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映画感想スレ(3)

1真ナルト信者:2015/08/11(火) 15:59:21 ID:???
洋邦実写アニメまとめて語りましょう

739:2018/03/02(金) 17:23:55 ID:RaM7ef3k
ああ、そうかもですね
ありがとうございます

740deku:2018/03/04(日) 12:21:57 ID:IpXSCfTM
・ブラックパンサー
フェーズ1作品かのような初々しさ、物足りなさもそのまんまだった
ブラックパンサー個人ではなくワカンダという国そのものに焦点が当たってるからか単調に感じる部分もある
アクションも正直シビルウォー時に比べると今ひとつ、せっかくの一騎討ちが黒スーツなのに暗所が舞台に加えて内乱も同時進行で慌ただしかったのも残念

ロスとストレンジ共演しないかな、いや画面に一緒に映るだけでもいい

パシリム続編は明るい場所での戦闘がしっかりしてそうで期待、パンフにスタッフ書いてないから調べたらデルトロ監督は今回製作にまわったのね

741唯野:2018/03/04(日) 14:32:43 ID:OFPHbLeQ
バーフバリ 伝説誕生
●親子二代にわたる物語なんだけど、子が割と変態なのに対して親が英雄らしい英雄(少なくともその側面しか描かれてない)なので子の陰が薄い……
●特に子供は意中の相手の手や肩にこっそりタトゥーをしたり、戦いながら次々と相手の着ているものを脱がしていったり、挙句の果てにヨイデワナイカ・パッション・重点とばかりに帯回しまで披露
●ヒロインの組織も狂信的なまでの武闘派と思いきややたら物分りがよかったり。まあこれはテンポをよくするためなんだろうけど。
●いろいろとんでもない展開があるんだけど、エンタメに振り切っているので楽しめた。ただし雪崩、てめーはだめだ
●インド映画といえば歌とダンスですがこの映画では少ないです

742もにゃら:2018/03/04(日) 15:45:46 ID:nJ98v9kA
○バーフバリ 王の凱旋

上で唯野さんが書いた「伝説誕生」の後編です

父バーフバリのヒロイン、デーヴァセーナが大活躍してる一方で子バーフバリのヒロイン、アヴァンチカはほとんど出番無し(笑)
唯野さんの感想読んだ限りでは前編で活躍してるようで

如何にも小物かませだったデーヴァセーナの従兄弟ヴァルナクマラが意外に良いキャラで良かった

エクストリーム入城に代表される馬鹿馬鹿しいほどに派手なアクションにイチャコラ弓術など

「細けえ事は良いんだよ!!」精神溢れる大作

地位や権力には拘らないが嫁にちょっかい出されると即切れするバーフバリさん、イケメンだな

印象に残ったセリフは
「命を授けるのが神、命を救うのが医者、命を守るのが王だ」

743レト:2018/03/05(月) 13:40:58 ID:AgOzZFKw
ゲイリー・オールドマン、アカデミー主演男優賞受賞。
日本では未だにレオンの悪役という本人にとっては不本意なイメージが強い俳優ですが、
今回の栄誉でそのイメージが変わるかもしれません。

744修都 ◆7VC/HIVqJE:2018/03/05(月) 19:39:50 ID:jYkYEvMY
確かにゲイリー・オールドマンは悪役のイメージ強いけど、
バットマンの影響か最近は善人だけど色んなことに巻き込まれてひどい目にあってる管理職というイメージが強い

745修都 ◆7VC/HIVqJE:2018/03/05(月) 19:39:51 ID:jYkYEvMY
確かにゲイリー・オールドマンは悪役のイメージ強いけど、
バットマンの影響か最近は善人だけど色んなことに巻き込まれてひどい目にあってる管理職というイメージが強い

746レト:2018/03/05(月) 21:19:31 ID:Vc7bU3PQ
かつてレインフォールなんて駄作の日本映画に巻き込んでしまった過去があるだけに
日本人とのコンビ受賞はホッとするものがあったり。

747ガフ:2018/03/05(月) 23:51:27 ID:2MTdPVzw
〇ブラックパンサー
他作品との関連性の薄さとヴィランのキャラクターでアイアンマン2を見ている気分に

ワカンダのハーブの効用を見るに、ソウルストーンをヴィブラニウムで包んで宇宙に放流した奴がいるのだろうか

748ヒロ筋肉痛:2018/03/08(木) 21:46:43 ID:UEJRkgZU
ブラックパンサーの次がインフィニティウォーなので、
もう最後のインフィニティ・ストーン(ソウルストーン)の在り処は明示して良かったと思うんですけどね。
十中八九ワカンダに埋まってるんだろうとは思いますが。

ワカンダの超絶テクノロジーは便利すぎるのも有り、
インフィニティ・ウォーで早々にワカンダ壊滅となりそうな予感。

749もにゃら:2018/03/10(土) 00:01:53 ID:OC.uUlQ.
○さよならの朝に約束の花をかざろう

?!??!!
反応に困る映画だった

19世紀前半くらいの架空世界が舞台

主人公はエルフみたいな不老長生の一族出身の少女
一族は二十歳前くらいで成長や老化が止まり、その姿で数百年を生きる

で、その一族の村にレネトというドラゴンみたいなのを従えた国の兵が攻め込んで来て、そのどさくさで主人公は故郷から離れた所に飛ばされてそこで拾った赤ん坊を育てる決意をする

だが不老長寿故に一所には留まれず流浪の身
そんな中、敵に拐われた幼なじみを救うべく行動する同族と再会するが…

まだ評価が固まってない

ちと、色々駆け足やった
主人公は不老長寿で何十年経っても姿が変わらないんで、その設定で駆け足されると何年経ったのか分かりにくい

とりあえずクリム君が可哀想

・愛する彼女が浚われる
・数年後に救出作戦を実行するも彼女は敵国の王子に孕まされてた
・合わせる顔が無いと救出拒否される
・20年近く掛けて、その国を良く思わない周辺諸国を纏めて攻め込むも彼女は娘のことしか頭に無かった
・全てを終わらせようと心中を図るも彼女の護衛に阻まれ、一人寂しく死ぬ
・彼女は娘と再会して「自由に生きろ」(違約)と言い、主人公と共に脱出

750わんのねこ:2018/03/10(土) 20:04:53 ID:UQJx5jkE
・さよならの朝に約束の花を
PAworks / 岡田磨里 / 中世ヨーロッパ風ファンタジー / 育児

山の奥地でひっそりと暮らす長命の一族の少女二人が、
竜にさらわれ、一人は都、一人は牧場に行き、
母親になったり、いろいろあったりする話。

いい映画ですよ。賛否両論ばっさり別れそうなところがいい。
マリーがちゃんと映画してる!すげえ!というのが観賞直後の感想。
構成が非常にシンプル。主人公とお姫ちゃんと対比させる構造が美しい。
美術が素晴らしい。機能がデザインを要求していて、
ちゃんと使われているということが凄い。

〆の場面がちょっとダルく感じたけど、意図はわかるし、
岡田磨里作品はだいたいそうだし、それが好きな人には
受けているんだろうし、まあ、いいんじゃあないですか。

作画に関しては岡田磨里人脈と井上俊之人脈があわさって最強にみえる、まる。

751もにゃら:2018/03/11(日) 20:41:30 ID:OC.uUlQ.
○シェイプオブウォーター

異種婚姻譚
作中で白黒テレビが現役だったりソビエトが犬を宇宙に飛ばしたとか海外にミサイル基地とかあったんで1950年代後半から1960年代前半が舞台と思われる

宇宙センターで清掃婦やってる主人公とそこに運び込まれた半魚人男性の話

主人公と半魚人ががっつりセクロスやっててビックリ

妊娠出産までいけよお〜

752ガフ:2018/03/17(土) 09:29:37 ID:2MTdPVzw
〇インフィニティ・ウォーPV
ヴァルキリーはバトルロワイアルのラストがああだったのでまだわかるが、ホークアイさんはどこ行ったの

ワカンダでの合戦シーン見てると、エイジオブウルトロンでロボットを大量配備しようとした博士二名は間違ってなかったのだろうなと
インフィニティ・ウォーで社長の見た悪夢が実現しそうだし
あとバトルロワイアルでアスガルドの兵士がほぼ全滅状態になっちゃったのも痛い

キャプテン・アメリカにパワーストーン付きのパンチを止められて困惑顔のサノスで吹いた
あの人、落下するヘリを支えられるくらいの身体能力じゃなかったっけ…
ワンピースのゾオン系みたいに鍛えるほど強くなるのだろうか

