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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

413『〇〇〇をしよう!』:2017/04/03(月) 20:56:09
>>411(常原)
   
   「――よし、いいか? この脳みそパープリン野郎」

 ビュゥッ     キリキリキリ……ッ

『アリゼ』は、扇情的なレオタードのようなものに適当な明色の上着と
短パンを羽織る金髪で青目の女性だ。笑えば快活そうな二十代か
十代後半に見える美人だが。いま、その美しさは怒りによって雲散霧消している。

 貴方(常原)へと、向かい合って威嚇していた男に向けて傘のように広げていた
ピンク色のスライムは高速(スB)で貴方の首に絡みついてきた。窒息はしないが
アリゼの威圧も相まって、貴方が余程能天気でない限り重圧と息が詰まるのを感じるだろう。

 「てめぇが何処の脳みそ腐った変態のオタク野郎だろうとクソハウスキーパだろうと、どうでも良い。
私の事をお嬢様呼ばわりするな゛♯ いいか? 二度と、だ。
 それと、何で初対面の変態クソオタク野郎に、今日の私の献立を決めて貰わなくちゃいけねぇんだよ゛」

 鋭利な生き生きとした青い瞳は、貴方を睨み据えながら怒りの火を揺らしている。
どうやら、貴方のメイドとしての振る舞い(奇行)はお気に召さなかったようだ。

 ――チャキッ……

 「…………」

 そして、背後ではアリゼと向かい合っていた男が剣状の鋼を動かした音が貴方に聞こえた。
殺気の類は感じられない。だが、何を考えているか伺い知れない。


>>412(小石川)

 ?「あー、偶然立ち寄っただけかい……」
?「やはり、引力なんだろうさ。『ベディ』」
ベディ「ベディって気安く言わないで欲しいね『アルキス』
 ……んー、まぁ言っても構わないか。これ位は」

 そう、ベディと隣の男性から呼ばれた。貴方と同い年ぐらいの
朱色のタックカラーコートに身を包んだ褐色の女性は説明し始めた。

 ――数日程前から、この界隈で『人型実体化スタンド』がうろついている事。
かなり精度は高く、一般人では見分けがつかないのを他スタンド使いのメンバーが察知して
その複数の人型スタンドの動きを計算した結果……。

 「この家が、その複数の実体化したスタンドの拠点って事なのさ。
上からの命令で、どう言う奴がどんな意図で動いてるのか調査しろと言われてね。
 ……で、アルキス。あんたとは一応知り合いだけど。同じ理由かい?」

アルキス「……黙秘を貫かせて貰う」

 黒髪で日本人的な顔ながら彫りが深い顔立ちでギリシャ系の男性は肩を竦め告げた。
今のところ解る情報では、彼ら全員この家屋に調査及び何らかの指示や目的を受けて
行動している。そして、一部を除いて仲は全員そこまで良くないようだ……。
 
 「あの、アリゼって奴の能力はね。錠のある扉を開けるのに有効だって私は知ってるんだ。
……あの様子だと、素直に開けるかは知らないけどね。
 無理に扉をこじ開けてもいいけど……能力が不明だと、どう言う事が起きるのか不安だから
なるべく破損しないように開けたいんだが」

女性は、期待をもたない顔つきで明後日の方向を向く、常原達のほうへ。
 ピンク色のスライムらしきものは紐状になり常原の首に一部は巻きついていた。
口汚く、女性は彼に罵りをあげている。
 誇り高きメイドの仲裁は、剣呑な空気へ火に油を注いだようだ。

学生二人は、自分達の意見を言い合いつつ全員の動向を見守っている。


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