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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その1

1名無しさん:2016/01/18(月) 01:58:24
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

648白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/19(火) 02:39:38
>>645(中務)
>>646-647(GM)

「……ゲホッ。けほ……ふぅ、助かりました」

         「『4回目は不味い』」

         「――――『5回』が限度ですね」

保健室に駆け込めるとすれば『4回目』段階か。
あれより一段酷いとなれば、『動けない』もあり得る。

「……『今は出現していない』。
 とどめをさせたにもかかわらず、『ヒット&アウェイ』に徹する。
 筋が通った『自動操縦』のようです。『律儀』で素晴らしい」

独り言のように、白町は話しだす。

「『図書室』――自習室を使っていて、普通に4〜5回は満たす条件。
 なおかつ、自習も本も関係のないわたくしが『4度』も満たした条件。
 ――――『私語雑談』? 図書委員が『図書室でしゃべらない』のは当然」

「とはいえ、今などしゃべってはいますね」

持論は前提でひっくり返っている。

「あの笑み! 美しい笑みでした。根底を揺らぶられるような。
 ですが『あれ自体』は『一般利用客』に見えない以上、攻撃条件ではないはず。
 気になります。無論、自信は『良い』ことです!しかし、気になるのです」

「『自惚れながら、触ってくる』のは『褒められて気をよくした』から?」
 
「しかし利用者が褒めようにも、姿は見えません。
 『自意識過剰』だから自分宛てでない言葉を拾った?
 ふっ……『遺憾』ですが、わたくし自身、試しに口を閉ざしてみます」

それを最後に、一旦、口を閉ざす。
一言もしゃべらなければ、それでも『美少年』はやってくるのだろうか?

649中務千尋『エイミー・ワインハウス』:2020/05/19(火) 18:47:01
>>646-648

「……私語、あながち間違いでもないかも知れないっスけど」

「身体的な違いってほら、体温とかアルコール分解能力とか、まぁ確かめようないっスけど」

背の高さだけで判断してることはないと思いたい。
会話のトリガー、それを真とするならば、話しているか否かよりも内容に問題があるのかもしれないが。

「自動操縦……自分の意思はあるのか無いのか……うーん……」

「……あぁ、自分に酔ってるって感じっスか? あれは?」

白町が静かにする分、こちらが話す。
これで彼女が狙われるのならばより深く考えないといけない。

650『火はなくとも煙る』:2020/05/19(火) 21:26:32
>>648(白町)

 僅かな時間ではあったが、危機感を覚えるほどの『ふらつき』。
 ひと息つきながらも、推論を止めることはない。
 口に出して、整理し続けるが……今度は、『美少年』は現れなかった。


 ……ふと、貴女は自分の推論の中に、奇妙な『予感』を得る。


 着実に、照準が的へと近づいている。
 もう少しで、『射程距離内』に入りそうな――――そんな、確信めいた『予感』だ。

 正鵠を射てはいないものの、大きく外してもいない。
 『偏差』を修正すれば。或いは、修正せずとも。
 ボタンのひとつ掛け違うだけで、あの不快な『笑顔』の意味に届くような。


>>649(中務)

 身を挺するようにして、自らも推論を述べる。
 私語の有無、或いはその内容、外見だけではない体質の差異。
 様々に思考を巡らせるが……今度は、『美少年』は現れなかった。
 しかし、


 『自分に酔っている』。


 貴女は、ふと口にした『表現』が思いのほか、腑に落ちるのを感じた。
 『自己陶酔』。

 白町は、あの『美少年』を『遠隔自動操縦型』と想定していた。
 そして、定められたルールに従って仕事し続ける、機械的な『スタンド』ではなく。
 あの『笑顔』に見て取れるように、意思や感情を持っているタイプの『スタンド』のように思える。

651白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/19(火) 22:47:50
>>649(中務)
>>650(GM)

(ああ!)

白町千律は……喧伝こそしていないが、『ドールハウス』の作成を趣味としている。
配置に是正を繰り返す内、『理想通り』になる『瞬間』がある……(その後、理想は高まる)

(……『見えてきた』のです。『是正』の先……『正しさの白』が!)

その時に近い、感覚を覚えた。『是正』が『一区切り』される時の、そういう感覚だ。

          チョイ チョイ

白町はエヴァレットを指で招く。改めて『お茶』を、無言のまま要求する。

(『褒めない』ことはトリガーではない……エヴァレットさんは『褒めていない』
 『構わない』ことがトリガーなら、図書室の利用者全員が被害者になる)

(『自己陶酔』をする者が、他者を攻撃するとしたら?)

『それではない』 ……だが遠くない答えがあることを、どこか確信しつつある。
それを、『行動』に変えようとしていた。『白町自身の行動に』ではない。

「中務さん、ぜひ試したいことが。
 あなたの策に差し支えがなければ、わたくしを褒めなさい」

「それとエヴァレットさんも。あなたは、自分自身を褒めなさい」

『協力者の行動に』……だ。白町は『個より集を好む』。

能力が明かされていない今……白町は言葉少なに、中務とエヴァレットに要請する。
『4回目』に至るのは、極めて危険だと理解したのだ。まだ安全域の彼女らに『任せる』。

652中務千尋『エイミー・ワインハウス』:2020/05/20(水) 01:13:55
>>650

(ん、む……)

中務千尋は多くの役割を担っている。
脚本家であり、舞台装置担当であり、演者担当である。
多くのものを発想から作り上げる点は共通している。

「……自己陶酔、自分に酔ってるのは間違いじゃないっスかね」

まだ分からない。
小さな声でそう呟いた。

「褒める……あぁ、いいっスよ」

「そーゆーの苦手じゃないっスから」

そう言って、新たな自分の役割をこなす。

「白町さんって素敵な人っスよねぇ」

「是正の精神は山よりも高く美しい」

「模範的で白町さんみたいな人を『風紀委員』って言うんでしょうねぇ」

言われた通り、褒める。

「あと笑うと特徴的で素敵っス」

653『火はなくとも煙る』:2020/05/20(水) 21:31:10
>>651(白町)

 『是正』の臨界点を目指し、二人に指示を飛ばす。
 まだ多少の『ふらつき』は残っているものの、その程度ならば容易い。


「……」 スッ

 エヴァレットは貴女の意図を察して、先ほどの緑茶の入ったカップを差し出した。
 両手で触れると、まだ温かい……。
 芳しい茶葉の匂い。口をつけたなら、また『ひと息』で飲み干してしまいそうだ。

 中務は、貴女の指示に従って、そつなく誉め言葉を並べているが……、
 『美少年』は現れない。他の条件があるのだろうか?


>>652(中務)

 『美少年』の自己陶酔的な笑みは、まさしく『自分に酔っている』。

 自らの口にした表現に、腑に落ちる感覚がした……ような気がしたが、やはり否定した。
 まだ分からない。見落としや、他の可能性があるかもしれない。

 白町の指示に従って、彼女への賛辞を並べてみるが……
 『美少年』は姿を見せない。他にも、策を試してみるべきだろうか?


>両名

 白町から『自分を褒める』ように指示を受けた、エヴァレットは……

「…………えっと、」

 少し、まごついている。

 演劇で舞台に上がることも多いからだろうか、
 すらすらと台詞を並べ立てることが出来た中務と比べて、アドリブは『苦手』のようだ。

「私は……すごいわ。そう、すごい」
「どうすごいのか、と言うと……………………、『礼儀や礼節を弁えていて、心遣いができる』」


       『   ズ    』

                   『   ズ ズ    ズ  ・・・・・・   』


 その瞬間、

          「!!」
                 『  ニ ィ ・・・ 』


 はたして白町の企図した通りか、エヴァレットの傍らに姿を現した。


 『絶世の美少年』。
 『自己陶酔的』な笑みを浮かべている、西洋人風の衣裳。

 その視線は、攻撃対象となったエヴァレットに注がれているようだ。
 若木のように細い腕を伸ばして、指先で触れようとしている。

654白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/20(水) 22:02:22
>>652(中務)
>>653(GM)

「ふふ……ふ、中務さん、褒め上手なのですね。
 言葉一つ一つが、わたくしの心に響いてます。
 好きになって、しまいそう……ああ、『出ましたね』!」

『ハード・タイムス』の手で、出現した『美少年』を殴打する(パス精DCB)

「素晴らしい! 『期待に応えてくれる』…………ククッ!」

スピード差がある。当たる可能性は殆ど無い。が、『当たらないとも限らない』。
『攻撃される』と分かっていても、始めた動作は止められないはずだから。

「これで『発現』は誘導可能!
 戦況は一つ『是正』されたのです」

「『自画自賛』または『エヴァレットさんを褒める』
 それがこの存在の、攻撃条件と考えていいのでしょう」

重要なのは、『いつ・誰の横に出るか』を、誘導出来るという事。
勿論100%ではない……未知の『要因』が無いとは言い切れない。

「断定は、しません。ですが『出るタイミングを決められる』なら十分!」

お茶を飲み干す。『回数2』に下げておけば、『自分』も択に上げられる。

655中務千尋『エイミー・ワインハウス』:2020/05/20(水) 23:37:24
>>653

「……うへぇー」

言っててなんだかむず痒くなってしまった。
なんだろう、不思議な感覚だ。

「出たっスね」

(……エヴァレットさんの発言)

(礼儀、礼節……心遣い)

(私はその方面は触らなかった)

だとすると、トリガーを引けていないのは自分の方だ。
西洋人風のスタンドヴィジョンを視界に捉える。

『エイミー・ワインハウス』を移動させ、エヴァレットを引っ張りたい(パス精CBB)

656『火はなくとも煙る』:2020/05/21(木) 21:43:36
>>654(白町)

 『ハード・タイムス』の拳が、『美少年』へと振るわれ――――


       『 ぶ ン ! 』
                   フッ……


 その『残像』を薙ぐようにして、空を切った。
 やはり、『視認』してからの攻撃で捉えるのは難しそうだ。

 だが、奇妙な『予感』が『確信』へと変わる。


      グ ビ  ィ  イ ―――――ッ!


 エヴァレットから受け取った『緑茶』を飲み干す。

 茶葉から抽出された『カフェイン』! そして『ビタミンC』!
 体内のアセトアルデヒドだかなんだかが分解されていく……ような気がする。
 ふと気づくと、先ほどまでの『ふらつき』を感じない。
 机に手をつかずとも、立っていられそうだ。


>>655(中務)

 自分自身の言葉に形容し難いむず痒さを覚えつつも、『美少年』を視界に捉えた。

 そして、『エイミー・ワインハウス』。
 エヴァレットの元へと向かわせて、腕をつかんで引っ張る。


    『 ピ ト ・・・ 』
                フッ……


                         『 グ イ っ ! 』

            「……あっ!?」

 『美少年』の手際は、目にも止まらぬほどに速い(スA)。
 その指先がエヴァレットの頬に触れ、そしてヴィジョンが消える。
 『エイミー・ワインハウス』がエヴァレットの身体を掴んで体を引っ張ったのは、その後ということになる。

「……び、びっくりした……素早いのね、『エイミー』さん」

 『エイミー・ワインハウス』とて、機敏な『スタンド』と呼べる部類に違いない。
 しかし、スピードは向こうの方が上だ。
 相手を『視認』してから動かすとなると、どうしても『後手』を掴まされてしまう……

657白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/21(木) 22:49:08
>>655(中務)
>>656(GM)

「ふふ…………『是正』の余地は、まだまだあります!」

笑みを浮かべる。酔いが覚めることを知覚していた。

「まず、『誰のそばに出るか』は決められても、
 人の『そば』は、周囲360°あるのです。
 これだけでは、決め打ちで当てることは難しい」

「ですが!」

白町は『いす』を手に取る。
図書室には無数にあるはずだ……動かせる椅子が。
それを、最低で『7個』ほど集めておく。

「アレは、『すぐ触れる位置』に現れますよね?
 少し離れたところに現れ、詰めて来たりはしない。
 いつも手を伸ばせば触れる位置に出るからこそ、
 わたくしたちの行動が『間に合わない』のです!」

「では、触れる位置が、『一箇所』しかなければ。
 そこに現れざるを得ないのでは、ないでしょうか!」

白町がしようとしている事は、その言葉通りだ。
発現が『ルール』なら、『嫌でも現れざるをえない』。
どうにかしてでも、『触れる位置』に出現せざるを得ない。

「例えば。エヴァレットさんの『目の前』以外の『手を伸ばせば届く位置』が、  
 全て物で埋まっていれば? それでもアレは、出ざるを得ないはずなのです」

それを、誘導しようとしている。『触れる位置』を、減らす事によって。

658中務千尋『エイミー・ワインハウス』:2020/05/21(木) 23:33:07
>>656

「んーやっぱり無理っスね」

とはいいつつ、『エイミー・ワインハウス』はエヴァレットの傍だ。
敵が来た時の迎撃のためには傍にいた方がいい。

「おっ、いいっスね。それ」

椅子を集めるのを手伝い、適当なメモ(なければスマホのメモ機能)を使ってエヴァレットにメッセージを送る。

『礼儀、礼節、心遣いを一つずつ使って褒めて下さい』

『礼儀正しくて素敵、礼節をわきまえてて素敵、ぐらいでいいです』

『あれが何をきっかけに出てきているかを絞ります』

『それら全てがきっかけの可能性もありますが』

659『火はなくとも煙る』:2020/05/22(金) 18:00:30
>>657(白町)

 一手ずつ、着実に。『王手』に向けて、駒を詰めていく。

 自習用の『椅子』は木製の簡素なもので、簡単に動かせる。
 意図を察した中務が手伝ったこともあって、すぐに『7個以上』は集まるだろう。


         『  ズ  ズ ・・・ 』


 中務がエヴァレットにスマホの画面を見せると、エヴァレットが何かを読み上げた。
 その傍らには、やはりあの『美少年』が出現している……。


>>658(中務)

 白町が椅子を集めるのを手伝う。
 二人がかりの作業で、彼女が目標としている数はすぐに集められたようだ。

 そして、エヴァレットの傍に『エイミー・ワインハウス』を待機させる。

「…………」

 『自分を守るために戦力を割いてもらっている』と理解したのか、申し訳なさそうに押し黙っている。
 しかし、スマホで作成した文章を読ませると、その表情はすぐに強張った。

「…………つまり、さっきと同じような内容、でいいのよね」
「あの……『スタンド』というのを、私の傍に呼び出すためには」

 文章を読み終えたエヴァレットは、やや躊躇いがちに指示に従う。


「…………ええと……、『私は礼儀正しくて素敵』」


         『 ズ  ズ ・・・ 』


 その傍らには、やはりあの『美少年』が出現している……。

660白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/22(金) 19:59:08
>>658(中務)
>>659(GM)

「お手伝い、ありがとうございます。
 わたくし嬉しいです、中務さん。
 あなたは『協調性』がある……素晴らしい。
 それに……『独力』の方もまた、優れている」

「完全に『言わされた自賛』も、『条件』を満たすのですね」

中務の機転により、『釣る』ための餌は最早溢れ変えるほどだ。
遠隔自動操縦の弱点は、そのような状況でも『やめられない』こと。
スタンドを引いて対策を練るためには、『本体が見ている』必要がある。
逆に言えば……あの『美少年』の本体は、ここを見てはいない。

白町は確信を深め、深まったそれは屈託なき笑みとして顔に浮かぶ。

「中務さん。『挟み撃ち』に、いたしまょう。
 わたくしの『ハード・タイムス』と、
 あなたの『エイミー・ワインハウス』の配置の話です。
 『エヴァレットさんの側』と、『前方・人二人分ほど』に」

「アレは『触りに行く動き』に乗せてわたくし達の行動を躱します。
 実に無駄がなく素晴らしい行動です……そして、厄介でもあります。
 左右から挟んで攻めるのでは、発現タイミングが分かっていたとしても、
 万一の場合『前に進む速度』に対して、空振る可能性があるのです。 
 ですが前後であれば……進行方向からの一撃は、回避不可能でしょう。
 万一目の前に迫る拳に身を引こうとすれば、その場合は後ろからの拳に倒れるのです」      

               ウットリ

「ふふ…………『是正』の余地が、全く無いとは、思いませんがね」

白町はスタンドも用いて、椅子7つを『コ』の字に並べる。
この状況。敵の能力がなければ、間違いなく『賛美』の言葉を吐いていただろう。

661中務千尋『エイミー・ワインハウス』:2020/05/22(金) 20:31:23
>>659
>>660

「どうも……ワンマンでやれない人間は協調性持ってないと演劇出来ないっスからね」

そう呟いて美少年を見やる。
まだ動いてないのは少し疑問だ。
出て直ぐに触れてくるかと思ったが。
少しラグがあるものなのだろうか。

「挟み撃ちっスか」

「じゃあボクは傍の方にするっスかね」

白町の準備を待って、準備が整えばエヴァレットに続きを読んでもらおう。
もし今来るのなら迎撃したい。

(ん……? 会話のトリガーにしても……今までいた生徒がそれを満たしてるってことになるけど)

(該当する生徒、そんなにいたの?)