〇スリー・ビルボード
あらすじに惹かれたが近所では公開終わってたファッキン

753シャアダム:2018/03/17(土) 20:07:46 ID:gVk8kjHE
◆信長協奏曲(2016年)

原作は漫画で、内容はタイムスリップで戦国時代にやってきた高校生が、信長に自分の代わりをやれといわれ、信長になりすまして戦国の世で活躍する物語です。

まず読み方「信長協奏曲」はノブナガコンツェルトって読むんですね。そして原作漫画はまだ連載中で、映画はとっくに原作を追い越して、オリジナルな話に突入して完結してしまっていたと言う事実(知らなかった)。
原作漫画もあまり詳しくはないのですが大きな違いもいくつか在りそう。その一つが、秀吉は主人公が偽物だと知っているし、親兄弟を信長に殺されて復讐心に燃えている点。帰蝶(信長の嫁)も部下の幾人かも」主人公の正体を知っている。そして、明智光秀(本物の信長)は主人公に嫉妬してその座を取り戻そうとしてる、って所かなあ。
原作漫画も今から映画見たいな関係になるかも知れないけど、映画に引きずられてしまうのだけは避けて欲しいですね。

さて感想。まず、TVドラマ版の続きなので、初めて見た自分には何故、どういった経路でサブロー(主人公)が信長になって天下統一目前まで来たのか、さっぱり分らなかったです(初心者無用)。その辺が不親切だなあって思っていたら、特別映像特典にこれまでのあらすじがありました(初見の方はこれを観てから本編を見て下さい)。まあ、どういう理屈で、なぜタイムトリップしたかは観ても分りませんでした。多分神の見えざる手、神の気まぐれでしょう、そう思っておこうw
内容に関してですが、まあまあ面白かったです。陰険な秀吉、嫉妬深い明智光秀、いかにも極道な感じの松永秀久、ツンデレプンプン丸な帰蝶、そして馬鹿殿のふりをした徳川家康(こいつが一番黒そうw)忠臣なのか出世欲なのかすぐリーダー格を取ろうとする柴田勝家など、なかなかイイキャラ立てで観ていて楽しかったです。最後は、歴史が変わって信長が死なずに天下を取るのかなあって思ったけど、やっぱり定番な終わり方でちょっと残念かなあ。最後の方はちょっと演出がグダグダしたのもマイナスかなあ。
でも、このとんでもないIF設定の行方を上手くまとめた方だと思います。TVドラマを見てから映画を観れば良かったとちょっと後悔してますwアニメもあるみたいで、結構な人気作品だったんですねえ。総評は可もなく不可もなくって所ですか。
タイムトリップ少女時代劇「アシガール」を思い出しました。こちらはおすすめです。

754シャアダム:2018/03/17(土) 22:09:19 ID:gVk8kjHE
◆ハッピーフライト(2008年)

飛行場のある一日を切り取った笑いあり感動ありのお仕事映画。こんな面白い映画を今まで見逃してたとは情けないぜ。
いやあ、面白かった。だいたい途中でトイレ休憩を挟んで2時間物は観るのだが、これは途中で観るのをやめられずに一気に観てしまった。
まず自分の知らない世界のお仕事や知識を学べるって時点で興味が出る。そしてお仕事の見せ方が上手い。出てくる俳優が渋くて中堅で豪華なのもいい(演技の下手なアイドル片手間俳優がいない)。
仕事の内容や専門用語や蘊蓄が素人の自分でも前後から推測してぎりぎり分る面白さってのも心地よい。そんな映画でした。

内容は、いつものようにホノルル行きの1980便が出立するのだが、その便には機長に昇格する試験を兼ねた主人公の副操縦士とベテラン機長(試験管も兼ねている)、初の国際線に乗るキャビンアテンダント(CA)とベテランCA、そして新人の生意気な整備士と厳しい先輩整備士、、ベテランと新人のコンビのグランドスタッフ&苦情係など色んな人が関わっていて、それぞれにドラマチックな物語が発生する。
見終わった後、たった一機を安全にホノルルまで飛行機を飛ばすのにこれだけの人が居てこれだけの苦労があるんだって思いましたよ。これが何度も毎日続くんだぜ、凄いなーって感心するしかないよ。
いやあ、学ぶべき大事なものが結構詰まった映画で観て良かったです。
この映画も、いつものような職場のある一日を切り取ったという点で「グランドホテル」形式の映画って言えそう。

あと、専門用語や蘊蓄が面白かった。
コーパイ(副操縦士)・エコー(雨雲)・グライドスロープとローカライザー(誘導装置)・エルロン(補助翼)・ピトー(速度を測る管)・クロスピックアップ(他人の荷物を間違えて取ること)・80(150キロ)、V1,V2,ポジティブ(離陸する時の基準速度)・L1.L2.UL.URなど(飛行機のドアの位置でCAの待機場所)クラブをとる(横滑り着陸すること)・RVR(滑走路視距離)・ミニマム(時間がない、すぐ決定しろ)・ディスパッチャー(天候を観てフライトプランを立てる人)・ILS(計器着陸システム)とか
ANAはAll Nippon Airways Co.の略とか、ビジネスクラスでホノルルまで往復20〜50万円 掛かるとか、カモメは馬鹿wとかとか。

一つだけ気になった部分、厳しくて頼りになる先輩頼りになるCAが後輩CAが立ち直るたびに温かい目で笑う部分、少ししつこくて演出過剰で感動の押し売りって感じてしまったかなあ。あと、苦情係は運動靴を履いた方がいいねwそしてお客にもホテルで寛いでるんじゃないんだから、従業員の気持ちも考えて危機意識を持ってマナー良く乗って欲しいですね。
果たしてこの映画を見て、こんな仕事は大変だと覚悟しつつも、でもやってみたいという人が増えればいいですね。

最後にもう一回、いやあ面白かった。

755シャアダム:2018/03/19(月) 21:59:53 ID:gVk8kjHE
◆のぼうの城(2012年)

本来なら2011年に公開だったが、東日本大震災と映画の内容(水攻め)により公開延期になった、何やら予言・因縁めいた感じの映画になってしまった。
内容は、でくの坊と呼ばれた忍城の城主が秀吉の家臣・石田三成の2万の大軍により攻められたとき、機転を利かせて持ちこたえさせたという逸話を膨らませて面白く仕上げた感じの物語です。

ただねえ、2万対500は明らかに誇張な感じがする内容でした。だって、主人公が別に機転を利かせて戦に勝ったわけでもなく、水攻めの際に敵の目の前でおどけて撃たれて百姓の感情を煽っただけじゃん(いや本当なら凄いよ)w何処まで本当の事か事疑わしいし、脚色にしても作戦が上手くいきすぎだろう、あと、大量の鉄砲兵に撃たれて一発も当たらない武将達、まるで都合の良い少年漫画を見てるような感じで醒めた笑いが。
そして、プライドなのか姫のためなのか、我慢して開城すればいいのに、相手が「気に入らない」から戦をする無謀な主人公。結局自分がまいた種で、農民や家臣に大被害。最後、敵に凄い武将だ、落ちなかった城だ、いい戦だったと褒められて、超自己満足げな主人公。なんだかなーなんだかなー(苦笑い)。

まあ、悪い点ばかり書いたけど、SFX(特撮)は凄い。本当に城を作って村を作って田んぼを作って、二万人の兵のエクストラを雇って何十キロの土手を作って、本当に決壊させて洪水を起こしたみたいな迫力満点なリアルさ。武将個人の戦いはギャグが多分に入っていたけど。この戦闘シーンの迫力映像は一見の価値ありだと思います。お金かかってんなーって感じ。
あと、クライマックスの主人公の踊り、まるでアイドルのコンサートのようで、演出が良くて長かったけど飽きずに観てられました、その辺は凄く面白かったですね。あと洪水シーンはたしかに、東日本大震災を思い起こさせました(これはまずいかなあと思いました)。

総評としては、血なまぐさい大規模な大人の日本昔話(何処まで本当か分らないので)てっ感じかな。語りたいエピソードが薄いっていうか、もう少し話を盛って、馬鹿殿様が頭のいい所、相手を出し抜いて作戦勝ちな所を見せつけてくれれば良かったかなあ。

756シャアダム:2018/03/21(水) 19:38:55 ID:gVk8kjHE
◆パタリロ! スターダスト計画(1983年)

