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漫画・ライトノベル以外の書籍スレ
112
:
修都
◆7VC/HIVqJE
:2017/04/23(日) 12:04:45 ID:uq8Rg0iQ
北田暁大「上野千鶴子(社会学者)」(『ひとびとの精神史7巻 80年代』)
80年代の昭和軽薄文体。上野千鶴子も昭和軽薄文体の戦略的使用者だった
糸井重里のような男性は論争ゲームから降りることが出来た→女性は降りることが出来ない。降りると男性的論争ゲームを温存させてしまうだけ
アグネス論争(アグネス・チャンの子連れ出勤をめぐる女性間の論争)で上野はアグネスを擁護した
→女による女の子連れ出勤批判を高みの見物して喜ぶ人の認識枠組みが温存されてしまうことへの危機感
上野にとって昭和軽薄文体は、論争ゲームから降りる・上がるの対立項を崩すための理論装置だった
上野は「わたしたちの世代」を語ることを禁じていた→世代論は特権意識丸出しの凡庸な自己肯定か、反省的なヒロイズムに陥るしかない
3・11や反安保で、降りた男性たちが降りることをやめた(降りつづけている糸井は突き抜けた強度を持っているのかもしれない)。これも男性の特権だった
→上野の場合、女性革命兵士たちの記憶が蘇ってくる。女性研究者が、国会前デモでの女性参加者のスピーチに違和感を表明するとデモ賛同者に批判された事件
→運動のなかにある性差別批判、マイノリティ差別批判を運動の足を引っ張る敵対行為とバッシングする人たちがいる、いつかどこかで見た景色と、上野はツイッターに投稿
→お母さんがご飯を用意してくれる日常をめぐる議論→上野は、ささやかな日常の持つ政治性を問いかけつづけてきた
→反原発デモや集会に行くと集まっているのは女性が大半で「お母さん」という呼びかけが圧倒的。母性主義そのもの。母親ではない女は、ここに存在しないのかと上野は反発
→上野にとって母性主義との闘いは小さなことではない→社会運動における母性主義→上野がこういった運動から遠ざかった理由の一つ
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