662『火はなくとも煙る』:2020/05/23(土) 00:02:17
>>660(白町)

 中務の協調性やアドリブ力に感じ入りつつ、挟み撃ちのための策を練る。

 『遠隔自動操縦型』。
 本体の意思に寄らず、『条件』を満たせば出現する。
 そして、その『条件』と思しき手札も揃った。

 『迎え撃つ』には、十分な材料と言えるだろう。
 『ハード・タイムス』の手も借りつつ、椅子を『コ』の事情に並べる。


>>661(中務)

 白町の賛辞に応じつつ、その策に応じる。

 『美少年』はエヴァレットの右手に触れると、あっという間に消えてしまう。
 これまでと同様、現れてから消失までは『一瞬』だ。(※)

 その姿を視界で捉え、認識する分には苦労はないが……
 やはり、『視認』してからの迎撃となると、かなり難しい。

(※『スタンド』が現れてから消えるまでは、これまでの描写通り『一瞬』。
  現れてから消えるまででレスを分けているのは『描写の都合』。あしからず)


>両名

「……準備が整ったら教えて」
「『続き』も、……読み上げるから」

 『スタンド』を警戒してか、エヴァレットは言葉少なに白町に呼びかける。
 能力の影響か、顔は赤く、息も上がっているが……まだ『余裕』はありそうだ。

663白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/23(土) 23:39:14
>>661(中務)

「ふふ……その『謙虚』な態度もまた、素晴らしい」

「そして、そんな謙虚なあなただからこそ、
 わたくし以上に『疑り深く』状況判断が出来るのです!
 ――――中務さん、何か『懸念』は、おありですか?」

白町の問いかけは、心を読んだわけではない。
あくまで『王手』に近付くため、『必要』だった。
自分とは違う視点を持てる、中務への『最終確認』が。

よほどエヴァレットが酒に強いのでなければ、
チャンスは数回だけ。『懸念』は、潰せるなら潰したい物だった。

>>662(GM)

「エヴァレットさん、もう少しだけ待ってください。
 わたくし、『是正』を最後まで重ねたいのです。
 チャンスは『有限』……『一度』で、済むように!」

『ハード・タイムス』に持たせた布は、
あらかじめ肩にかけ、背中側に垂らすよう持ち変える。

「個人的にも、風紀委員としても、
 あなたが『苦しむ』回数は、
 少しでも少ない方がいいのです」

持っている箇所は、『四隅』の一つだ。
四隅には全て、予め『マーク』しておき、
そのうち一つの隅のマークを掴んでいる。

非力を以て『一撃で決める』ための攻撃手段は、既に『是正』済だ。

664『火はなくとも煙る』:2020/05/24(日) 00:10:41
【確認事項】

>>663(白町)

>『ハード・タイムス』に持たせた布は、
>あらかじめ肩にかけ、背中側に垂らすよう持ち変える。

この『ハード・タイムス』に持たせている布は、先ほどまで肩にかけていた『膝掛』ということ?

665白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/24(日) 00:33:27
>>664(GM)
この『布』と『膝掛け』は同じものであり、
>>640で渡している『ブランケット』とも同じです。
度重なる表記ブレ、大変失礼いたしました。

666『火はなくとも煙る』:2020/05/24(日) 00:54:56
>>665(白町)

把握しました。だいじょうぶです。

667中務千尋『エイミー・ワインハウス』:2020/05/24(日) 01:54:43
>>662-663 (詳細な描写に感謝)

「懸念……」

「なんていうか、この自賛したら来るって、座りが悪いって言うか」

「この条件満たした生徒、そんなにいたんスか?」

なんとなく思っていたことを発する。

「まぁ、とりあえずこっちの処理っスけどね」

美少年を出させよう。
出てきたら蹴ってやる(パス精CBB)

668『火はなくとも煙る』:2020/05/24(日) 16:58:46
>>663(白町)

 エヴァレットは、貴女の指示に頷いて返した。

「……この中では、私だけが唯一、対抗策を持たない。
 それに、私から二人に頼んだのだもの。
 『解決』してもらうためなら、これくらいの『リスク』は負わなくちゃ……」

 どうやら、自分に言い聞かせているようだ。

 未知の脅威、『スタンド』。
 自らその対象となることに、少なからず不安を感じていたようだが……
 貴女の言葉の端に感じ取れる『気遣い』に、かなり安堵したようにも見える。


      ――――シュパパパッ


   『Φ』        『Φ』

         『Φ』        『Φ』     ふぁ さ ・ ・ ・


 『ハード・タイムス』が、布の四隅にマークする。
 そのヴィジョンの手で一角を握り、片肩から背中にかけて、背負うように『膝掛』を垂らした。
 今のところ、『下ごしらえ』は順調に進んでいる。

 と、その準備を進めている間に、中務から疑問が飛んできた。
 どうやら、『発現条件』について思うところがあるらしい……。


>>667(中務)

 『金曜日の16時以降』。
 『図書室』内で、『自賛』をした人間の傍らに現れて、『酔わせて』いる。

 …………『何故』?

 貴女は、その『発現条件』への懸念を呟いて、首を傾げた。

 単純に、条件に対して被害者が多すぎると思ったのか。
 それとも、『自賛』⇒『酩酊』、という流れを不自然に感じたのか。

 或いは――――


   本来はあるはずの情報が、『どこか欠けている』、のか。


 まるで、『推理小説』だと思って読み始めた本が、
 犯人の動機やトリックをすっ飛ばして、結末を語り始めたかのように。


「……? 謹慎になった生徒は、『そんなに』はいないわ。4〜5人くらい、かしら」

 その推論を聞いていたエヴァレットが訂正した。

 そういえば、この『飲酒』騒動が起きたのは、『ひと月ほど前(>>609)』からだ。
 そして事件が起きるのは、決まって金曜日の放課後。
 仮に、毎週一人ずつ被害者が出ていたとすると……その程度の人数になるだろう。

「……とはいえ、『図書室』は基本的に『私語厳禁』、だけど……」

669『火はなくとも煙る』:2020/05/24(日) 17:01:05
>両名

「…………その。
 これは、『陰口』のようになってしまうから、
 言うべきかどうか、ずっと迷っていたのだけれど……」

 白町の準備を待つ間。
 エヴァレットが、申し訳なさそうに口を開いた。
 白町の主張する『自賛』のトリガーを踏まぬよう、丁寧に言葉を選んでいる。

「……『飲酒』の疑いをかけられた生徒たち、ね。
 はっきり言って、……あまり『素行の良い』生徒ではなかったみたい」

「……全員、『飲酒』疑惑については否定しているの。
 でも、先生方の多くは、『彼らがウソをついているに違いない』って……
 普段の行いが褒められたものではなかったから、聞く耳を持ってもらえなかった……って」

「……私も、面識があるわけじゃないから。これも、『噂』程度の情報よ」


 その噂を言い換えるなら、こうだ。
  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
 『私語厳禁の図書室でダベっていても不自然ではない』、そんな生徒たちだった。


 しかし、同時に。

 ただでさえ、『飲酒』の濡れ衣によって傷つけられた、彼らの名誉。
 その傷口に塩を塗り込み、追い討ちをするかのような難癖だ、ともいえる。


 火のない所に煙は立たぬ。


 そんな、教師たちからの謂れのない冤罪に傷ついた、エヴァレットだからこそ。

 必死に罪を否定している生徒たちに、自らも疑いをかけるような真似は、到底出来なかったのだろう。
 或いは、「尋ねられるまでは明かすまい」と、心に秘していたのかもしれない。

「……ごめんなさい。私が、もっと早くに、これを打ち明けていたら」
「もう少し、早く。正解に辿り着けたかもしれない、のに」

 ……とはいえ、自らの都合で、重要な情報をひとつ伏せていたことに変わりはない。
 その自覚もあるのか、エヴァレットはひたに詫びている。

 しかし、これで『被害生徒の共通点』、という情報が明らかになった。

 『情報収集』という名目で、事前に『根掘り葉掘り』聞いていれば、
 他にも明かされていた情報があったのかもしれないが……

 しかし、中務の『直感力』と白町の『策』によって、既に『王手』は目前だ。
 今となっては、些事かもしれない……。

670白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/25(月) 00:14:10
>>667(中務)
>>668-669(GM)

「なるほど――ごもっともです、中務さん!
 やはりあなたの着眼点は素晴らしい……
 図書室は、『話す場ではない』ですものね」

「そして、それを満たす理由もまた、ごもっともです!」

中務の持っていた疑問、そしてエヴァレットの答えはどちらも納得がいく。
火のないところに煙は立たぬ。『火があるところを選んで煙を立てた』。

「エヴァレットさん。気にすることはないのです。
 なにせ誰も倒れていない。倒れるのは『悪徳』のみ。
 誰も悪くはないのです。悪いのは『ここにいない者』のみ」

「素行が悪いからといって、冤罪をかけられていい理由はないのです。
 正しい罪をもって、正しく裁き、正しい形に是正する! そうあるべき!」

位置取りを予定通りに取り、
中務と二人でエヴァレットを挟むようにする。
膝掛けを肩にかけた『ハード・タイムス』は、構える。
その一撃はエヴァレットには当たらないように、
真後ろでなく、ほんの少しだけ横にズレた位置に立つ。

「わたくし、『幕引き』を提案します。
 『ハード・タイムス』の『絶技』の一を以て、
 次の『出現』と同時に確実に仕留めます!」

出現のトリガー、『エヴァレットの自賛』の開始と同時に肩にかけた膝掛けを抜き放つように前に振るう。
つまり、『掴んでいる一隅』以外の『三隅』が、自分の体より前方向に位置するように、振るう(精B)


その状態で『掴んでいる一隅』からは『最低の力』で。
『他の三隅』からは『最大の力(パスBB×3)』で。


「もっとも、これもまだまだ『是正』出来る技では、あるのです」 


膝掛けは、結果的に引きちぎれるだろうが…………『引っ張る』。

その勢いに乗せ、『ハード・タイムス』の身体を前に『突っ込ませる』。
白町自身が最初にそうしたように。あの時の、『三倍』の引っ張りによって。

671『火はなくとも煙る』:2020/05/25(月) 12:58:26
>>670(白町)

【確認事項】

>位置取りを予定通りに取り、
>中務と二人でエヴァレットを挟むようにする。

この『予定通りの位置』というのは、>>660

> あなたの『エイミー・ワインハウス』の配置の話です。
> 『エヴァレットさんの側』と、『前方・人二人分ほど』に」

この位置にスタンドを配置する、という理解でよいか。
それとも、『挟むように』というように、それぞれのスタンドをエヴァレットPCの両隣に配置するということか。

(※尚、現在『エイミー・ワインハウス』は>>661よりエヴァレットPCの隣に位置している。)

>出現のトリガー、『エヴァレットの自賛』の開始と同時に肩にかけた膝掛けを抜き放つように前に振るう。

このレス内に該当の台詞等はないが、エヴァレットの『自賛』を指示した、という理解で進めてよいか。
また、>>657>>660にて『コ』の字状に並べた椅子については、
以降の言及がないが、『コ』の字の中央辺りのスペースにエヴァレットを誘導していた、という理解でよいか。

672白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/25(月) 14:55:46
>>671(回答)
全面的にGMの理解で間違いございません。
『エヴァレット』NPCへの指示は完全に書き忘れのため、
申し訳ございませんが>>670を以下に修正させていただければ幸いです。

-----

>>667(中務)
>>668-669 >>671(GM)

「なるほど――ごもっともです、中務さん!
 やはりあなたの着眼点は素晴らしい……
 図書室は、『話す場ではない』ですものね」

「そして、それを満たす理由もまた、ごもっともです!」

中務の持っていた疑問、そしてエヴァレットの答えはどちらも納得がいく。
火のないところに煙は立たぬ。『火があるところを選んで煙を立てた』。

「エヴァレットさん。気にすることはないのです。
 なにせ誰も倒れていない。倒れるのは『悪徳』のみ。
 誰も悪くはないのです。悪いのは『ここにいない者』のみ」

「素行が悪いからといって、冤罪をかけられていい理由はないのです。
 正しい罪をもって、正しく裁き、正しい形に是正する! そうあるべき!」

中務と二人で『出現位置』を前後に挟む位置を取る。
具体的に言えば、白町本人はエヴァレットの後方。
そして『ハード・タイムス』はエヴァレットの側に立つ。

 中
●☆●  ●:『椅子』。なるべく隙間を開けず配置。
●エ/ハ●  ☆:ここに『美少年』が出現すると『決め打つ』。
●●●   中:中務の立ち位置は、ここが良いと考えている。
     エ/ハ:エヴァレットのすぐ側に『ハード・タイムス』。
         この二人が収まる以上の隙間は、絶対に作らない。

エヴァレットの側には『ハード・タイムス』1人分以上の空間は絶対に作らない。
可能な限り椅子の位置をそのように詰めておく。それが出来てから、始動する。

「わたくし、『幕引き』を提案します。
 『ハード・タイムス』の『絶技』の一を以て、
 次の『出現』と同時に確実に仕留めます!」

「エヴァレットさん、『椅子の陣』の中へどうぞ。
 ちょうどその、『コの字』に収まるように立つのです。
 わたくしの『スタンド』の側に。隙間を空けず。
 そして……ぜひ、始めなさい。最後の『自賛』を!」

出現のトリガー、『エヴァレットの自賛』の開始と同時に肩にかけた膝掛けを目の前の空間へ振るう。
つまり、『掴んでいる一隅』以外の『三隅』が、自分の体より前方向に位置するように、振るう(精B)

その状態で『掴んでいる一隅』からは『最低の力』で。
『他の三隅』からは『最大の力(パスBB×3)』で。


「もっとも、これもまだまだ『是正』出来る技では、あるのです」 


膝掛けは、結果的に引きちぎれるだろうが…………『引っ張る』。

その勢いに乗せ、『ハード・タイムス』の身体をエヴァレットの前の空間に『突っ込ませる』。
白町自身が最初にそうしたように。あの時の、『三倍』の引っ張りによって、タックルを仕掛ける。

673中務千尋『エイミー・ワインハウス』:2020/05/27(水) 11:07:37
>>668
>>672

「まぁ、ボクらも聞いてなかったんで仕方ないし……」

「……ん、む」

そうか、そういうことか。
なんとなく、動線のようなものは見えてくる。
動機と言ってもいい。
そういう人間を狙っている可能性は否定できない。
それをすることによって得られるものがあるのかもしれない。
それは立場によって生まれるもの。

「まぁ、とりあえず処理しちゃうっスよ」

「犯人探しがしたいなら、その後で」

どうせこの場にはいない人間だ。
エヴァレットにスマホの文字を読み上げるように促そう。

「……僕の能力は使い所ないっスかねぇ」

「まぁ、とりあえずはやることを」

白町の指定する場所に待機。
美少年が現れたら殴る(パス精CBB)

674『火はなくとも煙る』:2020/05/27(水) 21:01:28
>>672(白町)>>673(中務)

 白町が先導し、『美少年』を打ち負かすための陣形が整った。

 七つの椅子、その中央にエヴァレット。
 すぐ傍らに、布を構えた『ハード・タイムス』。
 『美少年』の現れるための一か所を空けて、
 その正面には中務と『エイミー・ワインハウス』。

 『神出鬼没』のスタンドだが――――『タネ』が割れてしまえば、攻略は易い。
 『いつ』、『どこに』、現れるのか。その条件さえ、明かされてしまえば。

「…………読むわね」

 エヴァレットの顔に、先ほどまでの不安はない。
 これが『王手』へと繋がるという確信を、二人の言動から得たのかもしれない。


    「……『私は、礼節を弁えていて、素敵』」



       『 ズ  ズズ    ズズズ   ・ ・ ・    ! 』



   バ リ ッ !!

