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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

532『合コンをしよう!』:2017/05/21(日) 20:07:25
>>530-531(ALL)

ケント紙が散っていき、『ハーレム・スキャーレム』の夢現の宴も同様に消え去った。

 シュッ タッ。

アルキス「……どうやら、恙なくスタンドを止める事は出来たようだな」

天羽「常原さん、小石川さん。有難う御座いますっ!」

 一階に通ずる穴から、アルキスも驚異的な跳躍力と共にゴミだらけの
二階の床に着地する。他のメンバーもピンク・クリーム69が押し上げたりなどして
ゾロゾロと現れてくる。異臭の真っただ中で、鼻を摘まみ顔を顰めつつも
本体がどのようになってるかを確認する為に貴方達二人へ近づく。

 多数のメンバーと共に、佐藤 きくが座る仕事場へと入っていく。

 常原が大声で呼びかけ、小石川はスタンドが解除された事により
本体である彼女の蘇生を期待して待つ。

                 『…………』

 だが、それでも彼女は微動だにしない。

ベティ「……手遅れか」

アルキス「数週間はずっと、この部屋で作業をしてたんだろうな。
 故意か、無意識か。スタンドを発動させ、結局自分でも制御出来ず……
今までの行動も、抑圧されていた彼女の望みだったんだろうな」


 死者に鞭打つ所業をするような者は少ない、彼らは被害者なれど
冷たく固まっている彼女に暫し黙祷を捧げる。

 天羽「こんな場所に一人だけで……せめて、一階に運んであげましょう。
此処で一人、搬送するまで置いておくのは余りにも」

 警察官である彼女が、悲哀を滲ませつつ常原と同じように彼女の体に触れ




      「――う    うぅぅ〜〜〜……

        あー 良く寝た……残りのベタを仕上げないと」


 『っ!!!!?!』

 な、なんと!

 屍生人のように! 彼女は首の骨を大きく響かせ鳴らしながら
眼鏡を押し上げ、何事もなかったかのように手元にあるペンを持ちあげ
 手近にあった描きかけのイラストに書き込みを始めたっ。


 佐藤「この部分は9トーンにして、此処は51で……
へ? ……だ、誰あんた達!!?! ぁ、も もしかして編集部の人、で しょうか……?
 す、すみません勝手に断りなく休んでてっ。で、でも もうすぐ
大作が出来る予定なんですっ か、 堪忍してくださ〜い〜……」

 『…………』

 眼鏡をかけた、いかにも30前後の喪女といった彼女。ジョアンヌの姿とは
似てるか真逆な姿の佐藤は、ヘコヘコ貴方達に対し頭を下げて合掌しながら
勝手な言い訳を並べている。 他のメンバーは、その余りにな本体の行動に対し
最初に合コンを宣言された時と同様に、暫し固まるのだった。


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