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【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』
480
:
三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』
:2019/03/26(火) 01:28:43
>>479
「――はい」
トスッ
先輩が笑いかけてくれたので、いくらか気が楽になりました。
誰かが来ても邪魔にならないように、壁際に背中を預けて腰を下ろします。
そこで『補修』の様子を見守ることにしました。
先輩の怪我が無事に治るかどうかを、ちゃんと見届けておきたかったのです。
このまま立ち去ってしまうと、気になって仕方がなくなってしまうからです。
「あの……」
「ご挨拶が遅れました」
「中等部一年生の三枝千草といいます」
「『三つの枝』に『千の草』と書きます」
「今泉先輩、『先生』――よろしくお願いします」
ペコリ
膝を抱えて座った状態のまま、お辞儀をします。
少し行儀が悪いかもしれません。
でも、先輩が倒れているのに自分が立っているのは何だか申し訳なかったのです。
「千草は『妖甘』さんに絵を描いてもらいました」
「今泉先輩は『道具屋』さんですか?」
「それとも『音泉』さんですか?」
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