ホモ・ゲイもののギャグアニメって事は知っていたが、まさかゴールデンタイムで、かなり本格的なホモ・ゲイ描写を含むアニメを放映してたとは恐れ入りましたw
ギャグで薄まってるとは言え、男同士でキスはするは、重なって寝るわ、パタリロ同士でチンチン丸出しで抱き合うわ、なんともカルチャーショックでした。
ヤマトやガンダムや当時はやっていたアニメのパロディギャグにはクスクス笑えるところもあるので、ギャグアニメとしてみればギリギリホモシーンとかの性描写も気にならないかも(人によるけどw)。

調べたら、舞台かされて今現在講演されており、その上今秋には実写映画化もされるそうで、なかなかの需要や人気があるみたいです。(これをタイミング良く観た自分にも吃驚)今年はパタリロイヤーになるかもw

映画内容は、世界各地のダイヤモンドを盗む盗賊団を捕まえるため、MI6のバンコラン(こいつイギリス情報部なん?)が捜査を始めるが、被害に遭った主人公のギャグメーカーのパタリロも捜査に加わって、トタバタ喜劇とちょっとシリアスな人情劇を繰り広げるという物語です。

感想は、男同士で抱き合ったり見つめ合ったりするシーンは、やっぱり気持ち悪かったけど、まあ今流行ってる女性が書くストーリー漫画や腐女子漫画の原点みたいなものが見え隠れして、漫画の歴史を感じ観た点では一度は観て良かったと思いました。こう言うスパイアクション&推理サスペンス&諜報物は嫌いではないので、
ホモシーンが少なくてストーリーやギャグ重視なら原作も読んで観たいなあっては思う。でも、女性がパタリロの母親だけしか出ないとはw

最後に、だーれが殺したクックロビン♪とかタマネギ部隊とかマライヒ(ホモ)とかなんかナツカシスw

757シャアダム:2018/03/21(水) 21:25:54 ID:gVk8kjHE
◆悪魔島のプリンス 三つ目がとおる(1985年)

やたらCMに入る時の「アイキャッチ」は入るので調べたら、映画上映ではなく「24時間テレビ」内の長編アニメだった。
内容は、初めて「三つ目がとおる」を見た人にも分るよう親切設計で、主人公がどうして犬持医師の所で暮らすようになったか(赤ちゃんの頃)から始まっている。
そして、虐めからの覚醒、和登さんとの関係や運命刑事との出会い、ナチスの孫の陰謀に巻き込まれるまで、とても分りやすく何のストレスもなく楽しめるストーリーだった。

感想、まず完全に子供向けなのだが、大人が観てもそれなりに楽しめるスピーディでバラエティに富み、童心に帰れる冒険展開が良かった。かつ、主人公が絆創膏を剥がすことによって、純粋な良い子からダーティヒーローに変わるところが癖があって、大人でも楽しめる一因となっている。例えるなら「遊戯王」かな。
そして、ヒロインの和登さんが元ネタは「ハイカラさんが通る」の紅緒ではと思われるお転婆ぶりで美少女では無い無い所がかえって大変魅力的なキャラに仕上がってると思う。まあ、名前の元ネタは「ホームズ&ワトソン」なんだがw主人公の名前と写楽(実在した絵描き)とは関係ないらしい。

シャーロック&ワトソンが元ネタなので探偵物かと思いきや、推理や探偵めいた事もするがオカルト&冒険・探検物でもあるらしい。最初は人類を滅ぼそうとした覚醒した写楽(主人公)も周りの馬鹿さ加減(特にヒロインのお転婆ぶり)に感化されて、段々正義の味方っぽい行動を取る様に成っていく所が面白かった。
脇役のヒゲ親父はラーメン屋台をやっていて、まるで「おそ松くん」のチビタでしたwそして運命刑事は顔がベートベンっぽく自称ベートーベンの生まれ変わりで、某「クラシカロイド」のベトさんみたい。そのうち「ムジーク!」って言いそうでした。
敵がネオナチスってところは「パタリロ」の敵もナチスの残党だったので、当時の流行だったんだなあって思いました。ラストはナディアのネオアトランティスの島のバベルの塔っぽい展開で、もしかしたらこれに影響を受けたのかな?って感じました。まあ、深く理屈を考えないで調子の良いコメディ調の冒険とおもえば沢山のアイデアの詰まった中々の力作だと思う。
あと、今の子供がこれを見たら作画が酷いと言うかも知れないが、自分は崩れた作画も味として楽しめました。

ヒロインのパンチラがやたら多いけど、自分は性格も含めて健康的で可愛いと思うけどあんまり美少女では無いのでその辺は微妙かもwエロい目で見たらエロいよ。
子供も安心して見れる楽しいギャグ多めの良作でした。

758シャアダム:2018/03/23(金) 02:06:03 ID:gVk8kjHE
◆地球へ(1980年)

TVアニメ版(2007年)は観たことがあるが、映画版はちゃんと観たのは初めてでした。だいたいの流れは知っていたので、少し退屈な視聴になるかと思えば、ミステリアスなSFでスピーディーな展開で作画もなかなか良くて最初から引き込まれた。
はっきり言うと、展開がもたつかない分、映画版の方が面白いと感じた。

内容は、地球が住めなくなり宇宙の星に移民して500年、マザーコンピューターの徹底した管理社会により、二度と地球汚染のような過ちを犯さないように選別教育される世界で、14歳の成人検査を受ける主人公は政府機関にミュウ(エスパー)の疑いをかけられ、かつ反抗的な性格を矯正するために生きてきた記憶を消されようとした時、ミュウの長のソルジャーブルー部下が現れ、地下のミュウの宇宙船に連れ去られる。
そこで、主人公は超能力を覚醒してミュウの二代目の長となり、ソルジャーブルーの意思を継いで、母なる星、地球(テラ)を目指すことになる。だが行く手にはミュウを危険視して抹殺しようとするマザーコンピュータとそれに従うキースらエリート軍人達が立ち塞がる。そして彼らの地球への戦い旅は何十年も続くことになる。SF大河アニメと言ってもよい物語である。

感想、まず声優が豪華っていうか、有名な俳優が声を当ているので、人によっては専門の声優より下手と思うかも知れないが、自分は気にならなかった。薬師丸ひろ子さんや岸田今日子さんや秋吉久美子さんも声を当てている。池田昌子さんや神谷明さんや古谷徹さんなどのベテラン声優も出演。主題歌も良い(ダ・カーポ)。
そして、何度も言うけど3世代にわたる壮大なドラマであり敵味方双方の視点が絡み合いながら盛り上げていくで良質な群像劇であり、SFミステリー的な部分がふんだんに盛り込まれてあり、視聴を途中で辞められない面白さがある。作画は昔のアニメなので多少の雑作画は味としてみれれば、中々の佳作だと思う。最後どうなるか予想が出来ないところも良かった。

ただ、難を言えば、アクションシーン・戦闘シーンが雑で作り込みが甘く適当なところかなあ。そしてマザーコンピュータがなんとなく狂って自己崩壊したのか、ソルジャーやジョミーの攻撃で壊れたのかよく分らない所がすっきりしなかったなあ。そこまで、作画が間に合わなかったのかなw戦闘シーンが全体的に惜しい、大ざっぱ過ぎる。
初代ガンダムの頃のアニメだと思えば許せるけどねwとにかくストーリーは面白いので、まだ観てない人は一度は観て欲しいかなあ(強制はしませんw)。

759みる子:2018/03/24(土) 02:42:10 ID:8l5Ju2qA
・トゥームレイダー ファーストミッション
最初の15分はMMA、自転車と中々の面白さでしたが、島に着いてからは何の変哲もないB級アクションという感じ。
チョイ役のニック・フロストは和みました。

・ジャスティスリーグ
円盤買ったので視聴。DCがマーベルより間違いなく優れている点は日本語吹き替えですね。
WWはよりクールに、フラッシュはよりお茶目に、サイボーグは歳の割には渋い感じに。
しかしダイアナが「私、地味なタイプだから…」なんて言うと嫌味にしか聞こえない(笑)

・マイティーソー バトルロイヤル
こちらもブルーレイで。ジャイアンが人間台風と組まされてオロオロするのはインディ 最後の聖戦に似た妙な楽しさだなぁ。
これで兄貴もスネ夫の苦労を知り、真の王へと近づいたか… と思いきやオペレーション・タスケテ。台無し!
アヴェンジャーズ完結以降の各シリーズがどうなるか分かりませんが、今作の岩男&虫は是非どこかで再登場させてあげてほしいです。