                          グ!  グ!!   グン !!!

675『火はなくとも煙る』:2020/05/27(水) 21:03:02
>>672(白町)>>673(中務)

 ただでさえ『一瞬』で消えてしまう『美少年』のビジョン。
 その姿を視界に捉えてから、『後出し』で攻撃を放ったとしても、当たる前に消えてしまうだろう。
 どれほど素早い『スタンド』だろうと、それを動かすのは人間の意識だ。
 その差異こそ、この『スタンド』――――『アルコホリック・フェイス・ミッション』が遠隔自動操縦型である、という論拠であったように。


 ならば。
  、、、、、、、、、、、
 『攻撃を置いておけばいい』。

 白町千律と中務千尋は、もう知っている。
 この瞬間、ここに来ると 『知っている』!


       ぐ   ぉ ン ―――――――――― !!


 エヴァレットが読み上げるのと同時に、『ハード・タイムス』が仕掛ける。
 その手に掴んだ『膝掛』が、前三方向に『引っ張られる』。


        み  し ッ  ・ ・ ・ !


 ……急に激しく靭帯を引き延ばされ、腕や肩が悲鳴を上げた。
 『膝掛』も、その中央から三方向に引き裂かれた。その攻撃は、


 ――――裏を返せば、それほどの『破壊力』!


       『  ニ ィ   
                   『  ┠゛ コ゛ ォ  ッ  !!! 』

676『火はなくとも煙る』:2020/05/27(水) 21:06:09
>>672(白町)>>673(中務)

 渾身のタックルを見舞われた『美少年』が吹っ飛ぶ!

 その姿は……消えない。
 先ほどまでならば、『一瞬』のうちに接触を済ませ、姿を眩ませていたはずだ。

 『ハード・タイムス』が与えた、その捨て身の攻撃のダメージか。
 或いは、一連の動作が途中で中断されてしまったためか。

 ただそこにいるだけの、ヴィジョンならば――――!


        バ  キ ぃ っ! 
 

 『エイミー・ワインハウス』の振るった拳が、その顔面に突き刺さる。
 今度は過たず、そのヴィジョンを捉えた……『クリーンヒット』、というやつだろう。


     『 ・ ・ ・ オ 』

                 『  オ ロ  ロ 〜〜〜〜 〜 ン ・・・ ! 』


 悲鳴、のようなものを上げて、『美少年』が這いつくばる。
 もはや、あのうすら寒い『笑み』は浮かべていない。
 信じられない扱いを受けた、とでも言わんばかりに、涙目で二人を見上げている。

 恨めしそうな視線を残したまま、『美少年』の身体が薄れていく。
 今までのように『一瞬』で消えるのではなく、存在感が少しずつ希薄になっていくような感じだ。
 『強制解除』、というやつだろう。

 ……ふと、貴女たちは、それまで自分の体の中にあった『不調』や『ふらつき』が、消えていくのを感じた。

 思考はクリアになり、火照りも冷めて、心なしか気分も良い。
 互いを視れば、肌の赤らみも消えている。


「……お、終わったの……?」

 エヴァレットが、おずおずと尋ねている。

677白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/27(水) 23:00:31
>>673(中務)
>>674-676(GM)

『ハード・タイムス』そのものは『非力』なスタンドだ。
だが『白町千律』は『18年』の『経験』により、
最大の破壊力を引き出す術を、痛みと共に学んでいる。

「ああ痛い……それに、『ブランケット』が破れてしまいました。
 特に思い出の品などではないのですが、使い心地がよかった。
 わたくし、とても悲しい……ですがこの損失もまた『素晴らしい』!」

「希望ある未来の『是正』に伴う痛みは、崇高なのです!」

              シュル

笑顔で高らかに宣言する。『勝利』をだ。

引きちぎれた膝掛を手に取って一塊にまとめ、
『ハード・タイムス』を解除する。『終わった』からだ。

「エヴァレットさん、お疲れ様でした。中務さんもご協力感謝します。
 ふふっ。事件の元凶――――『スタンド』は、これで討伐完了です」

            ニコォ ・・・

話しながら、椅子を片付ける。

「あとは『犯人』を、探すのです。
 『ホンモノの霊』でもないのなら、
 これをけしかけた人間が、いるのでしょう。
 それを是正せねば、事件はまた起きるかもしれません!」

「スタンドに与えたダメージが、フィードバックしていれば、話は早いですが」

678中務千尋『エイミー・ワインハウス』:2020/05/28(木) 01:32:26
>>674-677
>>677

「ははっ、ぶち抜いてやったっスねぇ」

今日の自分たちの役割は勝者。
敗者の役割を持ったのは相手の方だ。
『エイミー・ワインハウス』はうやうやしく礼をした。

「そうっスね。まだ、ラジコンを叩いただけっスから」

「操縦してるのを叩かないといけないっス」

「ただ、そこに関しては結構絞れるとは思うっスけど」

『エイミー・ワインハウス』に椅子を持って来させて座ろう。
その位の楽は許されるだろう。

「要は、その不良風のやつらを狙いたい人間だとは思うっスけど。そいつらが落ちるのを見たい、的な?」

「まぁ、あくまで予想っスけどね」

679『火はなくとも煙る』:2020/05/28(木) 20:53:01
>>677(白町)

 『ハード・タイムス』から逆流する、ビリビリとした片腕の痺れ。
 お気に入りの『ブランケット(膝掛)』も、四片に寸断されてしまった。

 ……或いは、これくらいの『苦み』も。
 『勝利の美酒』にとっては、ちょうどいいアクセントかもしれない。

「……それは、『こちらの台詞』ね。お疲れ様、白町さん。
 椅子の片付けくらい、後で私がやっておきます。今は休んでいて」

 ところで、その引きちぎれた『ブランケット(膝掛)』だが……
 等方向に均等に引っ張られたためか、断面にほつれ等はない。

 もしかして、布と繊維の張力を自在に操る『ハード・タイムス』の器用さなら、
 『縫い糸』と『裁縫道具』さえあれば、キレイに直せるのではないだろうか……?


>>678(中務)


      シュ ビ !
                   バッ !


 キレのある一礼!

 『エイミー・ワインハウス』も、本来の調子を取り戻したらしい。
 先ほどまでの微かな『不具合』は一切感じられない。
 優雅に、もしくは淑やかに、椅子に腰かけているのだろう。

「……『ラジコン』。なるほどね。
 電波の届くようなところから動かしていた、と。
 さっき言っていた『遠隔自動操縦』って、そういうことよね?」

 分かりやすい例えに、エヴァレットも得心がいったようだ。


>両名

「……二人とも、改めてお礼を言わせて」

 ひと息ついたところで、エヴァレットが居住まいを正す。

「貴女たちにとっては、自分の『信条』に則った行いだったのだろうけれど」

「……私にとっては、これ以上にない『無実の証明』だった。
 訳も分からないおかしな事件について、疑いをかけられて……
 正体も目的も知らない、『幽霊』のせいにして……
 私の頭がおかしくなったんじゃあない、って、『自分自身に証明できた』」

680『火はなくとも煙る』:2020/05/28(木) 20:53:57
>両名

 もし、この事件に、犯人と呼べる人物がいるのならば。
 真の解決を図るためには、その正体を明かして、公正な罰を受けさせるべきだろう。

 ……しかし、『スタンド』の罪を裁く法はない。
 正義なき力は、ただの暴力だ。

 ――――では、今回の一件は。

 『酔い』を振り撒いていた、傍迷惑なあの『スタンド』を懲らしめたのも、『暴力』なのだろうか?

 それは、二人の『正義感』次第だろう。ただ、


      「……今はもう、『真相』を知っている。 『だから』、迷わない。
       『図書委員』だから怪しい、『イギリス人』だからサボってる……
       そんな噂で肩身の狭い思いをすることなんか、これっぽっちもないんだって」


        「……誰に恥じ入ることもなく、心の底から、そう思えるわ」


               ペコォ――――ッ


          「…………ありがとう……!」


 ……少なくとも。
 貴女たちに救われた『彼女』は、そんなことは微塵も思っていない。

 二人の『スタンド使い』による予想外の介入は、『牽制』にはなっただろう。
 『図書室』は、静謐を取り戻すはずだ。……少なくとも、当面の間は。


       キーン            カーン
              コーン             コーン・・・


 再三、放課のチャイムが鳴る。

 貴女たちは、用が済んだのだから、と『図書室』を後にしてもいい。
 或いは、多少駄弁っていってもいい。
 せっかく図書室に足を運んだのだから、何か『貸出』てもいいのかもしれない。

 ……今は『利用禁止』だが、そのくらいの融通は利くだろう。

681白町 千律『ハード・タイムス』:2020/05/28(木) 23:05:02
>>678(中務)
>>679-680(GM)

「狙いはエヴァレットさんでは無かった……
 確かに言われてみれば、その可能性もありますね。
 中務さん、その発想の転換…………『素晴らしい』」

「今すぐ探したい、ところですが」

下手人を追うにしても、今すぐは厳しいだろう。
タネが割れたとはいえ『侮る』理由はない。
是正を忘れるものはいずれ負ける。
正義の衝突は畢竟、『暴力』と『論理』の衝突。
それらを研ぎ澄ます事が『是正』につながる。

――『白町千律』は、それが可能なら、武力解決を厭わない。

「そうですね。ここは少し休みましょう。 
 わたくしの『ハード・タイムス』は、疲れるのです」

直したばかりの椅子に座り、エヴァレットに笑みかける

「エヴァレットさん。
 わたくし……あなたの『真面目さ』が好きです」

「ですからこそ…………『是正』を、するのです。
 今日あなたはひとつ、『スタンド』について知る事が出来ました。
 ……『スタンドが見える者』は、『己のスタンド』にいつか出会う。
 それがいつになるかは、わたくしにはわかりませんが……覚えておきなさい」

チャイムが鳴り響く中、千切れた布を鞄に収める。
体力が回復したならば…………『次なる是正』へと、動き出そう。

682中務千尋『エイミー・ワインハウス』:2020/05/29(金) 00:22:55
>>679
>>680

「まぁ、エヴァレットさん狙いの可能性もありますけど、不良の方が狙われた数多いっスからね」

足を組み、伸びをする。
まぁ、とりあえずひと仕事は終えたわけだ。

「……この先もこんなこと、あるかもしれないっスよ」

「でもエヴァレットさんなら大丈夫っス」

「また白町さん頼ってもいいんだし」

そう言って立ち上がる。
貸し出しをしたい本があるのだ。
だからそれを済ませてから帰ろう。

「お疲れ様っス」

683『火はなくとも煙る』:2020/05/29(金) 17:18:44
>>681(白町)

 椅子に腰かけると、それまでの疲労がどっと押し寄せてくる。
 エヴァレットは、貴女の忠告に言葉少なに返した。

「……そう。そんな日が、来るのかしらね」

 今回の『是正』は、一先ずの終着点を迎えた。
 風紀委員としての活動記録に、見えない一ページが刻まれたということだ。

 夕日が暮れる頃には、息も整うだろう。貴女は、次の『是正』に受けて足を進める――――。


>>682(中務)

 ひと伸びをして、体を解す。
 貴女の言葉に、エヴァレットは言葉少なに頷いた。

「……そうね。大丈夫、だといいのだけれど」

 『図書の貸出』を申し出ると、エヴァレットは快く応諾した。

 肌になじむ革の表紙の手触り。
 焼けてくすんだ紙の色。
 貸出を待つ間の、時計の針の、刻む音。

 憩いの場でもあった『図書室』、その平穏が帰ってきたことを実感する――――。


>両名


 ―――――『後日』。


 貴女は、たいへんな幸運に見舞われることになる。
 『宝くじ』に当たったのか、『財布』を届けて謝礼をもらったのか。

 いずれにせよ、その『金額』は学生にとっては、ちょっとしたものだった。


【 RESULT! 】

 白町千律『ハード・タイムス』 ⇒ 『20万円』 + 『3万円』 GET!

  ・『遠隔自動操縦型(特定の法則に基づいて動いている)』だと見抜いた(>>640) +1
  ・『発動条件(自賛)』に気づいた(>>648>>651) +1
  ・『攻略法(現れると思しき位置に、先手を打って攻撃を仕掛けておく)』を実践した(>>672) +1

 中務千尋『エイミー・ワインハウス』 ⇒ 『20万円』 + 『2万円』 GET!

  ・キーワード『自分に酔っている』に至った(>>649) +1
  ・『酔い』の解除(『水分補給』など)を行った(>>641) +1

684『火はなくとも煙る』 〜真相〜:2020/05/29(金) 17:21:07

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【スタンド能力の開示】

遠隔自動操縦型。人型。接触発動。

西洋風の顔立ちをした、『絶世の美少年』のヴィジョン。
宗教絵画に描かれるような、神秘的で幻想的な外見。
美しさと若さを兼ね備えており、絶えず自己陶酔的な表情を浮かべている。
所作がいちいち気障ったらしく、なんとなく鼻につく感じもする。

彼は、自分の外見があまりに美しいので、ギリシャ神話に登場する『ナルキッソス(※)』だと思い込んでいる。
すなわち、『自分に酔っている』。そして、同じように『自分に酔っている』と思しき人間を見つけると、

「もしかして水面や鏡に映った自分自身の虚像なのでは?」

と勘違いして、愛撫などを迫ってくる。
彼に勘違いされた状態で愛撫(接触)を受けると、本当に「写し鏡」のように、その『酔い』まで移ってしまう。
その後、自分以外の人間にはあんまり興味がないので、愛撫を終えたらさっさと消える。
『自分に酔っている』、と判断されてしまう基準は――――『自分語り』。

『自分』を『語る』……すなわち、自身に対して肯定的な発言を『口にする』ほど、対象は『自分に酔う』ことになる。

具体的には、「私には〇〇できる」だとか「僕は××だと知ってるよ」だとか「俺は△△な人間だぜ」といった、
自分の能力・性格・知識などについて自信に満ちた言葉、肯定的な自己言及は、すべて『自分語り』と認識されてしまう。

発言者の意図は関係ないので、実際には自信を伴っていない発言や、誰かの質問に答えただけでもアウト。
その機微が分からないのは、彼自身も『酔っている』から、なのかもしれない。

『アルコホリック・フェイス・ミッション』

破壊力:E スピード:A 射程距離:A
持続力:B 精密動作性:B 成長性:E

(※『ナルシスト』の語源となり、水面に映った自分自身に恋をして、口づけしようとして溺れ死んだ美少年。諸説あり。)

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【スタンド使い】

酒本樽美(32)

会社員。独身。
外資系保険会社にて、営業職を担当。
その過酷な業務に精神が追い詰められており、今回の『スタンド』の暴走に繋がった。

毎週金曜日、営業先⇒直行直帰⇒宅飲みのスーパーコンボをキメている彼女は、
「明日から休みなので思いっきり酒が飲める」という歓喜のあまりに、
自身の『精神の発露』である『アルコホリック・フェイス・ミッション』を暴発。
その結果、自宅の借家近くに位置していた清月学園の『図書室』で、ヴィジョンが暴走してしまっていた。

彼女当人は、自分の『スタンド』能力に無自覚。
或いは、今回のミッションで暴走中のヴィジョンを打倒されたことで、何かに『気付いた』かもしれない。


――――最近、とある『製薬会社』の治験アルバイトに、会社には内緒で参加していた。

685『火はなくとも煙る』 〜真相〜:2020/05/29(金) 17:22:59
『アルコホリック・フェイス・ミッション』

破壊力:E スピード:A 射程距離:A
持続力:B 精密動作性:B 成長性:E

----------

『自分語り』、すなわち自己への肯定的な言及を対象に発動する。

発現⇒接触⇒消失までは『一瞬』。
ヴィジョンを目視してから『後出し』で攻撃を行っても、よほどの工夫がない限りは、攻撃が間に合わない。
特に、酩酊状態の人間は判断力や反射神経が鈍っているため、徒手空拳の精度も落ちる。

