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【ミ】『撃的』

1『運営者』:2016/01/25(月) 22:45:32


        血 脈 の 物 語
この物語は『BLOOD's HISTORY』ではなく、

         血 気 盛 ん
       『BLOOD THIRSTY』なのである。

【過】『武闘列伝』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453728318/

268春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/17(木) 00:14:03
>>266
「……うーむ。分からないねえ。
ただの『戦闘』にしか見えないが――」

 そう、ただの戦闘だ。決着が死をもって迎えるのは、
春夏秋にとっては『当たり前』のことである。

「確かに彼女の言っていたように、
『サーカ・サバイヴ』の手が何故か不自然に『震動』していた、
それは恐らく『ダーティ・プロジェクター』の『音響』によるものなんだろうが」

 しかし、それは非常に『微細』な部分だ。何とでも言い逃れのできそうな
弱い『証拠』でしかない。
もしこれが本当に証拠たりうるなら、もっと『致命的』なものが――どこかにあるはずだ。

「そういやあ、このビデオ、最初から『無音』だったのかい?
ボリュームがオフになってるわけじゃあないんだよね?」

 スマホの設定をチェックする。きちんと『音量』は設定されているのか?

269『迫真 -Reality- 』:2016/03/17(木) 22:58:40
>>267(東雲)
『死』の瞬間を凝視し、決して目を逸らすことはなかった。
肉体同士のぶつかり合い、『事故』もまた起こり得る不運だった。
……だが、それでも。この『試合』に潜む『謎』を解かなければならない。

『疑問』を浮かべる『東雲』だが、その声に応えるものは誰もいない。
機械も『死者』も『答え』を返してはくれないのだ。

>>268(冬樹)
不自然な『振動』を『ダーティー・プロジェクターズ』の仕業と推理する。
確かに、『エミカ』は『手が滑った』と、言葉少なに告げていた。

『タブレット』の音量をチェックすると、『サイレント』になっている。
しかし、二人に聞き取れる程の音を出せば『闇』にも聞こえてしまうだろう。
……『再生マーク』を押せば、もう一度『再生』出来る。

270東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/17(木) 23:42:51
>>269

(『スタンド』は写真などには残らんようじゃ)
(仮に『ダーティ・プロジェクターズ』が何かしとっても、映像に残らん以上証拠にはならん)

つまり、『スタンド』以外の点に、見られてはマズい部分があるのか?
となると、やはりこの『事故』が起きた後の展開の中だろうか。
途中までは『スタンド使い』同士のバトルに、ほぼカメラは固定されている。
それ以外の場所が写っているシーンに注目してみよう。

「・・・もう一度見てみましょう」

しかし『闇』の顔が分からない以上、例えば黒服の中に紛れていても自分には分からない。
『吉田』らが生きていたなら、事件当時の様子をより深く訊くことができるだろうが。

271春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/17(木) 23:43:57
>>269
「ふむ……あまり時間は掛けてられないが、
しかし一回だけじゃあ目を通しきれないねえ」

 もう一度『再生』する。
今、こちらがビデオを所持しているのが露見するのは
折角握っている逆転の糸口を手放すに等しい。
音量は、上げないでおく。

「と、東雲さん、大丈夫かい?
アリーナじゃあ、流血沙汰はあっても殺人はご法度みたいだからねえ。
気分が悪くなったなら、無理に見るこたァないよ」

 東雲にそう告げ、再び画面を注視。
先ほどのシーンで気になるのは、『知空』が殴った『壁』と、
『サーカ・サバイヴ』の拳の『震動』だ。
そのシーンに差し掛かったら『一時停止』し、 『ダーティ・プロジェクターズ』の
『スピーカー』がどこかに映りこんでいないか、調べる。

「やつの攻撃には『音』が必要だ。恐らく、この動画に
『無音』になっている、あるはずの音がない部分があるはず。
……もしもう一度見ても判別できなければ、
バレるのを覚悟で、音を出してみる必要があるねえ」

 そういえば、冒頭の『森田』の持っていた『マイク』や『スピーカー』に
妙な部分はなかっただろうか。見て分かる『違和感』はないか、それも見ておこう。

272『迫真 -Reality- 』:2016/03/18(金) 00:35:30
>>270(東雲)
『サーカ・サバイヴ』と『知空』のスタンドが映っている以上、
『ダーティー・プロジェクターズ』も映っているかも知れない。
しかし、『バトル』以外の場所、――――それは『具体性』を欠いた。
場面ならば『入場』や『治療』、場所ならば『実況席』、『観客席』、
少なくとも、シーンを切り取れるほどの『具体性』が必要になる。

>>271(冬樹)


           ――――ピタッ


シーンを『一時停止』し、まさに『殺害』の瞬間を留める。
『サーカ・サバイヴ』の握り拳には、『スピーカー』が埋め込まれていた。
――――これはまさに、『決定的』な証拠となるだろう。
少なくとも、『闇』が関わっていたのは、間違いないはずだ。

そのシーンの端に映った『森田』に注目する。
残念ながら彼は見切れており、マイクを握った手だけが映っていた。

273春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/18(金) 01:12:05
>>272
「――見つけたよ。見とくれ、東雲さん」

 東雲にも声をかけ、映りこんだ『スピーカー』を示す。

「『闇』の関与を示す情報が、ここにある。
『サーカ・サバイヴ』の『殴打』か、あるいは『アナウンサー』の『絶叫』か。
何らかの『音』がトリガーになって、この状況が生み出されたんだろうが、
ともかく現状を引っくり返すには、こいつを守る必要がある……
それが、一番重要なことだねえ」
 
「東雲さん、アンタの能力でこの『タブレット』を『保護』してくれないかい?
鎧をまとわせるみたいに……何か不具合が起こらないなら、だが」

274東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/18(金) 21:47:45
>>272

『事故の後』の十数秒、に注目してもやはり見つからない。
確か『吉田』のスタンドは一般人にも『スタンド』が見えるようになるはずだが、
それを通した『スタンド』は、一般人にも見られる録画映像になるというわけか。

>>273

「ッ!これは・・・なるほどのぉ、流石ですな」
「了解です」

『春夏秋』の見つけた点を確認し、頷く。
なるほど、『サーカ・サバイヴ』の手の中にあるこれが『ダーティ・プロジェクターズ』か。
『超感覚』を持ってしても、これに気付けなかったのは既に何らかの策を弄していたのか。
ともかく、春夏秋の求めに応じて『タブレット』を『岩塩』に閉じ込める。

275『迫真 -Reality- 』:2016/03/18(金) 23:30:25
>>273(冬樹)
『東雲』にスピーカーの存在を示し、『闇』の関与を立証する。
素直に感心する『東雲』に『タブレット』の保護を依頼した。

>>274(東雲)
『冬樹』に指し示された『スピーカー』の存在は、
『闇』による『殺人』であることを示す『証拠』となるだろう。

         サァァァァ・・・・

程なくすれば『タブレット』は文字通りの『石版(タブレット)』になるだろう。

276東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/19(土) 00:37:28
>>275

「・・・コイツをどうにかして、安全な場所へ持ち出せりゃあわしらの勝ちじゃがの」

だが、それを誰が行うか。
単純な速度だけで言えば自分が最速だが、果たしてどれほど体力は回復しただろうか?
後は、壁を抜け床を抜けられる神出鬼没の『太田垣』だが。彼は今、この場にいない。
戦闘による出血多量で意識が飛んでいる可能性もある。
後は傷の浅い『尾藤』だが、そもそも彼がこの『タブレット』を持っていたなら、
敵のいるこの場所に現れず、早々に『鏡花水月』で逃げ隠れ、映像を提出すれば良かった。
そうできない理由があるのだろうか?

「外はどうなっとるんじゃ・・・?」

体力を確認、そして音に耳をすませ、外部の様子を伺う。万が一静かになってしまっていたならば、
『鐘楼』を少し持ち上げ、『春夏秋』に外の様子を見てもらおう。

277春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/19(土) 00:45:23
>>275
「さて……しかし何故、こいつはここに持ち込まれたんだ?
単にあの兄ちゃん(尾藤)が、『決定的なシーン』を見極める余裕がなく、
そのまま突き出しても『証拠』たりえなかったからか、あるいはあっしらが
何か『致命的』な見落としをしているのか」

 『タブレット』の『保護』完了を待つ間に、『ソフトキャンディ』を一つ麦角化し、持っておく。
『東雲』が『鐘楼』の端を持ち上げたら、それに従い、外の様子をこっそりと窺う。

278『迫真 -Reality- 』:2016/03/20(日) 22:59:27
>>276(東雲)

       ガキッ

                ドスッ!

『鐘楼』の外では激しい『戦闘』が行われているようだ。
『鐘楼』を持ち上げようとする『東雲』だが、ビクともしない。

>後は傷の浅い『尾藤』だが、そもそも彼がこの『タブレット』を持っていたなら、
>敵のいるこの場所に現れず、早々に『鏡花水月』で逃げ隠れ、映像を提出すれば良かった。

この『タブレット』をどうやって『持ち帰る』か、『東雲』は考える。
体力は戻りつつあるが、飛行を可能とする『ダーティー・プロジェクターズ』、
その追撃を避けながら『移動』出来るかどうかは、難しいだろう。

>>277(冬樹)
『ソフトキャンディ』を一つ、『麦角化』する。

>そのまま突き出しても『証拠』たりえなかったからか、あるいはあっしらが
>何か『致命的』な見落としをしているのか」

考える『冬樹』。
……これが『闇』の不正を示す『証拠』となったとしても、
果たして『闇』にどのような『処罰』がされるのだろうか。
……そもそも、運営者達は『闇』の『正体』を知っているのだろうか。

279春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/20(日) 23:05:47
>>278
「……ああ、なるほど……そういやそうか」

 一人、納得したように呟く。

「そもそも『アリーナ』の上層部が『闇』について
どの程度知ってるのか自体不明瞭……さっきの映像の『騙されっぷり』を見る限り、
まるっきり『把握してない』という可能性すらあるねえ」

「と、なると……どっちみち、ここにいるだろう
『ダーティ・プロジェクターズ』の本体を叩いて
『白日』の下に引きずり出す必要があるわけか」

280東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/20(日) 23:24:33
>>278-279

「チィッ、わしの『ザイオン・トレイン』でも持ち上がらんとはのぉ・・・ッ!」

ゆっくり息を吐きながら、力を抜く。
せっかく回復してきた体力をここで無駄に浪費するわけには行かない。
『エンプティ・エステート』、改めて思うが、やはりあのヴィジョンがなくとも中々に強力な能力だ。
『慧観』が解除するのを待つしかあるまい。

「そういうことですか」
「『アリーナ』の事情を詳しく理解している以上、関係者なんは間違いなさそうですが、
 そいつの正体を掴まん限りは『上層部』も動きようがないっちゅうことですな」

スマホが動いていれば、肉声から多少は正体を絞り込めたかもしれないが。あるいは、タブレットにも似た機能があれば良かった。

「しかし、わしらは基本的に殴り合い専門ですけぇ、空を飛んで遠距離攻撃を仕掛けてくる
 『ダーティ・プロジェクターズ』は厄介ですのぉ。本体の場所さえ分かれば、なんとかなるかもしれんですが・・・」

周囲の音に耳を済ませつつ、これからの事を思案する。

281『迫真 -Reality- 』:2016/03/20(日) 23:38:30
>>279(冬樹)
>>280(東雲)
『二人』はこれからについて考える。
手元には『石版』と化した『タブレット』が鎮座する。
このままでは『見る』ことは出来ないだろう……。

282東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/21(月) 00:03:22
>>281

現状、慧観が解除するまでこの『鐘楼』から出ることはできない。待つことしか出来ないということだ。
ならば、僅かな可能性でも当たってみるのが道理か。
じたばたするしかできないのならば、じたばたしてやろう。

「すいません、『録音』とか他に使える機能がないか、一度調べてみますけぇ」

石板の『岩塩化』を解除して、録音機能や、あるいはメール機能など、他にできることがないか調べる。
(東雲忍は一切知らないことだが)広域通信に対応していれば、
動画をメールに添付して送ることも可能だろう。外部に持ち出せれば、少なくとも
例えここで自分たちが力尽きたとしても、『闇』の所業は残るだろうから。

283春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/21(月) 00:21:09
>>281-282
「そうだね、頼むよ。
……ちと、『保護』するにも性急すぎたかねえ。
まだ『見るべき』部分があったかもしれない――例えば」

 東雲に頼んで、ちょっと調べてもらうことがある。
『メール』の送受信履歴……こいつの『持ち主』は、
『闇』の言葉を信じるなら『吉田松太郎』という人物だが、
その彼は、恐らく『アリーナ』の重要な関係者だろう。

彼と連絡を取った人間の中に『闇』に繋がる手がかりがあるかもしれない。
また、他に何か『映像』が記録されていないかも調べてみよう。

「ああ、そういや『東雲』さん。
これ、『闇』が言うには『吉田』って人が持ってたんだろ?
アンタはその人を知ってるみたいだから、聞きたいんだけど、
どんな人なんだい? それと――彼が『襲撃』されたとき、
その近くにいた人間、どんなヤツがいたか、覚えてたら教えとくれ。
『闇』もアリーナの関係者には違いないんだからねえ」

284『迫真 -Reality- 』:2016/03/21(月) 00:38:17
>>282(東雲)
『岩塩化』を解除し、『タブレット』を調べてみる。
……が、この『タブレット』には『メール』や『メッセンジャーソフト』、
『Webブラウザ』の類まで『インストール』されていない。
こうしたガジェットに詳しくない『東雲』であっても、
動画再生ソフト以外が『空っぽ』なのは容易に理解出来た。

そして、『3G回線』の契約もされておらず、外部との通信は不可能だ。

>>283(冬樹)
『メールソフト』の一つさえインストールされていない。
……完全な『オフライン』仕様だ。

285春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/21(月) 01:05:59
>>284
「ありゃあ……こりゃ、本当にただの『映像再生機』だねえ。
まあ、元々渡すつもりだったんなら、余計な機能は不要か」

