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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

496『合コンをしよう!』:2017/05/10(水) 21:24:27

天羽「わ、私は。そうですね……それじゃあ皆さん『ドッペルゲンガー』ってご存知で?」

おっかなびっくりと言った具合で、彼女は『怖い事 ☆』と言う題の札を出す。

「お、同じ人間。自分と瓜二つの人が別の場所で存在するって言う、アレですね……。
これは、ちょっとだけ聞きかじった事なんですが。
 ある男が森近くにある、ある場所での所用から帰り。
今日のような夕立ちが降り始め。運が悪いと森を走り抜ける中、森林付近で
屈みこんでいる人影を見たようなんです。倒れてるようにもその人には見えたとか。
 キノコ採りか、でも雨を降っても微動だにしないので。病気かも知れないと
念のために声をかけた所。……その振り返った顔を見て、彼は固まりました。
 ……それは彼でしたかって? いえ、違います。
――それは『彼がつい先ほど埋めた人物』だったからなんです。
そうです、彼は人を殺し埋めた帰りでした。彼は犯罪者でした。
 恐怖と混乱の固まる最中、振り返った其の人物は彼から逃げるように森の奥深くに
走り消えたとの事です。そして、その去った場所には夥しい泥があったとか。
 彼は、幽霊にあったのでしょうか? いや、それとも死体が本当に蘇って……?」

ぁ、そ、そう言う話です。お粗末様でしたと天羽は話を終えた。

四人が話し終わる。残りは常原・小石川・小林たち・アイアンセイヴィアーだ。

小林達はともかく、彫刻のように口を噤む彼に話を期待するのは望み薄だろうと
全体が感じ始めてる中。それが意外にも……目を開けると、その鋭い眼光の持ち主は口を開いた。

 「――消さなければいけない者がいる』

 重なるように、出されたものは『目的 ☆☆☆』

「滅ぼさなければいけない存在がいる。刺し違えてでも、そうしなければいけない」

「その為に、この国に訪れた。その為に、この町を訪れた。……それが 俺の目的」

そう告げると、彼は腕を組み。又もとのように無言へと至る。


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