『酔っている』人間からは、後述の深度別症状のほか、実際に『アルコール臭』などもする。
この『スタンド』を打倒した時点で、『酔い』は一気に回復する。

1、基本的な攻略方法

発動条件を理解して逆手に取り、「ヴィジョンが現れる瞬間に合わせてあらかじめ攻撃を置いておく」。
すなわち、相手の動きを先読みして『先手を打っておく』ことで、スピードの不利を打ち消すということ。

(但し、この『先手を打つ』という攻略法に至れば、発動条件は正しく理解していなくても構わない。
 最悪、「喋っている途中に現れたぞ」程度の理解度で、適当に話しながらラッシュ攻撃をしたとしても、
 その会話の中に『自分語り』が含まれていれば、有効な攻撃として扱う。……見栄えはかなり悪いが。)

2、ややメタな攻略方法

本来であれば、ヴィジョンが現れた際の会話の内容から『共通点』を探し出す、というのがGMの想定する解決法。
但し、ヴィジョンが現れた際のレス内の会話と同じ言葉を繰り返して、どの時点で『スタンド』が出現したのかを探ることも出来る。

3、その他の攻略方法

接触発動型のため、『スタンドコーティング』が対策としては有効。
『酔い』を醒ますために有効とされている一般的な手法(水分補給など)での対処も可能。

4、酔いの深度について

『爽快期(深度1)』……心なしかさわやかな気分。他人が見ると、皮膚が少し赤らんでいる。自覚症状はない。
『ほろ酔い期(深度2)』……体温が上がり、肌が汗ばむ。脈が速くなる。自覚症状は「少し動悸を感じる」程度。
『酩酊初期(深度3)』……立っているとふらつく。呂律がちょっと怪しい。はっきりと自覚する。
『酩酊期(深度4)』……まっすぐ歩けない。何度も同じことをしゃべってしまう。吐き気、動悸も激しい。
『泥酔期(深度5)』……まともに立つことも出来ない。言語能力はほぼ機能しない。
『昏睡期(深度MAX)』……揺り動かしても起きず、意識はほとんどない。無理をすれば、生命に関わる。

※『自分語り』に反応しているので、言語能力を失った『泥酔期(深度5)』以降はそもそも発動しない。

参照:ttps://www.asahibeer.co.jp/csr/tekisei/kids/library/page02/details.html

686『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/12(金) 21:14:02

 失敗したからって何なのだ?失敗から学びを得て、また挑戦すればいいじゃないか  

 ――ウォルト・ディズニー

687『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/12(金) 21:23:34


金一「 ――25歳のブロンドヘアー
ナイスバディなアメリカン教師の衣類をズダズダに切り裂いて
脱衣KO勝利するヒール役を務めてくれって言ったら。
 アルカラ 了承してくれるか?」

金一「ついでに言っておくと今回のルールは所持品の持ち込みは禁止な。
言うて、別に今回は何か道具なくても勝てる可能性は十分高いぞ」

とてもセンスの悪い色柄な派手なスーツにサングラスをした男
貴方と奇妙な縁が出来たアリーナの貴方の専属スポンサーを自称する
銭の亡者が総合グラウンド地下闘技場についての新たな試合を耳にした
貴方(夢見ヶ崎ことアルカラ)に久しく顔を会わせたと思ったら
唐突にそんな寝ぼけてるのかとち狂った事をほざいてきやがった。

意図を聞くのも良いだろう。恒例のように殴り飛ばすのも手かも。


(何時も通りの簡単な外見とプロフィールと能力詳細。
上記の通り、今回は所持品はいらないから記載しなくても結構)

688アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/12(金) 22:09:17
>>687

     ――――ドスゥッ!!

出会い頭に、『金ナントカ』のケツを勢いよく蹴り上げる。
『まえのアリーナ』といい、『たくじしょ』のときといい、
もともとジョーシキのないヤツだったけど、
アタマが『ネツボーソー』して、
とうとうマジにイカれちまったのか??
『アツ』がちかいせいか、さいきん『ナツい』からな〜〜〜。

「ベツにいいけど。ヒマだし」

コイツ、まえからサングラスしてたっけ??
こんなヤツと『おそろい』なのがしぬほどイヤになるぜ!!
どうでもいいけど。

☆★☆外見☆★☆
セミロングの金髪、『アリス』をパンキッシュにアレンジしたファッション、
サングラス、カラフルなネイル、リボンのように巻いたスカーフ。

★☆★簡易プロフ☆★☆
生まれつき目が見えなかったが、最近見えるようになった。
その背景から『アリス』を自称する少女。
好奇心の赴くままに、今日も『ウサギ(興味の対象)』を追い求める。

☆★☆能力詳細★☆★
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/56

689『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/12(金) 22:25:02
>>688

金一「いや、俺もアルカラが名勝負を血の猟犬(ベリル)としたお蔭で
優秀な若手ランカー発掘したって些か有名になると自負してよ。
 ちょいと良いサングラス買って顔が割れないようにしてみたぜ!(ドヤ顔)」

ついでにサングラスが割れる勢いでケツ+顔をぶん殴ってやるのも良いだろう。
 会話して十数秒で結構ボロボロの様式美となったアリーナのサポーターは
試合について詳しい説明をする。

金一「今回、アルカラの相手は『レーン先生』
ランカーとしての名前とかじゃなくて、マジで塾の講師で。元々アリーナの
選手でもなんでも無かったが、トントン拍子で何故だが知らんが上位ランカーと
此処で対戦して、なんと無傷で勝ったと言うトンでも経歴の持ち主なのよ。
 つっても、その一勝以外でアリーナの戦績は無いんだが。
何でこのアリーナに戻ったのか、とかは本人に聞いてくれ。
 うん? 相手の能力は大まかに言うと……アレは砲台系って言うのが正解か?
謂わば『初見殺し』な。俺からの説明は以上! 
因みにレーン先生はガチの殴り合いは全くした事ねぇのは保証する!
 だから衣服を切り裂いて、中に着てるであろう水着姿にしてやれば
観客の男共の熱狂もピークに達する! 録画映像だって高値で売れるだろう!
だから脱衣koを(俺の記録売買の為 ※無論違法)頑張って狙ってくれよな!」

(※金一をぶちのめす以外で特にする事なければ、すぐ次の描写から
試合シーンに移る)

690アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/12(金) 22:39:26
>>689

    「ふーん」

          「ほうほう」

                 「へー」

テキトーな相槌を打ちながら、一応ハナシだけは聞いてやる。
全く『興味』がない訳でもなかった。
後半の『脱衣うんぬん』は意味不明だが、
久々に『試合』をするのは面白そうだ。

「よし!!いっちょ、やってやるか!!」

「あ、そのまえに――――――」

     ドシュンッ

  バババババババババババババババババババババババ
  バババババババババババババババババババババババ
  バババババババババババババババババババババババ
  バババババババババババババババババババババババ
  バババババババババババババババババババババババ
  ァァァァァァァァァァ――――――ッ!!

『ドクター』を発現し、『レーン先生の服』をズタズタにする前に、
『金一のスーツ』をズタズタに切り裂いておく。
特に意味はないが、ムカつくからやった。
ついでに、もう一発ケツに蹴りを入れてから、
『現場』に移動しよう。

691『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/12(金) 22:59:48

〜〜〜地図〜〜〜

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□レ□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□ア□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。
レ:『レーン先生』 
ア:アルカラ『ドクター・ブラインド』

―――――――――――――――――――――――
貴方は金一を恒例通り叩きのめし『ステージ』に立つ。
 向かい側では、半袖にジーパンと言った軽装で眼鏡をかけた
ブロンドの発育が色々と目立つ女性が観客席に手を振りアピールしている。

ワァァァァァァァアアアアアァァァァ!!!!

『レディィィィィィスゥゥゥゥ &!! ファッキン玉無しガイ共!!!
今宵このアリーナ地下で闘うのは、以前中位ランカーである『深紅の猟犬』こと
ベリル・ストックを打ち倒したぁぁぁああああ!!! 
あるるるぅぅぅぅぅからぁぁぁあああああ!!!
 そして、今日は副実況のゲストとしてべりぃぃぃいいいいるぅぅ!!!
彼女も同伴して頂いてるぜぇぇええええ!! いぇぇぇえええいいい!!』

ベリル『冷静な実況が欲しいと運営側に頼まれたからな。言っておくがちゃんと
試合に今後も参加してアリーナ戦績トップを狙うから安心してくれ。
さて、本日の試合は殺害は勿論ながら禁止。降参にリングアウトによる勝利も含む
気絶させるなり何なり、まぁ何時も通り落ち着いて選手には頑張って欲しい』

向こう側にいる、貴方の対戦相手が観客の声やアナウンスに負けず快活に告げる。

レーン先生「hey! you アルカラねーっ! キョ―はサイコーにスリリング!
エキサイティングなバトルを見せましょーね イエーイ!」

片腕を突き出して笑顔でウインクしながら貴方にそう言った。
どうにも緊張感に欠ける女性だ。

ベリル『さて、ゴングが鳴ってから開始だ。
アルカラ、試合前に観客や対戦相手に言っておきたい事があれば今の内だからな』

(※次レスで試合開始)

692アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/12(金) 23:24:54
>>691

「イィエェェェ〜〜〜スッ!!
 マイ!!ネェェェェェム!!イズッ!!『アルカラ』!!」

       バッ

「エキサイティング・バトル!!エンジョイ・アリーナ!!」

           クルッ
 
「イッツ・ショ〜〜〜タァァァァァイムッ!!」

                ザンッ

適当な単語を並べながらアドリブでポーズを取り、
その場で一回転して床を踏みしめる。
ところで、『試合』の前に、やることが一つある。
そのために、金一のスーツの『きれっぱし』を拾っておいた。

       ――――――ドシュンッ

『メス』の如き『十本の爪』を持つ『盲目の人型スタンド』――
『ドクター・ブラインド』を発現する。
『試合前に出しちゃいけない』とは言われてない。
『爪』で『きれっぱし』に『傷』を付け、『超聴覚』を移植する。
別に攻撃のためじゃなく、『騒音対策』だ。
前に来た時から思ってたけど、ここは『うるさすぎる』。

      ギュッ

『超聴覚』を移植した『きれっぱし』を、本体の手に握っておく。
こうすることで、
ある程度は『騒音』をシャットアウト出来るはずだ。
『アリーナの喧しさ』が、
『超聴覚』に『悪影響』を与える可能性を、今の内に潰しておく。

693『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/12(金) 23:41:06
>>692


          ――カーンッッ!!!

試合のゴングが高らかに鳴り響く! 服の上からでも目立つ双方の谷間を
軽く揺らしつつ、レーン先生は親指をグッドの形で突き出し高らかに宣言する。

レーン先生「うんうんっ!! 気合十分 グッドねー!
――それじゃあ!! MEと授業デース!!!」
     『My Way』!!

そう、告げるとだ。レーン先生の片手に『指揮棒』が発現された。
音楽用と言うよりは、よく授業で黒板等の重要な部分を指す時に
使用する感じの指揮棒と言った感じのヴィジョンだ。

レーン先生「それじゃ行きますよアルカラぁ!!
 ready――――――LESSON!!!」

   タン タンッ トンッ タンッ ターン!

!!? な、何と!? レーン先生が宙を指揮棒で叩くと
『赤く輝く光球』が二つ 『青く輝く光球』が一つ産み出され
最後に二つの白金色に輝く電車のレーンのようなものが発現された!!

レーン先生「IT'S SHOWTIME!!」 ブンッ!! ゴォ―――ォ!!!

そのまま、レーン先生がバットを振るように指揮棒を振りぬくと
赤と青の光球はそのレーンを通過し、互いに混じり合い
バランスボール大の『灰色の光球』になると、超高速(スA)で
何と貴方の元に寸分たがわぬ軌道で突っ込んできた!!



アナウンス『ワ―――オォォォ!! レーえええええぇぇン!!
早速行き成り派手にスタンドを放ってくれるねぇ!!』

ベリル『私は詳しくあの選手の能力を知らんが、凄まじい速さと正確さ!
ただ単純に逃げるのは難しいぞ! アルカラ……っ!』

694アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/13(土) 17:20:41
>>693

「なッ――――」

『かてるカノウセイはジューブンたかい』だとォ〜〜〜??
メチャクチャはやいし、ねらいもセーカクじゃねえかよ……!!
あのボンクラ、またフカシやがったな!!

    「なんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?!?」

金一のアホによると、
『レーン先生』は『初見殺し』だってハナシだ。
言い換えると、『外見から能力が想像しにくい』と予想する。
やられてみて初めて分かる。
『初見殺し』というのは、大体そういうモノだ。
しかし、まずは迫る『光球』をどうにかせねばなるまい。

「『ミス・レーン』!!
 『ファーストアタック』はくれてやるよ!!
 これからのジンセーいっしょうカンシャしながらうけとれ!!
 ついでに『まわらないスシ』と『スイーツバイキング』もおごれ!!
 そのあと『ゆうえんち』にもつれてけ!!」

このスピードでは、見てからの『回避』は不可能に近い。
だからといって、無防備に食らうのは危険だ。
消去法として、『防御』を選択する。

         ババッ

自分と『光球』の間に『ドクター』を割り込ませ、
ガードを試みる。
いくら超高速とはいえ、
『本体が指揮棒を振る』という予備動作が入る以上、
その間に動くコトは十分に可能だ。
正直『得体の知れないモノ』に触れたくはないが、仕方がない。

ただし、タダでは食らわない。
その際に、どの程度の『パワー』があるのか計っておこう。
同時に、『一番近い柱』に走り込み、『追撃』に備える。
もし『飛び道具』がメインなら、
距離を取って延々と撃ってこられるのが一番厄介だ。
遮蔽物に隠れながら接近するという『セオリー』を踏襲する。

格上の相手に無傷で勝利したという『レーン先生』。
よほど『相性』が悪かったのか。
それとも、一度食らえば『ハメられる』ような能力かもしれない。
そういうタイプは、
『一度受ける側に回ると弱くなる』可能性はある。
今は『当たった後』のコトを考え、そのための行動を取る。

(『レッスン』……。まさか『ジュギョーするスタンド』か??
 イズミンの『センセー』みたいに。
 いや、『センセー』は『ジュギョー』しねーけど)

695『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/13(土) 19:16:04
>>694

――ババッ!

『ドクター・ブラインド』を前面に出しての防御! 相手の光球が
超高速で生身の回避が不可能ならば、スタンドで庇うしかないとの判断。

   ――ブブーッ!!

!?

まず、その行動で理解出来た事は二つあった。
貴方(アルカラ)が口上を述べ、スタンドを動かした時。バランスボールサイズの
その光球は貴方とスタンドの前で『一時停止』をした。
更に、理解出来た二つ目。その行動を見届けたと言わんばかりに
灰色の光の球からテレビの番組などでも馴染みある『間違えた音』が発せられた事。

スタンドに光球は直撃……いや、しなかった。接触しても光球でダメージは発生せず
そのまま貴方ごと光球は飲み込む! 視界一面が灰色の光で満ちると共に……。

 ――ドゴォーンッ!

『おぉーーーっとぉぉぉ!! アルカラ、レーンの攻撃が直撃ぃぃ!
そのまま後ろの金網に激突ぅぅぅ!!! このダメージは大きいかー!!?』

光の球に飲み込まれたと認識した瞬間『頭部にかけて拳骨のような痛み(パC)』
そして真後ろにあるフェンスへ吹き飛んだが、その吹き飛んだ衝撃による
身体的なダメージはほぼ無い……背中が金網に強めに当たった痛みがあるが
明確な攻撃と感じたのは頭部のみ。恐らく、あと5発ぐらい同じダメージが蓄積すれば
流石に痛みのショックで気絶するかも知れないと感じられた。
(※地図上の立ち位置に変化は無い)

レーン「oh!! アルカラぁー!! その行動はNO NO! bad ね!
それと、ジャパンの寿司、スイーツ 私も好きですけどyouに奢れませーんっ
因みにランドはジャパンより本場のカリフォルニアが一番っ!
今日のウィンマネー、パピーマミーに久々に会って親コーコーに使うネーッ!」

アンコールねーっ とレーン先生は、指揮棒を再度宙向けて叩く。

     タン タンッ トンッ タンッ ターン!