 となると、やれることはあまりない。
外の連中に聞かれるのを覚悟で音声を流してもいいが、
それは最終手段だ。しかし考えようによっては、
『ビデオ』の所在に気付いた『闇』を焦らせ、
こちらに引き寄せることができるかもしれない。

 まずは、『東雲』に尋ねた問いの答えを待とう。

286東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/21(月) 01:20:33
>>284

「・・・完全にこの『映像』を見るための機械じゃのコイツは」

諦めて、再度『岩塩化』を施す。このタブレットに望みを託すのは無理だったようだ。

「『吉田』サンはアリーナの『裏方仕事』がメインのお方ですけぇ。
 『選手登録』や『マッチング』なんかは吉田サンの仕事ですし、
 一般人にも『スタンド』を見られるようにして、アリーナに尽力して下さっとるんです」
「仕事熱心ですが、腰が低く選手とも友好的で、大半の『ファイター』はあの人のことを気に入っとるんじゃないでしょうか」

「わしが現場に駆け付けた時は、解説の『山本』サンと一緒にズタズタにされた姿で横たわっとりました」
「部屋に入る前に、さっきも聞こえた『耳鳴り音』がしとったんです」
「恐らくあの『ダーティ・プロジェクターズ』による『音の斬撃』だと思っちょるんですが」

287『迫真 -Reality- 』:2016/03/21(月) 22:37:56
>>285(冬樹)
『東雲』から問いの応えを聞いた。
彼の言う通りなら、真っ先に会場に飛び込み、
『エミカ』を押さえたのは『吉田』ということになる。

あの『映像』に、……何か『注目』すべき『点』は残っていなかったか。

>>286(東雲)
部外者であった『冬樹』に『吉田』の説明をする。
その説明通り、真っ先に場内に飛び込んだのは『吉田』だ。
それを追う形で『黒服』達が飛び込んでいった。

288東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/21(月) 23:01:08
>>287

「他にはアリーナのスタッフにあたる『黒服』はおりました」
「二人を最初に発見したんは、わしと『浦部』サンっちゅう黒服の一人です」
「その人が応援を呼んで、他の黒服と共に二人を担架に乗せて運んでったんですけぇ」
「黒服の他にはたまたまあの侍・・・『尾藤』サンも現場におったんですが」

小声で、『春夏秋』に事件の説明を続ける。

「『尾藤』サンが持っとるあの刀、『鏡花水月』はとある条件で持つ人間の姿を隠せる能力があるんです」
「それで二人の『切創』から、あの人が犯人と疑われたりもして、アリーナは警戒態勢に入っとったんですな」

289春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/21(月) 23:03:59
>>287
「ふむ……そういや、あの『住職』の息子」

 サラッと見逃してしまっていたが、『知空』は一つ、
気になる行動を取っていた。

「どうして『観客席』に『中指』立ててたんだろうねえ。
いや、『パフォーマンス』としては分かるけど、普通対戦相手にやるもんだろう?」

 『アリーナ』の参加者にとって、観客たちは『敵』ではないはずだ。
だとしたら、あの『観客席』に、知空が『挑発』するような相手がいた、ということになるのか……?

「そういや、その『吉田』さんが、『一般人』にスタンドを見られるようにする
『仕組み』ってのは、どんなものか分かってるのかい」

 『東雲』に尋ねる。
サラッと言ってはいたが、『春夏秋』にとっては『未知の技術』だ。
今回の件とかかわりがあるのか――これも、聞かねば分かるまい。

290東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/21(月) 23:25:28
>>289

春夏秋の話を聞き、頷く。あるいは、『知空』は既に『闇』の存在に気付いていた?

「・・・そういやぁ、そもそも『ビデオ』は誰が取ってたんでしょうな」
「このタブレットで撮ったモンで、他から映像が送られてきたんでは
 ないんでしょうがのぉ。だからコイツを持ち運ぶのに苦労しちょるんですが」
「その撮った人間は何のつもりで、そしてどうやって『吉田』サンに渡したのか」

そもそも、『観客席』で動画の撮影は許されていただろうか、思い返す。

「『カナディアン・スウィートハーツ』・・・・・『吉田』サンのスタンドですが」
「『樹脂』を出し、それで会場を『ドーム状』に覆うことで外からスタンドを見られるようにできるんです」

291春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/22(火) 00:08:42
>>290
「……まず、この『撮影』以外に使いようのない
『タブレット』自体、何か奇妙だとは感じるねえ。
まるで――ここで『惨劇』が起きるのを、知っていたようじゃないかい?」
「少なくとも、撮っていたのは『吉田』じゃない……映像に『映って』いるから。
なら、これは一体誰が撮ったんだ?何の目的で?」

 この撮影そのものに何か意図を感じるが、
それはなんだろう……『知空』の死を捉えることによる意味とは、何か。

「ふむ。『カナディアン・スウィートハーツ』……
今回の件そのものには、関係ないのかねえ。
『ミステリ』なら『第一発見者』――つまりアンタか、
その『浦部』って『黒服』を疑うところだが……
何か、その『浦部』、妙なこと言ったりしてなかったかい?」

292東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/22(火) 00:29:17
>>291

「・・・・・『吉田』サンに話を聞けりゃあ確実なんですがのぉ」
「今すぐに会話をするんは難しそうですけぇ」

>>13-36で起きたことを告げる。
『浦部』は自分が思う限りでは怪しい発言はなかったが、あの近くにいた以上、
『ダーティ・プロジェクターズ』の本体である可能性は否定できない。
それを言ってしまえば、『黒服』は皆そうなのだが。

293『迫真 -Reality- 』:2016/03/22(火) 00:35:56
>>290(東雲)
>>292(東雲)
>そもそも、『観客席』で動画の撮影は許されていただろうか、思い返す。

『観客席』での『撮影』は許可されていない。
……だが、それと同時に『動画』の撮影自体はされており、
『闇』も動画の『取引』については言及したが、『撮影』については何も言っていない。
つまり、これは『観客』の手による『動画』ではないのだ。

294春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/22(火) 23:41:53
>>292
「……まあ、そいつは現実的じゃないね。『吉田』さんは搬送されたんだろう?
しかし、分からんことだらけだねえ。その『吉田襲撃』の件も、
妙な話だ……そこだけ聞けば、『尾藤』と『東雲』さん、
アンタ達が犯人に仕立てられたのは『自然』な流れってやつだが…」

 頭をポリポリとかく。
情報量が多いと、思考がもつれる。一つずつ取り上げるべきか?

「ええと、聞いてばっかりだが、『森田』っていうのは誰のことだい?」

295東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/23(水) 00:01:04
>>293-294

「『森田』さんは『実況』を担当するお人ですな。熱いマイクパフォーマンスには人気がありますけ」

「・・・そも本来、アリーナでの『撮影』はご法度です。たまたま
 これを撮ったんではのぅて、明らかに『闇』が何かをしでかすんを知っとったんでしょうな」
「『闇』にとってこのビデオは痛手ですけぇ、敵対するモンの狙いなんは間違いなさそうですが・・・」

296春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/23(水) 00:13:44
>>295
「なるほど……ああ、もしかしてこの『映像』に映ってる
『サングラス』がそうかい」

「もしそうだとしたら、撮影者は『吉田』の部下、あるいは身内……
そういう人間だとあっしは思うよ。
吉田ってのは、作業着の男で良いんだよね?
『戦闘』が始まる前、なんだか周囲を『見回して』いる。
音が入ってないから分からないが、応援、と言うよりは――
何かを『指示』してるように見える」
「加えて、『エミカ』に駆け寄るのも『真っ先』だった。
『黒服』は、ここの『警護』の『プロフェッショナル』だろう?
それに先んじるのは、何か『予期』してなければ出来ることじゃない、と思うよ」

297東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/23(水) 01:16:05
>>296

「『吉田』サンの部下や同僚・・・ちゅうてもこの『森田』サンや
 やられた『山本』サン以外にはわしは知らんのです」
「撮影した人間は、『闇』の行動を知っていた・・・『闇』の存在にあらかじめ目星をつけとったんですかのぉ」

その場合でも、探す対象が『闇』からその人間に変わっただけだが。
やはり『岩塩化』を解除し、動画をもう一度見てみよう。
何かを見落としがあるかもしれない。

298『迫真 -Reality- 』:2016/03/23(水) 23:49:43
>>297(東雲)
『岩塩化』を解除し、もう一度『動画』を見てみる。
先ほどまでと同じだ。『漠然』とした視点では新たな発見は得られない。
……『注目』すべきは果たして『何処』か?

299春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/24(木) 00:12:30
>>298
「そう……真っ先に接触したのは、『吉田』……
ちとその行動、迅速過ぎやしないかい、それにしても」

 『エミカ』に『吉田』が触れ、死体から引き離す前後に注目する。
『サーカ・サバイヴ』に潜む『ダーティ・プロジェクターズ』は、
どこかの時点で『解除』されたと考えるのが自然だが、
吉田がエミカに『触れた』段階で何らかの変化は起きていないか?

もう一つは『知空』が『中指を立てた方向』だ。
ちと判別が難しいかもしれないが、彼の周囲の情景、
観客席の様子などから測ることはできるだろうか?

300東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/24(木) 00:53:07
>>298

「・・・何故あの『サーカ・サバイヴ』が仕込みに気付かんかったんじゃ?」

入場の時点から既に仕掛けられていたのか?それともあるいは、戦闘中に?
そうだとするならば、わざわざ外からのんびりと『オオコウモリ』が飛んでくるはずもない。
まずは入場の時点、エミカが『サーカ・サバイヴ』を発現した所に着目。
もしその状態で『ダーティ・プロジェクターズ』が埋め込まれていなかったなら、
今度は『知空』のスタンドを見る。あるいは、そのスタンドから打撃の応酬の際に、移動して仕込まれたのか?

「駆けつけた『吉田』サンも『スタンド使い』じゃけぇ、『スピーカー』に気付かんかった
 はずもない。百足山に、他に近寄るモンがおったらそいつが一番怪しいんじゃがのぉ…」

上記の捜索で見つからなければ、射程外にエミカが運ばれるのを利用して『強制解除』した可能性もある。
恐慌状態の観客の中に、ただ一人平然としているものがいないか、チェックしよう。

301『迫真 -Reality- 』:2016/03/24(木) 01:05:52
>>299(冬樹)
『冬樹』は真っ先に場内に飛び込んだ『吉田』に注目する。
『吉田』が『エミカ』に駆け寄り、触れた瞬間に注目する。
……が、二人に目立った変化は見られない。
他に何らかの『変化』は起きているかも知れないが、
それを『発見』するには、やはり『変化』というだけでは『漠然』としている。

『中指』を突き立てた方向は『観客席』の一角だ。
これといって『特徴』はない。

>>300(東雲)
入場時、『サーカ・サバイヴ』に『スピーカー』は埋め込まれていない。
『知空』のスタンドも同じだ。――――『殴った』瞬間に、『解除』されている。
仮に『吉田』や『黒服』の目があったとしても、激しい『攻防』の最中、
拳に埋め込まれた『スピーカー』に気付くのは、至難の業だろう。

そして、『東雲』は『平然』としている『観客』を探す。
――――いない。誰もが多かれ少なかれ、顔色を変えている。
『吉田』や『黒服』も同じだ。相当の『イレギュラー』な事態だったのだろう。
無理もない。何しろ、アリーナでの『殺害』の瞬間だったのだから。

……そう、この『非常事態』にも関わらず、普段と変わらない様子の者。
『惨劇』の起こった『瞬間』、そんな人間は誰もタブレットに『映っていない』。

302『迫真 -Reality- 』:2016/03/24(木) 01:07:21
>>299(冬樹)
『冬樹』は真っ先に場内に飛び込んだ『吉田』に注目する。
『吉田』が『エミカ』に駆け寄り、触れた瞬間に注目する。
……が、二人に目立った変化は見られない。
他に何らかの『変化』は起きているかも知れないが、
それを『発見』するには、やはり『変化』というだけでは『漠然』としている。

『中指』を突き立てた方向は『観客席』の一角だ。
これといって『特徴』はない。

>>300(東雲)
入場時、『サーカ・サバイヴ』に『スピーカー』は埋め込まれていない。
『知空』のスタンドも同じだ。――――『殴った』瞬間に、『解除』されている。
仮に『吉田』や『黒服』の目があったとしても、激しい『攻防』の最中、
拳に埋め込まれた『スピーカー』に気付くのは、至難の業だろう。

そして、『東雲』は『平然』としている『観客』を探す。
――――いない。誰もが多かれ少なかれ、顔色を変えている。
『吉田』や『黒服』も同じだ。相当の『イレギュラー』な事態だったのだろう。
無理もない。何しろ、アリーナでの『殺害』の瞬間だったのだから。
『手ぶれ補正』が掛かっていたとはいえ、『撮影』の視点にもブレが目立っている。
『撮影者』自身にとっても予想していない事態だったのは間違いない。

……そう、この『非常事態』にも関わらず、普段と変わらない様子の者。
『惨劇』の起こった『瞬間』、そんな人間は誰もタブレットに『映っていない』。

303東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/24(木) 22:07:22
>>302

「・・・・・どうなっとるんじゃ」

東雲が先輩から聞いた情報では、例え遠くまで行ける『スタンド』であっても、
『発現』『解除』は本体の近くでなければできないというのがルールだったはずだ。
つまりいきなり『サーカ・サバイヴ』の手の中に発現したり、そこから解除したりはできないはずだ。
本体が近寄りでもしない限りは。
だというのに、戦闘中に『スピーカー』は設置され、他の人間が近付く前に解除されている。
『不可視』にでもならなければ、そんな芸当はできないはずだ。
『鏡花水月』ならば、まだその可能性はあるが、この事件が起きた時にはそもそも『尾藤』はいたのだろうか?

