既に、私がお前に対して優位に立った事は
『嘘』によるものと判断し……スペックも元に至る。それでも……
気に入らない おまえ  を…………殴り飛ばす力は残ってる   ぞ   
 ……アル   カラ……     たの   む」


 『は   反則反則反則ぅ――――――ゥ!!!

由々しき事態ィ――――zノ!!!  ベリル選手、これは重大な反則行為だぞぉ!!??
アルカラ選手ぅ!! 貴方の一声で、この不正をジャッジするなら
直ぐにこの狂犬を取り押さえる事は出来るぜぇぇぇ――――!!
 ボソッ(まぁ、このまま闘い続けるなら。かなりの視聴率が期待出来るしどっちでも……)』

 実況は自由に解説を続けている。
観客席の人間達は、ベリルへの非難 試合の続行や中止の呼びかけ 様々だ。

 どちらの選択も、貴方は決められる。


(※試合中止の希望を望めば、直ぐにエピローグにも移れる
代わりに、ミッション自体は失敗扱いで報酬マネーは半額の措置となる)


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