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漫画・ライトノベル以外の書籍スレ

366修都:2022/11/21(月) 21:04:39 ID:QPJxpke.
藤井真生「帝国領チェコにみる中世「民族」の形成と変容」
現在のチェコの領域に国家が登場したのは9世紀後半→ボヘミア統一→東フランク王国(後の神聖ローマ帝国)が進出→970年代、支配を受け入れる→ボヘミア大公領
→ボヘミアは部族連合から国として認識される政体に成長→チェコ族からチェコ人へ
チェコ東方はモラヴィアで別の領邦→皇帝への奉仕で遠征するとボヘミア人とモラヴィア人は一括して扱われる→チェコ人という区分。聖ヴァ―ツラフ崇敬でも両者は共通している
14世紀、ボヘミアの人口の6分の1はドイツ人植民者であったという→宮廷の高官、各地の領主層から都市の上層市民までが「外国人」を嫌悪の対象とした→外国人は「ドイツ人」とほぼ同義
1306年、9世紀以来続いてきたボヘミア王のプシェミスル家が断絶→国外勢力が入り乱れ、王位継承をめぐる争い→皇帝の長子を迎える→ルクセンブルク朝→チェコの貴族は2度の反乱
かつて、異端とされたフス派はチェコ人固有の信仰・思想とされた→実際はチェコ内部で等しく受け入れられたわけではない
フス派がチェコ語で説教などをおこなったのは重要だが、ラテン語やドイツ語でもチェコ人説教師は活動していた。フス派に参加するドイツ系住民も多数いた


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