そしてこの『異常事態』を当然として受け入れているはずの『闇』がいない。
つまり『闇』は撮影可能な範囲内にいなかったか、あるいは闘技場の下や、それこそ『不可視』になっていたか。
まさかの選択肢として、『闇』も殺すほどの事件に発展させるつもりはなかったか。
ひとまずは前者をベースとして考えると、タブレットの撮影範囲内ではないが、
闘技場の様子を伺える箇所がなかったか思い出す。そうでなければ、隠れるスペースを作り出したのか。

304春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/24(木) 22:09:06
>>302
「ううむ。
それじゃあ、『能力』の使われる瞬間を絞ってみようかね」

 動画に『コマ送り』の機能はあるか、確認。
あれば、『サーカ・サバイヴ』の映っている『全シーン』を、
頭から全て『コマ送り』で確認する。
注目するのは『スピーカー』の現れる『瞬間』だ。

 高速の格闘戦を『タブレット』の録画機能が
追い切れていないのは理解しているが、少なくとも
コマ送りであれば『いつの間に』現れたかは確認出来るはずだ。

305『迫真 -Reality- 』:2016/03/24(木) 23:55:44
---------------------------------------------------------
>>263(入場〜戦闘の開始)
>>266(『殺害』の瞬間)
>>268(『スピーカー』の発見/決定的な証拠)
>>302(一様の『驚愕』/『闇』の不在?/映されず)
---------------------------------------------------------

>>303(東雲)
『先輩』の言う通り、『発現』と『解除』は『至近』に限られる。
もしも、『解除』をしたのであれば、『至近』にいたことになる。
……『ダーティー・プロジェクターズ』は『音響攻撃』の後、
定期的に『コウモリ』を『呼び出していた』。
これは『音響攻撃』の後、『強制解除』されるということではないだろうか。

そして、実際に『場内』にいた『東雲』になら理解出来る。
『入場』から『殺害』までの間に『タブレット』に映っていた、
『会場』や『観客席』などでなければ、『場内』を見ることは出来ない。
つまり、『闇』は何処かの場面で『タブレット』に映っていなければ、おかしいのだ。

(また、『床下』や『天井裏』などの『可能性』もあるかもしれないが、
 数多の『スタンド使い』がいるであろう『観客席』で、
 露骨に怪しい真似をするわけがないと、『東雲』の本能が『否定』した)

>>304(冬樹)
『冬樹』はコマ送りによって『スピーカー』の現れる瞬間を確認しようとする。
……が、『入場』から『殺害』となれば、『時間』が掛かる。
場外で『護衛対象』が『死闘』を繰り広げる中、『悠長』なことはしてられないだろう。
――――せめて、『スピーカー』の発現されたであろう『タイミング』を絞らなければならない。

>太田垣


        ・     ・     ・



        「目覚めたようですね。
         ……なんて、『夢』の中ではおかしな話ですけれど」

        「ようこそ、『夢』の世界へ。
         ここは何もかもが『曖昧』な世界。

         ですが、『意思』の力を持つ者であれば、
         朧気ではありますが、目に見えるモノもあるでしょう……」


夜の『砂漠』のように大気は冷えきり、周囲には何も存在していなかった。
『太田垣』は深く腰掛けた『椅子』に手足を縛られ、その場所にいた。
何処からか女性の声が聞こえてくるが、その言葉は要領を得ない。

         「……あ、貴方は――――」

         「『太田垣』さん! ど、どうしてここに?」

         「こ、これは夢か? 真に、起きているのか?
          ……なんだ、これは。これじゃあ『オフィサー・キックス』も出せない」

椅子が二つ、『太田垣』の周囲に現れた。
そこに腰掛けるのは『吉田』、そして『解説席』に座っていた『山本』だ。
『吉田』は驚愕に目を見開き、『山本』は拘束から脱しようとモガいている。

         「ここは、『虚』にして『無』、『偽』にして『幻』の世界。
          ……つまり、貴方達は今、『死』の手前にいるのです」

         「その椅子は『肉体』の象徴。
          席を立つのならば、『自由』になれますが――――」

女性の言葉を聞いた『山本』はピタリと動きを止めた。

306太田垣良『ザ・サードマン』:2016/03/25(金) 20:40:26
>>305
―――朧げに目が覚める。
底冷えがひどい。身体の節々がキシキシと痛み、頭はなんだかボンヤリなのを感じる。

天から声が聞こえた。初めて聞くような、懐かしいような…そんな女性の声だ。

語りを聞くに、自分は三途の川を渡る直前なのか。
の割に、周囲は『川』どころか水溜まりすらない様だが。
在るのは素っ気ない椅子だけだ。

他は何にもない。声のいう通り、『虚』を体現したような空間。

 死んだよう冷たい空気(実際俺は死んでいるのか)。
 空を仰いでみる。星もないのかよ?

 この景色はつまる所、死の前に見る幻覚、死の直前の脳神経のスパークが見せるようなもので、
 つまり死んだってことは、俺は、あの戦いで…
 『闇』との闘いに敗れてしまったか…
 終わったか…くそったれ。


  「あら…吉田氏?」
  「それに山本氏も!?」
「それと、…どな―――――貴方どなた!!?誰だお前!!!おい!!!!かおみせろ!!!!!」

     キョロ  キョロ
       キョロ  キョロ
      キョロ  キョロ  キョロ   
        キョロ  キョロ
      キョロ  キョロ  キョロ

     「おい!!!!!!!!!!」

    「俺何すればいいのッ!どうしろと言う!!」
 「『財布』落としちゃったから『渡し賃6文』なんて無いんだよぉ!?」
 「戻せッ 現世に戻せスカタンっ! 夢なら醒めてろッ!」

「頬をヒネ―――ひねれないッ!?」
「何で手が縛られてるんだ!!!はなせ!!!!」
「ベロかッ」
「ベロ噛めば目がさめるのか!!!!!!!」

   「うおおおお !   おおおん!!!」
   「みんな寝るな!!ねたらしぬぞ!!!!」

この状況、少しばかり冷静さを失ってしまう。

307東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/25(金) 21:51:27
>>305

「・・・・・・・・・・・・・・・」

先ほどの戦闘を思い返せば、『解除』に関しては確かに納得が行く。
だがやはり『発現』をするには近くにいる必要がある、空いた天井の穴から『オオコウモリ』を補充したのが証拠だ。
そして『アリーナ』で戦闘を観察し、打撃の瞬間に『ダーティ・プロジェクターズ』の能力を
発動させるには、この場所以外では不可能だ。
故に、確実にこの『撮影』の中には映るほど至近距離にいたことは間違いない。

しかし『アリーナ』にいるもので、その表情が確認できる限り『驚愕』していないものはいない。
ただ少なくとも一人、『殺害』の瞬間では表情が確認できないものがいる。

実況の『森田』だ。(>>272
彼の様子に着目し、改めて動画を開始より彼の挙動を伺う。
これで『ダーティ・プロジェクターズ』との繋がりさえ確認できれば、吊るし上げるのは容易だ。
…できれば疑いたくはない。潔白を証明できればそれに越したことはない。

308春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/25(金) 21:55:19
>>305
「……頭から流しても埒が開かないか」

 場面を限定するなら、二人の『スタンド』が、
熾烈な『格闘戦』を始める瞬間からだ。
そこから、可能なら逆再生を掛けて『コマ送り』する。

 『サーカ・サバイヴ』が発現した時点では、『スピーカー』は存在しない。
また、激しい『格闘戦』の最中に、『ダーティ・プロジェクターズ』が
干渉する余裕があるとも思えない。
で、あれば……『タイミング』は『開戦』から格闘に入るまでの間が最も妥当であるはずだ。

309『迫真 -Reality- 』:2016/03/28(月) 22:40:55
>>306(太田垣)
>「それと、…どな―――――貴方どなた!!?
>誰だお前!!!おい!!!!かおみせろ!!!!!」

良く解らない状況のまま、『太田垣』は叫び続ける。
周囲を見回せど、『無』と言い換えておかしくない、寂しい空間だ。

      「バカ、止めろッ!
       椅子から離れたら、『死ぬ』ってことだ!」

拘束を解こうとモガく『太田垣』に対し、『山本』は血相を変えて怒鳴った。
その声が遅かったか、『太田垣』の手を縛る『鎖』が肘掛けにぶつかり、

              ジャリンッ!

      「あ、あああぁぁぁ〜〜〜〜〜ッッ!!!!」

――――実に容易く、『砕けた』。
瞬間、『太田垣』は大げさな『浮遊感』を覚えた。
『エレベーター』の到着時のモノとは、比較にならない『規模』だ。
全身が持ち上がるような感覚に、そのまま『魂』さえ持っていかれるように……。

      「今、辛うじてではありますが、貴方達の『魂』を、
       この『鎖』で縛り付け、現世に留めている最中……」

      「……ですので、お静かに願います。
       私からの『用事』は、唯これだけ……」

      「貴方達が『闇』を倒す手助けをする、それだけなのです」

>>308(冬樹)
『コマ送り』による『逆再生』を行おうとするが、『東雲』の方が早かった。
彼はある一点で『動画』を停止させ、それをつぶさに観察している。

>>307(東雲)

             スゥゥ...

                         ピタッ

『東雲』は『動画』を再生させ、『森田』の様子を伺う。
形は異なれど、彼もまた多くの『ファイター』のように情熱的に、
そして、『吉田』と同じく、『舞台裏』での役割を果たし続けた男なのだろう。

動画の一点、そこで『東雲』は無意識に指先を触れた。
ちょうど、『森田』が見切れた際に『マイク』が映った瞬間だ。
その『マイク』に自然と視線が吸い寄せられる。


             ギ
              ァ       二つの『光』が覗き込んでいた。
                      『闇夜』でも爛々と輝く、『コウモリ』の目。
       ギ
        ァ             その小さな輝きが画面越しに二人を見つめている……。

310春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/28(月) 22:49:34
>>309
「……こいつは……いや、うっかりしてたねえ。
もっとしっかり見とくべきだったよ」

 先ほど、『森田』の様子をもう少し注意深く見ておけば良かったか。
『スピーカー』の発見に気を取られて、追及が疎かになっていたのは確かだろう。

「……この前後を追えば……いや、これだけでも十分な『根拠』になりうるか。
『スタンド』が視認できるのに、手元の『マイク』に
とりつく『スタンド』を看過する人間はいない。
この『サングラス』……こいつが『闇』の正体ってワケかい」

311東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/28(月) 23:16:03
>>309>>310

「・・・・・・・・・・・・・・・」



「『クロ』かどうかは・・・『アリーナ』の上の連中が判断するんでしょう」

ひょっとしたら、あるいは奇跡的な誤解が積み重なってしまっただけかもしれない。
実況に熱が入り過ぎて、手元のマイクが別物であったことに気が付けなかったのかもしれない。
しかし、それを声に出せるほどの余裕はなかった。

『吉田』『山本』『森田』の三名は、それらを含む『アリーナ』の面々は、
こうは言っては何だが、自分たちファイターの味方だと思っていた。実際に『闇』と話してはみても、
その存在はきっと自分の全く知らない人間であり、あるいは『アリーナ』関係者ではなく、
ただの『アリーナ』に対する盲目的なファンの可能性も考慮していた。
そう願いたかったのだと、気付く。

「・・・・・とにかく」
「コイツを届けなきゃあ・・・『ダーティ・プロジェクターズ』の追撃を避ける必要はありますがの」

いっそあたかも『タブレット』を二人とも抱えているフリをして、
そして別方向に逃げるか。射程距離の関係で、同時には追えまい。確率は半々だ。

312太田垣良『ザ・サードマン』:2016/03/28(月) 23:43:43
>>309
「は…  はッ!」

 「うわあああああこわれたあああああああああ!!!」
 「やべっ やべっ そういう事か」
 「うごおおおお」

 椅子の脚に自分の足を絡めて、浮遊感を抑えた気になろう。
 冷静に、とりあえず天の声の言う事を聞くんだ…
 「…あ、有難う、山本氏… 危なかった…」

>説明
    「うん」 「ウン」

>「貴方達が『闇』を倒す手助けをする、それだけなのです」

「うん」
「なんか事情があるのね、」

「あい分かった、こっちからもお願いするッス」
「…助けてくれ」


声の人の素性や目的は知らないが、誠実さは伝わってくる気がした。


「で…自分たちはどうなるん」
「『闇』を倒す事を条件に、蘇れるって事で?」

313『迫真 -Reality- 』:2016/03/29(火) 00:07:10
>>312(太田垣)

   「いいえ、既に『蘇りつつ』あるのです。
    離脱する直前だった『魂』を縛り付け、
    今、――――『定着』させたのです……」


            ヌ
             ァ

            ア

声の主は『条件付け』という言葉に否定的な態度を取る。
……そして、『太田垣』は『椅子』が背後から覆い被さるように、
身体にピッタリと『密着』していくのを感じ取った。

   「『闇』の正体は、他の二人によって明かされました。
    ――――しかし、彼もまた、『日陰』を生きるが故に、
    決して、貴方達と『真正面』からでは、闘ってはくれないでしょう」

   「――――『太田垣』さんッ!  どうか、どうかお願いします!
    『闇』を倒し、『アリーナ』を取り戻せるのは、貴方しかいないッ!」

   「貴方達の活躍は、この女性からお聞きしましたッ!
    どうか、どうか『ご武運』をッ!  ――――また、生きて会いましょう!」

『吉田』の声援が遠ざかって行き、『太田垣』の身体を外殻が覆う。
それは瞬く間に己の身に吸い込まれ、――――目を覚ます。

>>310(冬樹)
『森田』への注視が遅れたのは、迂闊だったかも知れない。
……しかし、その『契機』を見つけたのは、紛れも無く『冬樹』だろう。

>>311(東雲)
『アリーナ』という存在は何時しか、『東雲』の芯に深く根ざし
『殺意』に彩られた惨劇を見通すための『猜疑心』を曇らせていた。

            ビシッ
                      ――――ビシシッ

二人を囲う『鐘楼』に亀裂が走る。
――――それに気付く間もなく、


>ALL

              パ ァ  ァ  ――――  ンンッ!