まただ……『赤色の球二つ』『青色の球一つ』『白銀色の縦線二本の棒』

ベリル『……妙な能力だ。スタンド能力の中では最速と称して良いが
反面、ダメージが余りに低い。どう言う仕組みなんだ……?』

レーン「さぁーアルカラぁー! Good Answer Please!!」

先生が指揮棒を振りぬこうとする……!

696アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/13(土) 22:28:11
>>695

    ザッ

とりあえず立ち上がる。
今の衝撃で若干ズレた『サングラス』を真っ直ぐ掛け直す。
もしキズが付いてたらベンショーさせてやろう。

        「 『Naru-Hodo』 」

なるほど、分かった。
『仕組み』を理解しない限り『これ』を永遠に続けられて終わり。
大体そういうコトだろう。
逆に言えば『レーン』に出来るのは『これしかない』と見ていい。
『ドクター』の射程内に入りさえすれば、『アルカラの勝ち』だ。

「『ミス・レーン』ってさぁ〜〜〜。
 『なぐりあい』はしたコトないんだよねェ〜??」

「わたし、まえココにきたときさぁ〜〜〜。
 ソコにすわってる『ベリル・ストック』と、
 『ガチなぐりあい』したコトあってさァ〜〜〜」

「『おかえし』に、こんどはコッチが『レッスン』してあげるよ」

      「――――『レッスン29』!!
     コレでショシンシャもアンシン!!
  『ダレでもできるハジメテのブンなぐりキホンこうざ』!!」

    ダッ!!

『本体の動き』を妨害したいトコだが『モノ』がない。
今は、とりあえず遮蔽物に入って――――
と言いたい所だが『そのまま直進する』。
要するに『全速力でレーンに向かって突っ込む』というコトだ。
こういう『リスクの高い行動』は、
『最初のウチ』にやっておいた方がイイ。
情報を得たいというのもあるが、
コイツ相手にチマチマ時間を掛けるのは危険だと判断した。

      ダッ ダッ ダッ ダッ ダッ

おそらく、また『灰色の光弾』が放たれるだろう。
そして、『ソレ』は『一時停止』する。
どれだけスピードがあろうと、
止まっていれば対応するのは容易い。
『一時停止』を見越し、停止した瞬間に『スライディング』して、
『灰色の光弾の下』を潜る。
後ろから『追尾』してくる可能性もあるが、
その時は――――。

697『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/13(土) 22:59:24
>>696

レーン「『My Way』! 『My question』!!
アルカーーーラァー! Show me your full power!!」 ブンッ!!

    ブォ―――――zノッッオォン!!

先程と同じだ。
赤と青の光が、二本の同じ長さの縦線に沿って走るように飛び出すと融合し
バランスボール大の灰色の光球が貴方(アルカラ)へ飛来。
そして、再度肉薄する距離で『一時停止』! すかさずスライディングしつつ
レーン先生へ距離を詰めようとするが……。

レーン「oh……bad answerネー」

 ブブーッッ!  ギュォン゛ッ
     ――ドゴォーンッ!

!! 同じだ……『同じ結果』だ!

スライディングして光の球を通過しても、高速(ス精AA)で
球は貴方を包み込み。そして、再度レーンと反対側
つまり試合開始地点のある金網まで吹き飛ばし、更に頭部に強い痛みが走る。
吹き飛ぶ衝撃によるダメージは軽微だが、頭は先程よりも痛い!!
だが体感で収穫も出来た。この『吹き飛ばし』は指向性に偏った
レーンが攻撃されない為だけの代物だ。相手を再起不能に至らしめるものじゃない。

『うぉおおおお!! レーンのスタンドにアルカラ 回避を試みるが失敗!
上位ランカー、ジャイアントキリング 一戦一勝無敗のレーンを踏破するには
余りにも無謀だったとでもいうのかあああああ!!!!』

ベリル『……やはり、どうも妙なスタンドだ。
指揮棒? 赤い球二つ 青い球一つ……なんだ、何か見覚えがあるような』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※観客席

ヤジ「いやぁ、強いね。流石レーン先生って言うところか。
ただ……能力が解明されたら『俺でも勝てるから』なぁ」

小林「ほぉ? そんな特殊な能力なので」

ヤジ「あぁ」

698アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/13(土) 23:15:27
>>697

「うるせえ」

『レーンびいき』の実況に軽い突っ込みを入れる。
あとでアイツのケツにケリをいれてやる。
まぁ、ソレはどうでもいいとして――。

「ショージキ『まだ』わからん。わからんけど――――」

「オメー、まともにアイテすると『バカ』をみるタイプだろ??」

『まっとうに戦う』のは止めた方が良さそうだ。
とりあえず、まだレーンは『振ってない』。
だから、手近な柱の陰に入って様子を見る。

699『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/13(土) 23:31:35
>>698

レーン「oh? かくれんぼー ですカー?
私も、たまに塾のkidsとしますネーッ!
 けどぉ! 今は『授業』デース!
さぁ、Ready GO――!」

タン タン タンッ トンッ タンッ ターン!

! レーン先生が今度繰り出したのは『赤い球三つ』『青い球一つ』
そして、先程と同様の白金の均等の長さの線が浮かぶ。

レーン「Exciting problem!」 ブゥン  ブォ――ン!

異なる対極な色合いの球が再び融合し合い、バランスボールサイズとなり
貴方目掛け飛来する! 柱の遮蔽など関係ないとばかりに超高速で追尾して!

700アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/14(日) 19:51:11
>>699

質問です

レーンが持っている棒の長さと太さはどれくらい?
出現直後の赤い球、青い球、線は具体的にどういう形に配置されている?
レーンは棒を片手で振っている?
レーンが棒を振る速度は人並み?
灰色の球が一時停止する時間はどれくらい?

701『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/14(日) 22:56:50

>レーンが持っている棒の長さと太さはどれくらい?
oh! 私の『指示棒』は大体120㎝ネー!

>出現直後の赤い球、青い球、線は具体的にどういう形に配置されている?
ソレッ『good question』ネ! 正面から見た限り
『赤い球』『青い球』そして『縦線二本』ネー!

>レーンは棒を片手で振っている? レーンが棒を振る速度は人並み?
野球見たいに両手で振ってるネーッ YESッ 人並みネー!

>灰色の球が一時停止する時間はどれくらい?
one phrase one actionをアルカラがする程度の時間ネーッ

702『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/14(日) 22:59:47
>>レーンは棒を片手で振っている? レーンが棒を振る速度は人並み?

oh sorry! ちょっと誤解ある文章だったのね訂正ネー!

球と棒を出現させたり等の時は片手で振って、射出をする時のみ
野球見たいに両手で振ってるネーッ!

703アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/17(水) 21:48:15
申し訳ありません。
質問を追加させて下さい。

・縦線の長さは大体どれくらい?
・縦線はレーンからアルカラに向かうようにして伸びている?
それとも地面から天井に向かうような形で伸びている?
後者だった場合、棒は浮かんでいる?
・発現から射出までの間、棒に変化はない?
・赤球と青球のサイズは同じ?

704『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/17(水) 22:44:52
>>703
oh〜! それじゃーいっぺんに回答するネー!

赤球、青球、縦線。全部約1m前後の大きさだと考えていいネーッ
YES I a〜〜mッ! 二本の縦線 赤球と青球と同じ位置で
ふわふわ浮かんでるネーッ
 そして再び『good question』ネッ!
私が指示棒(『My Way』)を振った瞬間は縦線二本の棒
『横線の棒』になって赤と青の球を射出してるネーッ!
 射出後は、また再び縦線に戻ってるネー!

705アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/21(日) 22:38:14

・『縦線』が『横線』になるとは、
 『直立していた縦線』が、
 『前方に倒れたような状態』になるという認識で合っている?

・『球』は『直径1m』で、『棒』は『長さ1m』と考えていい?

706『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/21(日) 22:44:59
『縦線』が『横線』になるとは、
 『直立していた縦線』が、
 『前方に倒れたような状態』になるという認識で合っている?

>oh! その着眼点は『NICE』ね!
正確に言えば『11って言う感じの縦線が=って感じになって
そこを通って灰色の球が射出されるネー!

・『球』は『直径1m』で、『棒』は『長さ1m』と考えていい?

大体そんな感じネ! ン〜〜! ただMy Wayの能力的に
球や棒の長さはそこまで難しく考えなくていいネ!

707アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/23(火) 23:40:19
>>699

「ベティちゃん、『かいせつやく』だろ??
 おどろいてばっかりいないで『かいせつ』しろよ。
 『アルカラ……どういうノウリョクのモチヌシなんだ……?』とかあるだろ!!」

『停止時間』は、こちら側が『ワンアクション』を行うか、
あるいは『ワンフレーズ』を発する程度の時間。
その間に『解答』を行う。
おそらく、それが攻略法であろうことは理解できる。
レーンが『授業』と呼ぶ点を踏まえれば、この点は間違いない。
問題は、『何を問われているか』だ。

「チッ、かんがえてもしかたがねえ。
 さいわい、あと『3かい』はチャンスがある。
 ソレをユウコウにつかったほうがよさそうだ」

『赤』・『青』・『数字』・『線』・『指示棒』。
いくつかの想像が浮かぶ。
『ビンゴ』・『静脈と動脈』・『算数セット』・
『床屋の前でグルグルしてるヤツ』・『リトマス試験紙』etc……。
それぞれの『色』を『数字』とし、『縦線』を『イコール』、
『横線』を『プラス』として考えれば、『算数』が怪しいが確証はない。
『青球』の数が現状『固定』で『赤球』だけが増えたのは任意か、
あるいはこちらが姿を隠したからなのかも分からない。

       ビッ

『ドクター』の『指』を『四本立てる』。

708『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/24(水) 00:26:02
>>707

貴方は、迫りくる灰色の球に対し臆する事なくピッ! と『4』本の指を提示する。


  ・・・ブ――――ッ!!   シュンッッ

 ドガァァンッ!

だが……駄目だ! 灰色の球は再度 ×の表記を繰り出すと貴方を包み込み
そして頭部に強い衝撃と痛み。そして体は再度コーナーの元の時点に吹き飛ぶ。

レーン「oh〜〜アル カラーッ。very very very 今のは残念賞ネーッ!」

レーン先生は本当に残念そうに、指示棒を左右に小刻みに振りつつ呟く。

―――――――――――――――――――――――――
※観客席

小林「……あぁ、成程。赤が正で……」

ヤジ「青が対極ってね。本当、小学か幼稚園で習う程度だが
まさか闘技場でこんなもん出るなんて思わないだろう?
 全員ドツボにハマってレーン先生の完勝が出来てしまうって言う寸法な」

―――――――――――――――――――――

レーン「それじゃあ復習ネー!」

タン タンッ トンッ タンッ タンッ  ターン!

『赤球二つ』 『青球二つ』 そして縦線二本が宙に浮かび……。

レーン「shall we〜〜〜〜LESSON!!!」 ブンッッ!

その縦線が横の線へと変わり、赤と青が融合し合い灰色の球となって
アルカラ目掛け一直線に飛来する!(ス精AA)

『おおぉぉっっと〜〜〜!!! レーーーンッッ
ここで駄目おしとばかりにスタンドでの猛襲ぅぅぅ!!
アルカラ、手も足も出せずにこのまま敗北を喫するのかぁ〜〜〜!!?』

ベリル「あいつがそんな簡単に負ける筈がないだろうっ!
アルカラ、そんな能力特化だけの球なんぞに負けるなよ!!」

709アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/24(水) 22:28:57
>>708

「――――――ッ!!」

成す術もなく吹き飛ばされ、
背中から叩き付けられて地面に倒れ込む。
圧倒的な『スピード』と神業的な『精密性』。
余りにも『性能』が違いすぎる。

    「うッ…………」

         ザッ……

            「くッ…………」

                 ズザッ……

気力と体力を振り絞って、
『ドクター・ブラインド』と共に立ち上がる。
敵は未だ無傷であり、こちらのダメージは決して小さくない。
それでも、ここで膝を折る事など出来なかった。
自分自身が背負った『アルカラ』という名前のために。
そして、好敵手であった『鮮血の猟犬』の名に、
泥を塗らぬために。

          「はぁッ…………」

       「はァ――――…………ッ」

   「はァァァ――――――………………ッ」

顔を上げ、凄絶な勢いで迫り来る『灰色球』を見据える。
『灰色』とは『不透明』を象徴する色だ。
この戦いの『決着』も、まだ『ついてはいない』。

      (『ソレ』じゃあない……か……)

    (なら……もう『コレ』しかない……)

           ス ゥ ッ

半身である『ドクター』が『両腕』を持ち上げた。
両手ともに、『人差し指』と『中指』だけが立てられている。
その『形』は――――――『ダブルピース』だ。

710『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/25(木) 21:00:50
>>709(※どうも難し過ぎるのかも知れないんで、ヒントと共にワンチャンス)

 ゴォォ――!!  

貴方のほうへ灰色の球が勢いよく迫る。残る体力は少ない、この一撃が連続で二回受ければ
さっそく意識はどう抗っても無くなる。チャンスは残り二回だ。

ドクター・ブラインドの研ぎ澄まさった感覚のお蔭か知らぬものの、そのモーションは
ゆっくりと遅くなるように感じる。遠くから、アルカラ 負けるなーっと告げるベリルの声も届く。

そう言えば、貴方は以前親交が出来たベリルと雑談でこんな事をした時があった気がした。

『……ん? アルカラ、私が何でそんなに真っ赤な服を良く好んでるかって?』

『しいて言うなら、縁起を担ぐ見たいなもんかな……。
ほら、赤色ってさ。太陽だとか熱い炎だとか【+のイメージ】があるだろ?
風水とかでも、赤は生命力の強さとか表すって言うしな。
 まぁ、私の場合能力的に、真っ赤な嘘とか、そう言った言葉遊びを掛けたりもしてるが……』

そんな、他愛のないやりとり……それと共に現実では灰色の球は。

 ゴォォ――  ピタッッ!!

貴方の前で急停止をした。

(※今のを元に回答をしてみて下さい)

711アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/26(金) 23:00:55
>>710

おい。
おいおいおい。
おいおいおいおいおい。
おいおいおいおいおいおいおい。
おいおいおいおいおいおいおいおいおい。

せっかく『チョーシリアスっぽいフンイキ』かもしだしたのに、
まったくのムダじゃねーの!!
どうしてくれんだよ??
この『なんともいえないビミョーなクウキ』をよォ〜〜〜!?
いっそ、このままムテイコウでくらって、
そのまんまココでねてやろうか??
そんで、レーンのヘアスタイルを、
『アバンギャルド』にするユメでもみてやろう。
いや、むしろ『コレ』がユメなのかもしれないな……。
じゃあ、ぎゃくに『おきるべき』なのか??
『モーニング』はトーストとハムエッグと、
あとコーンスープをたのむ。

もうこうなったらグレてやる!!
これがきっかけで『ヒトのミチ』をふみはずしてやる!!
かつてのトモとのトツゼンのサイカイ……。
しかし、ソレはかなしいタタカイのハジマリだった……。
じかい『アリス・イン・ダークサイド』にごきたいください!!

