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漫画・ライトノベル以外の書籍スレ

511修都:2024/03/19(火) 19:49:26 ID:4qrqq.3Y
栗田禎子「「アラブの春」の世界史的意義」
2011年の中東で生じた革命状況は、新自由主義に深刻な一撃を与えるほとんど最初の事例だった。エジプトは特に典型的な新自由主義だった
中東同時革命は、中東に成立した諸国がいずれも共通の矛盾を抱えており、それゆえ一カ所で起きた変革が連鎖・共振を生み出していくというものだった
中東は、新自由主義の弊害だけでなく、先進諸国が軍事介入を仕掛けてくるという局面もあった→再植民地化的状況→アラブの春は欧米の中東介入に対する異議申し立てという面もあった
チュニジアでは民主的・市民的勢力が強靭さを発揮しているが、19世紀のアラブ地域でも最初に立憲主義運動が始まったのはチュニジアで、民主化闘争の最前線となってきた歴史がある
2011年の中東革命では初期にはイスラーム主義勢力が役割を果たしていない。イスラーム主義勢力は独裁政権と支え合い、共犯関係だった
→国際的圧力から早期選挙が実施されると資金・組織面で勝るイスラーム主義勢力が勝利→革命の団結を破壊するために分断・対立が煽られる


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