              ギ
                     ァ
                          ァ
                      ァ
                  ァ      ア

                      ァ

『ザイオン・トレイン』のパワーでは、決して持ち上がらなかった。
『十数トン』の鉄の塊を持ち上げるのは、あらゆる『スタンド』でも不可能なはずだ。
『鐘楼』は粉々に吹っ飛び、中にいた二人は『暴風』に押されるように吹き飛ばされる。

         「ぁ、Gaァ...」

                       「―――れ、H ぁ……」

激闘の最中だった『尾藤』と『慧観』もまた、地面に崩れ落ちている。
その声に雑音が混じる。……これは、『鼓膜』が破れている。
この『破壊』の正体が『轟音』であると、気付くのに時間は必要なかった。

       ≪ご苦労様だぜ、猿芝居。
         ――――いいや、今のはお前らにじゃあない≫

       ≪俺自身、にだ。

         こんなモノに頼ってまで、『凡人』の振りをし続けた。
         『闇』となって人を集め、『牙』を研ぎ、――――やっと……≫

       ≪本当の『アリーナ』を始められる。
         その矢先だぜ。俺の『正体』がバレそうになったのは≫

314『迫真 -Reality- 』:2016/03/29(火) 00:16:34
>ALL

          ド
                 二人の通ってきた『鉄扉』が砕けていた。
          パ      ――――それだけではない。『壁』そのものが。

           ァ     南側の『壁』がぶち抜かれ、夜風が二人を包み込んだ。

           ・
                           「だから、俺は」
           ・
                           「『白岡知空』を始末し、
                            『百足山エミカ』を『再起不能』にした」

                           「そして、お前達全員を、『逆賊』に仕立てたんだよ」

目の前に映っているのは、巨大な『ガントリークレーン』だ。
『老朽化』の著しくも雄雄しく両腕を広げ、『Tの字』になって聳え立つ。
その中心部。操縦用の『コンテナ』が位置する場所に、人影が見えた。


                  ヒ
                  ュ
                       「これはもう、用済みだ」
                  ォ
                  .    「テメェらと、同じくな」
                  .

『闇』は目に付けていた『色眼鏡』を外した。
開かれた窓から入り込む風の中、『オールバック』は揺らがなかった。
そして、身に纏った真っ黒な『背広』だけが、微かにはためいた。


               グラッ

                       ォ

                       オ

                        /
                       ・


そして、崩れた『屋根』と共に『太田垣』は落下していく。
『浮遊感』は決して勘違いではなかった。
『自由落下』によって、『四人』のちょうど真ん中に落ちていく。


┃□□□□柱柱□□□□□□□□工□□□柱柱□□棚棚┃
┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│箱箱□□□□慧□尾□□□□□台台□□棚棚┃
┃└──┘箱箱□□□□東□冬□□□□□台台□□棚棚┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□□□台台□□棚棚┃
┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□台台□□棚棚┃
┃│F.lift.│□□□□□□□□□□佐□□□台台□□棚棚┃
┃└──┘□□□□□□□台□□□□□□□□□□棚棚┃

315春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/29(火) 00:18:38
>>313
「チ……気付くのが『遅かった』ねえ。しかし、本当の『アリーナ』?」

 そういった内情には全く関わりのない身だが、
今、『タブレット』の中で繰り広げられていた戦いもまた、
『スポーツ』的な意味合いで言えば、なかなかの『熱狂』を生み出していた。
彼が志向したのは、より『死闘』の色濃いものなのだろうか。

 耳を押さえながら、体勢を立て直す。
『鐘楼』を破壊するほどの『轟音』――どうやって生み出した?
『夜目』を生かし、『倉庫』の暗闇を見渡す。

「……件の『ビデオ』によって、正体がバレそうになった、ってわけかい?」

316春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/29(火) 00:24:34
>>315(追記)
「……『クレーン車』……いや、いよいよ
なりふり構ってられなくなったか」

 しかしそれは『用済み』と彼は言った、
つまり『トドメ』は違う手段で行うつもりか。

動く余裕があるようなら、倉庫の『東』、『台車』の方に向かいたい。

317太田垣良『ザ・サードマン』:2016/03/29(火) 00:55:30
>>313-314
   「…感謝します、命、拾ってくれて、」

  随分と優しい。本当に『善意』の協力者なのね。
  謎は多いが、信用できる。
  …こうしてる間にも、状況は穏やかじゃない方向に進んでいるようだ。
  行かねば。応えねば。 まだ、もっと、頑張れる。

  「応、『また会おう』ッス!ッ次は『ここ』じゃない場所で、祝勝会とかで」
  「ありがとう!吉田氏と、山本氏と、……と?」
    オ 
     ォ
   「おっと名前、名前わかんなきゃ会えな――――――」
      ォ  
 
      ォ
        ォ
           
        ォオ
          オ
             オ

         
   「―――――ハッ  ! 夢!?」
            
              ィ‐-'L
             /j/~′
               ィ‐-'L
               /j/~′
                     Π__
                   ,-┘r‐′
              ∠/П l
                  / /||
               ∨  ~
           

 「うわわわわわいきなり落下死はやだッスうああああああ助けえええ!!」

  危ない! 受け身したい!!

318東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/29(火) 02:02:34
>>313

「ッ?!なんじゃあッ」

地面に手を付き、即座に起き上がる。『三半規管』へのダメージはどの程度だろうか。
この『轟音』、間違いなく『ダーティ・プロジェクターズ』によるものだろうが、果たして倍加した元の音は何によるものか。
などと考えるまでもなく、『ガントリークレーン』が姿を現す。
なるほど、そういう手段に出たか。

「・・・・・」

もう、今までの印象は全て捨てさろう。目の前にいるのは、ただの『敵』だ。
あの『機械』を使えば、『轟音』を生み出すのは容易い。
とりあえずは上から降りてきた『太田垣』の救助が最優先だ。
『ザイオン・トレイン』の膂力を持って、その身体を受け止める。
もし助けがいらなそうであれば、『慧観』『尾藤』らが戦闘不能でかつ
まだ意識があれば『タブレット』を預ける。これから戦闘になる時に、コレがあっては邪魔だろう。

319『迫真 -Reality- 』:2016/03/29(火) 22:55:43
>>315-316(冬樹)
『倉庫』の東側に移動しようとするが、そこに『台車』はない。
そして、『冬樹』が移動するには片足を引きずらなければならない。
(台と表記されているのは『作業台』。台車を取るなら正面の『台』である)

     「お察しの通りだな、『雇われ』。
      サングラスを掛けた『黒服』を隠れ蓑にして、
      『一般人』の振りをしていたわけだ―――――」

『森田』は自嘲するように吐き捨てた。

>>317(太田垣)

           ・
           ォ       「『ファム・ファタール』――――」

           オ
                    その声が聞こえるか否か、『落下音』に紛れ込む。
           /       あわや激突の寸前、その身がグルリと一回転する。
          ・

『東雲』の逞しい片腕を始点に一回転し、そのまま小脇に抱えられる。
疲労の著しい様子だったが、どうやら『体力』は回復したようだ。
目の前の壁はぶち抜かれ、聳え立つ『ガントリークレーン』には、『オールバック』の男
拳銃を握っていた手からは、外したばかりの『サングラス』を放り投げるところだ。

          「確実に『頭部』を撃ちぬいたと思ったが、

           ――――侮れんなぁ、『ザ・サードマン』。
           何度負け続けても、こびり付くだけのことはある」

>>318(東雲)

   ┌────────────────────────────
   │    「身長182cm、九州男児を連想させる精悍な目つき!
   │     船仕事で鍛えた肉体には、戦士の素質は十分ッ!
   │
   │     今、未知の大海原へと、一歩を踏み出したッ!」
   └────────────────────────────

己の『強さ』を証明したあの一戦、情熱を乗せた『弁舌』が飛び交っていた。
ブーイングに溢れた試合を盛り上げ、結末を飾った『功労者』のはずだった。

   ┌────────────────────────────
   │ 「肩書や経歴など、真の闘いには無意味なのです!     
   │  それは、己の『強さ』だけを信じてリングに飛び込んだ、  
   │  この少年が証明してくれましたッ!」              
   └────────────────────────────

あの時と同じように、『森田』は『天上』に座していた。
巨大な鉄腕を伸ばした『塔』の上から、全員を見下ろしている。

             バシッ

『太田垣』の身体を小脇に抱え、地面へと着地する。
体力は十分に戻っている。時間を掛けたのは、決して無駄ではなかった。

      「闘いという『プリミティブ』な儀式は、
       それを囲うモノ達もまた、『純粋』であると錯覚してしまう……」

      「なるほどな。俺が負け続けた理由も、ハッキリしたよ。
       『実況者』であるお前ならば、『鏡花水月』の特性を利用し、
       試合を操作することも容易かったというわけか」

      ≪何を誤解しているかは知らんが、敗戦は全てお前の『実力』だ。
        俺がこんな小細工まで弄して、邪魔者を消す理由は唯一つ。

        ――――『リアリティ』だよ。『現実味』じゃあねェ。
        世界が失ってしまった『迫真』を取り戻す為に、
        俺は、『森田三郎』は、『アリーナ』で人を殺した――――≫

      ≪――――『命』を懸ける『闘い』を、知らしめたくってなァ!!≫

その手には『マイク』は握られていない。
しかし、その『肉声』は大気を震わせるほどの『パワー』が漲っていた。
『ダーティー・プロジェクターズ』ではない。――――『森田』自身の『迫真』だ。

320春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/03/29(火) 23:13:38
>>319
「この傷は……ううむ、ちとキツいねえ。
あっし以外も『満身創痍』……か」

 『台車』を拾いに行きたいが、それは『森田』への接近を意味する。
万全に動けない状態で無防備に近付きたくはないし……何より、
自分が倒れたら『麦角』の効果が消えてしまう。それは避けなければ……

「やはり『死闘』がお望みかい……『見せ物』にするようなモンじゃないだろうに。
『アリーナ』という枠に縛られた『殺し合い』なんてねえ」

 彼のいう『命をかけた戦い』と、
春夏秋の行ってきた『ヒットマン』としての『殺し』は別物だ。
だが、だからこそ……『アリーナ』の中から出ない彼の発想が、
理解しがたいのは『事実』。

321東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/03/29(火) 23:25:26
>>319

「・・・・・」

『感傷』は、捨てる。
他の大切なものを守るためにも、この戦いに勝って『映像』を届けなくてはならない。
しかし、単純にあの『ガントリークレーン』をよじ登ってブン殴る、とは行かない。
『ダーティ・プロジェクターズ』の音波攻撃と銃弾を掻い潜る必要があるからだ。

『太田垣』を下ろし、ついでに『岩塩化』させる『タブレット』を渡したい。
『森田』が銃を持っているように、『スタンド操作タイプ』は本体の手がフリーになる利点がある。
自分では戦いの邪魔になる。

「『太田垣』」「おまえの『どんでん返し』はわしをアイツん所まで飛ばすパワーはあるんか?」

322太田垣良『ザ・サードマン』:2016/03/29(火) 23:59:43
>>319
「うわああああああああああああ
      ガ
       シ
  
      ッ
「……サンキュ、東雲クン、マジ助かったッス」
「どうやら回復できた様子ッスね…」

「人ひとり飛ばすパワー?あるッスよ …算段がおあり?」
 
  パワーC    スピードB      パワーB  スピード C
「『普通の力、獣の速度』 と 『獣の力、普通の速度』、どっちが良い?」

 とにかく東雲に大感謝。蘇って早々落下死なんて悲しすぎる。
 タブレットを無事なほうの手で受けとろう。

「おっと皆…あいつ拳銃持ってるからな、気を付けて…」
「そう、確か…
  『『日陰』を生きるが故』『真正面』からでは闘ってはくれない』…だ」

 
…しかし森田氏が、『闇』だったか。何故?
アリーナの特等席で、彼は狂ってしまったのだろうか?
だが、立ちふさがるなら、戦うしかない。倒さねばならない。
あいつを、肯定しちゃあいけない。
あの森田を…奴を否定する。


 「…」 「……違うぞ森田ァ!」
 「世界ってのは『生』が溢れているんだ 
  俺たちは『死ぬまで生きるため』に生まれて来たんだ 『死んで失う』ための生じゃない」

 「……『闘い』って!心と体で生きるために!やることでしょッ!」
 「『死』を体験するための闘いなんて、自殺と変わらないッスよ!」


地面に横たわりながら叫ぶ。そして『サードマン』発現。
ところで『エミカ』はどうなってる?ノビたまま?

323『迫真 -Reality- 』:2016/04/01(金) 23:30:33
>>320(冬樹)
外壁が破壊されたことによって、『街灯』の光が入り込む。
『暗視』の必要こそなくなったが、『麦角』の効果は一様ではない。
『毒』にも『薬』にもなる『魔爪』は未だ、使い所に困らない。

>>321(東雲)
『太田垣』を地面に降ろし、『タブレット』を手渡した。
それと共に『どんでん返し』の有用性について、質問を放った。

>  パワーC    スピードB      パワーB  スピード C
>「『普通の力、獣の速度』 と 『獣の力、普通の速度』、どっちが良い?」

>「おっと皆…あいつ拳銃持ってるからな、気を付けて…」

『拳銃』。その存在を示すように、『太田垣』の脇腹から『血』が滲み出ている。

>>322(太田垣)
> 「……『闘い』って!心と体で生きるために!やることでしょッ!」
> 「『死』を体験するための闘いなんて、自殺と変わらないッスよ!」

     ≪俺は一度でも、お前達を慮ったか?

