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【ミ】『撃的』
517
:
『最悪の相性』
:2021/05/09(日) 00:13:56
>>516
(氷山)
グアアァァァ――――
倒れ込む『金網』。右足首の負傷を考慮しても、防御は可能だろう。
問題は『銀貨』。既に『明智』の親指は深く喰い込み、『指弾』の構えに入った。
>「しまっ・・・・!」
> 『あきはッ―――――!』
『金網』越しの『明智』の目は勝気な輝きを取り戻している。
既に『勝敗』は決した。そう言わんばかりの、獲物を仕留める猛禽の瞳。
≪『あきは』ちゃん、絶体絶命ッ!
もう受け止められないィィ―――――!!≫
「アイツ、『金網』に『スモークマシーン』、ここまで使いこなすとは」
「口だけじゃあねェ! ムカつくが、『実力』は本物だァ!」
「チッ、認めざるを得ないっつうの!」
『観客』達の祈りの声は聞こえない。まるで『決着』が付いたとばかりに。
追い詰められた『玉』に『成銀』を指されたと、誰もが気付いてしまった。
「これで俺は、『B級』でアガるッ!
俺の『復讐』が、やっと始まるんだよ!」
>(そういえば――――)
『氷山』は背後へ下がろうとするが、『足首』の痛み。
急には下がれない。――――『エド・サンズ』も。
必死で呼び戻すが、ヴィジョンの『機動力』は既に削がれている。
>『銀貨』による直接攻撃は初手以外、全て『氷山』に向けて行われた・・・・
>攻撃の際に『エド・サンズ』を相手に向けた時には攻撃を中止した・・・・
ギィンッ!!
『照明』の光を受けた『銀貨』が煌めいた。
その一撃は『金網』の網目を抜けて――――
バュンッ!
≪あ、あれは――――≫
「利用したな。――――『金網』の弾性を!」
『セカイ』は叫び、『タダヒト』は察した。
『エド・サンズ』のタックルによって圧された『金網』が跳ね返る。
その勢いのまま『エド・サンズ』が背後へ飛び、『氷山』の下へと戻る。
ガシィ!!
「こ、コイツ……」
「戻って来れたのか、『エド・サンズ』ゥゥ!!!!」
『明智』の顔が蒼褪める。絶叫の声は『悲鳴』にも似ていた。
『エド・サンズ』は両の手で『金網』を受け止め、『明智』と視線が交差する。
そして、放たれた『銀貨』は――――
バスゥ!!
――――ガシャァンッ!!
『エド・サンズ』の頭部を貫いた。
たちまち、『エド・サンズ』の全身が『茨』として紐解かれ、
その間に『氷山』は身を引き、倒れ込む『金網』を回避する。
『金網』は背後の金網にぶつかり、斜めに立て掛けるように停止した。
――――頭部への『激痛』は現れない。流れる血は『陣傘』の一撃のものだ。
ド ≪『エド・サンズ』、消失ゥゥゥ――――≫
ド
「ヤベェぞ、喰らっちまったッ!」
ド
ド 「ち、違ェ! 『氷山』の頭に『ダメージ』がねェ!」
ド .「血が出て、ありゃあさっきの『陣傘』か!?」
『明智』は息を荒げながら、次弾のはずの『銀貨』を擦っている。
先程までの『自信』の色は消え去り、必死の形相となっている。
「クソッ、解除、解除、解除、解除されろォォォ――――!!」
ズアアァァァァ!!
『エド・サンズ』が再び発現される。
――――その身を『銀色』に変え、迸る『オーラ』を纏いながら。
全くの『無傷』。先程までのダメージ以外、何も傷を負っていない。
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