はぁ〜〜〜そろそろマジメにかんがえるかぁ。
あと『2かい』くらったら『アウト』っぽかったっけ??
なら、あと『1かい』はふっとべるってコトだ。
でもさぁ、うかばねえんだよなぁ〜〜〜。
マジで。
マジのマジのマジで。
マジのマジのマジのマジのマジで。

このキモチをあらわすために、
『あたらしいコトバ』をハツメイしたくなる。
それくらい、なんもおもいつかん。
ベティは『どこかでみおぼえがある』とかいってたけどさぁ、
ゼンゼンねーよ!!
みたコトもきいたコトもたべたコトもないぞ!!
ドコでみたんだ??『オーストラリア』か??
さいきん『コアラ』がみてみたいとおもってる。
『イマのキモチをあらわすコトバ』だけど、
『コアラ』っていうのどう??

そういえばさ、
このまえベティと『ミシュラン1つぼしのレストラン』にいって、
メシおごられてやったんだよな。
『トマトとモッツァレラのカプレーゼ』だっけ??
あれはよかった!!
やっぱりトマトとチーズは、
こんせいきサイコーのタッグだよな〜〜〜。
まぁ、ソレはおいといて。
メシくってるときに、わたしは『あんなコト』や『こんなコト』を、
ベティからききだすコトにセイコウしたのだ。
『めいたんてい』といわれた、
わたしのカレイなるテクニックで!!

レーンの反応を見るに、『指で数を示す』という行動自体は、
『遠くはない』と判断する。
そこから想定できる可能性として最も有り得るのは、
『数字が違った』という可能性だ。
まず、『この路線』を前提として考えることにする。
『残り回数』が少ない以上、
多くの可能性を検討するような時間はないからだ。
少しでも『掠った』なら、それを推し進めていくのが賢明。
しかし、『数』を絞り込むのは難しい。
イチかバチか『適当な数を上げる』という手もなくはないが、
当たる確率が低すぎるし、
それで正解したとしても『邪道』だろう。

『レストランで交わしたベティとのやり取り』を思い出す。
今なぜ『これ』を思い出したかは不明だが、
何となく『引っ掛かり』を感じた。
これを手掛かりにして、『数』の特定を試みる。
とりあえず、『真っ先に思いついた数字』を指定する。
『感覚的な要素』が強いが、他に浮かばない。

       ――――――スッ

『ドクター』の親指と人差し指を合わせる。
『お金』を表す時に使うボディランゲージだ。
これによって表す『意味』は違うが。

ナゼこうおもったかって??
これがセイカイだったらセツメイする。
また『ビミョーなクウキ』になったら、きまずいからな!!

712『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/27(土) 22:22:47
>>711

貴方は『まる』を指で作った。
1 2 3……そんなに秒数が本当に経過してはいないかも知れないが
硬直した灰色の球を目と鼻の先で睨み合う貴方には随分長く感じる緊張の一瞬。


   ――パンパヵパァ――――zノァアンッ  パ―ンッッ!!

!!! ファンファーレの音と共に、灰色の球は弾け、煌びやかな虹色の
閃光が球のあった部分を中心として華のように咲き誇る。
当然ながらアルカラにダメージは存在しない。

レーン「oh アルカァ〜ラ! congratulatio〜〜〜〜〜n!!!
花丸ネ〜イェーイ!!」

『おおぉおおおおおおおおとぉぉぉ!!!!!
アルカラ どうやら能力の解明に至ったらしくレーンの攻撃を切り抜けたぁ!!
このまま逆転劇が繰り広げられるのかぁああああああ!!!!』

ベリル「ふぅ……私に勝ったんだアルカラは、これ位は当然だ」

『hahahaha!! ベリルッ そう言う割には凄い手の平を握りしめてたぜぇーイ!』

ベリル「黙れ」


――――――――――――――――――――――――
※観客席

小林「おっ どうやら能力の解明に至ったようですね?」

ヤジ「理解すればな、だが……このままレーン先生がそのまま
終わるって言う感じにも思えないんだよなぁ」

――――――――――――――――――――――――――

ニコニコ

レーン先生「アルカラ わーたし、とっても教師として嬉しいネーッ!
それじゃあ
――ここから本当の『LESSON』の始まりねーィ」

 ゴゴゴゴゴゴ……。

何やらレーン先生に凄みが出始めた……。

713アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/28(日) 20:54:27
>>712

「ココがドコだかわかってねーようだな」

「ココは『アリーナ』だ。『キョウシツ』じゃあない。
 アンタは『キョウシ』かもしれねーが、
 アタシはアンタの『セイト』じゃあねー」

          ビ シ ィ ッ

「そんなに『ジュギョウ』がやりたけりゃあ、
 『オーストラリア』でやってろよ」

『ドクター』が人差し指を立て、レーンに突きつける。
当たったのはいいが、正直かなり『不公平』な状況だ。
外したらダメージを受け、正解だったらノーダメージ。
つまり、こちらが正解してもレーンは『無傷』のまま。
『じゃあいつ攻撃させてくれるんだ』って話になる。

それとも、『この間』に近付けばいいのか。
正解しながら徐々に距離を詰めていって、
最終的に『射程内』に入ればいいってことなのか。
でも、こっちが近付く分だけレーンは離れるだけでいい。
『飛び道具使い』なら、普通そうする。
だが、考えていても仕方がない。

  ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!

レーンめがけて走る。
それ以外にする事はない。
そして、『この後の展開』も予想出来る。

「――――どうせブッぱなしてくるんだろ。さっさとしろよ」

714『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/28(日) 22:43:33
>>713

レーン先生「わーたしっッ 生粋の生まれも育ちもアメリカンでーすっ!」

プンスカと、オーストラリアについて否定するレーンを他所にアルカラは駆ける。
当たり前だ、貴方にとってレーン先生は明確な『対戦相手』だ。
 そして、余裕なのか。または背水の陣と言うべきか。立ち位置的に後退したり
するのが難しい場所であるのも踏まえ、貴方が迫ってもレーンは移動しない。

〜〜〜地図〜〜〜

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□レ□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□ア□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴


レーン先生「oh youは可愛いAliceっぽいのに、雰囲気はwhiteKnight!!
okぇええええ!! meもheart heatネーーー!!!」

タン タンッ  テンッ  トンッ タンッ タンッ  ターン!

! 『赤色の球が二つ』『青色の球が二つ』 更に、少し空間を空け『赤色の球が三つ』

そして、前者の赤と青が重なり『紫色』へ変化し、そのまま其の融合した紫の球と
赤色の球が横線二本の棒を通過し灰色の球がアルカラ目掛け……。

 ――ゴォッッ!!

レーン先生「Let's show American spirit!!!」

同じ展開。灰色の球が豪速球で貴方へ迫り……そして目前で停止する。

715アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/29(月) 19:56:44
>>714

そういや、レーンはバトルに関しては『ドシロート』だった。
だから距離を取ろうとしないのか。
まぁ、どうでもいいや。
離れる気がないんなら好都合。
このまま真っ直ぐ進めばいいだけだ。

「あぁ、ウッカリまちがえちゃった。ゴメンゴメン」

「――――『ロサンゼルス』だったよな!!」

『ドクター』は射程限界まで先行させ、
自分の『5m』前方を走らせる。
こうするコトによって、
『目的地』到達までの時間を短縮させる狙いだ。
その前に、『コレ』に答えなきゃならないワケだが。

「『ムラサキ』――ココで『ナツのシンショク』トージョーかよ。
 『イロ』をふやして『ゴマカシてる』つもりなんだろうけど、
 もう『タネ』はワレてんだぜ」

「『サイショ』はナンだっけ??
 『アカが2コ』で『アオが1コ』。ソレは『1』だろ。
 『ツギ』が『アカ3コ』と『アオ1コ』か??ソレは『2』」

「ギャラリーのために、アルカラのワンポイントアドバイスだ。
 『ムラサキ』は『チューセーショク』。
 『ダンショク』でも『カンショク』でも『どっちでもない』。
 ようするに『ナニもナシ』ってコト」

「『アカ』と『アオ』。その『あいだ』の『ムラサキ』。
 そして、『こたえ』の『ハイイロ』。
 ソレで『ゼンブ』。もう『ツギのイロ』はない」

「――――そうだろ、『レーン』??」

『赤2』と『青2』で『紫』。
ソコに『赤3』を加えた『灰色』。
なら、『コレ』しかない。

            ビ
            シ
            ィ
            ッ

『ドクター』が右手を掲げ、指を『三本』立てる。

716『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/29(月) 23:33:10
>>715

【 『赤二(+2)』『青二(-2)』 】←紫色
赤三(+3)=3

そう、貴方(アルカラ)は確信をもって答えのサインを駆けつつ示す。

――だが……。

       
         ブーーーーーッ!!

!!?

灰色の球が×印を示し、そして案の定と言うべきか瞬きする間には
其のグレーの光に包まれると共に、頭部への痛み。吹き飛ばされ
コーナ部分まで戻される。

『ohhhhh NOoooooo!!!! アルカラッ、窮地を脱したと思いきや
またもや致命的なダメージぃいいいいい!!! こいつはHeavyだぜ!!』

ベリル「……ッ 恐らく、最初の能力に関しては算数の足し算引き算ってのは
間違いないんだ。そうでなきゃ辻褄があわん」

――――――――――――――――――――――――
※観客席

小林「紫色は、どうやら(a+b)-c=とかの()
とかでは無さそうですね」

ヤジ「もう、そうなると算数の域じゃなくて数学だからな。
赤と青……混ざった色、か。もっと単純に考えて良いのかもな
つまり、あれだ。赤と青が混ざって紫って事だろ?」

―――――――――――――――――――――――――

レーン「ふっふ〜〜〜ん!! わーたしの『授業』は誤魔化しnothing!!
全部に意味を込めての『My Way(私なりのやり方)』ネ!!
仕上げといきまスーか、アルカラ!!」

タン タンッ  テンッ  トンッ タンッ タンッ  ターン!

『青色の球二つ』『青色の球二つ』 更に少し空白を空けての『青色球三つ』……縦線二本。

『青色の球二つ同士が融合して一つの紫の球』になり『青色球三つ』と共に
横の線に変わった線のレールを通過し……灰色の剛速球となりアルカラへ飛来する!!

717アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/30(火) 01:58:44
質問です

・玉を出した時の音に違いがあるか?(色によって違わないか)

718アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/30(火) 10:41:13
>>717

719アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/06/30(火) 18:20:00
>>716

         「プッ…………」

      「フフフフフ………………」

 「ア――――ッハッハッハッハッハァ――――ッ!!」

     「ふぅ――――」

             「――――よいしょっと」

          ド
            サァッ

手足を大きく広げて床に倒れたまま、突如として笑い出す。
ひとしきり笑うと、その場に胡坐をかいて座り込んだ。
曇りのない笑顔を絶やさず、
片手で頬杖を突きながら『灰色球』を見つめる。

「『レーン』さぁ〜〜〜。
 ジツをいうと、ないしんアンタのコトちょっとナメてたんだ。
 でも、わたしがまちがってた。アンタ、ツヨイわ」

「いままで『ハンザイソシキのボウレイ』だの、
 『イカれたサツジンキ』だのと、
 やりあってきたわたしがいうんだから、ジシンもっていいぜ」

「アルカラ、さいきんチョーシのってたかもしれない。
 いろんなトコにクビつっこんできたせいで、
 ちょっぴり『クレオパトラ』になってたっていうか」
 
「いまのイッパツで『めがさめた』。
 『トースト』と『ハムエッグ』と『コーンスープ』がないけど。
 まぁ、ソレはいいや」

「きょうココで『アンタとあえてよかった』っておもうワケ。
 だから、まけても『クイ』はない」

       ――――――グッ!

『アルカラ』が『親指』を立てた。
『サムズアップ』だ。
迫り来る『灰色球』越しに、レーンに笑い掛ける。

720『それじゃあmeと授業デース!』:2020/06/30(火) 22:45:05
>>719

 ゴォォォ  ピタッ。

灰色の球が眼前で急停止する。それに対し破顔しながらのサムズアップしつつの
親指立て……つまり『1』

 ――パンパヵパァ――――zノァアンッ  パ―ンッッ!!

『お   っとぉぉぉおおおお!! アルカラッ
覚悟を決めたジェスチャーと思いきや、レーンの能力をまたまた突破あああ!!
 これはぁあああ!!? もしや、もしかしてぇぇのおぉお!!?
能力の全貌に気づいたとでも言うのかぁyeeeeeeeeee!!』

「……中立故に、私は落ち着いて解説するぞ。レーンの能力では相手を直接
致命傷にさせる事は難しい。だが、積み重ねれば昏倒は可能だろう。
アルカラは既に計四発受けてる。もう残り一発受ければアウト
……だが、レーンの能力は解明されれば。もう、それ以上の事は出来ないだろう。
だから    ――次で決まる」

レーン「……アルカラ、私も教師冥利に尽きるネ。
japan 毎日exciting 生徒達も可愛い 毎日幸せだとme 思います。
けど、私。時々フッと自分が生徒にちゃんと大切な事を教えてあげられてるか
ふと不安 思いまーす。
 ――だから、貴方に私の全部。教えるネ!
meとのlesson(授業)で、全身全霊 私のsoul!!
 last round!!! fight!!!!!」

 タンタンタンタンタンッ  テンッ  トンッ タンッ タンッ  ターン!

! レーンの繰り出した球は……!!
『赤色十個』空白『赤色十個』 それが混ざり『ピンク色の一つの球』となり。
更に『青色一個』空白『青色一個』それが混ざり『紫色の一つの球』となる。
そして、縦線二本だ!!

レーン「アルカラ!! my soul  best answer!!!」 ブンッ!!

横線になった二本の線を通過し、目に慣れ親しんだ巨大な灰色の球が目前へ迫る!!

(※>719で回答出来たので、その後直ぐにレーンに突っ込める状況に至ったと
解釈し、この攻撃『問題』がクリア出来たら射程距離内に入り自動勝利可能と
考えて構わない。出来ない場合は、頭のダメージも相まって気絶して敗北)

――――――――――――――――――――――
※観客席

小林「また、新たに色が出ましたね……」

ヤジ「いや、無理に難しく考えなくていいってジョー
てか、今さっきのわかった?」

小林「まぁ、恐らく」

ヤジ「単純に考えれば直ぐ解ける小学一年レベルだからな。
だから、新しい色も消去法で考えればな。
幾らポンポン球を出しても、答えはすげー単純だぜ」

721アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/07/01(水) 22:42:18
>>720

    ザリッ…………
              ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ

「おい、レーン。いままで、さんざんコケにしてくれてアリガトよ。
 そのレイに、こんどはアタシがテメーにおしえてやる。
 『ナニ』をおしえるかわかるか??」

軽く頭を掻いて、億劫そうに立ち上がる。
そして、別に走るでもなく悠長に歩き出した。
迫る球体を前にしても、表情は落ち着き払っていた。

「――――――『ハイボク』だ」

『アルカラ』の『人差し指』と『中指』が立っている。
写真を撮る時に、よく見かけるボディランゲージ。
『ピースサイン』。

722『それじゃあmeと授業デース!』:2020/07/01(水) 23:00:11
>>721


 ―パンパヵパァ――――zノァアンッ  パ―ンッッ!!

『う
うおおおおおぉぉ!! アルカラ、落ち着き払いつつ再度能力突破ぁぁああ!!
どうやら、マグレでなく完全に能力を見抜いたようだぜ イエェェ!!』

ベリル「……決着はもう着いたな」

――――――――――――――――
※観客席

小林「なるほど、つまり赤が白で薄まる……『割られている』」

ヤジ「そう言うこった。
レーン先生が勝つほうに二千円賭けてたんだがね」

小林「程ほどにしてくださいよ。まぁ、貰ったお金で何処か
食べにでも後々行きましょう。折半しますから」

――――――――――――――――

レーン「アルカラ……わたし モーレツに感動してるネー

貴方ワー very very 教え甲斐ある生徒だったネー」

そう、レーン先生は感動した様子で2、3度深い微笑を浮かべた後。

レーン「…………けど、わたーしも只じゃ転ばないネー!
日本諺ー! 死中 活みーダスッ rat catをattackー!(※窮鼠猫を噛む)

アルカラーー! これでもワタシ! peach太郎サムライ毎週視聴してるネー!」

うおおおお!!! と、雄叫びを上げつつレーン先生が
手持ちのスタンドの指示棒を上段で構えつつ破れかぶれと言わんばかりに
貴方(アルカラ)目掛け突撃しようと走る!!