       『死』を体験するのは『観客』だッ!
       『エンターテイメント』の本質ってのは、『未知』の提供にあるッ≫

     ≪生ぬるい『大道芸』を並べ立てるのが、アリーナじゃあねェ!
       下らねぇ『一発芸』が見たけりゃ、レッドカーペットでも見ればいい……≫

     ≪何処にでもいる『素人』が『死線』に身を投じるッ!
       『観客』もそれを望んでいるからこそ、

       甲子園でもねぇのに『素人』のお遊びに『金』が動くんだよッ!≫

『森田』の熱弁は止まらない。轟々と吹き荒れる『嵐』のようだ。
そして、地面に身を横たえた『太田垣』に『タブレット』が差し出される。
『石板』のように岩塩に覆われており、いかにも『大切』そうなものだ。

『エミカ』は『岩塩』に守られており、距離が遠かった為か、無事なようだ。
だが、この『衝撃』の余波により、意識を失ったまま地面に倒れている。

>ALL

                             ド
                              ォ

                             ン/
                             ・

         「『 木  ┌┬┐
           木木 ├┼┤
                └┴┘』 ア ゙ ア゙  ァ ァ  _____ ッ ッ  」

『衝撃波』を直撃し、満身創痍となった『慧観』が怒声を上げた。
両目を血走らせ、外套を破り捨てた『慧観』の身が浮遊し、
その身体から湧き上がる『陽炎』が寄り集まり、『巨漢』の姿を映し出す。

        「聞け、俺達には『後』がない。
         『慧観』との闘いの最中、『スピーカー』から聞こえた」

        「『アリーナ』は『意思』を統一したんだよ……!
         俺達を『外敵』と認定し、あの『エクリプス』のように抹殺する……!」

        「後、『10分』かそこらで『ファイター』が集結する。
         それまでに『森田』を叩きのめし、『証拠』を引き渡すぞッ」

たまたま『衝撃波』の中核から逸れたのか、血塗れの『尾藤』はまだ動けるようだ。
この地に立ち続ける『5人』のスタンド使い。その運命は『一蓮托生』だ。
『天』に立つ『森田』を倒さなければ、無数の『ファイター』によって『抹殺』の憂き目に合うだろう。

東雲忍『ザイオン・トレイン』→『右腕の重度裂傷』、『疲労』。
太田垣良『ザ・サードマン』→『脇腹に貫通創』、『右脚に重度の裂傷』
春夏秋冬樹『メメント・モリ』→『胸部骨折』、『右足甲粉砕骨折』、『左肩部裂傷』

              ――――『戦闘続行』――――

324『迫真 -Reality- 』:2016/04/01(金) 23:32:07
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚┃
┃棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚棚┃
窓□□□□□材材□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
窓□□□□□□材材□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃□□□□柱柱□□□□□□工□□□□□柱柱□□棚棚┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□工□□□柱柱□□棚棚┃
┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│箱箱□□□□慧□尾□□□□□台台□□棚棚┃
┃└──┘箱箱□□□□東□冬□□□□□台台□□棚棚┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□□□台台□□棚棚┃
┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□台台□□棚棚┃
┃│F.lift.│□□□□□□□□□□佐□□□台台□□棚棚┃
┃└──┘□□□□□□□台□□□□□□□□□□棚棚┃
┃□□□□柱柱□□□□□車□□□□□□柱柱━━━━┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱棚棚棚冷┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□┌───────┐□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□│    トラック→  │□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┃□└───────┘□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┗━━━━━━━□□□□□□□□□□□━━━━━━┛


海海┃  ┃└───────┘┃  ┃  現在位置の倉庫  ┃  ┃└───────┘┃  ┃
海海┃  ┗━━━      ━━━┛  ┗━━━      ━━━┛  ┗━━━      ━━━┛  ┃
海海┃                                                        ┃
海海┃                      ┌──┐                                ┃
海海┗━━━━━━━━━━━━━━│    │━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   .┃
海海海海海海海海海海海海海海海海海│    │海海海海海海海海海海海海海海海海海海┃   .┃
海海海海海海海海海海海海海海海海海│    │海海海海海海海海海海海海海海海海海海┃   .┃
海海海海海海海海海海海海海海海海海│    │海海海海海海海海海海海海海海海海海海┃   .┃
━━━━━━━━━━━━━━━━━│    │━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛   .┃
                            │    │                                ┃
                            │    │                                ┃
                            ■■■■                                ┃
                            ■■■■                                ┃
                            │    │                                ┃
                            │    │                                ┃
━━━━━━━━━━━━━━━━━│    │━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   .┃
海海海海海海海海海海海海海海海海海│    │海海海海海海海海海海海海海海海海海海┃   .┃
海海海海海海海海海海海海海海海海海│    │海海海海海海海海海海海海海海海海海海┃   .┃
海海海海海海海海海海海海海海海海海│    │海海海海海海海海海海海海海海海海海海┃   .┃
海海海海海海海海海海海海海海海海海│    │海海海海海海海海海海海海海海海海海海┃   .┃
海海海海海海海海海海海海海海海海海└──┘海海海海海海海海海海海海海海海海海海┃   .┃

325東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/02(土) 00:16:28
>>322-324

>「人ひとり飛ばすパワー?あるッスよ …算段がおあり?」

「算段っちゅうほどでもねぇ」
「ただわしの『ザイオン・トレイン』なら、鎧を纏うことで、ある程度『銃弾』も『音波攻撃』も無効化できるけぇ」
「後はそれを『森田』ん所まで飛ばすパワーがありゃあ、ヤツを直接ブン殴れるっちゅうことじゃ」

しかし真正面から『どんでん返し』で飛んだところで、その二通りの攻撃で
弾幕を張られては、無事に通れない可能性が高い。だからこそ、これを使うならば隙を突く形で仕掛けたい。

「あのアホんだらをブッ飛ばす時は、『獣の力』の方で頼むけぇ」「鎧を纏ったわしの身体は重いからのぉ」



>         「『 木  ┌┬┐
>           木木 ├┼┤
>                └┴┘』 ア ゙ ア゙  ァ ァ  _____ ッ ッ  」


>        「後、『10分』かそこらで『ファイター』が集結する。
>         それまでに『森田』を叩きのめし、『証拠』を引き渡すぞッ」


『慧観』も『尾藤』も共に臨戦態勢だ。
特に『慧観』は、切り札の『エンプティ・エステート』のヴィジョンを発現している。
だが傷は満身創痍、長くは持つまい。この点でも、なるべく早い内にケリを付ける必要がある。

「『尾藤』サン、あんたとあんたの『鏡花水月』にゃあ期待しとりますよッ!」
「『春夏秋』サンは、こいつを使って下さいッ!」

『鏡花水月』の能力をサポートしつつ、『トラック』の影に隠れるように走って
銃弾を避けつつ、『台車』を『春夏秋』の方へと転がしたい。自身の『噴塩化』も行っておく。

326太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/02(土) 01:20:03
>>323
「東雲君、ちょっと待つッス、その提案は…」「  ……危ない 」
「自分が『どんでん返しカタパルト』であんたを射出して」
「人間に空中での制動は難しい…音波や銃撃を『弾いた』って『衝撃』はクる…
 あれだけの衝撃を発生させる『ダーティ・プロジェクターズ』…妨害されたら海にドボンするかもッスよ…」
「だいたい、クレーンは5m以上の高さ…これではどんでん返しじゃあ長さもパワーも足りないかも」




 「あっ…住職!助けられる住職ッ?」
 「『大仏』とか『鐘楼』とかの質量、パワーを
  カタパルトの端に与えてさッ、シーソーみたいにッ!」

 「『大仏』に重量が無いなら、こいつもカタパルトに載せて、
  ふたつのパワーを合わせて、東雲君を勢いよく投げられない?二段式カタパルトッスよ!」

 「どっちが良いだろうッ たぶん『前者:シーソー式』が確実ッスけど!」


大仏の有機的な動きの投擲(精B)よりは、
どんでん返しの、まっすぐ、機械的な動きの方が信頼がおけそうだし。
シーソー式の弱点は、『慧観』がよりクレーンに近い位置に行かなければならない事だが
…これは『俺の能力:格納』でなんとか…多分。


「まだ問題はある…。
 『1000×50』のカタパルトを倉庫内に作ってしまったら、
 東雲は君は天井にぶつかるだけ…入り口付近に作ったって同様だ。
 …クレーンで屋根が壊れていれば上手くいくケド…倉庫の南側天井はどれくらい壊れてる?
 もしくは、倉庫の外側の地面に『クレーンに向く1000×50』を確保できるスペースはあるッスか?」





 「スタミナの無い東雲氏が、クレーンの階段まで遠回りするのはキツいッスし…」
 「『確実性』『飛距離=パワー』『場所』
  …以上の問題さえ解決できれば…そう、悪い提案でもないと思うッス」
 「飛距離=パワーは住職の助けでなんとか…他は…ちょっと…確かめないと」


「…いや、上記の問題すべてを解決できる『抜け道』が、あるかも…」




==============================================
太田垣がいま絶対に確かめたいこと
・住職の大仏に『重量』はあるのかないのか(多分ある)
・倉庫南側天井の様子。
・倉庫から完全に外の地面に、『タテ10m』を確保できるか
・倉庫南の破壊により、壁や物が壊れている。『50cm×50cm以上』の板、10枚以上確保できないか
==============================================

327春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/04/02(土) 19:50:06
>>323-325
『倉庫内』も十分に見渡せることを確認し、全員の『暗視』を、一度切る。
味方に及ぼす『麦角』の効果を、臨機応変に対処するためだ。
『ソフトキャンディ』はいくつ残っている?
残数が十分なら全員に2つずつ、そうでなければ『前線』に出るであろう
『東雲』、『尾藤』に優先的に『麦角化』させて渡す。

「あいつは『よく喋る』。
隙があったら、口の中にこれ、放り込んでやりな」
「……ところで、『東雲』さん、アンタのその『能力』……
さっきから聞こうと思ってたんだが、その『粉』、『食べられる』んじゃないかい?」

 台車が転がって来たら、受け止める。
移動手段は必要だ……取らねばならぬものもある。

「もし『食べられる』なら、ちょっと待っとくれ……
あっしの『能力』をアンタの『鎧』の指に使えば……
『指』の一本一本が、アンタがさっき使った『パン』同様、
『毒』を秘めた『爪』になるだろう」

もし東雲がまだ近くにおり、手が既に『岩塩化』しているなら、
指を『麦角化』可能かどうか試してみたい。

328東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/02(土) 22:50:43
>>326

「今のわしは片腕が使えんけぇ、引っ付く程度じゃあマズいのぉ」
「最悪、その硬度と重量で『ガントリークレーン』を壊す『人間砲弾』として使ってくれても構わん」
「そん時ぁ、後はよろしく頼むけぇの」

『ザ・サードマン』の能力についての詳しいのは、本体である太田垣だ。
作戦の可否は、彼の判断に任せよう。

>>327

春夏秋の声が聞こえたら、移動をする前に、もしくは台車を手渡しする為に移動して『飴』を受け取りたい。

「ありがとうございます」「…?」
「はい、わしの『ザイオン・トレイン』は『塩』を噴きださせるスタンドですけぇ、纏う塩は食べても問題ないもんですが」

329『迫真 -Reality- 』:2016/04/03(日) 23:14:21
>>327(冬樹)
ソフトキャンディは十分に残っている。
全員に『2つ』のキャンディを配った。
(数の明言はしません。自在に使えると考えてください。)

              ガラララッ

潰れた片足を『台車』に乗せ、移動出来るようになった。
台車を取る為に離れる前に『東雲』は『岩塩鎧』を纏っておらず、
『岩塩』に『麦角化』を施せるか試すことは出来なかったが、十分に可能だろう。

>>325(東雲)
>>328
『冬樹』から『飴玉』を受取った。
『暗視』は解除されたものの、街灯の光によって『支障』はない。

     ガララララッ

トラックの影に隠れながら接近し、『冬樹』へ台車を転がす。
『足』を潰された『冬樹』にとっては、大いに助かるだろう。

そして、自身に『噴塩化』を行う。
『森田』は手にした『拳銃』を構えるも、『発砲』をしない。
対の手を引き上げ、『何か』を取り出した。

>>326(太田垣)
「決して、『不可能』ではありますまい。
 だが、あの『ガントリークレーン』の高さ、
 『目測』ではありますが、おおよそは『20m』ほど」

         「強化された『跳躍力』と貴方の『ザ・サードマン』、
          そして、『エンプティ・エステート』の膂力を以って、
          ――――『15m』が限界でしょうな」

煮え滾った両の目を真開きながらも、『慧観』は冷静な見解を述べる。
残り、『5m』を埋める方法はあるだろうか。
この『倉庫内』に存在する『平面』を、利用出来るだろうか……。

>・住職の大仏に『重量』はあるのかないのか(多分ある)
存在する。

>・倉庫南側天井の様子。
『エミカ』と『太田垣』がそれぞれ落ちて来た『大穴』が2つ。

>・倉庫から完全に外の地面に、『タテ10m』を確保できるか
『面積』さえあれば可能。
但し、『倉庫前』の道路の幅は『10m』は存在しない。
そこから海を超え、ガントリークレーンの根本であれば可能。

>・倉庫南の破壊により、壁や物が壊れている。
>『50cm×50cm以上』の板、10枚以上確保できないか
背後に有る『資材置場』であれば『ベニヤ板』などは確保出来る。
瓦礫から探すのは難しいだろう。

>ALL

        「任せておけ、奴の『コウモリ』は尽きた。
         『再発現』には時間が掛かると見ていいだろうな」

                   スゥゥ...

『東雲』の言葉に呼応し、『尾藤』が姿を消した。
そして、『森田』の手に握られているのは、

        ≪テメェら全員をぶっ倒す必要はねェのさ。
          『ダーティー・プロジェクターズ』が尽きたところで、
          『時間』を稼ぐ手段は尽きちゃあいねェ――――≫

       ド
            パ  ラララララララッッ!!!