760シャアダム:2018/03/25(日) 23:23:36 ID:gVk8kjHE
◆サタデーナイトフィーバー(1977年アメリカ)

ブルックリンでペンキ屋に勤めながら週末はディスコで仲間と連み踊りまくる生活を続ける主人公はある日ディスコで踊りの上手い女性に一目惚れし、彼女とダンスコンテストに出ることにする。そして彼女の生き方に触れることによって感化され成長していく主人公の青春物語。
って書くと凄く爽やかなものに聞こえるが、実際はドラッグ、暴力(喧嘩)、セックス、貧困、失業、レイプ、家族問題とあらゆる要素をさりげなく詰め込んだ、シビアな物語である。ただ、ディスコの艶やかな華やかなシーンがそれらを吹き飛ばしてくれる視聴者にもそれが体験できるそう意味ではヤンキー不良の青春が誰でも体験(ヴァーチャルね)できる良作な映画だとも思う。

主人公はオシャレしてダンスする以外じつに真面目な青年だが、付合ってる友達がドラック、喧嘩、セックス、レイプなどの危険な遊びが大好きで、主人公が仕方なく付き合ってやってる感じだ。そんな人生にヒロインの自分を高めていこうとする(嘘をついてでも)生き方が眩しく見えたのだろうか感化され、友達を巫山戯た危険な遊びの所為で失い、最後は考え方や生き方が変わりああなった(ネタバレに成るから伏せます)と思われる。
ほんと、主人公はダンス以外では実に素直で兄思い、家族思いのいい奴で泣けてきますwそのダンスでも最後は自分より上のダンサーと出会い、ああいう行動に出た(ネタバレになるので)というは成長したからなんだろうなあ。そういう意味で色々考えさせられるいい映画だった。

観るまでは「ダンスでイエー!フィーバーフィーバー!ノリノリだぜー!」っていう気取って踊るだけの映画だと思ったんだが、全然違っていていい方向で裏切ってくれた映画でしたw兄さんも家族も残してきたダメダメな友達も新しい道を見つけて頑張って欲しいなあw

761シャアダム:2018/03/25(日) 23:50:15 ID:gVk8kjHE
◆ロッキーホラーショー(原題:The Rocky Horror Picture Show )1975年イギリス

特殊な性癖や異性装やゲイやホモの宇宙人達が集う屋敷に迷い込んだカップルが体験する滅茶苦茶でスプラッタでコメディでホラーな体験を描いた映画。
まあ、はっきりいって、気持ち悪い化粧と女装をした館の主人にまともなカップルが感化されて、ホモセックスや女装や際どいことをしたりしていくゲテモノ映画でしたw

最初はちょっとキモいダンス・ミュージカル映画だと思って多少のゲイの性描写は我慢してみていたが、自分にはキツかった。1時間50分もキモい男の化粧顔やキチガイじみた世界、支離滅裂なストーリーを見続けることはできなかった。途中何回か休憩を取り他の事をして気分転換をしてようやく最後まで見終わったって感じw
まあ、宇宙人(エイリアン)という設定は迫害されているゲイとかの揶揄なんだろうなあ。しかし、アメリカの映画館の映像とかも入っていて、みんな心待ちにしてみてる様子を見る(特典で入ってる)と、結構な熱狂的なファンがいたんだなあって思う。

しかし、女装や際どいファッションにしてもにしてももう少し上品にエロくしてくれればいいのに、気持ち悪いだけ(自分はね)、全然エロくない(女性もケバすぎて)、ほんと、多分酔っていないと見れませんw
でも、映画的に結構有名なタイトルなんで、こう言う映画を作ったこと自体にはチャレンジ賞を自分も上げてもいいかなw多分もう一生観る事は無いと思うけどね。

みんなも本当の意味でホラーなこの映画にチャレンジしてみては。もしかしたら波長が合うかもwあと、ロッキーというのはマッチョな人造人間の名前で脇役のピエロ役で全然ホラーじゃ在りませんでしたw

762シャアダム:2018/03/29(木) 07:57:35 ID:gVk8kjHE
◆山猫 イタリア語・完全復元版 (原題:Il gattopardo=山猫)1963年イタリア・フランス合作

イタリア貴族が書いた小説をヴィスコンティが映画化(原作の6章まで)したもの。1860年シチリア島で起こった反乱に乗じて、イタリアの英雄と称される「ガリバルディ」の赤シャツ隊が介入し現政権を倒しシチリア島を征服した頃が舞台です。
そのシチリア島の貴族で山猫の紋章を掲げる主人公サリーナ公爵(バートランカスター)とその甥であるタンクレディ(アランドロン)の生き様を対照的に描いた物語です。

てっきり二枚目スターのアランドロンが主人公かと思ったら、初老の貴族役のバートランカスターが主役なんですね。いあや、格好良くて渋くて器がでかそうな主人公でした。ちょっと頭が固そうで腹黒い感じはするんだけど、意外と真面目で誠実で面倒見が良く時代を見据える目を持ち、考え方も柔軟な一家の主って感じでした。
内容は、戦争が始まったので甥のタンクレディが反乱軍(ガルバルディ軍)に加わって手柄を立てて、その後正規軍となって出世します。そして、従妹のコンチェッタの好意を振って、一目惚れした美人のアンジェリカと結婚します。一方、貴族で一族の主の主人公は新政府の議員に誘われたりしますが、自分は古い人間なのでと言うことで断ります。
新しい時代には甥の様な元気な若者または時代に合ったもの達に託し、自らは見守ることだけに専念し,静かに華やかな舞踏会を去ります。また、コンチェッタも新しい時代の波に新しい考え方について行けずに泣きながら舞踏界を去ります。

まあ、深く考えなければ、何の盛り上がりも,クライマックスも無く,ただ時代が流れていくのを眺めるだけの,アクションもあまりなく、退屈な映画に見えるだろうなあ。最後の何十分にも渡る有名で豪著な舞踏会シーンがクライマックスなんだけど、子供には退屈だろうなあwこの映画はこの時代の雰囲気を楽しむ映画ですね。
その舞踏会のシーンは確かに凄い,本当の貴族の舞踏会など観たことは無いけれど、煌びやかな衣装、しっかりとした制服、貴族達のダンス、何部屋もある大広間、貴族が貴族らしく気取ったり、退廃的な振る舞い、祭りの後の靴やゴミの散乱具合、多分再現度は凄いのだろう、自分は観ていて飽きなかったです。
そうですね、例えるなら、イタリア貴族を舞台にした「サタデーナイトフィーバー」ですか。ストーリーは淡々としてこれだ!というものもなく,180分以上の放映時間、一気に観るのはキツいですが、本当に1860年代の貴族達のドキュメント映画を観てるかのような、感慨深いものが在りました。

何遍も見返せば、また別の角度から主人公達の気持ちも分って,新しい発見が在る映画だと思います。一番印象に残ったのは、主人公が従妹同士で結婚してる状況や女性達がうちわを仰ぎながら、幾人もかたまってキャッキャと会話が途切れず何時までも弾んで騒いでるのを観て、「まるで猿のようだ」って言う所ですね。
古い貴族の慣習を忌み嫌いながらもそうやってしか生きていけないもの達を哀れんでるが、しかし古きものを守っていこうとしてるって感じですかね。主人公ととコンチェッタは古きものの象徴、タンクレディとアンジェリカ(アンジェリカの父も)は新しきものってかんんじで実に対照的でした。

イタリアの片田舎の貴族文化や雰囲気を楽しめるおおらかなで考え深い人向けの映画ですね。自分は観て良かったと思いました。

763わんのねこ:2018/03/30(金) 21:37:02 ID:QVqcH3fk
文豪ストレイドッグス DEAD APPLE
BONES / 五十嵐卓哉 / 榎戸洋司 / 異能バトル

異能力者・澁澤瀧彦がヨコハマに現れた。
その能力は街を霧につつみ、異能者は自らの異能と戦うことになる。
中島敦は己の異能に打ち克ち、澁澤をとめることができるか。

良かったです。素晴らしい。お祭り映画であり、ちゃんと文ストになっている。
榎戸脚本と五十嵐演出が堪能できて満足。
声優がちょいちょい血界戦線と被っているのが面白い。

林檎は宝石・異能・罪・生命・希望など。

764シャアダム:2018/04/03(火) 02:59:13 ID:gVk8kjHE
◆ドラムライン(2002年アメリカ)

