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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2
320
:
『そらの異邦』
:2016/10/18(火) 22:34:03
>>319
危機が去った事を、虚像から、周囲の気配から理解して貴方は
遅れて疲れが体に圧し掛かるのを感じた。意識は霊薬の効能でしっかり
しているが、肉体の疲れを完全に消す事は薬では無理なようだ…。
蛇喰は、穴を開けた踊り場を抜けて三階へ行きつく。
非常階段口部分らは、壁が幾分焦げたものの崩落する危険は
外観からは懸念しなくて問題ない。先ほどの小さな炎上は、不幸の中で
幾つか幸運を生じさせたと言えば。壁にある窓が破壊されて、スマホで
照らさなくても多少はマシになったと言える事だろうか?
貴方は廊下を歩き、部屋のある扉のある通路を少し横切り
トイレのある部屋近くにある給湯室。其処へ辿り着く。
『随分と朽ち果てているな。人類の作る建造物って言うのは、何十年も
手入れしないと、直ぐこんな風になっちまうんだな』
エイリアンは呟く。その言葉通り給湯室も随分と荒れ果てている。
電話での説明を受けたのを思い返す。棚の中にあると説明を受けた
薄汚れたシンク、上に備品を入れる棚があるが。それは既に年月により
全て朽ちて開放されており中に何もないのが見て取れる。
その給湯室で、一つだけ開放されてないと言えば。シンクの下にある
棚だけであった。貴方は、その扉を開ける事にする……。
パカッ……。
『 この扉を開ける者。 輝きを既に手にある者へ
お前の求める物は、俺が手にした。三階広間、其処で待つ。
その意思あるのならば、奪ってみろ。生を賭ける勇気あるならな
俺は貴様を倒し 其処から俺自身の物語を開幕させる』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
給湯室の棚の中には、フィルムは無く。代わりに張り紙がされていた……。
紙は未だ真新しいものだ。恐らく、昨日または今日にでも張った感じだ。
エイリアンの声が貴方の耳に こだまする。
『!? こいつは、一体……相棒、どうやら俺達は随分と妙な
何かの陰謀の歯車に、気づけば既に回されてるようだぜ。
感じるんだ、相棒っ
恐らく、この張り紙をした奴は、相当【やばい】 この張り紙に書いてあるように
文字通り、完全に相棒の命を獲る覚悟で挑んでくる。そう言う感覚が俺を包むんだ……』
エイリアンの、真剣な感じのアドバイスが貴方の耳に流れる。
〜〜♪
……スマホから、着信が来た。 ――依頼人だ
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