『森田』が黒塗りの『サブマシンガン』を取り出し、『全員』に目掛けて発砲する。
乾いた射撃音が響く中、『銃弾』が無差別に撒き散らされる。

┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│箱箱□□□□慧□□□□□□□台台□□棚棚┃
┃└──┘箱箱□□□□太□冬□□□□□台台□□棚棚┃
┃□□□□□□□□□□□□□□尾□□□台台□□棚棚┃
┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□台台□□棚棚┃
┃│F.lift.│□□□□□□□東□□佐□□□台台□□棚棚┃
┃└──┘□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱━━━━┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱棚棚棚冷┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□┌───────┐□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□│    トラック→  │□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┃□└───────┘□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┗━━━━━━━□□□□□□□□□□□━━━━━━┛

330東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/04(月) 00:09:37
>>329

「また『銃』かッ!・・・ありゃあ厄介なモンじゃのぉ」

尾藤の指摘通り、もはや『ダーティ・プロジェクターズ』の再発現には時間がかかるようだ。
あの防御不可能の音波攻撃に対処せずに済むのはありがたい、そう思った矢先に
小さなマシンガンを取り出してきた。この日本国で、これだけの銃器を手に入れるとは。

「くそったれ!」

可能な限り迅速に、トラックの影に飛び込むことで射線を避け、銃弾を回避したい。
森田はここから離れた位置とは、『20m』という高所に立っている。
そこから放たれた弾丸は、必然的にある程度斜めになっているはずなので、
回避する事により、味方が対処しなければならない銃弾が増えることはあるまい。
だがもし射線の先、つまり自分の背後に回避不可能な仲間がいる場合は別の行動を取る。

その場で半身になり、足を止めて腕以外の『岩塩化』を進行させつつ、
無事な左腕を使って、落とせるだけ弾丸を落とす。片腕と、後は出来れば片足が動けば良い。
どちらにしろ、のんびりと接近して『ガントリークレーン』を登っている余裕はない。
『太田垣』と『慧観』の協力なしには、今のところ『森田』に殴りかかることもままならないからだ。
その為に必要なものを守り、不必要なものは捨てる。この場合は自分の被弾だ。

331太田垣:2016/04/04(月) 00:10:31
>>329
倉庫を見回し、資材置き場のベニヤ板を発見出来た…


「東雲君とホームレス女史、
やって欲しけりゃ二人身を寄せて一声くれッス、アンタらを『床の裏』に隠せる!」
「住職も、する事無いなら自分に寄って…『格納』するから」


「…とりあえず東雲君をあそこまで届ける方法はあるッ!!」
「準備は今のうちッスよ」
「もしかしたら後で、東雲君の『コーティング』の能力に頼るかも、よろしくッ」


サブマシンガンが怖いので…
『資材置き場手前までの距離×1m』『北向きに回転』『亜空間へ格納が発生する』
『どんでん返し』を設置、
資材置き場手前の地面に本体、望むなら慧観も『格納』しよう。
あとは銃の効かない『サードマン』で作業、これでしばし安全。
20m離れたサブマシンガンでコンクリ床の一部を簡単に壊せるとは思えん。


銃弾が資材置き場まで届かない様なら、その場で作業したいが…。
弾が届くなら、板を物陰(コンテナ北になるのか)にポイポイ放り込もうとしよう。10枚あれば安心だ。


「それと住職、大仏の使い方、相談…
 …『フリスビー』、どれくらい自信あるッス?」
「投げる方ね」

332太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/04(月) 00:55:48
>>331を訂正します

倉庫を見回し、資材置き場のベニヤ板を発見出来た…

「東雲君、やって欲しけりゃ一声くれッス、アンタを『床の裏』に隠せる!」
「ホームレス女史、住職も、する事無いなら自分に寄って…『格納』するから」


「…とりあえず東雲君をあそこまで届ける方法はあるッ!!」
「準備は今のうちッスよ」
「もしかしたら後で、東雲君の『コーティング』の能力に頼るかも、よろしくッ」


サブマシンガンが怖いので…
『資材置き場手前までの距離×1m』『北向きに回転』『亜空間へ格納が発生する』
『どんでん返し』を設置、
資材置き場手前の地面に本体、望むなら慧観も『格納』しよう。
あとは銃の効かない『サードマン』で作業、これでしばし安全。
20m離れたサブマシンガンでコンクリ床の一部を簡単に壊せるとは思えん。

要請があれば、仲間二人も格納したい
東雲を格納するなら、
『サードマン��東雲間の距離×適当』のどんでん返しを別に作って対応。

銃弾が資材置き場まで届かない様なら、その場で作業したいが…。
弾が届くなら、板を物陰(コンテナ北になるのか)にポイポイ放り込もうとしよう。5枚程投げ込めれば安心だ。


「それと住職、大仏の使い方、相談…
 …『ベニヤ板』3枚くらい連続で …
 どれほど精密に、どこまでの距離3枚投げられるスかね?」
「『フリスビー』みたいに飛ばすのはダメ…『無回転』で、真っ直ぐ…」
「板と時間が尽きない限り『練習』してもいいッスよ」

333春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/04/04(月) 01:12:42
>>329
「『短機関銃』……なら、撃ち出すタマは『拳銃』のソレだね。
『急所』にもらわなきゃあ、死にはしないよ」

足を乗せている『台車』を押し、(地図上で)左斜め後方へ下がる。
『接近戦用火器』であるサブマシンガンにとって
『20m』は有効射程ギリギリ。
また上から『撃ち下ろす』角度なことも相まって、後退するだけで防御策は十分だろう。

さがれば、先ほど『エミカ』の側に落ちたはずの
『フランスパン』が目に入るはず

334『迫真 -Reality- 』:2016/04/04(月) 22:59:19
>>330(東雲)

       ダッ
                 ――――ドパラララァ!!

背後の仲間がどうなってるか、『東雲』に知る術はなかった。
故に、半ば反射的にトラックの影に飛び込み、銃弾を防いだ。
『狙い』は甘い。恐らくは『牽制』が目的だろう。
少なくとも、『機関銃』に対処しなければ、『塔』までは辿り着けない。

         ヂュインッ!
                     ヂュィッ!

貨物運搬用の巨大なトラック、その『荷台』に姿を隠す。
荷台に設置された横長の『アルミバン』にまでは『被弾』せず、
トラックのフロント部分を銃弾が掠める音が聞こえる。

>>332(太田垣)

         グアッ!

持ち上げた『どんでん返し』の裏側に滑り込み、『銃弾』を回避する。
『コンクリート床』はまだ壊れてはいないが、いつまで持つかは解らない。
『1cm』のコンクリート板であれば、『ザイオン・トレイン』のパワーでも破壊出来るからだ。

         「このまま『籠城』すればジリ貧ですな……」

         「どうにかして、『脱出』しなければ」

暗闇の中、共に飛び込んだ『慧観』の呟きが聞こえる。

>「それと住職、大仏の使い方、相談…
> …『フリスビー』、どれくらい自信あるッス?」

         「『板』を投げるというのであれば、難しいですな。
          『チャクラム』のような投擲用ならまだしも、
          元々、適していない物体であれば、『抵抗』が発生する」

『慧観』は難色を示している。
そして、北・東面にある『資材置き場』の棚までは遠い。
少なくとも、『ザ・サードマン』の射程距離内ではない。

>>333(冬樹)

          ビススッ!!

『冬樹』の肩口を一発の銃弾が掠めた。
『痛み』は存在しないが、『頭部』に被弾すれば『致命傷』だ。
当たらないかも知れないということは、当たるかも知れないということだ。
……少なくとも、『棒立ち』になっていれば『被弾』は免れない。

だが、その視線は『フランスパン』を捉えた。
『メメント・モリ』で手を伸ばせば、すぐに届く距離だ。

┃┌──┐□□□□□□□パ□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│箱箱□××××冬□□□□□□台台□□棚棚┃
┃└──┘箱箱□××××□□□□□□□台台□□棚棚┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□□□台台□□棚棚┃
┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□台台□□棚棚┃
┃│F.lift.│□□□□□□□□□□佐□□□台台□□棚棚┃
┃└──┘□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃□□□□柱柱□□東□□□□□□□□□柱柱━━━━┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱棚棚棚冷┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□┌───────┐□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□│    トラック→  │□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┃□└───────┘□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┗━━━━━━━□□□□□□□□□□□━━━━━━┛

335太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/05(火) 00:11:51
>>334
「…いや、ね?」
「自分、『どんでん返しの格納』で…東雲君を何か…板とかに詰めて、飛ばす」
「…それが最適だと思ったんスよ」


東雲君がこの方法でクレーンの上に到着するには、以下のみ満たしていれば良い。

 【 1.東雲君が入った物体(ベニヤ板?)が破壊されずにクレーン近くにに到達し 】
 【 2.かつ、物体の面が着地点に面する(面から物体の『放出』が起こる為)。 】
 
 1の条件は、東雲の『コーティング』能力、ダミーの板を投げる、等々、で解決できると思う。
 2の条件は…物体を巧く投げれば、うまくいくかと思った、のだが…難しそうか。
まあ、2の条件をなんとかする方法は、面倒だが無いでもない。


 「…じゃあ、20m正確に飛ばせとは言わないッス。
  もうベニヤ板をフリスビーみたく回転させてもいい
  ……途中…10mくらいまでまっすぐ飛べば良いんスけど……
  大雑把な20mでもいいッス…数mのズレならなんとかできるんで…」

 「…もしかしてこれ、『どんでん返しカタパルト』でやった方がいいッスかね?」


安全圏が安全なうちに、慧観と相談してしまおう。
それと、
 
[  尾藤のオッサァン!! 居るか!?  ]
[ ちょっとしたら『ベニヤ板』の平面に亜空間作る細工すんだけど  ]

[ オッサン、『ベニヤ板』に入ってクレーンまで行きたい??  ]  
[ …おっと、返事はいいッス あとで板を床に放るんで、その上に乗ってくれれば… ]


スタンド会話で、大き目の声で尾藤に呼びかけておく。
ぶっちゃけ尾藤には聞こえても聞こえなくてもいい。
『階段から走って来るのか、どこかのベニヤ板に潜んでいるのか、
 森田にとって、透明人間尾藤がどこから来るのか分からない不安な状況』を作る目的も大きい。

336東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/05(火) 00:31:08
>>334

「遠くからバンバン撃ってきやがってのぉ」

腹立たしいが、向こう側は『時間稼ぎ』にだけ集中すれば良い。
こちらは接近し、あの『塔』を登って一撃叩き込む必要がある。
もちろんあの『銃』が弾切れを起こしてくれればの話だが。
とにかく、『盾』代わりになるものは必要だ。

『銃弾』を防げそうな、強度があり、かつ持つのに不自由しなさそうなものを
トラックの荷台にないか探したい。
特になければ、『アルミバン』のドアを引きちぎり、持ちつつ『岩塩化』を施す。

337春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/04/05(火) 01:20:23
>>334
そう――銃を前に、無駄な動きは厳禁だ。
『メメント・モリ』で『フランスパン』を拾う。

ガッ!

 拾ったら、素早く『春夏秋』が地面を蹴って方向転換。
南西へと舵を切り、『東雲』の隠れたトラックへと向かう。

「『東雲』さんよ、コイツを使ったらどうかね?
『台車』を例の『塩の鎧』で覆えば、十分な強度を持つ『盾』になるはずだよ」

 移動中、被弾する確率を少しでも落とすため
『台車』の取っ手部分に身を隠し、盾にしておく。頭が隠れれば、ひとまず十分だ。

338『迫真 -Reality- 』:2016/04/08(金) 22:26:58
>>335(太田垣)

    「難しいでしょうな」

    「しかしながら、『狙い』があるのであれば。
     ……この『慧観』、微力ながら『力』になれましょう」

『慧観』は『エンプティ・エステート』の片腕を発現する。
その『腕力』、『ベニヤ板』で収まるパワーではなさそうだ。

    「『作業台』を持ち上げ、貴方の『どんでん返し』を使う。
     我々は『盾』を用意しながらも、『カタパルト』の発射台とも出来る」

『太田垣』が『佐上』を押し潰した際に利用した、『作業台』だ。
あれならば『平面』としての役割を果たしながら、銃弾の『盾』にもなる。

>[  尾藤のオッサァン!! 居るか!?  ]

返事は聞こえないが、『尾藤』の意図がどうであれ、
『消失』を延長出来るのは大きいだろう。

>>336(東雲)

           グッ
                    ……ググッ

空っぽの荷台に匙を投げ、『アルミバン』のドアを引き剥がそうとする。
しかし、『ザイオン・トレイン』のパワーがありながら、ドアの破壊は出来ない。
純粋に『強度』が高いのだ。――――そこに、『冬樹』が話しかける。

>>337(冬樹)
遠くから『東雲』に話しかけ、『台車』の利用を示唆した。
二人の距離は『4〜5m』。『東雲』が駆ければすぐだ。
接近する間も、身体を屈め、銃弾から身を守ろうとする。

339春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/04/08(金) 22:59:18
>>338
 『東雲』の応答を待ちつつ、こちらからも台車を蹴って近寄る。
微々たる歩みでも、止まっているより合流は早まるだろうし、
『銃弾』が飛び交う場所でジッとしている趣味はない。

「……この台車を『盾』に使いな……それと、ちょいと失礼」

合流出来たなら、東雲が『塩の鎧』をまとっているか確認。
まとえているようなら、その左手を『麦角化』することを試みる。
(塩の鎧に『継ぎ目』があるなら、指先をピンポイントで麦角化する)

「こいつは、さっき『エミカ』を無力化したものと同じ『牙』……
奴の顔に、どんな小さな傷でもいいから付けてやれば、そいつで『決着』だ」

 森田に悟られぬよう、声を潜めて東雲に伝えたい。

340東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/08(金) 23:10:01
>>337>>338>>339

「ちぃっ、つなぎ目を折りゃあいけるかと思ったんじゃがなぁ」「ぶち硬ぇのぉ」

思ったよりも頑丈だった。
さて、流石にベニヤ板をコーティングするだけでは心許ないが他には何かないだろうか。
そう思っていた所に、『春夏秋』から声がかけられる。

「春夏秋サン、その提案はありがたいですが・・・わしがそいつをもらったら
 あんたは動き辛くなってしまうんじゃないでしょうか」

他に台車があれば良いが、近くにはなさそうだ。
どちらにしろ、片足を負傷した春夏秋は森田へと接近するのは難しいのかもしれないが。
とにかく、春夏秋にこちらに来てもらえると助かるのは事実。
『メメント・モリ』の能力で、『ザイオン・トレイン』を強化できると先ほど彼は口にしたのだから。

トラックの影から頭を出し、『森田』の様子を伺う。今は弾込め中だろうか?
この行動には、接近する春夏秋や、その背後にいる太田垣や慧観より、こちらに狙いを定めさせる意図もある。
そのために、森田に隙があればベルトから奪った『警棒』を取り出し、『噴塩化』をさせながら投げつける。
それなりの重さがあれば、ある程度はこの膂力で遠くまで飛ばせるだろう。
万が一狙いが甘く頭上を越えても、能力射程ギリギリだが、
常に塩を噴き続ける警棒は、多少は視界の妨げとなってくれることを期待する。

341太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/08(金) 23:30:41
>>338
「 ニィ 」
「成る程、やりましょ」

いい提案だと思った。
…まさか『仏像』の怪力が頼もしくなる日が来るとは。

 「じゃあ、自分は『ベニヤ』の確保をやってくるんで」
 「作業台についてはお願いッス」

『格納』解除、床から脱出しよう。
自分は北に転がり、資材が積まれている場所に行きたい。
慧観には、『作業台』を持ち上げセッティングする作業をやってもらおう。


もし資材置き場に到着できたら、
まず板を3枚取り出し、2枚は床に寝かせたい。

342『迫真 -Reality- 』:2016/04/09(土) 00:31:25
>>339(冬樹)

        ゾゾゾゾ...