反抗期真っ最中の楽譜を読めない主人公が、有名大学のマーチングバンド部にスカウトされて入部、天才的な音感やテクニックはあるのだが、事あるごとに先輩やコーチに反抗しまくって事件を起こす,そんな青春学園物語。

いきなり感想、主人公が嫌いです!w若いから物を知らないからで済まされる限度を超えて,自分の思い通りにならないと気が済まない、退屈な事は絶対やらない,目上のやることに必ず反抗する,笑い方がわざとらしくて爽やかでは無い(これは演技の問題かな)、こうなると顔の歪みとか引きつり笑いとか全てが嫌いになってくるレベルでしたw
途中で反省して,謙虚になって,頭を坊主に丸めて,仲間のために頑張ろうって成っても,前半の反抗期ぶりがマイナスすぎて最後の方まで共感できませんでした。
しかし、終わってみると結構エキサイティングで楽しく,素晴らしく,面白く,ノリノリの映画だと感じました。

マーチングバンド部VSほかの大学のマーチングバンド部のとの対決は最初は笑ったけど(マーチングバンド部の本来の目的は試合や場を盛り上げたり応援したりする事だろうに)意地と意地の張り合い駆け引きダンス対決ドラム叩き対決もどころ満載で、いつの間にか目が離せないほど引き込まれていました。
PIPⅡクラスなどの昇格降格戦はまるで少年ジャンプの「食卓のソーマ」の食戟戦ですね。「響けユーフォニアム」でもレギュラーを賭けて先輩後輩が楽器で競った場面を思い出します。
あと、ジャクソン5の曲のアレンジもなかなか楽しかったです。リー監督も最初はカッチカチの古風な頑固者だと思っていたけど、意外と柔軟で面倒見がいいのが好感持てましたね。ただ、敵校を最先端の音楽ので若者受けさせたり金に物を言わせたり賄賂とかスパイ行為の強要とか悪者扱いにするストーリーがちょっと安易で笑ってしまいました。
それと、マーチングバンドのダンスは性的なエロティズムが入ってないと審査員受けがわるそうですねw

まあ、主人公の最初の突っ張りや我が儘やイキリさえ許容できれば、観て良かったと思える楽器演奏映画作品でした。

最後に「一つの音、一つの音楽」。これはあの三銃士の「みんなは一人のために!一人はみんなのために!」的なことなのかなw

765シャアダム:2018/04/05(木) 03:06:47 ID:gVk8kjHE
◆戦場にかける橋(原題:The Bridge on The River Kwai=クワイ河の橋)1957年 英・米合作

内容は1943年第二次世界大戦中のタイ国のクワイ河に日本軍が軍事利用目的の鉄道の橋を架けようとして、その建築にイギリス軍捕虜を使うことになった。だが、そのイギリス軍の将校と日本人捕虜収容所所長と意見のぶつかり合い、そしてそれを見守るアメリカ人捕虜と軍医のなどの主義主張の違いを巧みにを描いた戦争映画である。
3時間近くある映画だが、人と人の意地のぶつかり合いが面白くて、一気に観てしまった。戦争映画なのでアクション中心かと期待してみた人には残念だが、ラスト付近の鉄道橋爆破ぐらいしか戦争らしいアクションは無い(小競り合いはあるけど)。でも補って余りあるほど途中の人間ドラマ(収容所やイギリス軍基地などの)が面白かった。

まず、最初に何百人ものイギリス軍捕虜が口笛を吹きながら行進して,収容所に来るところから粋だなあ感じてって掴みはばっちりwそして、将校以上は働かない(働いたら負けだ!)と言うイギリス軍ニコルソンと「将校も働け!」と言う所長の斉藤の意地のぶつかり合い、殴ったり,銃で脅したりするのだが、効果無し。だが、斉藤は猛暑の中そのまま弱音を吐くまで立たせることにする。
それを、あざ笑いうかのように観ているアメリカの捕虜シアーズ「いつまで軍隊の誇りがもつかな?」。そしてニコルソンしょうこうや将校達は暴行を受けた上で暗闇の狭い独房に監禁。しかし、将校の居ないイギリス軍隊は規律も無く巧みに怠け放題で、橋の建設が遅れて,斉藤がついにニコルソンを独房から出して、もてなしたりして捕虜達を何とかして欲しい(期日までに橋が完成しないと自害しなければならない)と頼み出すw
ここからがさらに面白いのだが、長くなるので、それは映画を観て下さい。
もう一人の主人公アメリカ軍のシアーズは収容所を脱走に成功,イギリス軍に助けられるが、身分を偽ってたことがばれて、橋爆破の決死隊(たった4名)の案内役を強制的にさせられる。タイ密林地帯にパラシュートで降下した際にいちばん頼りになる兵士が降下失敗で死亡(たった3人になる)そこからが、さらに過酷な橋爆破決死行になるのだが、これも長くなるので、映画をどうぞw

いやあ、3時間で無駄な部分も無く,次の展開も読めず、音楽もよく、派手なアクションが無くてもこんなに面白い映画が出来るんだなあって感心しました。あと、タイの女の子(6人ぐらい)も決死隊の手伝いをするのだが、観ていると凄く可愛くなってくる不思議,みんな美人だよなあwそれと、イギリス軍に意識的になかば支配されたも同然の捕虜収容所の所長「斉藤」が哀れで成らない、多分橋が完成しても,イギリス捕虜達に屈した感じになってる自分が情けなくて自害するつもりなんだろうなあ。
ラストは、まるで橋爆破決死隊VSイギリス将校(せっかく作った自分の誇りである橋を爆破されたくない)+日本軍みたいになってなんとも複雑でやるせない気分になりました。戦争って虚しくてマッドネスだなあ。まさに,プリンシプルのぶつかり合いの映画でした。

レンタルで観てるけど,初めて手元に欲しいなあって思った映画でもあります。

766シャアダム:2018/04/07(土) 23:20:59 ID:gVk8kjHE
◆オーケストラ!(原題: Le Concert=演奏会)2009年フランス

ボリショイ交響楽団の天才指揮者の主人公は30年前のユダヤ弾圧の時にユダヤ人を庇ったため、解雇され今はしがない清掃員。あるときパリ公演の依頼をこっそり受け取り、もう一度返り咲こうとこっそりボリショイ楽団と偽って公演を引き受けてしまう。
そして仲間をかき集め、ボリショイやフランス主催者に行動や正体が知られないようにオーケストラ55人を率いてパリを目指すが、果たして上手くいくのか。そこまでして危険な事をする主人公の真の思惑とは?というかなりコメディタッチの音楽映画です。

なんて言うか、ラストの感動的な音楽・演奏以外はギャグ映画ですねw
まず、人気の無い共産党員がパリ行きと聞いただけで,態度を180度変えて詐欺行為に協力すると言う安直さ。主人公は自分が言い出したパリ公演なのに、途中で「やっぱり自信が無いどうしよう?」って情けなく泣きつくし、かき集めた団員はパリでリハーサルすっぽかして金儲けや観光や無駄遣いの馬鹿騒ぎ、そりゃ共演のソリストのヒロインも怒りますわw
こんな練習無しの一発勝負で、人の心に響く音楽を奏でようと本番だけ頑張るって,観てる自分が馬鹿馬鹿しくてあきれましたわ。それwでお涙ちょうだいの過去話で盛り上げよ撃ってんだから、誰こんな酷いシナリオ考えた人は出てこい!ですよw最初っからがギャグ映画としてみてたらまた感想も違ってたんでしょうがねー。

これがフランス流の感動映画だと言われれば、まあ納得するしか無いか・・。ラストの演奏がとても素晴らしかった、まあギャグは面白かったけど感動物としてはストーリーはちゃめちゃ支離滅裂で乾いた笑いが出ました。こんな練習もしない、いい加減な奴らが感動的な音楽を奏ででしまう都合の良さが絶対的に駄目でしたね。
これから観る人はギャグコメディ映画(感動はオマケ)としてみた方がいいかも。

767もにゃら:2018/04/08(日) 23:40:42 ID:OC.uUlQ.
○ジュマンジ

最後のジェダイより売れたとか、君の名はの倍中国で売れたとかの広告で有名な映画

アメリカの高校生四人が理由は様々だけど問題行動への罰として物置の片付けを命じられ、ガラクタにあった古いゲーム機を動かしたらゲームの中に吸い込まれて、な話

豪華なB級映画(悪口にあらず)
ゲームオタクはマッチョな冒険家、アメフト部員はチビの助手、ガリベン女はセクシー美女、インスタ狂いのゆめかわギャルはデブ親父になって現実世界に戻るべくゲームをクリアしようとする!

