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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

354『そらの異邦』:2016/11/08(火) 16:41:55
>>353

 ビュゥ――!

風を切る音が貴方の耳に入り込み、視界に一筋の銀色が頭上から迫って来るのを直視する。

貴方は半径3m程度に『竜鱗』を産み出し、ドラゴノートを振る。
 そして、鎖はドラゴノートに接触して弾かれ……


 「――ザ・ショック・オブ・ザ・ライトニングッッ!!」

   パ   ァ     ――ンッ!!

 (――勝ったっ)



刀乞は、確信していた。
 『竜鱗』 その名称こそ不明なものの新緑色の、あの床やら柱を
蛇喰の周囲に自然と産み出される、絶縁の自然の盾
 だからこそ、刀乞は狙っていた。蛇喰の武器(力) 『ドラゴノート』自体をだ。

(奴の武器そのものに絶縁の力がある可能性は 低い。
俺のザ・ショック・オブ・ザ・ライトニングは、完全に充電されたならば
くどいと思うかも知れんが、直撃でも間接的でも、一瞬昇天するレベルの威力だ。
 だからこそ……    ――だからこそっ)


 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

 「可笑しいだろうがよ」


     「てめぇの、その『槍』 一体どう言う代物だよ……ッ」

 貴方は 自分の目を一瞬疑うかも知れない。


……『電流』が 『纏わりついている』
 『ドラゴノート』
太刀打ちは柄の穂先側『30cm』程。その部分にある『赤い鱗』
 それに紫電が、まるで吸着するようにドラゴノートの先を覆っていた。
当然、貴方の知識には……このような秘めたる能力がある事を知らない。

 「周囲に生まれる『鱗』以外で……槍そのものに、俺の
ザ・ショック・オブ・ザ・ライトニングを完封する力 だと」

「いや……そんなん『出来過ぎてやがる』 『都合が良過ぎる』
 お前っ   もしや  ―――ッ!!?」

 刀乞は、何かを悟ったかのように目を限界まで開ききった。
それと、共に。
 「オ   ――オオオオオオオォォッッ!!!」

ギャンギャンギャンギャンッッ!!!   ビりッ  ビり……!

 鎖を……『振り乱す』。不規則な感じで刀乞は周囲の床を抉りながら
鎖を高速(スB)で踊らせる。それと、共にまた電流が高まる音を
 血を吐くような刀乞の咆哮を、貴方は聞いた。

 「――ざけんなっ  ふざけるな。全て 全て手の平だって言うのか!?
俺が、貴様に敗北する事を  『運命』に記してるつもりかっ!!
 不山戯るなっ!! 俺を 否っ、俺達をっ!! 光を消してても黒として
輝こうとする対の意思をっ!! 全部、全部否定されて堪るかってんだっっ!!
 俺の……
俺の信念(ザ・ショック・オブ・ザ・ライトニング)は 俺だけの物だ!
 この怒り(雷)の坩堝へと   消え失せろっ 光『正義』――!!!」

 エイリアンが警告を発するまでもなかった。
全身全霊の一撃 何かの『逆鱗』に触れた敵(刀乞)は貴方に
その雷を次で与えようとするだろう……


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