合流した『東雲』の左手に触れ、『麦角』に変える。
末端部である『五指』は鋭く尖り、H.G.ヴェルズの『猿の手』を連想させる。

>「こいつは、さっき『エミカ』を無力化したものと同じ『牙』……
>奴の顔に、どんな小さな傷でもいいから付けてやれば、そいつで『決着』だ」

そして、『牙』に秘められた『呪い』について囁いた。

>>340(東雲)
他の『台車』は破壊されてしまっている。
何か別の『移動手段』がない限り、『冬樹』は接近出来ないだろう。
……それは、『東雲』も同様かも知れない。
彼の武装は『銃』だけではない。『ダーティー・プロジェクターズ』もまた、大きな障害だ。

       スゥゥ

カーウィンドウ越しに『森田』の様子を伺う。
ちょうど、『森田』はリロードを終え、再び『サブマシンガン』を向ける。
それを見計らい、塔より見下ろす『森田』目掛け、『警棒』を投擲する。

              ズガガッッ  キュキュンッ!!

『銃撃』によって弾き飛ばされるが、『弾除け』には十分な効果を発揮した。
どの道、この距離では命中は期待出来なかっただろう。

>>341(太田垣)

         ダッ

ボロボロの足を引きずり、『板』を取り出そうとする。
機動力を大きく欠いた今、『移動』自体が大きく時間を割く。
――――『10分』という時間は、決して長くはないのだ。

『太田垣』の視界の端で投擲された『警棒』が銃撃によってバラバラにされた。
――――これが『ベニヤ板』であれば、果たしてどうなっているだろうか。

      ≪有象無象がッ テメェらが『混戦』で何が出来る?≫

                 ダダッ

『慧観』はボロボロになりながら、『作業台』へと身体を引きずる。
右手を『森田』へ掲げながら、だ。何か『仏具』による『防御』があるのだろう。

343春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/04/09(土) 18:53:37
>>342
「移動の策は……あっちの兄ちゃんが立ててるんだろ?
どっちみち、この足じゃああっしは大して役には立たないし、
この台車を持って、向こうに行って作業を手伝って欲しいねえ。
あの兄ちゃんは『足』をやられてる。時間を取られるのは、
あっしらにとって望ましい展開じゃないだろう」
「アンタの『鎧』と台車の『盾』なら、ちょっとやそっとの『銃撃』には耐えられるはずさ。
もし重荷でなければ、台車ごとあっしも運んで欲しいけど、
キツそうなら置いてっとくれ、この位置ならトラックや柱……『遮蔽物』は豊富にあるからねえ」

 そう『東雲』に伝える。『纏うタイプ』である彼が、
恐らく『作業』には最も適しているはずだ。

 東雲に台車を渡せ、彼が作業台に向かうようなら、
トラックの陰か地図上左手の柱、近い方の『遮蔽物』に身を隠す。
『牙』は、渡した。春夏秋の仕事は、その牙が届く瞬間まで
『死なずにいる』ことだ。そうしなければ『麦角』は『消える』のだから。

 もちろん、東雲に違う考えがある可能性もある。
その場合は、基本的に彼の方針に従うつもりだ。
こちらは足をやられている……敵に近付いて叩く必要のある現状では、
戦力として重要とは言い難い。唯一、万全に機動力を使える東雲を
極力『サポート』する必要があるはずだ。

344太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/09(土) 19:35:20
>>342
「………」
ううむ…『ダミーの作成』は…時間が余ったらでいいな

「『本命』から行こう」


「東雲君!名前わかんないホームレスの人!尾藤のおじ!
 森田ん所に『ぶッ飛びたい』奴はこっちきて『屈む』ッスよ
 この場で作戦の相談と準備、同時にやるッ」

「ホームレスの人はアレだったら台車に乗ってくるッス」


スタンドと自分の声両方で呼びかける。
『サードマン』で、ベニヤ板を床に落としながら。

仲間が集まったら、3.3m×3.3m、格納どんでん返しの設置。
『ベニヤ板複数(せめて3枚以上地面)』『住職以外の仲間3人と自分』『台車』
範囲内に入ったこれらを、まとめて『床』に格納したい。

あ、尾藤は来ても来なくてもいい。
ホームレスの人は、いなくてもそこまで困りはしないが…台車は有ると助かるかも。
まあ出来れば来てほしい
東雲君は絶対来い。
 
 「住職、頑張れッ  こっちは3分以内で済ませる …!」

345東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/09(土) 22:07:17
>>343>>344

「任せんさい」

二人の声に、深く頷く。
まずは『噴塩化』を施した台車の取っ手を首にかける。板の面が背中になるように。
そして準備として手刀の形にした左手で、春夏秋の体を抱え込む。
『台車』と『春夏秋』を所持した状態で、『太田垣』の元へと走りたい。
万が一途中で『春夏秋』を落としてしまいそうならば、安全なここで待機してもらうしかないが、
『春夏秋』にこちらへとしがみついて貰えば、何とかなると思いたい。

「もしまだ必要なことがあるんなら、先に『春夏秋』サンだけしまっといてくれ」

太田垣に訊ねる。
ベニヤ板の確保など、他にすべき事があるならばそちらを優先。
なければ『春夏秋』を床に降ろし、その前に『台車』を構えて屈む。
森田からの銃撃対策だ。また、『ダーティ・プロジェクターズ』が再発現されているかどうかも確認しておく。

346太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/09(土) 23:24:06
>>345
「最低でも、ベニヤ3、4枚確保できればOKッス」

『格納』よりはこっちを優先したい。

347東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/10(日) 00:00:26
>>346

「了解じゃ」

森田からの『銃撃』を警戒しながら、『台車』を盾にしつつベニヤ板を
手で弾くなり、蹴るなりして『太田垣』の方へと集めたい。

348『迫真 -Reality- 』:2016/04/10(日) 22:00:15
>>343(冬樹)
自身の役割を『生存』と切り替え、『東雲』の支援に徹する。
『冬樹』は足を引きずり、柱の影へと移動しようとする。

>>344(太田垣)
『東雲』の右腕が真っ黒に変色している。
鋭く尖った『手甲』、『冬樹』はその能力を維持する為に注力するようだ。
少なくとも、『太田垣』の呼びかけに応じるかは、怪しい。


           バシッ
                   バシシッ


『1m×1m』のベニヤ板が数枚、『東雲』の蹴り足によって飛ばされた。
そして、『冬樹』を抱えた『東雲』が『太田垣』の下へやってくる。

>>345(東雲)

          バシッ

                     バシシッ

その辺に転がっていた『ベニヤ板』を蹴り飛ばし、
『太田垣』へと渡した。そのまま、『冬樹』を抱えて『太田垣』の下へ移動する。

>ALL

            ドパララララッ!

                         「ゥゥンッ!!!」

             ズァァァァッ!!!

『森田』の銃撃に対し、『慧観』は巨大な何かを発現する。
それが『寝仏』であると、三人が気付いたのは同時だった。

        ≪仏様の影に隠れるだけか、坊主らしいなッ≫

        「お前ももうすぐ世話になる身だ。敬っておくんだな」


                 グッ
                        ァァァアアアッ!!!

『エンプティ・エステート』がその巨躯を存分に発揮し、
『太田垣』が倒すのさえやっとだった『作業台』を持ち上げる。
巨大な『盾』を用意した今、『銃弾』は恐れるに足らないのだ――――

『残り時間:7分』

┃┌──┐□□冬□□太□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│箱箱□東□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃└──┘箱箱□□□□□□□□□□□慧□□□□棚棚┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□台台台□□□棚棚┃
┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│□□□□□□□□□□佐□□□□□□□棚棚┃
┃└──┘□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱━━━━┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱棚棚棚冷┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□┌───────┐□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□│    トラック→  │□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┃□└───────┘□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┗━━━━━━━□□□□□□□□□□□━━━━━━┛

349太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/10(日) 22:12:39
>>348
「サンキュッ住職っ!」

なんと頼もしい!防御は任せてしまおう。
こっちは相談だ。


「では皆さん寄って寄って」
「東雲君、ベニヤ板2枚をコーティングしながら聞いといて」


「自分の『平面にどんでん返しを作る能力』…まず簡易的な説明なんスけど」


  「【応用してカタパルト(投石器)を作れる  威力はパスBC、パスCBの選択式】 」
  「【ベニヤ板などある程度の大きさの板に物や人を仕舞える】 」
  「【平面が壊れたとき、内容物は垂直に放出される(パスBC)】」

  「あとアリーナでも使った事ない企業秘密スけど、実は、 
   ベニヤ板の入ったベニヤ板をベニヤ板に入れられる…『マトリョーシカ』みたいに
   
     【『平面』の中に『平面入り平面』を入れられる】   …て事ス やばいっしょ? 」
 


「覚えた? じゃ、森田までの距離20mを稼ぐ作戦案の説明ッス 
    自分には2つの案が有るんスけど」


  「ひとつ目」
   「10mの長さのカタパルトを作って、住職の怪力と合わせて、
    『東雲君』が大跳躍。 これで15mは稼げると思うッス   」
  
  「東雲君には、攻撃チーム入り台車入りベニヤ(乙)入りベニヤ(甲)…
   ようするに色々入ったベニヤ板を持ってて貰うッス
   その持ってるベニヤ板の面をクレーンに向けたうえで、板を銃やパンチで壊せば、
   内容物、人がクレーンに向けて飛び出すって寸法ッス

  「この作戦の欠点:東雲君が危ない 宙で放り出されて下は海ッス しかも銃弾に晒される
         中間調整役として東雲君の責任が重大 できる?
         あと森田への攻撃を誰がやるか ホームレスさんも俺も足やっちゃってますけど…
         要するに…作戦終了後の不安が多い」

  
  「ふたつ目」
   「カタパルトを作って、住職の怪力と合わせて、
    『コーティング』されたベニヤ(1)、出来ればダミーのベニヤも…10数メートル飛ばす

     空中で、ベニヤ(1)は、軌道が反れたり、向きが乱れたり壊れたりするはずなんで、 
    なので、板の中には、調整役として『太田垣』が入っときます。 
    途中でベニヤ板から出た『太田垣』が、空中にてベニヤ板(2)をクレーンに向けて、
    板(3)内部に入っていた台車をブッ飛ばし…さらに台車の中から東雲君、
    お望みならホームレスの人も飛び出すって寸法ッス」


「この作戦の欠点:俺が危ない  
         (1)の飛距離が不安定、、それによて作戦成功率は激下がるかも  
         …要するに、たどり着くまでが不安 
         ただ、失敗しても、俺がうまくやれば東雲君を『クレーンの下』には送り込めるッス」
           

「俺としては…森田に殴りこむのは、攻守優れた東雲君が適任ッスし…二つ目推しかなァ」
「東雲君の意見次第では一つ目に変えるッス」

「とりあえず意見聞かせてください」
「質問や、思いつき、別の案があったらドーゾ」

350東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/10(日) 22:50:47
>>349

「その二でええじゃろう」「失敗したらどちらにしろ死ぬんじゃ」
「共に命かけたろうや、太田垣」

ベニヤ板を『噴塩化』しながら、太田垣の提案、その後者に頷く。
一の案も悪くはないと思うし、この身を矢面に晒すのも全く抵抗はないが、
片腕しか使えない現状で、中身を飛び出させるには『森田』に攻撃してもらう他はない。
それよりは、やはり『太田垣』を信頼したい。

「にしても良い作戦じゃのぉ、助かったわ」

おぼろげに、『どんでん返し』で飛ばしてくれと伝えただけで
ここまで具体的な策を示してくれた太田垣には感謝だ。後は全力を尽くすのみ。
さて、やはり『ダーティ・プロジェクターズ』は数を増しているかどうか。

351春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/04/10(日) 23:47:03
>>348-350
「ふむ……いや、おっかない――もとい、頼もしい能力だねえ。
それなら『第二案』だ。攻撃役は『東雲』さんに任したいからねえ、
そのための武器も託したことだし……と、そうだ」