冒険物ではなくギャグです

ギャルが立ちションの仕方を教わったり、ガリベン女がギャルに男受けの良い歩き方や仕草を教えるもまるでダメだったり、各所で観客の笑い声があがりました
20年前に吸い込まれた人が「チョベリグ」とか使ってたりね!
吹き替え版だけど、英語ではなんて言ったのか気になる(笑)

最後は現実に戻り、ゲーム内の経験でちょっとだけ成長したり

ギャルだけはちょっと可哀想かも
ゲーム内で会った20年前に吸い込まれた人に恋をして、彼を救うために命を張ったのに、彼は20年前に戻り、その時間軸で結婚して子どもも居る
一応、娘に恩人であるギャルの名前つけたけどね!

深みはないけど、笑えるアクションコメディでした

768ヒロ筋肉痛:2018/04/08(日) 23:43:02 ID:UEJRkgZU
■グレイテスト・ショーマン
まだIMAXシアターでやっていたので鑑賞。
ストーリーやキャラクターは駄目だったけど、音楽と映像(アクション)の良さだけで大満足。
映画館で、それもIMAXで見ておいて良かった。

この映画がアメリカでは評論家からボロクソな評価を受けて前評判最悪の中、
観客の口コミでジワジワと売れてヒットしたというのが、映画の内容とリンクしててまた面白い。

769もにゃら:2018/04/08(日) 23:47:45 ID:OC.uUlQ.
○グレイテストショーマン

最後に木に扮した次女ちゃんのシーンだけがちょっと意味が分からなかった

あれはどういう意味だったんだろう

770ズバロット:2018/04/09(月) 00:41:05 ID:xCJ3qCwE
普通に妹も劇に参加するぐらいに成長しました
ってことなのでは。
まあどんな人間にも必要不可欠な役割があるんだよ、みたいな深読みもできるけど。

リライトザスターズ好きだけど空中ブランコの女性、役者がハーフだからこれぐらいの黒さに日焼けした白人まあいるよね・・・と。
オバマは黒人にしてはあんまし黒くないから大統領になれた的なアレ

771ヒロ筋肉痛:2018/04/09(月) 16:05:12 ID:UEJRkgZU
グレイテストショーマンの空中ブランコの女性、
黒人だという事に気づくのに時間がかかって、
途中まで「何が問題なの?とっとと付き合えばーじゃん」って不思議に思ってました……。

そもそも空中ブランコ組が兄妹という事も途中まで把握してなかったんですけど、
序盤の仲間集めのシーンで見落とししてたのかなぁ。
兄はひと目で黒人と分かる俳優さんでしたが。

772もにゃら:2018/04/09(月) 20:11:30 ID:nJ98v9kA
>>771
仲間集めの面接で「兄妹か」って言ってました

兄貴がいかにも黒人という感じなのでひょっとしたら白人の旦那様が母親をピーして生まれたのが妹とかいう設定だったり?

773ヒロ筋肉痛:2018/04/09(月) 22:22:34 ID:UEJRkgZU
>>772 もにゃらさん
ありがとうございます、やっぱり僕が見逃してたんですね。

空中ブランコの女優はスパイダーマン:ホームカミングの次回作で重要キャラになりそうですし、
今後要注目ですねー。
ホームカミングの時点で結構目立ってましたけど。

774ギア:2018/04/10(火) 12:23:38 ID:IAoeMK3I
・グレイテストショーマン
音楽とキレキレな動きがいいですねー
個人的に特に好きなのはバーでのスカウトの一幕ですが、全体的に凄い楽しめました。

あの火事は逆に凄く都合がいい感もありましたがw
話も全体的に綺麗にまとまってたんじゃないでしょうか。


・ブラックパンサー
キャプテンの登場を心待ちにしてたら結局最後まで出てこなかった件…
まぁ良くも悪くもアベンジャー系列の1話って感じですかね。
その前のマイティソーバトロワが盛り上がり過ぎたのもあって、個人的には少々肩透かし感

まぁでも妹さんはごっつ可愛いかったです

・ジュマンジ
王道なB級映画って印象ですが、なかなか楽しませてもらいました。
だんだん仲良くなっていってハッピーエンドで終わってくれるあたりも好感度高いですね。

あとは20年前からきてた彼は蚊に食われたら終わりの世界でよく半年も保ったなー
もう少しブラックジョーク満載な雰囲気なら最後に蚊にくわれて御陀仏なのかもだけど、帰還後の展開も含めて優しい世界で安心できましたw

・ペンタゴンペーパーズ
スポットライトに近い話かと思いきやどちらかといえばクライマーズ・ハイに似た印象かな
どちらも最後に新聞が活躍してた時代というか泥臭いながらも新聞屋達のアツさやプライドが古き良き雰囲気?で描かれたからかなー

事前知識なしでも楽しめるんでオススメです。


・ウィンストンチャーチル
こちらは事前知識がないと少し辛かったかも
ヒトラーの恐れた男と持ち上げられてる主人公ですが、映画の中だと鼻息だけ荒くしてる酒浸りの印象が強かったんで…

それでもラストの展開はなかなかアツかったです。
ラストのナレーションからして、非常時のみ輝けるタイプだったのかな

775シャアダム:2018/04/12(木) 23:38:03 ID:gVk8kjHE
◆名探偵登場(原題:Murder by Death=死による殺人)1976年アメリカ

ミステリーマニアの大富豪トゥエインに招かれて奇妙な館にやってきた5組の名探偵達、それは「館で殺人が起こるので謎を解いてみろ」というトゥエイン氏からの挑戦であった。

感想:はっきりいって馬鹿馬鹿しいというか、豪華俳優で演じられるドリフのコントを見てるような感じの映画でした。映画が作られた時代が古いので、今の人の感覚では多分笑えないギャグだろうとは思う。
古い映画なのである程度の古くささは許容しようとは思ったのだが、これ当時の人が見ても多分巫山戯すぎで下らなすぎるのでは?笑えるギャグもあるのだが、もし自分が当時の人であってもこれに映画館まで行ってお金を払いたくないなあって思うw

それにしても出演俳優が豪華。刑事コロンボのピーターフォークに、ピンクパンサーのピーターセラーズ、戦場にかける橋のアレックギネス(スターウォーズにも出てる)に007カジノロワイヤルのデビットニーブン、今の映画で言うとお笑い系アベンジャーズって所ですか。
出てくる名探偵もエルキュールポワロやミスマーブルやサムスペードなどのパロディ。ストーリーに関しては意外な人が殺され意外な人が犯人だったのだが、やはり下らないというか全然感心できなかったw
まあ、この映画自体、3流ミステリーに対する風刺というか皮肉みたいな物であり、作られた意図は分るのだが、うーんやっぱりお金出してまでは・・である。

まあ、どんな下らないお笑いもどんとこい!という心の広い人以外はおすすめは出来ませんw

776みる子:2018/04/13(金) 07:34:31 ID:2ahjW22U
・パシフィックリム アップライジング
ボイエガくんがガンプラ買ってウヒョウヒョしていたらしいとのことで、そんな素敵な野郎ならば最速上映行ってやっか! と。
夜中なのにめちゃくちゃ客がいる、何かがおかしい… と思ったら名探偵コナンも深夜上映でした。コナンて女性人気凄いんですねー。

さて本編。ぶっちゃけてしまうと前作は微妙だったので期待半分で臨んだのですが…、
熱い! とにかく ロボ vs ロボ のバトルが超熱かったです!
このド迫力ファイトを観れただけでもお金を払った価値があったなと思えるくらい良かったです。

…以上です(笑) 他はなんていうか あまりピンとこなかった。

777ヒロ筋肉痛:2018/04/13(金) 20:35:51 ID:UEJRkgZU
■パシフィック・リム:アップライジング
良い意味でも悪い意味でも前作とは別物でした。
前作が昭和の特撮怪獣物、今作は平成のロボットアニメという感じ。

