[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
漫画・ライトノベル以外の書籍スレ
104
:
修都
◆7VC/HIVqJE
:2017/04/10(月) 20:22:21 ID:MDyIz2QM
白井聡「吉本隆明(評論家)と藤田省三(政治学者)」(『ひとびとの精神史6巻 70年代』)
『世界』1960年8月号での座談会(藤田省三らが参加)→60年安保には非組織性(組織動員ではない)があったという議論→2015年安保との共通性
→60年安保は立憲主義や民主主義を日本社会に根づかせる機会になるということも議論されていた→これも2015年安保との共通性
推進側と反対側の議論の嚙み合わなさも60年安保と2015年安保の共通性→岸信介にとって安保条約改定は条約を対等にするものでありなぜ反対されるのか理解できなかった
→60年安保で抗議を惹起させた契機は改定の内容よりも強行採決したこと。反対派にとっては外交の問題ではなく内政の問題→これも現在とほとんど変わらない
60年安保は敗北したものの戦後民主主義の定着と強化に多大な貢献をしたという歴史観があったが、それは今日崩壊している→2015年にほぼ同じことをやっている
60年安保は深刻な敗北を喫していたのである
『日本読書新聞』1960年9月5日、12日号の座談会(藤田や吉本隆明らが参加)→藤田と吉本の意見はところどころで対立→吉本は60年安保を評価していない
→吉本は、家族の幸福を絶対的に追求する。天下がひっくり返ってもいい。おれに関係がなければいいというところで追求するほうがいいと主張→現実的にはそうなった
吉本は家族の幸福を追求し天地がひっくりかえったって知ったことじゃない都市小市民を肯定していた
→私的利害の優先が当然とされる状況が出現することではじめて日本社会はブルジョア民主段階に到達する→既成左翼や戦後民主主義派知識人に対する批判
60年安保は革命という観念が実在性を伴って受け止められる時代の終幕を告げさせた
吉本は、日本の知識人は大衆を理解していないと主張→終戦時に支配層を打ちのめすこともしなければ徹底抗戦をしようともしなかった大衆を理解できていない
→大衆は徹底的にニヒリストであると吉本は主張→吉本の主張どおり現在の日本社会は途轍もなく強靭なニヒリズムが蔓延しているといえる
→吉本が肯定したニヒリズムが日本をよくしたとは言えない
藤田は両方の座談会で、一人ひとりの人間が独立した民主主義者となることで、総和としての一般意思を形成するべきだと主張していた
→80年代、藤田は大衆消費社会を批判的に分析するようになる→大衆がニヒリズムを深める世界は安楽への全体主義が蔓延する世界
→ニヒリズムと闘わなければいけないのではないか
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板