――どう考えても素人の構えで、余裕で迎撃出来ると確信を貴方は抱く。

723<削除>:<削除>
<削除>

724アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/07/02(木) 11:17:16
>>722

「アタシは、いままで『イロんなセカイ』にクビつっこんできた。
 そのなかでも、
 『サイコーにヤバかったケイケン』をおしえてやる」

「『ナイフのスタンドをもったサイコパス』と、
 イノチがけでヤリあったコトがあるぜ。
 『ヒトゴロシ』を『イキガイ』にしてる、
 『コンジョーのくさりきったサイテーのクズヤロー』だ。
 ソイツはな、アタシのユビを『4ほん』きりおとしやがった」

「ソイツを『ブッコロス』ために、
 アタシが『ナニをした』とおもう??
 『トラック』を『バクハ』して、
 ジブンもろともソイツを『マルヤキ』にしてやった」

        ――――――チョンッ

「ソレにくらべりゃ、テメーの『チープなトツゲキ』なんざ、
 『ようちえん』の『おユウギはっぴょうかい』みてーなもんだ」

『避ける必要』など『ない』。
『レーンの額』を『ドクターの人差し指』で『小突く』
(パス精DBB)。
その際に、『レーン』に『超人的聴覚』を『移植』する。

「サービスで『もうイッコ』おしえてやるよ。
 アタシの『ドクター・ブラインド』は、
 『チョージンテキ』に『ミミ』が『イイ』。
 だから、『このバトルがはじまるまえ』から、
 すでに『タイサク』は『カンリョウずみ』だ」

この戦いが始まる直前の時点(>>692)で、
既に『アルカラ』は、『ドクターの聴覚』を、
『スーツのきれっぱし』に『移植』する『対策』を行っていた。
だから、熱気に満ちた『アリーナの大歓声』の中でも、
『耳をやられずに済んだ』のだ。
『だが』――――――。

「 『 テ メ ー 』 は 
  
     ど う な ん だ ァ ァ ァ 〜 〜 〜 ? ? 」

だが――――――『レーン』はどうだ?

 サラウンド
『全周囲』から襲い来る『爆発的な大音響』。
それらが『両方の耳』を通して、
『一瞬の内』に『脳』へ『叩き付けられる』のだ。

                   メガボリューム
『Doctor Blind』――――――『Megavolume(大音量)』。
これを食らえば、もはや『突撃どころではない』。

「 ツ ラ か っ た ら

       『 ミ ミ 』 を ふ さ い で も イ イ ぜ 」

「 こ の て い ど で 

   『 キ ゼ ツ 』 し て も ら っ ち ゃ あ

            こ ま る か ら よ ォ 〜 〜 〜 」

「 『 ミ ミ 』 を ふ さ い だ シ ュ ン カ ン

   『 テ メ ー 』 は ア タ シ の

        『 サ ン ド バ ッ グ 』 に

   な っ ち ま う け ど な ァ 〜 〜 〜 ! ! 」

725アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/07/02(木) 11:18:46
>>724

いきなり『猛烈な爆音』が響き渡れば、
誰だって反射的に『耳を塞ぐ』。
それは人間なら当然の反応だ。
だが、『レーンのスタンド』である『My Way』は『指示棒』。

『両手で耳を押さえた状態』で『指示棒』が振り下ろせるか?
答えは『ノー』だ。
『指示棒』を振ろうとすれば『爆音』に襲われ、
『爆音』を防ごうとすれば『指示棒』は振れなくなる。

どちらを選ぼうが、『結果』は『同じ』だ。
『唯一の武器』を失った『レーン』は、
『完全なる丸腰状態』に陥ることを余儀なくされる。
『一切の抵抗』を『封殺』され、『当然の帰結』として、
ただ打たれるためだけに存在する『サンドバッグ』と化す。

「 ま だ 『 オ ネ ン ネ 』

              す る ん じ ゃ あ ね ー ぞ 」

「 『 テ メ ー 』 に は

     た ァ 〜 〜 〜 っ ぷ り と

           『 ツ ケ 』 が た ま っ て ん だ 」

「 ア タ シ の 『 ス ト レ ス 』

  っ つ ー 『 ツ ケ 』 が よ ォ ォ ォ 〜 〜 〜 」

さっき『アルカラ』は、『レーンに会えて良かった』と言った。
それは『ウソ』ではない。
だが、『ソレ』と『コレ』とは『話が別』だ。

「 さ ぁ

    『 ア ル カ ラ セ ン セ イ 』 の

                     『 レ ッ ス ン 』 だ 」

「 こ れ か ら

      『 レ ー ン 』 は

           『 ど ん な め に あ う 』 ? ? 」

『聴覚移植』は、『次の行動』のための『布石』に過ぎない。
まだ、『やること』がある。
『それをやる』まで、この試合は『終わらせない』。
『ヒント』は『>>711』だ。
あたったら、あとでジュースおごってやるよ。

726『それじゃあmeと授業デース!』:2020/07/03(金) 22:54:19
>>724-725(もしかしてアバンギャルドヘアーですかぁ〜〜〜!!!?)

>――――――チョンッ

レーン「――what‘s!!!!!!??」hauッッ!!!

『ドクター・ブラインド』の超聴覚の『移植』

これによりレーン先生は貴方の予想通り、指示棒を片手に添えたまま
突如の周囲の観客席の怒号の音の洪水をまともに浴びて白目を剥き硬直する。
隙だらけだ、どうとでも料理は可能だろう。

>こ れ か ら 『 レ ー ン 』 は
>『 ど ん な め に あ う 』 ? ?

レーン「I iii  it cccc can not bbbb be understood……!!!
(り りりりりり理解できませーん……!!!)」

――――――――――――――――
※観客席

金一「うぉっっしゃあああああアルカラーーーー!!!
そのままレーン先生の衣服をバラバラにしてゴールデンタイム
視聴不可能な姿にするんだーーーー!!!」

ヤジ「どわっΣ!!? おっさん、何時から其処に!?
……って言うか、何で短パンにシャツなんだ」

金一「へっ! ちょっとアルカラと綿密な打ち合わせをしてたら
トラブルになってな。うおおおおぉぉ!! 我がDVD販売の為に!
アルカラいけぇえええええ!!!」

小林「……ふぅ」
――――――――――――――――

727アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/07/04(土) 22:09:43
>>726(Yes!!Yes!!Yes!!)

「 よ く 『 カ ミ は オ ン ナ の イ ノ チ 』

        っ て い う よ な ァ ァ ァ 〜 〜 〜 」

      「 じ ゃ あ さ ァ 〜 〜 〜 」

  シ ャ キ ィ ィ ィ ッ ! !
               
         シ ャ キ ィ ィ ィ ィ ィ ン ッ ! !

『ドクター・ブラインド』が両腕を構えた。
指先に光る『メス』の如き『鋭利な爪』。
『十本の刃』の切っ先が一斉に『レーン』に向けられる。

「 じ ゃ あ

   『 ソ レ 』 が な く な っ ち ま っ た ら

 ど う な る の か な ァ ァ ァ 〜 〜 〜 ? ? 」

   >>711
   >そんで、レーンのヘアスタイルを、
     『アバンギャルド』にするユメでもみてやろう。

今この場において『やることは一つ』。
だが、これは『夢』ではない。
あくまでも『現実』だ。

  ヘ  ア  カ  ッ  テ  ィ  ン  グ
「 『 H a i r C u t t i n g 』 だ ! ! ! 」

   ド ッ 
        シ ュ ゥ――――――――――ッ ! !

         《 『 L(エル) 』 》

       シ ュ ッ
              バ ァ ッ ! !

728アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/07/04(土) 22:11:29
>>727

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》 《 『 L 』 》

バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ
 
バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ

バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ

バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ

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バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ

バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ

バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ

バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ

バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ

《 『 L(エル) 』 》

     《 『 I(アイ) 』 》

           《 『 G(ジー) 』 》

                  《 『 H(エイチ) 』 》

                        《 『 T(ティー) 』 》

バ ァ ァ ァ ァ――――――――――ッ ! ! ! !

両手を駆使した『爪のラッシュ』で『レーンの髪』を切り刻み、

                   ア バ ン ギ ャ ル ド
まだ誰も見たことがないような『 前衛的なスタイル 』に、

ヘアカット
『改造』する(パス精DBB)。

具体的に言うと、全体に『無数の十円ハゲ』を作りまくって、
『穴ボコだらけ』にする。
フハハハハッ!!!!『ミステリーサークル』だッ!!!!
しばらくのあいだ、
『ボウシなしでソトをあるけないカラダ』にしてやるぜェェェ〜〜〜!!!!
ただいま『サービスきかんちゅう』となっておりますので、
『ヘアカットだい』は『とくべつかかくサンジューマン』でイイぞ!!!!

 キ ン イ チ
『どっかのアホ』がナンかさけんでるけど『ガンムシ』する。
ロクデナシのフトコロあっためてやるギリはねぇ。

729『それじゃあmeと授業デース!』:2020/07/04(土) 22:42:16
>>728-729(これ以降、したい事も無さそうなら次レスで〆ます)


  ヘ  ア  カ  ッ  テ  ィ  ン  グ
「 『 H a i r C u t t i n g 』 だ ! ! ! 」


レーン「I(し)
I n c r e d i b l e〜〜〜〜〜〜NOООО!!!!!

(しんじられな〜〜〜〜〜い嫌ああああああああ!!!!!)」


レーン先生は、闘技場の響き渡る程の大声で悲鳴を上げたものの
アルカラの猛ラッシュカッティングに対し成す術はない。
 前衛的アートは、衆人環視の元 無事行われた。

『うおおおおおおおおおお!!!! けぇえええちゃっっっく!!
勝者は、そう!!! アーーールカラァァァイエェェェ!!!」

ワー!!!    ワー!!!!!

ベリル「……流石だ」 パチパチ……

実況の勝利の宣言、副解説のベリルが控えめに拍手して、本当なら公平さ抜きに
貴方を褒め称えたいのをグッと我慢しつつ一言のみで貴方を評価する。

頭の痛みすら忘れ去られそうな勝利の心地よさと、耳が麻痺しそうな
拍手の嵐に囲まれ、貴方は今宵のアリーナの勝者となった……。


尚、レーンは自分の惨状に。魂を口からはみ出しつつ地面に伸びている。

730アルカラ『ドクター・ブラインド』:2020/07/04(土) 23:31:30
>>729

「 ふ う ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ 〜 〜 〜 〜 〜 ッ 」

          『スッキリした』。

 モ   ヤ   モ   ヤ
『アトアジのワルいモノ』をのこすと、キブンよくないし。
やっぱ、サイゴはこうでなくっちゃな!!

「ヘイヘイッ!!
 ギャラリーのみんなァ〜〜〜??みてるかァ〜〜〜??
 イマそこでノビてるのが、
 『じょういランカー』を『カンプウ』したっていう、
 『ウワサのレーン』だ」

地面に倒れた『レーン』を指差し、会場の全員に語り掛ける。
その『じょういランカー』ってのが、どんなのかはしらんけど。
『じょうい』っていうからには、タブン『つよいヤツ』なんだろう。

「そして『ソレにかった』のが、この『アルカラ』だ!!!!
 そこんトコロをよォ――――――ッ!!!!
 キチッとおぼえてかえってくれよなァ――――――ッ!!!!」

「――――――アイしてるぜ!!!!みんな!!!!」

ブンブンブンブンブンッ!!
                  ブンブンブンブンブンッ!!

『ドクター』と共に大きく両腕を振り、
集まった観客達に『アピール』する。
その最中、一瞬『解説席』の方に視線を向ける。
勝利の余韻の中で、『これでベティにも顔向け出来る』と、
ほんのチョットだけ思った。
あとは、おわってから『あのアホ』がナニをいってくるかだが。
まぁ、『ムシ』するけど。

731『それじゃあmeと授業デース!』:2020/07/05(日) 22:34:14
>>730
    ワーーーーー!!  ワーーーーー!!!
  ピー  ピー!   アルカラァー!!

『OKぇええええ!!! 今宵のアリーナもvery niceなbattleだったぜ!
次回もまたthrillingに!! see you again!!!』

絶賛雨あられの健闘と賞賛の拍手に囲まれて、貴方は勝利者となった。

帰りがてら、通路にあった窓口のような場所から奇妙な視線のみ送られもしたが。

「怪我の感じは、頭部の打撲のみ。大した事ないし痛みだけ鎮静させてやるよし。
んな怪我、寝て半日もべたべた頭を触んなきゃ治まるさ」 パシュッ!

そう、ぶっきらぼうな言葉と共に小さな針のようなものが貴方を突き刺し。一瞬激しい痛みが
頭を過ったものの、直ぐに今まであった頭部の痛みは消え去り。気づけば窓口も無くなっていた。

その後、何時ものスポンサー(金一)か。『もうちょいエロハプニングも見せてくれよぉ〜!』と
文句を垂れていたが、貴方の爽やかな(肉体的)返答により無事沈黙へと返った。

人生はlesson。これから先もアルカラたる貴方には色々な問題があるだろうが……今はそんな事
関係なしに、この夜は貴方を優しい色で照らしている。



アルカラ(夢見ヶ崎)『ドクター・ブラインド』⇒『30万』get!
 頭部にかけ、数日程の打撲もあったが……寝て半日も過ぎれば完治したぞ!

732『それじゃあmeと授業デース!』:2020/07/05(日) 22:58:16
塾講師『レーン先生』

日本に渡来し、色々と観光した際に起きた負傷によってスタンドを発現した。
それを切っ掛けとして、スタンドに所縁深いアリーナにも面識を持ったが
異能関係の事件にも殆ど遭遇せず、自身の生活にも特に変化も起きない。
生徒大好き、授業も大好き。日本の文化も大好きと言う、スタンド使いになっても
生活パターンが全くブレない、ある意味とても強い人である。

『My Way』

破壊力:D(C) スピード:E(A) 射程距離:E(A)
持続力:C 精密動作性:E(A) 成長性:C

(※かっこ内は能力の光球。破壊力は相手が答えを間違った時のダメージ)

『指示棒』の形のヴィジョン。器具型で破壊されてもDFはなく、再発現に掛かる時間は
約一日程。指示棒などで、十数cm伸ばす事も出来るが特に意味は無い。

能力の全貌は『算数の問題を簡略した形で出現させ、それを問題(灰球)として飛来させる』
赤(+) 青(-) 紫(掛け算) ピンク(割り算)と言った具合で
>>693の答えは +2 -1で答えは1
>>699 +3 -1で答えは2
>>714 +2×-2 +3 答えは-1
>>720は既に承知の通り(10÷10)(-1×-1)で1+1=2

余談だが、最初は〇 〇 =と言った具合に指示棒によって発現されると
書こうと思ったが。それだと流石に直ぐ看破されると思い、攻撃(問題提示)の
前は〇 〇 || と言う具合に分かりにくくしたが、それだとチャット内でも
余り反応が芳しくなかった為、難し過ぎると考え途中でヒントも挟めた。

今回は能力特化な為、GМのセンスが問われたもので。色々不備も自覚出来たので
次ミッションでは格闘戦を中心とした対戦をしたいと思う。

733『It's dirty work』:2020/07/07(火) 18:26:35
あらすじ:『才能ある漫画家』から受け取った『原稿』を湖に落としてしまった三刀屋と知覧
このままでは『彼』の漫画が世に広まる未来が消えてしまう!
さらにいえば、この事が公になれば三刀屋は勤めている出版社をクビにされるだろう!
『未来の読者の笑顔』と『保身』のため、彼らは『原稿』の『完全再現』を目指す・・・


駅前にある喫茶チェーン店
昼前という時間帯にも関わらず、客はまばらである
そんな店の一角に深刻な雰囲気をした二人の男がテーブル席で顔を突き合わせていた

三刀屋「いいかな?知覧くん・・・今から30分後に『漫画家の彼』が来る
まずは作戦を立てていこうじゃあないか・・・・知覧くんの『手袋』をどうやって『彼』にはめさせるか」

スーツを着た壮年の男――『三刀屋』の手にはよれよれの『原稿』が握られている
一度湖に落ち・・・・乾かしたものだ、以前は『漫画』が描かれていたが、今は線が滲んで迫力が失われている


「君の『能力』に全てがかかっているよ・・・」

734三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2020/07/07(火) 18:33:59
☆外見
紺色のスーツ姿にアンダーリムの眼鏡をかけた壮年の男

☆持ち物
財布、腕時計、新品の原稿用紙、Gペン・インク・トーンなど各種執筆用具を入れたカバン、『よれよれの原稿』

☆スタンド:『ブラック・アンド・ホワイト』
動作を書き込んだコマを設置し、コマ内で記録した動作を必ず行える人型のスタンド
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/99-100

735知覧吉彦『モンキー・ビジネス』:2020/07/07(火) 22:02:12
>>733-734

-----------------------------------------------------------------
精密動作性を向上させる手袋を着けたスタンド。
この手袋は実体化しており、他の誰かに付け替える事も可能。
何かしらの『技能』を持った存在がこの手袋を着けた場合、
手の甲部分に『職』を象徴するような『ロゴマーク』が浮かび上がり、
その状態の手袋を着けていると、対象の技能を『手』に限り『完全再現』できる。

『モンキー・ビジネス』
破壊力:C スピード:C    射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:A(C) 成長性:B
※『手袋無し』の場合、また手以外の部位の精密動作性は『C』

【供】『心音サイフォン』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/349-350

【服装/持ち物/外見】
雑なTシャツ、スマートフォン、釣り竿。
のっぺりとした顔の青年。ニート。
-----------------------------------------------------------------

「『漫画家』の手に『手袋』をハメるって、
 冷静に考えると、ちょっと難しいというか……」

アイスココアを注文し、席に座る。
季節は『夏』。手袋が入用な季節ですらない。

「そもそも、理由もなく『手袋』をハメさせるって、
 その時点でハードルが高いんスよねェェ〜〜〜ッッ」

「ましてや、一番大事な『商売道具』じゃないッスか。
 ――――待てよ、これを逆に『利用』すれば……」

原稿用紙や執筆道具一式は、『三刀屋』が用意している。
件の『漫画家』を騙す道具、それさえ用意できればいい。

「『三刀屋』さん。
 その『漫画家』さんの『趣味』って何かあります?」

「特に、『プラモデル』とか『骨とう品』とか、
 『コレクション』で目がないヤツ!

