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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2

185『忍んだケーキ』:2016/08/20(土) 21:30:36
>>184

エッ子「YES! I AM!」 チッチッチッ!

ドヤ顔の黄色い女子生徒と対称に、やる気ない表情でもう一人の
茶髪の大人っぽい女子生徒は口開く。

 「あれは…事の始まりは5秒21…そしてこうなったのは数日前の…出来事」

 ―――――――――――――――――――――――――

「はぁ…」

 休み時間の教室。
和気藹々の生徒の中で、一人だけ少し憂いた顔で外を見る女子生徒がいる。

エッ子「のり…最近元気がないねぇ」

ムーさん「うーむ…良くないな」

エッ子「うん… ! よし、こう言う時は…アレだよっムーさんっ」

ムーさん「うん?」

―――――――――――――――――――――――――

エッ子「…と、言うわけで。サプライズ! のりーを甘いもので
元気付けようパーティーを開催しようとしたら。メインの
ケーキが、ちょっとだけ残して全部食べられてたんだよ!
楽しみにしてたのにっ、誰が食べたんだ〜!  ヽ(#`Д´)ノ」

ムーさん「しかも…あれは料理同好会…家庭科部、美術部、茶道部
野球部、匂いフェチ部合作の『スターケーキ』…ほっぺたが落ちる事請け合い
…二日前から甘いもの断食してたのに…超がっくし…っ
ガリガリポリポリポリ…」

 エッ子は、両手を振り上げて怒りのポーズを決めて、ムーさんは
言い切ると共に、激辛地獄の惑星、と銘柄の星の味金平糖を取り出し
無表情で食べ始めた。二人とも、主賓である背景で某新作怪獣の如く
怒りの咆哮を上げる生徒をBGМに、思い思いに怒りを顕わにしてる。

このまま、事情だけ聞いて帰っても別に問題なさそうだが。
事件を颯爽と解決したら、貴方のヒーロー度も上がりそうだ!


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