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エレン「この長い髪を切る頃には」2

256進撃の名無し:2014/08/04(月) 17:45:14 ID:YSQTQJRw0
ハンネス「まあ詳しいところは正確には分からんが、とにかくリヴァイ先生は強かったぞ。一度、大人相手に喧嘩している場面もあったな。相手はヤクザだったんだが、全く怯むことなく1人で戦っていた。ただ、ヤクザ相手に歯向かったせいで、発砲事件に発展してしまってな。一時は騒然となったが、頬を削っただけの擦り傷だけで済んだ。あの強運は、正直ぞっとしたが、本人は平気な顔をしていたよ。普通は拳銃を向けられたら、俺だってビビるって言うのに」

ひえええええ。ヤクザ相手に何やってるんだリヴァイ先生!

ハンネス「その後は何故か、ヤクザの方が穏やかになってリヴァイ先生をスカウトし始めたよ。本人は混乱していたが、何か抜き打ちテストのような物をやらされていたらしい。それが終わった直後、すぐ俺達警官隊が突入したから、事なきを得たが、リヴァイ先生、ヤクザから名刺を貰って困惑していたな」

あぶねー。リヴァイ先生、ヤクザからスカウトかかっていたんだ。

エルヴィン先生が拾わなかったら、本当にヤクザの道に進んでいたかもしれねえぞ。

ハンネス「でもリヴァイはその名刺を俺に渡してきてな。『やる。警察が持ってる方がいいだろ』って、変に生真面目な奴だった。そういう訳で、リヴァイ先生はよく騒ぎを起こしてはいたが、根は真面目な奴なんだろうなって印象だった。酒やタバコはやっていたようだが、薬とかには手を出さないタイプの、ちょっとアウトローな少年って印象だったよ」

エレン「へー」

アルミン「当時の恰好とか分かりませんか? 髪型とか」

ハンネス「ああ、確か当時は金髪だったな。髪型は同じ刈り上げだったけど。ピアスもしていたし、割とオシャレに気を遣う感じの少年だった。衣服はいつも綺麗にしていたし、皺のある服を着ていた事がない。ズボンをずりおろすようなヤンキー特有の恰好のアレじゃなかった。服装だけはヤンキーの恰好じゃないっていう、ちょっと変なヤンキーだったよ」

エレン「写真、残ってないですかね」

ハンネス「んーもう、24、25年くらい前の話だからな。さすがに写真は………あ、いやまてよ」

と、ハンネスさんは思い出したようで、

ハンネス「あるかもしれん。ちょっと待ってろ。職員室の卒業アルバム、見てみるよ」

と言って職員室に置いてある、歴代の生徒の卒業アルバムを探して貰った。

ハンネス「やっぱり。講談高校に途中までは通っていたから、卒業名簿にはないだろうけど、それ以外の、集合写真にこっそり載っている」

エレン「どれだどれだ」

ハンネス「これだ。この、ちょっと目つき悪くて、ヤンキー座りしている小さな少年がリヴァイ先生だよ」

アルミン「あんまり顔、変わってないwwwwwえええええ本当、リヴァイ先生、顔、変わってないねwwww」

と、アルミンが大爆笑していた。オレも必死に笑いを堪える。


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