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【ミ】『撃的』

1『運営者』:2016/01/25(月) 22:45:32


        血 脈 の 物 語
この物語は『BLOOD's HISTORY』ではなく、

         血 気 盛 ん
       『BLOOD THIRSTY』なのである。

【過】『武闘列伝』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453728318/

529氷山『エド・サンズ』:2021/05/11(火) 22:16:29
>>525-526

>     「これが、――――俺の『最期』だ。
>        『氷山あきは』、『エド・サンズ』……」

>     「『アダージョ』を倒したテメェらに勝って、
>      俺は、俺のまま死んでやる!」

「・・・・・・・・ッ!」

        ギリィィィ!

考えてみれば、この『復活劇』が明智に対して何の代償もないのであれば、
彼はこの一手をもっと早い段階で使っていたはず・・・・
つまり・・・・『遅すぎた』という事だ・・・・彼がこんな事をする前に止める必要があった、という事だ・・・・!
その事に気づき、後悔の念から歯を強く食いしばる

もう・・・・いっその事大人しく負けてしまおうか・・・・
『死』が確実となった彼に対して出来る事なんてそれくらいしかないのではないか・・・・
諦めに似た、そんな考えが心に芽生え・・・・・・そして・・・・・・

   『呆ケテルンジャネエゾ、あきはァ!』
          ・       ・・・
        『「俺」ヲ見ロ! 「俺の顔」ヲ見ヤガレ!』

「『さんず・・・・さん』・・・・     あっ!」

自らのスタンド、『エド・サンズ』の言葉に釣られるように
彼の顔を見て、はっとした

       ・・・・・・・
彼の『頭』に『銀貨による損傷』がないのだ!
確かに彼は『銀貨』によって貫かれた・・・・その傷が存在しない!

  『ツマリヨォォォ! マダ、「明智」ヲ助ケル「チャンス」ハアルッテ事ヨォォォ!』

        『ナアッ!?』

右手に握っていた『投卵子』は明智の蹴りによって破壊された
だが、『投卵子』を直接蹴られたわけではないため、
掌中には『投卵子』の中身である鉄粉や石灰がまだ残っているはずだ!
それを明智に向けて勢いよく手を振り、明智と氷山の間の空間に『散布』する

明智は『復活』による身体能力の強化から、感覚器官も強化されている可能性が高い
つまり・・・・微細な刺激物でも目に入れば危険である可能性が高い!

この行動の目的は明智が次に攻撃してくる方向を絞る事だ
真正面から一直線にかかってくる可能性を減らし、左右からの攻撃を誘導する事を狙う

「明智さん・・・・ 『ギブアップ』してください!
 まだ間に合うはずです・・・・まだ・・・・生きられるはずなんですよ!」

530『最悪の相性』:2021/05/12(水) 00:18:07
>>529(氷山)
自害によって『超越』した力を宿した『明智』。
それが蝋燭が消える前の激しい炎と解った『氷山』は、
何もかもを投げ出して、『敗北』に身を任せようと――――

>   『呆ケテルンジャネエゾ、あきはァ!』

>          ・       ・・・
>        『「俺」ヲ見ロ! 「俺の顔」ヲ見ヤガレ!』

『エド・サンズ』は、――――『氷山』の『心』は負けていない。
『頭部』を貫いた『傷』は消えている。『希望』は残っている。

      シバァッ!!

『エド・サンズ』は手中に残った粉塵を『明智』目掛けて振り放った。
だが、『明智』は滞留する粉塵を睨み、

        ブフォッ!!

呼気を吐き飛ばし、周囲へと霧散させた。
持続時間の切れた『粉塵』は解除されるも、
その真っ只中に突っ込む『明智』ではない。

          ダッ!!

>「明智さん・・・・ 『ギブアップ』してください!
> まだ間に合うはずです・・・・まだ・・・・生きられるはずなんですよ!」

      「ふざ、けるなよ!」

      「『氷山』、スタンドがバレた以上、
       俺はもう、アリーナじゃあ勝てないんだよ!」

      「『タダヒト』にも、二度と届かねェ!
       ――――負けて、ヘラヘラと笑って、
       このキズと一緒に生きるなんて……」

『明智』は一足飛びで『エド・サンズ』の真横へ位置取り、
その『脚力』を活かして一気に『エド・サンズ』へ突っ込む。

       「俺の心が、許すはずもねェんだよ!」

   シカァァ!!

『明智』の蘇りから『10秒』が経過した時、
地面に落ちた『銀貨』の一枚が輝きと共に霧散し、
消えかけていた『明智』のオーラを再び発奮させる。

       ≪あ、あれは……。『銀貨』が、消えました……≫

       ≪う、う……。床に残った『銀貨』は、『13枚』……≫

       ≪あれが全部消えたら、『明智』ちゃんは――――≫

想定外の事態に気力を削られながら、『セカイ』は実況を続ける。
……最早、『実況』とも呼べない。純粋な『情報提供』だ。
彼女もまた、『氷山』の勝利を願っている。

    「氷山ァッッ!!!」

    「やれんのか!!!!!!!」

『観覧席』から放たれた轟声が、『氷山』の闘志を問い掛けた。
『観覧席』の様子は見えないが、大変な事態になってるのは察せられる。
『タダヒト』が警告を発している。――――あの場は既に『掌握』されつつある。

【アリーナ俯瞰図】         北
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∴■□ |□明□工□□□| □■∴
∴■□ |□□□□氷□□  □■∴
∴■□ |□□□□□網網| □■∴
∴■□ |□□□□□網網| □■∴
∴∴■□\□□□□網/□■∴∴
∴∴∴■□ ̄ ̄扉 ̄ ̄□■∴∴∴
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