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漫画・ライトノベル以外の書籍スレ
326
:
修都
:2022/08/07(日) 16:55:30 ID:mBv4sMcs
森山央朗「ウラマーの出現とイスラーム諸学の成立」
7世紀末から8世紀前半は、ウマイヤ朝の統治が安定した時代で、神に帰依する国家や社会とはいかにあるべきかをめぐる議論が本格的に開始された
→預言者ムハンマドと父祖たちの記憶を語る物知りとしてウラマー(学者たち)が出現
ムハンマドの死後、アラビア半島を出て広範な地域に移住していったアラブムスリムたちはアラビア半島では見ることのなかった事物や慣習を多く目にすることとなった
→それらを利用できるものは取り入れていった→ウラマーはコーランの啓示に言及されていないあまたの実利的な判断や裁定を神の意思と預言者の教えに照らして正当であることを示す作業
10世紀後半から11世紀は、ムスリムの多数派の中の学派や思想潮流が合流し、スンナ(慣行)派という宗派意識が確立・浸透していった時代
ウラマーは僧侶や神父・牧師などの役割をイスラム社会で担った。ウラマーとしての地位を支えるのは学識。都市富裕層出身の男性が多い
10世紀頃まで、ウラマーは家の財産や他の生業で生活を支えていた→マドラサ(学ぶ場所)の普及によって教員という職
政治・軍事支配者とウラマーとは緊張感をともなった協力関係
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