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【ミ】『撃的』
466
:
『最悪の相性』
:2021/04/28(水) 23:47:57
>>465
(氷山)
『氷山』は立ち上がり、『エド・サンズ』と共に『上映室』を離れる。
伝えるべきことは伝えた。後は『タダヒト』からの連絡を待つだけだ。
・
・
・
「『吉田』のオッサンは店番か?
アンタ自ら出て来るなんて、意外とヒマしてるんだな」
『本屋』で雑誌を立ち読みしていた『明智』は、
背後から近付いて来た『タダヒト』に気付き、振り向いた。
『タダヒト』は軽口も意に介さず、『明智』の耳元に囁く。
「――――……」
「……わざわざ、その話を出して来るかよ」
「私とて、口に出したい話題ではない。
だが、君が何故『曳舟』を利用してまで、
このマッチングをしたのか、理解しているつもりだ」
「気にいらねェ『邪推』じゃあねぇーの?
俺は唯、呼んできた外人を囲ってるだけの、
『お山の大将』が強いのかどうか、気になるだけなんだけどなぁ」
露骨に不機嫌を晒す『明智』に対し、『タダヒト』は表情を変えない。
ややあって、『明智』は乱暴に雑誌を閉じ、書店から出ていく。
「『試合』は一週間後だ。
その間、あまり『対戦相手』にちょっかいを掛けないように」
「試合が組めれば、後は用なんかねぇーよ」
『タダヒト』は去り行く『明智』の背中を見送る。
『氷山』の『エド・サンズ』、『明智』のスタンドの両方を知る『タダヒト』は、
二人の『試合運び』について、脳内でシミュレーションをしていた。
「『勝率』は……『三割』。
スタンドの『特異性』を含めて、『二割』と言ったところか」
「分の悪い『試合』だ。
本来であれば、『成立』さえ見送るべきマッチングだが――――」
『運命』に支配され、スタンドの相性さえも『最悪』な一戦。
――――その先に見えるのは、果たして……。
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