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【ミ】『撃的』
590
:
『その拳はデルタを描く』
:2021/05/28(金) 23:41:16
>>589
(東雲)
『東雲』は控室のソファに腰掛け、『黒服』に呼ばれるのを待つ。
十分、二十分が経過しただろうか。
ギャギャギャギャギャァァァァァ――――ッッ!!
強烈な『ブレーキ音』が天井を抜けて響き渡った。
ドタドタと階段を降りる音が聞こえ、
「新幹線が止まってもーてな、
走っても走っても進まへんのや!」
「そりゃー、そーやろ! ってそこボケな!
『黒服』はん、それじゃあワイが滑ったみたいやないか!」
「――――ああー、こっちやないの?
ああ、こっちは『東雲』はんの入口かぁ!」
「まいったまいった、前のクセ抜けてへんわぁ。
ほな、回れ右しまひょ。楽屋が被ったらアカンわなぁ」
けたたましい『関西弁』が聞こえている。『マサ』は到着したようだ。
一人で喋ってるようにも聞こえるが、『黒服』の声量に対し、
『マサ』の声がドデカいが故の結果に他ならない。
コンコン
――――ガチャ
「『東雲』選手。たった今、『川島』選手が到着した。
お待たせして申し訳ないが、……これより『試合』を開催する」
「どうぞ、こちらへ――――」
『黒服』は『控室』の扉を開け、『東雲』を案内する。
『試合会場』に続く廊下。そこには『大扉』が閉ざされている。
前回はこうした『扉』はなかったはずだが……。
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