★★☆☆☆☆:「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(Seven Years in Tibet)
前半はチベットに至るまでの旅、後半はダライ・ラマ14世との交流を描いた作品でしたが
前半は面白かったのですがいささか尺を取りすぎで、後半が思ったより薄く感じました。
楽しめる作品でしたが、ダライ・ラマは何か特別なことしたかな?みたいな印象が残りました。
★★★☆☆☆:「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(Catch me if you can)
詐欺師とFBI捜査官のややコミカルかつ痛快に描いたノンフィクションでしたが
「ミッドナイト・ラン」のと比べると「お、巧く騙したw」みたいな痛快さにややかけました。
(逆に良かったのは序盤のホテルでの対面のみで、他はなんか成り行き〜みたいな)
ただ家族を取り戻すために一人で戦った男という感じで結構良かったです。
★★☆☆☆:「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(The Curious Case of Benjamin Button)
逆行する肉体の中で人との交流の一時を描いていくという体は
同じ脚本家というだけに「フォレスト・ガンプ」に非常に近い作品だなと思いました。
ただ終盤はヒロインとのラブロマンスメインになり、ラストもいらんサプライズ。
肉体の若返りも冗長だったり部分的だったりと極端で、せっかくの設定は面白くなかったです。
気づけば今年も夏休みシーズンだー
渇き。と同じ時期くらいの、6月の末から7月はじめ頃に公開された、
『トランセンデンス』や『All You Need Is Kill』が気になってまして、調べたところ、
すでにそれ以降の新作の回転におされて上映回数が減ってきとる。
なんとかお盆までやっててくれい。
それにしてもほんと、キッズ・ファミリー層向けが強くなったなぁ。