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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

1名無しは星を見ていたい:2016/01/31(日) 23:55:26
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

420常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2017/04/05(水) 21:17:33
>>418
 「俺は 俗に言う…俗に言うのか?……『スタンド能力者』、です!」
 「奥様もそうなのですね」

奇なる縁に少々驚く。
先日の邂逅といい、このご夫人とは何やら深い付き合いになりそうな予感がした。

>>417
 「『犬』?ワンちゃんは俺大好きです!!!!」
 「『猫』!ネコちゃんも俺大好きです!!!!!!!」
 
大声で喧嘩にガヤを入れておこう。
自分が道化になることで、喧嘩を白けさせる高等メイドテクニックだ!
あ、アリゼに突っ込みを貰ったけれど声量は下げない。
既に玄関前で多人数がひしめき合っているという状況。
俺の声量がなかろうと、静かに侵入など無理だろう。

「『粘液を自在な形状に操る能力』!それで『鍵』を作ったのですか!
 『不法侵入』し放題じゃあないですか羨ましいッ!!」


 > 「……で? 誰が先に行く?」

   ドタ ド ドタ
   
「お邪魔します! お邪魔いたします!!!!」
 
   「どなたかいらっしゃいませんか!!!」
   「『営業』しておられますか――ッ!!!!」


      ドタ シュッ ドタ  
                    ドタ 

   まっすぐ侵入。人を探す。

421小石川文子『スーサイド・ライフ』:2017/04/05(水) 22:34:51
>>419-420

  ――スタンドを発現させる道具……。

アリゼの言葉を聞き、静かに目を細めて物思いに耽る。
彼女の目的は自分にとっては意外なものだった。
てっきり、彼女も何処かから調査のために来ているものだと思っていた。

スタンドに関わる物品の入手。
それは要するに泥棒ということになる。
もちろん許されないことだ。

けれど、自分はアリゼのことを何も知らない。
もしかすると、彼女にも彼女なりの理由があるのかもしれない。
そうだとするなら、何も知らない自分が安易に口出しをすることは躊躇われる。

だからこそ、もう少し事情を把握した上で、自分なりの判断を下したい。
そのためには、『八百十一屋』に入ろうとする彼女達に同行する必要がある。
きっかけは偶然ではあるが、また非日常の世界に飛び込むことになりそうだった。

それに、詳しい素性が分からないのはアリゼだけではない。
他の面々――特に、先程のアルキスの反応が気にかかる。
個人的なことだが、これも確かめておきたかった。

  「常原さん――」

常原に声を掛けようとしたが、その前に彼は行ってしまった。
すぐ後を追いかけようとも思ったが、まだ名乗っていない相手がいることに気付いた。
まず、銀髪の女性に歩み寄り、軽く会釈する。

  「はじめまして。私は小石川文子という者です。
   よろしければ、お名前を教えていただけますか?」

彼女の返答を聞いたら、今度は二人の学生に近付いていく。
今までの様子から見ると、彼らは自分達と同じような境遇らしい。
それを考えると、なんとなく親近感のようなものを感じられた。

  「――こんにちは。私は小石川文子です。あなた達のお名前は?」

同じように頭を下げて挨拶し、名前を聞く。
その服装から、彼らが清月学園の学生であることは分かっている。
この二人もスタンド使いなのだろうか――?


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