 持ってきた『フランスパン』を指し示す。

「こいつも、その『台車』に入れといてくれないかい?
あっしがやられると、せっかく託した『牙』が消えるから
出来ればここに残っていたいが、何もしないってのも気が引ける」
「東雲さんの接近の足しになるか分からないが、
『台車』から一緒に射出すれば、少なくとも質量の軽いこいつは
『森田』に届くはず。手か足か、どこかに突き刺されば、それだけで十分な
『傷』を与えられる……」

 黒く染まったその『麦角』は、十分な強度を持つ凶器だ。
『平面の破壊』による『射出』の勢いが合わされば、
仮に『服』の上からでも、人体に傷を負わせるに十分な速度と威力を得るだろう。

「ヤツは、さっき『エミカ』を『戦闘不能』に追い込んだ経緯を
『ダーティ・プロジェクターズ』を通して見ている。としたら、
その『パン』には『警戒』せざるを得ないだろうさ」

352太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/11(月) 01:02:42
>>350ー351
 「っし、なら2の案で…」
 「『フランスパン』… じゃ台車に仕込んどきますね」

スタンドで『フランスパン』を拾い、台車にポンと載せておきたい。


 「…相談すんなり終わったッスね
  …東雲君、その『コーティング』…何?白い岩?数秒で出来るみたいッスけど」
 「もう2枚出来る?『ダミー』は多い方がいいんで」

 「東雲君の作業が終わったら、森田の所行く人は台車に乗ってッス」

353東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/11(月) 21:28:38
>>352

「こいつは『塩』じゃ」

「わしの『ザイオン・トレイン』は『塩』を纏わせ、やがて固まり『岩塩』と化す能力じゃけぇの」
「こんな薄い板っきれなら、あっという間に固められるわ」

頷き、他にも二枚の板に能力を行使する。

354『迫真 -Reality- 』:2016/04/12(火) 23:16:18
>>349(太田垣)
『太田垣』は作戦を立案し、全員に話す。
『東雲』は『2』を選択し、『退路』を断つ構えのようだ。

『太田垣』は『フランスパン』を手に取り、『台車』に乗せた。
『東雲』からは『岩塩』によってコーティングした『ベニヤ板』を手渡される。

>>351(冬樹)
『太田垣』に麦角を宿した『フランスパン』を託す。
その脅威を間近で目撃した『森田』であれば、
『警戒』を抱くには十分だと考えた始末だ。

>>350(東雲)

          スゥゥ. . .

『塔』の周囲に散らばった『ダーティー・プロジェクターズ』は『1体』だ。
ガントリークレーンには『4つ』の『スピーカー』が設置されており、
『ダーティー・プロジェクターズ』が塔に触れた瞬間、『スピーカー』が1つ増える。
まだ、『轟音』が響く気配はない。『再発現』には時間が掛かるのだろう。

355東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/13(水) 21:07:03
>>354

「一体だけとは言えのぉ・・・あるかないかで『脅威』は変わる」
「じゃけぇ、この策なら悪くねぇわ」

銃の引き金を引く、つまり『銃声』を鳴らすだけでその音を用いて同時に攻撃ができる。
本来ならば、その二種類の攻撃に同時に対応しなければならない。
だが、同時に多方面から襲いかかる一の策ではなく、角度を調整しながら
どんどん分裂して接近する二の策ならば。もし『音』の発生と同時にしか
攻撃できないのであれば、常に狙える対象は一つのみだ。
その分、狙われた対象に攻撃も集中してしまうが。

「わしの準備は整っとる」「いつでも収納してもらって構わんけぇの」

身体を動かし、関節をある程度固定されないようにしながら、太田垣の合図を待つ。

356太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/13(水) 22:04:44
>>354
『射出用ダミー2枚』『射出用本命1枚』『手持ち用1枚』…

 「塩でコーティング済みの板は『4枚』揃った…」
 「あとコーティング無しのベニヤを一枚拾えれば……それで材料ほんとに万全、パーフェクト」


俺のスタンドで『岩塩』は壊しにくいから、『東雲入り台車』は未加工ベニヤに格納して、
それが森田にたやすく壊されないように、岩塩加工済みベニヤを重ねガード、という感じにしたいの。



「それでは…東雲君」
 「どんでん返しの中からでも、外の様子はちょっぴり分かるかもッスけど」
 「おそらく、合図無しで、突然空中に放り出される感じになると思うんで……」

「 …気ぃ張っといてくださいよ 」


 …では『タネ』の仕込みの開始。
 手始めに東雲、フランスパン(もし居るなら尾藤も)、『台車』に『格納』する。

 その後の手順としては、
 『台車』に、岩塩ベニヤ3枚、岩塩ベニヤ1枚の上に未加工ベニヤ一枚、を別々に載せ、
  その上に太田垣が乗って、『サードマン』で台車を押し、または手で漕ぎ、 
 『慧観の作業台の盾』の陰まで移動する…
  というような事を妨害、会話等の発生が無ければやりたい。

357春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/04/13(水) 23:06:11
>>354
「……『射出』するなら、今のうちだねえ。
『クレーン』を動かしてくるかも知れないよ」

 この策が決まれば、良し。
だが、それを信じて待つだけ……というわけにもいくまい。

 『キャンディ』を一つ麦角化し、飲み込む。
自らに『共感覚』を与え、音を『見る』。
敵がこちらの策に気付いているなら、必ず『妨害』に出る。
そのサインは『無音』だ……音が色に変わって溢れる視界の中で、
『無色』の瞬間を探す。『射出』の準備が完了するまで警戒を続け、
異変を察知したら素早く『太田垣』と『慧観』に伝えたい。

358『迫真 -Reality- 』:2016/04/19(火) 00:00:04
>>355(東雲)

    トンッ
            トンッ

『岩塩鎧』の作成は完了した。
『太田垣』の合図を待つ。

>>356(太田垣)
『太田垣』が台車に乗ったまま、『ザ・サードマン』で動かすことは出来ない。
『スタンド』のパワーによって、『本体』を移動させることは出来ないのだ。
『台車』にベニヤ板を重ねるが、『太田垣』は動けない。

          ズズッ

                  ――――ジャララッ

     「これを、掴みなさい」

『太田垣』の近くに投げられたのは『鎖』だ。
鉄扉を施錠していた『鎖』が、『慧観』のベルト止めに括られている。
作業台の盾を構えた『エンプティ・エステート』と共に前進する度、
台車に乗った『太田垣』もまた、前方へ進むことが出来る算段だ。

>>357(冬樹)

               ィ
                      ィ

                  イ.

                     ・

『見える』。『慧観』の声が聞こえた時、視界が『焦茶』に染まった。
年の若い『太田垣』の声は、『スカイブルー』の点滅に見える。
先ほどから身体を動かす『東雲』の肉体は、『モノクロ』のマーブル模様だ。
さながら『ドラッグビデオ』を視聴するかのような『異彩』に囚われながら、
『冬樹』の視界は、決して『聞こえる』はずのない、『電流』を見た。


           ジジッ

                        ジジジッ


『塔』を視界に収めた瞬間、視界の端がチラチラと『点滅』を始める。
これが波長を捉えながらも『理解』の及ばないはずの『超音波』だと、
『冬樹』は瞬間的に感じ取った。また一つ、『コウモリ』が『スピーカー』に変わる。

                 ジジッ

         バチッ!
                            ――――チチッ

その瞬間、『塔』から発せられる『電流』が一段と強くなった。
後、数体で『落雷』が起きる。その『イメージ』がクッキリと脳裏に浮かんだ。

359『迫真 -Reality- 』:2016/04/19(火) 00:12:56
┃┌──┐□□冬□□□太□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│箱箱□東□□│□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃└──┘箱箱□□□□慧□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃□□□□□□□□□台台台□□□□□□□□□□棚棚┃
┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│□□□□□□□□□□佐□□□□□□□棚棚┃
┃└──┘□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱━━━━┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱棚棚棚冷┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□┌───────┐□□□□□□□□扉□□□□□┃
┃□│    トラック→  │□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┃□└───────┘□□□□□□台車┃□椅机椅□┃
┗━━━━━━━□□□□□□□□□□□━━━━━━┛

360東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/19(火) 22:23:10
>>356>>359

>「それでは…東雲君」
> 「どんでん返しの中からでも、外の様子はちょっぴり分かるかもッスけど」
> 「おそらく、合図無しで、突然空中に放り出される感じになると思うんで……」

>「 …気ぃ張っといてくださいよ 」

「任せとけ」「いつでもアイツを殴る準備は出来とるけぇの」

太田垣の声に応じ、頷く。
作戦通りに行かないことも十分あり得る、足場のない状況でどこまで冷静に判断できるか。
覚悟を決め、発射のタイミングを待つ。

361太田垣良『ザ・サードマン』:2016/04/19(火) 23:20:28
>>358-359
この鎖も仏具の一種だろう、ありがたく手繰らせていただく。
…『蜘蛛の糸』を思い出してしまった。ブチ切れないよな、これ?

「…助かった! すぐ行くよッ」

移動が終わったら、手に持ったベニヤ(未加工)に台車を格納したい。
そして、台車入り未加工ベニヤon岩塩加工済みベニヤを持った本体は、
別の岩塩加工済ベニヤに身体を接しておく。
そして『ザ・サードマン』で作業台の盾に触れたい

「住職、頼ってばっかで済まない」
「俺が作業台に『どんでん返しカタパルト』を設置したら」
「俺は『このなんか塩っぽいベニヤ板3枚のどれか1枚』に入る」
「住職はベニヤ板3枚を『シャッフル』して、3枚ぜんぶカタパルトに載せてくれ」

「そうしたら、『射出準備』は完了ッス」
「『発射カウントダウン』は白岡慧観、あんたに任せる、俺は合わせる」
「OK?」

362春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/04/20(水) 18:27:52
>>358-359
「こいつは……電流、いや、やつの溜めている『音』かい」

 意図したものとは違ったが、結果的には相手の狙いを
『共感覚』で捉えることができた、ということか。

「発射を――急いだほうがいいねえ。
やっこさんも準備をしているみたいだよ……特大の『一撃』だ、
あと数体で『来る』。先んじなきゃ危ないねえ」

 作業中の面々にそう伝え、引き続き観察する。
音を『超音波』に変えている……ということは音の『源』があるはずだが、
現在位置からそれを捉えることはできるだろうか?

363『迫真 -Reality- 』:2016/04/21(木) 23:51:52
>>360(東雲)
『太田垣』は『エンプティ・エステート』に引っ張られ、前進する。
それに合わせ、『東雲』はトラックの陰に隠れように前進した。
『岩塩鎧』は完成し、血塗れの『左腕』以外を覆っている。

>>361(太田垣)
ベニヤ板に対し、『台車』は明らかに大きすぎる。
『格納』は出来なかった。

      「ああ、――――『健闘』を祈ります」

>>362(冬樹)
その目に映る確かな『幻覚』を全員に警告する。
『音源』は解らないが、『コウモリ』は常に『超音波』を発している。
それが目に映ったと考える方が自然だろう。


┃┌──┐□□冬□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│箱箱□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃└──┘箱箱□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃┌──┐□□□□□□□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃│F.lift.│□□□□□□□□□□佐□□□□□□□棚棚┃
┃└──┘□□□□□東□□□□□□□□□□□□棚棚┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱━━━━┃
┃□□□□柱柱□□□□□□□□□□□□柱柱棚棚棚冷┃
┃□□□□□□□□□□□□太□□□□□扉□□□□□┃
┃□┌───────┐□□│□□□□□扉□□□□□┃
┃□│    トラック→  │□□慧□□□台車┃□椅机椅□┃
┃□└───────┘□台台台□□台車┃□椅机椅□┃
┗━━━━━━━□□□□□□□□□□□━━━━━━┛

364東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/22(金) 00:53:00
>>363

すみません、一応確認いたします。
・血まみれなのは『裂傷』を負った『右腕』で、『麦角岩塩化』した
 『左腕』には、鎧はあるという認識で大丈夫でしょうか?

365『迫真 -Reality- 』:2016/04/22(金) 00:54:35
>>364
描写間違え失礼しました。
そちらの認識でお願いします。

366春夏秋 冬樹『メメント・モリ』:2016/04/22(金) 21:39:47
>>363
「……この脚が不甲斐ないねえ……と、そうだ」

 東雲の方を向き、声をかける。
『森田』に筒抜けになりそうなものだが、
どうも向こうは向こうで『大技』の準備に掛かりきりに見える。
今更足を負傷した『老いぼれ』の言葉になど、構うまい。

「さっき渡した『飴』、飲み込んでおいてくれないかい。
ちょっとした『合図』に使いたいんだけど……
『攻撃』のタイミングを知らせたいんだ」

 飲み込んでもらえたら『夜目』を与える。
光が差し込んで来ている今、『夜目』は不要――
だが同時に、現状では最も影響の小さい効果、故に『サイン』に使える。
もし『超音波』の急激な増大を感じたら、即座に『夜目』を解除し、
東雲に『サイン』を送る。『音』が聞こえてから対処するより、
『一瞬』先んじることが出来るはずだ。

367東雲 忍『ザイオン・トレイン』:2016/04/22(金) 22:47:54
>>363>>366

「細工は流々ってぇとこかの」「ん、了解ですけえ」

自身の『岩塩鎧』が完成したのを見て、頷く。
と、そこで春夏秋に声をかけられる。言葉に従い、先ほどもらった『アメ』を口に含みたい。
どうにも手が動かなければ、太田垣に食わせてもらう。どちらにしろ、彼の元へと近付く必要はある。

「そうじゃ。格納の前に、ついでにその『パン』を少し千切って持たせてくれんか」

『麦角』が解除されない程度に、パンの一部を渡してもらうように依頼したい。
その一部は胸元に左手で置いておく。万が一飛距離が足りなかったり、空中で攻撃を喰らいそうな時の『保険』だ。


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