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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2
61
:
『手に汗握る』
:2016/02/17(水) 00:22:08
>>59-60
『スペードの4』を捨て……『クローバーの5』を引く『牡丹』。
できた役はジョーカーを絡めた『9のスリーカード』だが、役は問題ではない。
【眼鏡の男】「では……勝負と行きましょうか。無論、俺は『レイズ』! ……と叫ばせていただきますがね」
男は余裕の態度……まぁ当然か。
それを尻目に、二つ目の『蝋人形』――――『アゲハチョウ』を生み出す『牡丹』。
命という『熱』を与えられたそれは、ヒラヒラと羽ばたいてテーブルの下から巣立っていく……
ヒラヒラ
【眼鏡の男】「……ん、蝶?」
ヒラヒラ
……男がそれに気づいた!
素早く小さい『ミツバチ』ならともかく、大きく動きも緩慢な『アゲハチョウ』は隠しようがない。
――――とはいえ、まだそれが『スタンド』によるものとは考えていないようだ。
怪訝そうな顔で『アゲハチョウ』の動きを目で追うが、すぐに興味を無くしたように視線をテーブルと『牡丹』に戻す。
その間にも『アゲハチョウ』は『店主』の方へと飛んでいき……
ヒラヒラ
【店主の妻】「……あら」
奥の厨房にいた店主の妻が、それに気づいた。
【店主の妻】「見てあなた、『アゲハチョウ』だわ。どこから入って来たのかしら……」
【店主】「……おや、本当だ。まいったな。コップ、コップ……」
連鎖して店主も気づく。
とりあえず『コップ』の中に入れて、外に出してやるつもりのようだ。
スッ…
……その傍に、『アゲハチョウ』が止まる。
【店主】「よし、よし、いい子だ。すぐに出してあげるからね……」
【店主の妻】「それにしても不思議な模様の子ね…………っ、待ってあなた、これ……!」
【店主】「どうした? ……って、これは……」
―――――そして、気づいたようだ。
無事に、その『メッセージ』は届いたらしい。
ちらと視線が『牡丹』を向き……
【店主】「……うん、大分弱っているみたいだけど、飛べていたようだし、問題ないだろう。さ、外に出してやろう。一瞬だけ店を頼むよ」
……すぐにコップの中に『アゲハチョウ』を入れて、店主が外に出る。
その間の『見張り』は、妻がやってくれるようだ。
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