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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

213『忍んだケーキ』:2016/08/21(日) 22:36:35
>>212

 烏丸は、忍者の手裏剣を叩き落すでもなく、奇妙ながらも
この調理実習室で出来た縁のある四人の行おうとする作戦を信じ
追いかけてくる手裏剣を避け続ける。

 予想した通り、忍術、と言うぐらいであり。その能力の応用の幅は
広い故に、完全に自動操縦は難しいのか好学忍者は貴方の姿を目で追う。

 好学「ニーン忍ニンニンッ! 逃げるばかりじゃ、その手裏剣は
追い続けるばかりよ! どれ、駄目押しに更なる役を」

 エッ子「それまでだー!」

 好学「ぬぅっ!?」

それは、奇襲であった。スタンド使いがこの場では烏丸しかいないと
慢心しきっていた忍び失格の油断。それが、好学の運命を分ける。

 エッ子「えぇいっ!」

 パシャッ!!

好学「ぬんっ!!? この液体は……毒? いや…メープルシロップ!?」

 そう、それはお菓子作りで使うメープルシロップであった! 
『手を濡らし』体にも幾分かかったシロップを怪訝そうに見る好学。それに更に!

 ムーさん「余所見とは良い度胸だ…」
 城生「まだ私達がいるっ!」

 そう左右から攻め込むようにして、二人が思いっきりシロップの入った
カップを投げる。だが、流石に忍者をやってるだけあるのか、そこは
余裕で上体を軽く反らしシロップは交差して投げた両者の近くの調理台に転がった。

 好学「忍ニーン忍ニンッ! 何を企んでるか知らぬが
これしきの攻撃で我が屈すると…」
 
 朝山「最後に私っスゥー!」

 そう言って、石鹸の匂いがするバケツをパワフルに持って一直線に
好学先生忍者目がけ朝山が走っていく。

 好学「やれやれ…その程度、我が忍術で瞬時に回避でき……っ!?」

 ――パシャンっ

 好学「……っ…!?」

 ……結果として、好学は能力を『発動出来なかった』
何とか持ち前の身体能力の高さで、間一髪で石鹸水らしきものが入った
バケツの水を頭から被るのは防いだものの、何やら狼狽した感じで震えてる。

 ……ポトポト。

 その手から、シロップの滴が地面に落ちていく…。


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