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【ミ】『撃的』
1
:
『運営者』
:2016/01/25(月) 22:45:32
血 脈 の 物 語
この物語は『BLOOD's HISTORY』ではなく、
血 気 盛 ん
『BLOOD THIRSTY』なのである。
【過】『武闘列伝』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453728318/
525
:
『最悪の相性』
:2021/05/11(火) 00:51:07
>>524
(氷山)
>「私以外に『捕具』を使うスタンド使いが・・・・・え?」
疑念を浮かべた『氷山』であったが、
『明智』に刻まれた『拘束痕』を目撃したことにより、
その正体がハッキリと想起された。
>『オイ! 待テ、ヤメロ!』 「明智さん―――――――ッ!」
ド パ ァ ンッ
―――――シルルルルルル...
『銀貨』による自射が『致命傷』なのは明らかだった。
『茨』となって紐解かれていく『明智』を見下ろしながら、
頭蓋を砕く怪音が『第二ラウンド』のゴングであると自覚する。
≪あ、『明智』ちゃん!!
なんで、え、 ――――ウソ、あれじゃあ……≫
「な、あれじゃあ『自害』だろ!」
「おい、バカ何やってるんだ! 黒服、早くしろ!」
「わ、わいが……わいが、負けを認めろ、って言うたから……」
『観覧席』もざわめきを抑え切れず、周囲の動揺が『氷山』にも伝わって来る。
この事態に対し、『黒服』達も慌てて入場口から飛び出し、『網籠』の格子扉を掴む。
「『解説』をする。
まずは『黒服』達、――――『動くな』」
『タダヒト』がマイクのスイッチを入れ、その一言によって『黒服』の動きを止めた。
駆け付けた五人の『黒服』はその場に留まる。まるで『拘束』されたかのように。
ズギャッ
『エド・サンズ』は右手に『投卵子』を発現した。
既に『鉤縄』は束ねられ、『エド・サンズ』の左手に巻き持たれている。
シュカァァァァァ――――
離れた位置に散らばった『銀貨』が光り輝き、『明智』が姿を現した。
『銀色』のオーラを纏った立ち姿は、痛々しい『打撲痕』が表れている。
肋骨の解放骨折も、捻じ曲がった左腕も、腫れたコブも残っている。
そして、その『命』を絶った『額』の傷だけが存在しない。
――――だが、その目には依然として、『闘志』が宿っている。
>『あきはァッ! ワカッテルト思ウガ「10秒」ダ!』
>「ええ・・・・『10秒間』、この凄まじい力に耐えろって事でしょう?
> 人間の身体がここまで破壊される程の力に・・・・・・ ああもう!やってやりますよ!」
『明智』の下へ『エド・サンズ』を放ち、『投卵子』を握った右拳を唸らせる。
それを認めた『明智』は思いっきり身体を仰け反らせ、
ガシィッ!!
突き出された『右拳』に合わせるように『バク宙』を披露し、右拳を蹴って背後へと跳んだ。
蹴りを受け止めた衝撃によって『投卵子』は割れるも、すぐに『解除』をすれば被害はないだろう。
ボロボロの肉体を駆使する『体幹能力』。『一流』ともいえる動体視力。
ダラリと垂れ下がった『左腕』を揺らしながら、『明智』は『氷山』に視線を向ける。
「これが、――――俺の『最期』だ。
『氷山あきは』、『エド・サンズ』……」
「『アダージョ』を倒したテメェらに勝って、
俺は、俺のまま死んでやる!」
見栄を切るような台詞に沸く『観客』は誰一人としていない。
拘束された『黒服』の一人、『氷山』を案内した『後藤』は悲痛な叫びを上げた。
526
:
『最悪の相性』
:2021/05/11(火) 00:54:57
>>524-525
(氷山)
「や、やめ、『タダヒト』さん! やめて下さい!
『殺人』は何であろうと、『ルール違反』のはずです!」
「『アンチクライスト・スーパースター』は、『銀貨』で破壊した物体を『蘇らせる』。
その能力によって『明智』は超常の力と共に蘇る。……それだけの話だ」
「この世には『死』によって発動するスタンドが存在する。
かの『スカイモール』の闘いも、そうしたスタンド使いが相手だった」
「アンタの蘊蓄を聞きたいわけやないで!
死んだ『明智』が、ちゃんと生き返るかを知りたいんや!」
観覧席にいる『関西弁』の男が立ち上がり、『タダヒト』に喰って掛かる勢いで叫んだ。
それを一瞥した『タダヒト』は、落ち着いた声調のまま『解説』を続ける。
「――――さあ、私には解らないな。
一つ言えるのは、そんな『便利』な応用が利くのであれば、
彼はあそこまで必死になって、『弱点』を隠す必要はなかっただろう」
「何を無責任な……! 『明智』が死んだら、どう責任を取るつもりや!」
「『試合』を止めろよ! 今ならまだ『治せる』んじゃあねぇーのか!?」
「『吉田』さんの『カナディアン・スウィートハーツ』の『生分解プラスチック』で、
『脳』の血管を、――――ああ、なんでもいいからさっさと『治療』しろよ!」
観覧席から一人、また一人と席を立ち、『タダヒト』へと非難の声を浴びせる。
『黒服』達は格子扉に手を掛けたまま、必死の形相のまま立ち尽くしている。
「まず一つ、私は『ギブアップ』を認めたことはない。
そして、『明智』選手の戦意は十分であると判断した」
「よって、この試合を『続行』する」
『タダヒト』の宣言は『セカイ』の電子ボイスよりも、遥かに冷たく響き渡った。
呆然とする観客達。――――『明智』の復活から、『5秒』が経過。
【アリーナ俯瞰図】 北
∴∴∴∴■■ ■■∴∴∴4
∴∴∴■□__扉__□■∴∴∴
∴∴■□/□□□□□\□■∴∴
∴■□ |□明□□□□□| □■∴
∴■□ |□□□□□□□| □■∴
∴■□ |□□□工□□□| □■∴
∴■□ |□□□□氷□□ □■∴
∴■□ |□□□□□網網| □■∴
∴■□ |□□□□□網網| □■∴
∴∴■□\□□□□網/□■∴∴
∴∴∴■□ ̄ ̄扉 ̄ ̄□■∴∴∴
∴∴∴∴■■ ■■∴∴∴∴
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