 漫画家って、モデルガンとか集めてるイメージあるし、
 なんか一つくらい、その手の趣味、あるんじゃないかなー」

736『It's dirty work』:2020/07/07(火) 22:32:17
>>735
三刀屋「確かに・・・僕だって『彼』とは数回会ったことしかないからね
こんな怪しげな『手袋』を嵌めてみろなんて・・・・怪しすぎて普通に頼むだけなら、まぁムリ筋だねぇ」

メロンソーダをズゾゾと啜りながら三刀屋は言う
漫画を描くための基本的な道具は先ほど準備をしたが、
まだ『彼』を騙すための準備は万全ではない

「『趣味』かい? 
直接聞いたことはないけど・・・彼の作風を見る限り『食事シーン』にはかなりのこだわりを感じるね
ほら・・・・ここ 『捕まえたイノシシを捌くシーン』とか描写が細かいよねぇ」

よれた原稿の中から該当するシーンが見せられる
動物が解体されるシーンについては、臓器の配列や筋肉の切れ方まで細かく描写されている
また、解体に使われる道具も・・・・詳しくないとわからないが現実に存在してそうな道具が描かれていた

737知覧吉彦『モンキー・ビジネス』:2020/07/07(火) 23:08:57
>>736
「こういう『おこだわり』を感じさせる漫画家って、
 新人とはいえ、『そーさくしせー』にうるさそうだしなぁ。

 バレたら、『三刀屋』さんの『クビ』だけじゃあ済まないかも……」

『イノシシ』の解体を己のバッドエンドに重ね合わせ、
思わず身震いをした。激怒する巨漢が脳裏に浮かんでいる。

「しかし、『サバイバル』が趣味って感じか……。

 なんだろーな、『化石』、『流木』もしっくり来ないな。
 うーん、――――よし、一丁デッカく仕掛けてやるか!」

今から『三十分以内』で用意できる『市販品』、
尚且つ一目で『サバイバル趣味』の人種が興味を惹くモノ……。

「『三刀屋』さん、『ルアー』だ。

 釣具店にある一番高いヤツ!
 ぶっちゃけ種類はなんでもいいぜ、
 とにかくピカピカ光って高そうなヤツだ」

ここから『三十分』で用意できるかは賭けだが、
『モンキー・ビジネス』でハメるなら、一番可能性が高いアイテムだ。

「買ってきてくれないッスか?
 ソイツを使って、『釣り上げる』ッスよ」

738『It's dirty work』:2020/07/07(火) 23:23:23
>>737
「言われてみれば結構ガタイが良かったねぇ、彼
『実体験を基にしている』って言われれば、この描写もしっくりとくるね

ま、まあ、流石にこんな街中で殺生沙汰なんて事には・・・ならないといいなぁ」

三刀屋の体もぶるっと震える
駅前とはいえ『喫茶店』の中に人は少ない、咄嗟に『何か』を向けられたら・・・

「ほうほう・・・・ルアーか、いいねぇ!
確か駅前のデパートの中にそういうのを売ってる店があったからなんとか・・・・ギリギリで間に合いそうだ!
『彼』がここに来るまでには必ず戻る! 君は『彼』を迎える準備を整えていてくれ!」

そういうや否や三刀屋は駆け足で喫茶店を去っていく
『彼』との待ち合わせ時間まで残り『25分』・・・・。

(とくにやる事がなければ時間を飛ばします)

739知覧吉彦『モンキー・ビジネス』:2020/07/07(火) 23:32:39
>>738
「うわっ、やっぱりパワー系かぁ。
 やっぱり、出口に近い席にしようかな……」

及び腰になって、思わず席替えを検討したが、
込み入った話をするなら、やはり奥の席がやりやすい。

「スタンド使いってことはなさそうだけど、
 一応、『モンキー・ビジネス』は隠しとくか……」

『モンキー・ビジネス』を発現し、
その射程距離を活かし、カウンターの内側に隠しておく。
実体化した『手袋』だけを、己の膝上に置いておきたい。

後は、『三刀屋』が到着次第、ルアーを受け取り、
漫画家の来訪を待つ。

740『It's dirty work』:2020/07/07(火) 23:50:06
>>739
『モンキー・ビジネス』を発現し、カウンターの内側に隠す
幸い、現時点では店の中にスタンド使いはいないようだ
とくに騒がれることなく、スタンドは隠された


――――25分後

「知覧くん・・・・これで本当に上手くいくかなぁ?」

三刀屋のお使いは無事に終了した
知覧の手元にはリアルな光沢のグラデーションをした『ルアー』がある
三刀屋の話によると1万円くらいする高級ルアーだそうだ
(それ以上のものはデパートには売っていなかった)

二人は億のテーブルで横並びになって『漫画家』の到来を待つ


――――そして

       カランコロン・・

「なあ、『三刀屋さん』、話ってのは何だ?
俺の『漫画』については会議の後に電話で連絡するって話だったが・・・・誰だお前?」

件の『漫画家』が現れた
身長は180cmくらいはあるだろうか、かなり大柄だ
男にしては長めの黒髪を総髪のように後ろに流し、紐でくくっている
だが、目につくポイントはもう一つ・・・・

 ・・・・
『学ラン姿』だ
かなり若く高校生くらいに見える

741知覧吉彦『モンキー・ビジネス』:2020/07/08(水) 00:07:22
>>740
「おおー、上出来上出来。

 任せてくださいよ、『三刀屋』さん。
 多分、恐らく、上手く行く、はず」

イマイチ頼りない言動のまま、ルアーを受け取る。

『高級ルアー』ならば、化粧箱にでも入っているだろう。
箱に入れたまま、釣り竿袋のサイドポケットに入れておく。

>       カランコロン・・

  「(うわっ、マジでデカいな。
    最近の高校生、普通にガタイいいもんなぁ)」

  「うおー、この人が例の『漫画家』さん?
   オジサン、高校生だってなら、先に教えてよ。

   初めまして、『知覧吉彦』です。
   いやー、デカいねぇー。なんかスポーツしてるの?」

『三刀屋』とは『親戚』であると暗に告げて、
警戒心を醸し出す『高校生』に対し、呑気な自己紹介をする。
生来ののっぺりとした顔立ちから来る、人畜無害そうな雰囲気によって、
少なくとも『ナメられる』、くらいには警戒心を解いていきたい。

742『It's dirty work』:2020/07/08(水) 00:21:44
>>741
「『知覧吉彦』・・・さん、か」

知らない人物(知覧)の存在に困惑してはいるが、
高校生らしからぬ堂々とした態度でテーブルの対面へと座る

                ・・
「俺の名前は『我孫子サトル』・・・・まだ『漫画家』ではない
それよりもどういう事だ三刀屋さん
出版社の人間ならまだしも、彼は完全に部外者ではないのか?」

静かな口調ではあるが硬い口調からは少しずつ不信感が滲み出る
会社の中の人間ならまだしも、三刀屋の個人的な付き合いでは不信を抱くのも無理はない


三刀屋「あー・・・それはだね、我孫子くん 
君の漫画についてのレビューをアウトソーシングして改善すべきイシューをだね・・・」

  チラ   チラ  


三刀屋の目線が泳ぐ
知覧に向けてアイコンタクトを向けているようだが・・・・

743知覧吉彦『モンキー・ビジネス』:2020/07/08(水) 20:58:45
>>742
『ルアー』を使って『手袋』を使わせる。
この『結論』は出ている。後は、どうやって使わせるか。

   「『サトル』君、かぁ。

    ――――君さぁ、『釣り』って興味ある?」

たまたま所持していた『釣り竿』、
『食事シーン』への拘り、特に獲物を『解体』するシーン。
『サトル』は『狩猟』などのサバイバルに興味があると、
そう踏んでの会話を展開していく。

   「『三刀屋』さんと『狩猟』の描写が細かい、
    漫画家がいるって話になってさぁ、

    今度、遠州灘まで『海釣り』に行くんだけど、
    是非、君も一緒にどうかな、と思ってねぇー」

   「ほ、ほら、『取材』も兼ねて、さぁ」

内心では心臓を高鳴らせながら、そう提案をする。
釣りはやっているが、『船』を出すほどの『海釣り』を、
『知覧』はまだ経験していない。向こうの知識が上回れば終わりだ。

   「(こ、ここまで来たら後には引けないぜ……。

     漫画界の未来のために、ニートの尻に火ィつけてやる!)」

744『It's dirty work』:2020/07/08(水) 21:59:20
>>743
サトル「『釣り』・・・・か
確かに『狩り』に関しては昔、じいさんに大分仕込まれたから、それなりだが
『海』についてはまったく門外漢だ・・・・面白ぇ」

三刀屋「そうそうそうそう! そうだよね!
君のおじいさんって確か『猟師』をやってたんだよねぇ!
うんうん、思い出し・・・・・いや、覚えてたよ!もちろんね!
『原稿』も完成してるんだから、この辺で『取材』ってのもありじゃないかな?」

『釣り』の話を持ち出され『サトル』も若干の興味を覚えたようだ
本人も言うとおりに、釣りに関しては素人なのだろうが
若さ・・・そして、作家特有の好奇心がありありと顔にみえる


「そういえば・・・海釣り、とくに船釣りをやる人間ってのは懇意の船宿があるって話を聞くが
知覧さん・・・・あんたがいつも使ってる船宿を教えてもらってもいいか?
いや・・・・・参考までにな」

    ゴゴゴゴゴ・・・・


サトルの手にはポケットから取り出された『スマホ』が握られている
画面に映るのは・・・・・誰もがよく使う『検索サイト』だ
調べようというのだろうか・・・・・今、この場で

745知覧吉彦『モンキー・ビジネス』:2020/07/08(水) 22:19:53
>>744
「(よし、いいぜッ 『三刀屋』さん!

  その気にさせてくれェェ〜〜〜〜ッッ)」

まずは『釣り』に興味を持ってもらった。
次の核心に切り出す、とルアー入りの化粧箱を手に取った時。

>「そういえば・・・海釣り、とくに船釣りをやる人間ってのは懇意の船宿があるって話を聞くが
>知覧さん・・・・あんたがいつも使ってる船宿を教えてもらってもいいか?
>いや・・・・・参考までにな」

   「(ク、ォォォ…… し、知ってるわけねェじゃん!

     こっちは湖畔の隅っこで、フナとか釣るしか出来ねェんだって!
     社会に繰り出せないニートが、地元とはいえ『海原』に船を出すわけ―――)」

ズゾゾゾゾゾゾゾォォ――――

粘り気を帯びた緊張の汗を噴き出し、アイスココアを思いっきり飲む。
一気に冷たいドリンクを胃の中に流し込み、乾いた笑いを浮かべる。

   「ハッ、ハッ、ハハッ」

   「『サトル』君、『船宿』は着いてからの『お楽しみ』だよぉー」

   「今はテレビやネットでなんでも下見が出来ちまうけど、
    それって、やっぱり俺はどうかと思うんだよねぇー」

   「生きた情報を『体験』してほしいってのが、
    人生の先輩としての『老婆心』というかさァァ〜〜〜〜ッッ」

アイスココアを口の端から垂らしながら、
テレビやネットで大体済ませてきたニートが、
『サプライズ』という名目を作って、追求から逃れようとする。

746『It's dirty work』:2020/07/08(水) 22:37:37
>>745
三刀屋「ハッ、ハハハ!そ、そうだとも我孫子くん!
実際に現地に着いたからこその『衝撃』を事前情報で薄めてしまうのはよくないとも!
クリエイティブな発想にはいつだって新鮮な驚きが必要だからねぇ!
(知覧くん・・・・このまま上手く誤魔化してくれよぉ・・・!)」

サトル「ふむ。」

カラン、とココアの中の氷が音を立てる
何事かを考えてるかのように動きを止め、そしてスマホの画面を消した

サトル「確かにこういったサプライズは嫌いではない


・・・・・・・・・・店員さん、俺にもアイスコーヒーを頼む

知覧さん、その『海釣り』・・・・俺にも同行させてもらおうか」

急に緊張し始める知覧に若干の不信感を覚えながらも
『サプライズ』という言葉に諸々の違和感を飲み込んだようだ

「いつ・・・・行く? そして何を用意すればいい・・・?」

747知覧吉彦『モンキー・ビジネス』:2020/07/08(水) 23:02:50
>>746
>知覧さん、その『海釣り』・・・・俺にも同行させてもらおうか」

「や、やりぃ……!

 ――――や、やりたくなった時が吉日だぜぇー。
 大歓迎だよ! 一緒に楽しもうな!」

つい、口が滑ってしまったのを、慌ててブレーキを掛ける。
日取りを訊かれれば、ああ、とか、ええ、とか言い出して。

「し、潮の都合もあるからさぁ、
 また調べて、『三刀屋』さんから伝えるよ!」

「道具もこっちで用意するから、身一つで着てくれよなー。
 た、例えばさ、こーいう『ルアー』を使って、一本釣りだって出来るぜ!」

ピカピカの『ルアー』を取り出し、『サトル』に見せる。
『海釣り』に興味がある。そして、彼は『道具』にも拘りを持つタイプだ。
よく解らない解体道具を細かく描くような『作風』だからだ。

「折角だし、ちょっと手に取って見なよー。
 ――――と、『ケガ』したらマズいもんな」

そういうと、膝上に置いていた『手袋』を取り出し、

     「これ、使ってくれよ」

返し針のついた『ルアー』に触れるのに、
手指を大事する『漫画家志望』なら、多少は警戒するはず。
よって、『手袋』を使って掌を防護させれば、安心して触れられる。
―――――というストーリーだぜバカヤロー! ここまで仕込みだよ!

ピッカピカのルアーに触れるのにも、高級品じゃね? って頭過ぎるじゃん。
だから『手袋』があれば躊躇なく触れる。古い壺とかといっしょ! ほら、触れ!


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