前半が非常にエヴァっぽいし、とあるシーンでガンダムUCが映る事からも、
今回の監督はあえて趣向を変えてきたんだろうなと。

イェーガー同士のバトルを描きたいというのが最大の目的だったらしいので、
その点では大成功していると思いました。

ただ、前作のように、
『このシーン良かったよね!』と語りたくなる格好良い瞬間が無いのが残念。

特にラストの決着方法が、うーん……。

778deku:2018/04/14(土) 01:04:48 ID:IpXSCfTM
・パシフィック・リム アップライジング
大分テイストが変わっていて前作見直してたせいか違和感を強く感じた
こんなんだったら見直さない方がよかったかも
シナリオのノリも変わってるけど一番の違いは画作りかな
前作はギミックやワンカットの格好良さにこだわってたけど今作はアクションの速さや豪快さ、一連のアクションに比重を置いてる感じ
見栄もさらっと流されてたし
合体怪獣は好みなんだけど強さもデカさもイェーガーに太刀打ち出来ない存在になっちゃって、戦う相手ではなくなったのが勿体無かった
日本の作品も外国の街並みっぽさを再現出来てるかは知らないけど今作のは日本っぽさ皆無で思わず笑った

というかローリーはどした

779みる子:2018/04/14(土) 02:54:22 ID:8l5Ju2qA
今作は要素要素は良いんだけど放ったらかしたまま映画が終わっちゃったのが惜しいです。中華CEOがいつの間にか味方面してスクラッパーでしたからね…

あと個人的にパシリム怪獣に魅力を感じないのは、その怪獣が背負ってる業が無いからだろうなぁと。
いくらフォルムや呼称が格好良くともちょっと強いチタウリみたいな存在でしかない… まぁ ただの侵略兵器扱いなのでしょうがないんですが。

ここまでくるとパシリム大喜利になっちゃいますが… オブシディアンにローリーが、だったら燃えたんですけどねー。お約束の主人公対決。

780ヒロ筋肉痛:2018/04/14(土) 11:48:15 ID:UEJRkgZU
トランスフォーマー:ロストエイジもそうでしたけど、
中国資本で作ってるせいか中国人役者を活躍させる為に
ストーリーの流れがおかしくなるのは何とかして欲しいですね……。

女社長が自然な流れで活躍する脚本を最初から作れば良いのに、
明らかに不自然な展開で活躍させるのは、
途中でゴリ押しが入ったのかハリウッド映画界のプライドからの抵抗なのか。

781もにゃら:2018/04/14(土) 20:26:53 ID:CLtGkZKY
○パシフィックリム アップライジング

うん
騙されてたとはいえ、大惨事の片棒担いだ中華CEOがしれっと仲間になってて、しかも彼女自らスクラッパーに乗って出撃とか(笑)

ラストのアレはやはり昔のマンガとかでお馴染みの

「くそ、後はマザーコアだけだというのに弾切れだ」
「仕方ねえ、ミサイルをぶち込む」
「ミサイル? とっくに使い果たしただろ」
「一発、デカイのがあんだろうが。この機体はまだエンジンは動くんだぜ」

のオマージュですかね?

782もにゃら:2018/04/14(土) 21:56:50 ID:c5eZMvyg
○ヴァレリアン 千の惑星の救世主

タイトルに偽りあり(笑)
危機が司令官の過去の犯罪を揉み消すためのでっち上げだった


パール人の少女がエロ可愛い
巨乳なんて飾りです

ヒロインがセクシー
くそ、巨乳の癖に!

1970年代に作られた宇宙ステーションが増築増築で多様な種族が3000万人も住む巨大コロニーになるとは
ここが一番面白かった

不可解な点が1つ
排他的な種族に囚われたヒロインを救うために変幻自在の液体異星人の協力を取り付けるが、下水から脱出した際に液体人死亡
物理無効で剣でどれだけ攻撃されても平気だったのに…

783シャアダム:2018/04/14(土) 22:16:45 ID:gVk8kjHE
◆名探偵再登場(原題:The Cheap Detective=安っぽい探偵)1978年アメリカ

ピーターフォーク(刑事コロンボ役で有名)が主役ってだけで、前作とは全然関係ない、ギャグテイストな探偵物サスペンスものでした。
内容は、相棒が何者かに殺され、主人公が犯人と疑われます。その直後に奇天烈な女が要点のつかめない依頼をしてきます。その上、オネエっぽい太った男も仕事の件で会いたいと行ってきます。その上酒場で昔の女と出会い、恋人の重要書類をナチスから取り戻して欲しいと頼まれます。
複数の事件や依頼を同時に巧みにこなす主人公の活躍を描いた物語です。

感想:前作よりは面白かったです。ただかなり巫山戯たばめんがあり、真面目に見てると「なんだこれ?「ふざけんな」って唖然・呆然としますので、あくまでギャグ映画コメディ映画として映画見ることを忘れてはいけませんw特に人が殺されるシーンで「あれ、俺が撃たれて死んだのか?」っていって死んだり、立ったまま固まって死んだりかなり巫山戯ています(自分は面白かった)。
あと、名前をころころ変える女の繰り返しギャグ、何人もの女性が,主人公の家に不法侵入していて主人公が女性同士が出会って、痴話げんかにならないように四苦八苦する繰り返しギャグなど、ちょっとしつこかったけど面白かったです。
そうですね、ハーレム系ラノベアニメでドリフの繰り返しギャグをやってる感じで、それらの原型がこの時代にすでに生まれていたのかってかんじですね。シティーハンターかよ!って思うほど依頼人の女達や酒場で出会った女達にモテモテな内容でニヤニヤしました。温故知新,温故知新。

ただ、殺人の犯人は意外だったんですが、ほんと殺人理由が強引で,「なんだこりゃ?金返せ!」な内容でがっくりでしたね。ここも笑って飛ばすんでしょうがwそしてラスト、美女達に(一人微妙な人もいますがw)囲まれてウハウハ状態になる主人公、まあいくつもの事件を同時に解決したのだからご褒美として同然なのかも知れませんが、羨ましいし調子よすぎない?って思いました。
うーん、ハーレムアニメ「異世界はスマートフォンとともに」みてるかのようw

まあ、こっちの映画は自分は楽しかったので、前作よりはおすすめできますね。

784シャアダム:2018/04/17(火) 07:32:04 ID:gVk8kjHE
◆シャレード 1963年アメリカ

シャレードとは”見せかけ”という意味だと思います。確かに、出てくる登場人物は見せかけな”上辺ばかり”の人が3人くらい出てきて、主人公を散々に惑わせますね。
物語は主人を殺された未亡人(「ローマの休日」で有名なオードリーヘップバーン)が、主人の隠した25万ドルを狙う5人の男達に命を狙われるサスペンスです。誰が夫を殺した犯人なのか?どこに25万ドルを隠したのかがこの映画の肝です。

感想:まず、始まってすぐ「ジョジョ第二部」のジョジョやリサリサが柱の男のアジトの近くの屋敷のベランダで作戦会議をしてるシーンを思い出すのは自分だけでしょうかwリサリサのファッションが正にこの主人公(オードリー)のファッションと重なるのは自分だけかなあ。
次に、夫の葬式のシーンで一人づつ次々に現れる怪しい男達。そこで登場の仕方でその人の性格を表してるのが粋な演出だと思いました。
そして、昔の有名な俳優ばかり出てるのも何気に凄いです。暴力的な性格のハーマンはジョージケネディ(復活の日・エアポートシリーズ)・小粋なチンピラ風のテックスにはジェームズコバーン(「大脱走」で脱走に成功した人w)・暗い会計士みたいなバーソロミューにはウォルターマッソー(がんばれベアーズ)そして正体不明の二枚目ミドルのジョシュアにはケーリーグラント(北北西に進路を取れ)。
そして、最後まで誰が本当の見方で、誰が犯人なのか分らない、3転4転するストーリー、今のようなCGとかSFXとか無かった頃の映画でも、音楽や演出でこれだけ面白い物を作れるんだって所が良いですね。そうそう、シャレードと言えば音楽が有名ですね。
もうひとつ、オードリーが可愛いんですよね。表情がころころ変わる所が大人になりきれない我が儘少女風って感じですね。しかし、ある意味年の差カップル恋愛映画でもありますね。しかし、アレに本当に25万ドルの価値があるのでしょうか?買う人がいないと只の〇ミ〇レですよw

有名な映画なので一度は見てみては?自分は楽しい時間を過ごさせていただきました。

785シャアダム:2018/04/19(木) 16:31:10 ID:gVk8kjHE
◆寄生獣(2014年)

有名漫画の実写版。ある日、何者か(神?地球の意思?)の使命を受けて、または本能で人間を捕食する寄生生物が現れる。そのためには幼虫期に、まず人間に寄生して脳を乗っ取り自分の物にしなければならないのだが、主人公に寄生したミギーはそれに失敗して、主人公の右手しか支配できなかった。主人公とミギーの奇妙な生活が始まるのだが、そこに寄生生物にようって支配された人間の集団が近づいてきて、邪魔な主人公達を抹殺しようとする。というホラーサスペンス映画。

