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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

1名無しは星を見ていたい:2016/01/31(日) 23:55:26
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

513『合コンをしよう!』:2017/05/15(月) 19:58:18
>>511-512(ALL)

常原ヤマト、彼の『ドリーム・ウィーバー』の真髄はスペックではない。
愛らしい見た目には想像及ばぬ、柔らかにさせ鋼すらも卸す能力。

 ビシッ ビシッ ビシッ。

愛らしい、人形めいたスタンドは。つぶらな瞳を鋭くさせ、巧みの技を
連想させる手技で天井に人が二人分入れる円に、『手縫い』を施した。

 セイヴィアー「……大した業(わざ)だ」

  ズ ズ ズ…!

たった一言だが、寡黙な彼なりの、最高の誉め言葉なのだろう。
 剣状の鋼は、僅かな時間と共に一瞬その形を歪めたかと思った瞬間
長方形状の、錐のような細長い形へ変化した。

 セイヴィアー「大した能力など無い……ただ早く、ただ固く
単純な形へと変えるだけ。だが」

 「――それだけで、良い。それが救いに繋ぐのなら」

      ズ   ォオ――――zノッン!!

 細長く変化した、アイアン・セイヴィアーは。ドリーム・ウィーバーの
手縫い化した溝を、一ミリもずれる事なく正確に 一瞬で  分かつ。

 スポンジを、カッターで切り分けたようにズズッと落下する天井……
いや、二階の床部分。それを、セイヴィアーは其の細長い霧状の鋼で
チーズフォンデュを刺すようにして、床にそっと落とした。

 と、同時に。

            ム      ァ゛

 「……ぅ゛」

 「これは……物凄い、悪臭だ。生ごみを数週間置き詰めにしたかのような」

二階から、堰を切るように異臭が下へと這い出てくる。

 誰ともなしに、鼻と口を押さえつつ顔を顰める。

だが、道は出来た……残るは、登るだけだ。

514『合コンをしよう!』:2017/05/15(月) 20:17:39
>>511-512(ALL)

 『ふーっ……よーやく一通り髪の毛もセットし終えたわ。
さーって、仕切り直して王様ゲームよ、王様ゲーム。
 ……?
なーんか、あっちが静かね。主催の私が居ないから?
 …………いや、なーんか嫌な予感するわね。行くわよスキャーレム達』

 『目』と『耳』が彼らの接近を捉える。
切り落とした指は、この一階全体のホールの照明のスイッチに辿り着く。
 だが、あと十秒足らずで彼女達は此処へ来るだろう……!

 と、その時に。小石川と常原に差し出される手があった。




    アルキス「……後は、あんた達に任せる事にしよう」

『アルキス』は、貴方達に『ビスケット』を差し出してきた。
二個……丁度、一人に一個ずつ。カンガルーのような形をしたビスケットだ。

 アルキス「噛むと同時に、二階へ跳べ。全力で、だ
そして、急いで本体を見つけて止めてくれ」

ベティ「本体をぶちのめしたいやりたいのも本音だが。足止めは多いほうが
越した事にない。ルール強制、だっけね?
 相手が襲って来るんなら、正当防衛はルール違反じゃないだろうさ。
こう言う、シンプルなのが一番良いね」

 楽し気に、今までの鬱憤もようやく。この自分達が起こした所業を
鬼気迫って止めようとするだろう能力の核相手に暴れられるだろう事を
楽しんでる様子で、ベティも貴方たち二人に軽く手を振って笑う。

天羽「わ、私も警察官ですっ。護身術は習ってるんですっ
スタンドは非力でも、市民を守る為なら体だって張るんです」

アリゼ「ピンク・クリーム69を奪われたのは、ひとえに私の注意不足だ。
本体もそうだが、あのクソ女を一発で良いから殴り飛ばす……!
 いや、絶対に〇〇〇して〇〇〇してやるっっ!」

小林「私もこちらの迎撃に組む事にします。お二人とも、気を付けて」

 六人のスタンド使い達は、ベティ及び奪われたピンク・クリーム69
そして多数のハーレム・スキャーレムの下僕達の足止めに回る事を宣言する。

目的及び人種や思想に性格も合わさらぬながらも、この奇妙な合コンのメンバーは
この宴を打ち破る為に、一時的ながらも結託するっ!


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