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漫画・ライトノベル以外の書籍スレ

359修都:2022/11/10(木) 19:48:05 ID:QPJxpke.
阿部尚史「イランの一九世紀」
19世紀、イランを支配したのはトルコ系のカージャール朝。シーア派信徒の守護者としての統治理念を正当性の根拠においた
中央ユーラシア地域をめぐるイギリスとロシアの覇権闘争→イラン=ロシア戦争→第一次ではイランはイギリス・フランスの支援を受けた→第二次でコーカサス南東部を失う
→トルコマンチャ―イ条約は関税自主権喪失など不平等な内容→以後、ロシアは圧力をかける存在となる
19世紀イランでは、民事司法は法学者の独自な法廷で解決されていた→強制執行には国家権力に協力してもらう
イランで近代化改革を始めたのは、アゼルバイジャン州総督アッバース・ミールザー→軍制改革など→ミールザーの死後、継続しなかった
19世紀後半以降、イランの近代的知識人はイスラーム以前の起源を研究→シーア派信仰と並んで現在もイランの国民意識として機能
イランのナショナリズムは伝統と近代が絡み合うなかで創り上げられていった


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