したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

漫画・ライトノベル以外の書籍スレ

159 修都 ◆7VC/HIVqJE :2017/07/18(火) 18:43:09 ID:rlvqw/MU
綾部広則「ポスト冷戦期日本の科学技術政策」
 冷戦型科学技術体制→1970年頃には雪解けムード(デタント)で弱体化。また、反戦運動が盛り上がったことで、大学で大っぴらに軍事関連の研究を行うことは困難となった
 →国防費に依存していた大学は産業界と連携を深める。80年代半ばには軍需産業の腐敗が米国の重要課題だったが、改革は冷戦終結の90年代を俟たねばならない
 欧米諸国が冷戦に集中している間、日本は民生技術で漁夫の利を得た。80年代になると欧米の科学技術導入・改良ではなく自力で新しい科学技術をなさねばならなくなった
 90年代のバブル崩壊、冷戦終結で欧米の企業も民生技術にシフトし始める、円高、新興国台頭→国際競争へ
 大学院博士課程修了者数増加策→就職先の見込みがないのに量的拡大政策をとったため問題が発生
 90年代は研究に関して量的投資拡大策が図られたが、2000年代に入っても日本経済の活性化はみられなかった
 →巨額の研究開発費を投じてもダメならば大学や研究機関に問題があるとして改革が行われていく→最大の改革は国立大学と国立試験研究機関の法人化
 →法人化は学の官に対する隷従を強化した。効率化という名のもと、運営交付金は減らされ、目標・計画を評価されるようになった
 若手研究者は競争化の名のもと有期雇用が増加したが、雇用は不安定化し高学歴ワーキングプアとまでいわれるようになった
 こうした改革によっても、科学技術による日本経済の活性化は大きな進展をみせなかった。06年頃になるとイノベーションという言葉が盛んに用いられるようになった
 科学技術政策は科学技術イノベーション政策となったが、基本的性格は従来の政策と大きく違っていない→2000年代の改革時代からの強い連続性がある
 →この改革の連続性によって大学教員の研究時間は減少。一時的な流行を追った研究や短期的に成果が生み出される研究が増加。論文数も減少傾向
 冷戦期の科学技術体制は資本や国家とは手を結ぶが市民に対して閉鎖的であり、それが批判されていた→現在、資本や国家の主導権はむしろ強化されている
 科学技術体制は独善的で閉鎖的だという観念が、むしろ知的生産拠点の破壊と再編に手を貸してしまっている


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

■ したらば のおすすめアイテム ■

嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい写真集 - 青山 裕企


この欄のアイテムは掲示板管理メニューから自由に変更可能です。


掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板