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【ミ】『撃的』
446
:
『最悪の相性』
:2021/04/21(水) 23:26:25
>>445
(氷山)
端正な面持ちに惹かれるわけでもなく、
『氷山』が覚えたのは『警戒』。それも痴漢やナンパに対するものではない。
>(闘るか・・・・闘らないか・・・・ それってつまり・・・・)
言動を含め、醸し出される『闘志』に対するもの。
その『闘志』を『氷山』が浴びるのは、決して初めてではない。
――――だが、少なくとも、今はその『場』だと望んでいない。
>「あ、宝木君、良かった、丁度いい所に来てくれた!
>変な人に絡まれて困ってたんですよ!
「おいおいおいおいおい、余所の制服着て何やってるんだよ!」
名前を呼ばれた『宝木』は事態を把握し、少年へと詰め寄っていく。
普段の気さくな振る舞いから考えると、『意外』とも言える勢いだ。
「(ら、ラッキー! 『氷山』とお近づきになるチャンス!
『初回鑑賞券』は当たらなかったから、こりゃあダメだと思ったが、
コイツぁ、勝利の女神も俺に振り向いた、ってもんだぜ!)」
「(頑張れ、『ラギちゃん』! 今が男の見せどころだぜ!)」
「(この後、なんやかんや色々あって、青春ロケットぶっ放してくれよな!)」
『宝木』の思惑は不明だが、『氷山』を助けてくれるのは間違いないようだ。
他の二人(『柴山』と『池田』)は勢いに押されたのか、特に近付こうとはしない。
「そこらの文化部ボーイを利用して、『足止め』するってわけか。
なるほどなるほど、芋っぽい見た目に反して、強かな手を使うじゃん」
「テメェ、俺は卓球部だよ!」
少年は憎まれ口を叩くが、特に『荒事』に興じるつもりはないようだ。
『スクールバス』が停車している。今乗り込めば間に合うだろう。
無論、他校生は『スクールバス』には乗れない。
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