★★★★☆☆:「オペラ座の怪人」(The Phantom of the Opera)
まず話が非常につまらない作品でした(原作批判かもw)。
個々の登場人物が何をしたいのか分からないし、どの歌のシーンも明らか冗長。
ただそれとは別個に歌唱力だけならミュージカル映画の中でも群を抜いて素晴らしい。
まあ鑑賞後サントラは買いましたが、DVDは買わないという次第ですね。
★★★☆☆☆:「ヘドヴィグ・アンド・アングリーインチ」(Hedwig and the Angry Inch)
前評判を聞いていたよりはあまり心に響いてこない作品でした。
別に話がつまらなかったわけではなかったですが、やや終盤「?」w
まあ音楽は良い曲揃ってますし、タイトルの由来がなんとも面白かったり。
個人的には歌ってるときに流れるアニメーションのシーンが結構好きです。
★★★★☆☆:「汚れなき悪戯」(Marcelino Pan y Vino)
マルセリーノの行動がイタリア映画らしい温かみを生んでいて
久々に全編通して飽きずに見れた作品で非常に面白かったです。
ただラストが…、民間伝承を元にした作品ならあのオチで良いのかもしれませんが
別の解釈をするとかなり怖い作品だったなと思います。
★★☆☆☆☆:「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(Seven Years in Tibet)
前半はチベットに至るまでの旅、後半はダライ・ラマ14世との交流を描いた作品でしたが
前半は面白かったのですがいささか尺を取りすぎで、後半が思ったより薄く感じました。
楽しめる作品でしたが、ダライ・ラマは何か特別なことしたかな?みたいな印象が残りました。
★★★☆☆☆:「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(Catch me if you can)
詐欺師とFBI捜査官のややコミカルかつ痛快に描いたノンフィクションでしたが
「ミッドナイト・ラン」のと比べると「お、巧く騙したw」みたいな痛快さにややかけました。
(逆に良かったのは序盤のホテルでの対面のみで、他はなんか成り行き〜みたいな)
ただ家族を取り戻すために一人で戦った男という感じで結構良かったです。
★★☆☆☆:「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(The Curious Case of Benjamin Button)
逆行する肉体の中で人との交流の一時を描いていくという体は
同じ脚本家というだけに「フォレスト・ガンプ」に非常に近い作品だなと思いました。
ただ終盤はヒロインとのラブロマンスメインになり、ラストもいらんサプライズ。
肉体の若返りも冗長だったり部分的だったりと極端で、せっかくの設定は面白くなかったです。