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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

495『合コンをしよう!』:2017/05/10(水) 21:04:22
(描写と、進行に関わる為。このレス返しのみ順序を逆にします)

貴方達に対し、配られたお題。それに対し、他の者は関心なさげに
ある者は札を見て、露骨に顔を顰めるものも居る。

 後者で、特に反応が過敏だったのは。スタンドを奪取された『アリゼ』だ。

バンッ!

 アリゼ「っおい、これ本当に仕込みなりしてないランダムなんだろうなぁ〜?
くそっ、よりにもよって何でこの題なんだよ」

 机を叩き、放り投げるように彼女に出された札が出る『両親の事 ☆☆』だ。

ジョアンヌ「なーに、そんな怒る事?」

スタンドの使えない彼女に対し、淡々と告げる主催者を睨む。
だが今の自分に出来る事がない事も理解してるのだろう。

 アリゼ「怒るかって? 怒ってるように見えるのかよ、おいっ。
堪らないねぇ、あぁっ!
 ……私が、どう言う風にして今に至ったか。それは、全部くそったれな
『両親』の所為さ」

 肩を軽くいからせ、彼女は食い縛るような表情を浮かべる。
ふと、僅かに『常原』を見た。その意図を理解する前に彼女は答えを吐き捨てるように出す。

「『お嬢様』、お嬢様お嬢様お嬢様、やれお嬢様本日はマナーのレッスンです。
お嬢様、本日は政治学についてです。お嬢様。
 ――くそったれが。
あいつらは、私がこう言う風に手掴みで食べるようなチキンとかの方か好物だって事も
あいつらが見下している庶民や冒険家に、自由に生きる憧れに対しても……。
 何一つだってわかりゃしないんだ。おい、糞メイド。理由を知ったからには
次に『お嬢様』呼ばわりしてみろ。その首にフォーク突き刺して赤装束にしてやる」

 そう言い切ると、平常心を整える為に一度強く息を吐いて乱暴に椅子に彼女は座り直した。

ベティ「……あー。折角だし、今の話でも出た『赤』って事について私は話そうか」

アリゼの壮絶な過去話によって生じた空気を、幾らか変えようとベティは話始める。
 放り投げるように真ん中に置かれた一番目の札に、重ねるように置いたのは
『色について ☆』と言う題だ。

ベティ「私は、何て言うかね。『真っ赤なウソ』って言うのが一番許せないのさ
正義感とかじゃないんだよねぇ、これが。まぁ、極度なジンクスって言っても良い。
私は、生まれてから今までの間。何一つ偽りなく生きてきたなんて口が裂けても言えないが
……まぁ、嘘には敏感なんだよ」

 そう、話を収める。それに重ねるようにしてアルキスが口開いた。

アルキス「俺には、この命を捧げても良いぐらいの人がいる」

『出会いについて ☆☆』と言う題が、三枚目として投下された。

アルキス「最初に出会ったのは、俺の力によって惹かれ合った仲間によって誘われてだ」

「それまで、俺は。俺のこの人生は漠然としていて、例えスタンドと言う常人と異なるものが
振るえても、きっと心の中に巣食っている……俺はこのまま何一つ変わらないまま面白味のない一生を
終えるのだろうと言う達観を抱いていた。だが、それが間違いだと悟れた」

「最初こそ、人と異なる存在だと一歩距離を置いての関係だった。
だが、話す度に俺の中で何かが変わっているのを確実に俺は知っていた。
 ――この人の為に生きたい。
……そう、思えるようになっていた。冷え切っていた石のような胸の中に灯りがついた。
それが、俺の話だ」

 
ジョアンヌ「うーんっ! 中々良い感じの話ね、追及したい気もするし
けど気になるまま終わるのも想像の余地があるって感じね。それじゃあ
続きを『ちょっといいかよ?』 は? なに、能力なし目くそ鼻くそ」

ヤジ「もはや人の呼称ですら無くなってるじゃねえか。
……俺と、ジョーは二人で一つだ。つか、札を俺は貰ってない。
だから、ジョーの出された題は、俺にも話す権利をくれよ」

ジョアンヌ「え、なに? あんたら出来てるの?」

ヤジ「目ぇ光らせんな気味悪い! で、良いのか悪いのか!?」

そんな、やりとりが生まれ。ジョアンヌは数秒悩んだあと
ちゃんと面白い話しなさいよーっと付け加える。

 そして、次に『天羽』に白羽の矢が立った。


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