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蜜柑最強小説書くよ!ルールはちゃんと守ってね!

481アン ◆MD76fFko5o:2017/04/09(日) 02:16:22
番外編
「アン。約束覚えてる?」
「うん覚えてる…森で誓ったもの。ずっと一緒に居るって。それからもう一つ…」
蜜柑は小さく息を呑んだ。そうしてこうはきだした。
「もし、もしもうちのアリスが世界に悪い影響を及ぼすのであれば。」
「私は蜜柑のアリスを消す。…覚えてるよでも。」
蜜柑は笑っていた。
「大丈夫や全部消すわけやあらへんやろ。破壊と創造のアリスだけや」
アンはその言葉を聞くと,感情に任されるまま喋り出した。
「…何を言っているの・?そのアリスは寿命を削るタイプじゃない!4番目のタイプのアリスを失うことがどうゆうことか分かってる?そのぶんの寿命を失うってことなのよ!知ってるでしょう?知ってるでしょう…知って…」
蜜柑は儚げに笑っていた。これ以上言ったら壊れてしまいそうで…そして。美しかった
「分かっとるよ。そうでなくとも、ね。…お願いやアンっうちのアリスを消して下さい。」
アンは頷くしかなかった。

「ごめんな」
蜜柑は泣いていた。
「やるよ。はぁ保存のアリス発動!全てを無に。深淵の闇に。oarchest…splash。貴方の全てを。対象 行平蜜柑のアリス。破壊と創造を。end」
「アン。ありがとうな」
そう言って蜜柑は意識を失った。


「蜜柑行くぞ。おい、蜜棗【みなつ】も」
ある家で棗のこえが響く。
「わかってるよ。父さん」
呆れたような声。
「まってぇな棗。柑棗【かんな】の髪まだ結うてへんねんって」
今度は蜜柑の声。
「お母さん早くしてよね〜」
それを急かす子供達の声。
色んな声が響いてくる。

うちはあの時
「蜜柑やっぱり私には寿命を奪いたくない。だからこのアリスをあげる」
そう言って蜜柑の手にアリス石を置いた。
「これは?」
「声のアリス石。それは5番目のタイプで使えば使うほど寿命が増える。」
アンが見えなくなると、蜜柑は呟いたあ
「5番目…か。」
そうしてアンは儀式を行った。


「ほら行くぞ」
「あっ…そうやな!行こうか」
世界はいつでも響いている。


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