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漫画・ライトノベル以外の書籍スレ
441
:
修都
:2023/09/18(月) 18:49:31 ID:Wvozer8s
芝崎祐典「冷戦と地球規模環境問題」
国境を越えた環境意識の萌芽が最初に見られたのが、核実験反対運動→開発過程で環境へ過大な負荷をもたらすという有害性に注目が集まった
→反核運動は1964年前後から求心力が失われる→1963年の部分的核実験禁止条約で一つの節目。国際社会の最大の関心事はベトナム戦争に集中する
ベトナムの環境は、戦争によって激しい破壊に直面した。ベトナム反戦を含む60年代の社会運動は急進化し、70年代に入るころには広範な運動としてのダイナミズムはほぼ消滅した
→しかし環境意識は次の時代にも受け継がれた。日本が公害防止を公的な関与を法で規定したことは、国際的に見ても早い動きであった
60年代の急速な経済発展は、因果が環境破壊として姿を現すことになり、環境に対する意識の水準を上昇させる契機となった→後押ししたのは60年代の社会運動
→一方で、環境問題に対して異議申し立てをすることは、特殊な勢力による特殊な行為という見方が根強かった
地球の有限性に意識が向かうようになったのは1960年代末頃から→1972年、国連人間環境会議→環境問題への対処は地球的広がりを持たねばならないと公式文書に記された
70年代以降、環境意識は一般市民の関心対象となりうる問題へと移行していく→西ドイツで緑の党の支持が拡大する可能性→既存政党は環境問題も取り込まざるを得なくなった
→西ドイツが環境問題について積極姿勢に転じたことで国際協調の動きがヨーロッパ地域において姿を現す。ただし英米は積極的ではない
1980年のアメリカ大統領カーターは環境諮問委員会がまとめた報告書を出した→その年の大統領選でレーガンに替わり、逆に環境規制は緩和されていった
フロンガス問題について各国の政治指導者たちが理解を示した点は、環境問題においてこれまでにない新しい動きだった→世界が協力して化学物質を排除したのは人類初の試み
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