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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

203『忍んだケーキ』:2016/08/21(日) 19:56:43
>>202

ムーさん「先生…何故なんですかっ
 ――何でケーキを食べたんですか…先生ぃ゛!」

エッ子「そうですっ…先生は…先生はっ! 私達と一緒に調理実習室で
火の危険とかないように、暖かく見守ってたじゃないですかぁ! 
あの…あの楽しかったケーキの調理の時の先生の様子は…全部偽物だったんですかぁ!」

 城生「えっと…御免、ちょっとそのノリにはついていけない」

 ギャグにしっかりと染まったエッ子とムーさんは、涙を目に浮かべ
迫真の怒りと悲しみを交えた劇画口調で事情を聞きだす。
 のりさんは、この展開に追いつけなくなっていた。どうやらギャグ耐性が低いらしい

 >くのいち先生?

好学「くのいち先生じゃない! のいち先生だ!!」
物凄い憤怒の顔つきで烏丸にビシッと訂正する。そこまで怒る理由は不明だ。

好学「……楽しかった。


 ――楽しかったさ…日々、仲間と共に謳歌し切磋琢磨をする。そして悲しみの坩堝に浸る
友を支えるべく、同じ草が支え合う。昔の、私が里で過ごしてた頃を
調理実習をしてる度に、数日前もお前達を見守りながら懐かしんで
…楽しんでいたさ。本当に、楽しいケーキ作りだったんだ」

 朝山「お…おぅ」

行き成り、良い話になりそうな空気が出てきた事に。悪の首領も
曖昧に相槌をうつしかない。忍者の凄さの一つである。

好学「だが、私は……許せなかったのだ。
友の心を汲むべく甘露を作るに勤しむ。有無、素晴らしき哉と
教職員であるならば、そう取るだろう。
 だが、この数か月の。この私を、この流派不明の伝説なる忍びが背負う
業を知らずに、お前達のする所業…それ故に私は…私は裁いたのだっ!!」

城生「え…えっと、何が、どう言う業が…」

 


  好学「        ――私はダイエット中だったんだ!
                 それなのに、あんな美味しそうなもの我慢出来る筈なかろう!!」


                 バンッッ!!

『最低だ! この先生!!?』

 恥も外聞も、この忍者にはないらしい。素直な感想を異口同音に叫ぶ
生徒へと、チャキンッ! と、細長い定規を懐から抜きつつ忍者は告げる!

好学「えぇい、喧しい!! ケーキを食べた事…このまま黙るならば…この刃を収めよう
もしも…教頭にばらすと言うのならば……っ」

 『言うのならば…?(ごくっ)』

好学「次の家庭科の内申点を、1にする」

『最悪だ!! この人(っス)!!』

 追記、忍者はおろか人間としても駄目である。この教師

好学「えぇい! うるさいうるさーい!! かくなる上は、物理的手段!!
忍びの里で培った、記憶すら短期的に忘れさせる、我が忍びの手刀で!
 お前達全員、十数分前の記憶全部忘れさせるで御座る! 忍にんっ!」

 
 忍者! 好学がケーキの真犯人として躍り出てきた!
さぁ、ヒーローとして戦うべき時が烏丸にやってきた!!


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