したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【ミ】『撃的』

1『運営者』:2016/01/25(月) 22:45:32


        血 脈 の 物 語
この物語は『BLOOD's HISTORY』ではなく、

         血 気 盛 ん
       『BLOOD THIRSTY』なのである。

【過】『武闘列伝』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453728318/

465氷山『エド・サンズ』:2021/04/28(水) 00:27:09
>>464

薄暗かった館内に光が灯る
次の上映回の準備のために清掃スタッフが入ってくる
それと同時に『タダヒト』はこの場を離れ、張りつめたような雰囲気が霧散する

氷山もまた、この場から離れようとする

『イインダナ?「あきは」
 コレ以上踏ミ込ミ過ギタラ・・・モウ戻レナクナルカモシレネェゼ・・・・』

「決めた事ですよ・・・・『さんずさん』
 私は、私のこの『衝動』が導く限り、『先』を見たい
 その先の光景を見てみたいのですから・・・・それに、あなたもそうでしょう?」

『マア、ナ コノ「街」ニ漂ウ不穏な気配・・・・・
 ソレガ、善カ、悪カ、見極メナイトイケネェ・・・・
 俺達ガ今マデニ会ッテキタヨウナ「気のいい連中」ヲ悪党どもカラ守ルタメニモナ』

一人と一体は会話を続けながら、この場を離れていく
その先の戦いに備える為に

466『最悪の相性』:2021/04/28(水) 23:47:57
>>465(氷山)
『氷山』は立ち上がり、『エド・サンズ』と共に『上映室』を離れる。
伝えるべきことは伝えた。後は『タダヒト』からの連絡を待つだけだ。

    ・

    ・

    ・

    「『吉田』のオッサンは店番か?
     アンタ自ら出て来るなんて、意外とヒマしてるんだな」

『本屋』で雑誌を立ち読みしていた『明智』は、
背後から近付いて来た『タダヒト』に気付き、振り向いた。
『タダヒト』は軽口も意に介さず、『明智』の耳元に囁く。

    「――――……」

    「……わざわざ、その話を出して来るかよ」

    「私とて、口に出したい話題ではない。
     だが、君が何故『曳舟』を利用してまで、
     このマッチングをしたのか、理解しているつもりだ」

    「気にいらねェ『邪推』じゃあねぇーの?
     俺は唯、呼んできた外人を囲ってるだけの、
     『お山の大将』が強いのかどうか、気になるだけなんだけどなぁ」

露骨に不機嫌を晒す『明智』に対し、『タダヒト』は表情を変えない。
ややあって、『明智』は乱暴に雑誌を閉じ、書店から出ていく。

    「『試合』は一週間後だ。
     その間、あまり『対戦相手』にちょっかいを掛けないように」

    「試合が組めれば、後は用なんかねぇーよ」

『タダヒト』は去り行く『明智』の背中を見送る。
『氷山』の『エド・サンズ』、『明智』のスタンドの両方を知る『タダヒト』は、
二人の『試合運び』について、脳内でシミュレーションをしていた。

    「『勝率』は……『三割』。
     スタンドの『特異性』を含めて、『二割』と言ったところか」

    「分の悪い『試合』だ。
     本来であれば、『成立』さえ見送るべきマッチングだが――――」

『運命』に支配され、スタンドの相性さえも『最悪』な一戦。
――――その先に見えるのは、果たして……。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板