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漫画・ライトノベル以外の書籍スレ

155 修都 ◆7VC/HIVqJE :2017/07/15(土) 13:23:14 ID:rlvqw/MU
伊勢田哲治「社会派科学哲学の復権」(『岩波講座現代2巻 ポスト冷戦時代の科学/技術』)
 科学について哲学的に考察するという営みはアリストテレス以来あるが、科学哲学が専門分野となるのは1920年代のウィーン学団以降
 ウィーン学団はかなり左翼的な政治性・実践性を備えていた→第二次大戦後、アメリカの反共主義の中でアメリカの科学哲学者たちは抑圧されていった
 →哲学者たちの支持を集めたのは非政治的な科学哲学であり、自由主義陣営に迎合することが科学哲学者に求められた。科学哲学はその後、研究の高度化、多様化、細分化が進む
 冷戦期も科学哲学と社会の接点はある→疑似科学に対する科学哲学の関与など。キリスト教原理主義者たちが進化論否定などを学校で教えることは「科学」ではないとした
 人を研究対象とした場合の倫理はどうあるべきか→七三一部隊の実験結果を利用するかどうか
 ベーニヒハウゼンは、データの科学的価値に疑いがない、引用の際はつねに倫理的非難を書く、代替的な情報源がない
 →このような条件が満たされるなら非人道的データの条件付き使用許可という選択肢もありうるとしている
 他方、ミルグラムの服従実験は現在なら許されないであろう実験だが、頻繁に言及される代表的な実験となっている
 社会科学・心理学系の研究は倫理的な配慮が難しい場合がある(心理学系の実験では事後でしか同意を得られない場合があるなど)
 現在正統的だと科学者が考えている科学は他の意見と一線を画するものなのか、それともさまざまな意見の一つに過ぎないのか
 →科学に分類できないような民間療法などが正統的な医療より求められるということはありうる→科学の限界に目を向ける役割としての科学哲学
 科学信仰もいけないが、科学というラベルを維持することは必要→科学の利点と弱点を見極める


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