感想:大概の漫画原作映画は映像化失敗に終わることが多いのだが、これは面白かった。テンポがだれないし、グイグイ世界観に引き込まれる構成が秀逸。CGと実写の合成も違和感なく、冴え無い主人公もリアルな感じで浮いてなかった。
漫画原作映画もここまで来たかって感じで、貶すところが見つからなかった。素晴らしい。ただ、人によってはグロい残酷シーンが受け付けないだろうな。あと、寄生された母親とのラストバトルももうちょっと盛っても良いかなって感じだな。一つだけ疑問に思ったのだが、右手に寄生したミギーさんは、他人に移れるなら、主人公の頭にも移れるのでは?主人公の心臓を治したとき頭に寄生し直せば良いやんって思った。
あと、ミギーの声のサダヲさんは違和感なくイメージにピッタリでした。これは完結編も期待できそう。

786シャアダム:2018/04/20(金) 17:43:38 ID:gVk8kjHE
◆寄生獣 完結編(2015年公開)

前作「寄生獣」の続編。右腕に「ミギー」という寄生生物に寄生された主人公と寄生虫に頭を乗っ取られた「パラサイト」と呼ばれる化け物達との戦いを描いたSFホラーサスペンスアクション映画。
今回は警察や警察特殊部隊SATも戦いに加わり、前作以上の多彩な戦闘シーンが繰り広げられる。その上、パラサイトに協力する人間、人間に歩み寄ろうとするパラサイト、パラサイトと人間の区別がつく異常犯罪者、主人公を盗撮するカメラマンなども加わって、複雑な関係の物語になっている。

感想:面白かった。前作以上の豊富な戦闘シーンが飽きさせない。最後の最後まで目が離せないストーリーの良かった。
ただ、市役所での戦闘がアニメと違って端折られていたのと、戦い中に敵との哲学的な問答が多いのが気になった(特に赤ちゃんを主人公に預けようとする田宮良子との公園での会話が長い)。あと、主人公は放射能は大丈夫なのか?って言うのも疑問だったが、ミギーが治療してくれてたんだね。
あと、吸収されたミギー吸収されたの復活はちょっと都合が良すぎるかなって感じた。
細かいことで気になることはあるが、あいつが実は人間だったとか、題名の「寄生獣」とは実は○〇のことを指していたんだねって言う意外性が特に心に響いたなあ。
「人間は地球の癌だ」って言葉を思い出しました。ラストは一瞬だけミギーが復活して助けてくれたのかなw

ちょっと都合が良すぎ所はあったけど、楽しくて恐ろしくて面白くて感動する映画でした。観て良かったですね。

787唯野:2018/04/20(金) 23:40:30 ID:OFPHbLeQ
パシフィック・リム アップライジング

前半部分は正直、不満が多い作品になってしまいました
・新登場人物のキャラが立ってない。訓練生で記憶に残ったのはかろうじてロシア人の女性のみ。
・妙に全面に出てくる中国人。特に女社長はトランスフォーマーロストエイジの社長の性転換キャラかと思うぐらい作中の役回りがそっくりで
・バトルシーン以外はテンポが悪く、展開もしばしば強引

以上のマイナス点がエンタメ的快楽を削いでいたと感じました
でもロボットバトルは楽しかったので許します(何様)

788唯野:2018/04/20(金) 23:57:16 ID:OFPHbLeQ
追記
「パシフィックリム アップライジング」の東京描写は相変わらずの勘違い日本でしたが、特に気になったのが富士山との距離感。
たぶん劇中の富士山は八王子あたりにある
あと戦いが全部昼間だった。これははっきりと前作に比べてよかった

789もにゃら:2018/04/21(土) 01:03:05 ID:OC.uUlQ.
○レディープレイヤーワン

VR技術が普及した近未来SF
仮想世界オアシスの支配権をかけての大勝負!

仮想世界に隠された3つの鍵を見つけた者がオアシス創始者の後継になる!


とにかくハチャメチャ!
メカゴジラ対ガンダムとかさ!
マスターチーフはわんさか出てくるし春麗とかも…
海外じゃ何対何なんだろう…

マッチョマンのアバター使ってる親友エイチがじつはヒロインかと思ったら違った
でも現実では女性だってのは当たってた!

若干とっちらかってましたがまあまあ面白かった

790レト:2018/04/21(土) 14:47:18 ID:Vc7bU3PQ
いぬやしき
期待通りの映画だった。見たかったものが見れたという感じ。
新宿のビル群を主観視点で超高速で疾走する場面が迫力満点。
アメコミ映画では定番だけど、やはり見慣れた都市が舞台だと面白さが全然違う。
ビルの側面を走ったり狭いトンネル内をすり抜けるなどツボを押さえたアクションが楽しい。
もともと実写化向きの題材ではあったが、今回の実写化は成功といっていいと思う。

ストーリーでは主人公の犬屋敷が使命に目覚めていく描写はグッと来るものがあった反面、
獅子神は単純なヒールでない割に今一つ掘り下げが足りなかった印象。
佐藤健の演技も一本調子すぎる。もう少し細かい表情の変化が欲しい。
ラストはぶつ切り感があるけれども、原作のラストを愚直に再現するよりはマシかな。
2時間の映画としてまとめるならアンブレイカブル的な結末で充分だろう。

791ヒロ筋肉痛:2018/04/21(土) 18:49:00 ID:UEJRkgZU
■レディ・プレイヤー1
全体的に展開に無理が有る(イースターエッグ探しで逆走なんて一番最初に試すだろとか)のが気になりましたが、
冒頭のカーチェイスとラストの決戦だけで大満足。

スピルバーグ監督作品で、
ゴジラのテーマをバックにメカゴジラとガンダムが戦うとか贅沢過ぎてもう何が何だか。
タメにタメてからの日本語で『俺はガンダムで行く!』が最高すぎる。
パシフィック・リム:アップライジングで足りなかったのは、こういうタメの演出だよ!

■いぬやしき
レディ・プレイヤー1と連続で見たんですが、それでも大満足の出来だったのが凄い。
ハリウッド作品と比べれば遥かに少ないであろう予算を、最後の新宿バトルにつぎ込んだっぽいのは英断。
バトル描写は原作漫画、アニメ版よりも良かったのではと思うレベル。

2時間にまとめるために色々カットされたり、ラストが変更されたのも許容範囲内。
というか、終わり方に関しては原作より好きかも。
ガンツもアイアムアヒーローもそうでしたが、
佐藤信介監督は映画用に結末を変更・まとめる能力が滅茶苦茶高いですよね。

ブリーチは今の所死臭が漂ってますがどうなる事か……。

792Q5:2018/04/22(日) 08:34:23 ID:gVk8kjHE
◆さらばあぶない刑事(2016年公開)

1986年にTVシリーズが始まって「もっとあぶない刑事」や劇場版七作が作られて、これが一応「あぶない刑事」の最終作である。
内容はダンディータカとセクシーユージというセクシー二人の常識にとらわれない破天荒な刑事コンビが、コメディタッチで派手なアクションで事件を解決していく。
今作は最終作とあって、二人が定年退職5日前から物語は始まる。闘竜会・中国マフィア・ロシアマフィアのブラックマーケットを仕切っていた伊能が殺され、代わりにアメリカ最悪のストリートギャング「BOB」がやってきて新しいコネクションを作ろうとする。それに気付いた主人公の刑事コンビが対決するという話です。

飛び飛びでは在るが映画版は何作か見ました。仲村トオルが出ていることもあって、アクションシーンは「ビーバップハイスクール」のノリかな(笑いあり、とんでもないアクションあり、急にシリアスになったり)って思いました。今回大分お年を召されて、アクションの方は大丈夫かなあって思ってみました。最初は年齢の割に若者のようなアクションや振り付けに違和感を覚えて不安でしたが、観ていくと慣れてくる物で、これはこれでありじゃ無いか、コメディ部分が意外と面白いなって思いましたね。
内容も前半はマフィア同士の抗争や、敵のギラギラした狂犬の様な加藤や吉川晃司の演じる格好付けの渋いガルシアが良いキャラでドキドキハラハラな展開でサスペンスとしても楽しめました。

ただ、後半がちょっとダメでしたね(自分はね)。まず、恋人を死なせたこと、ガルシアとの最終決戦が格好付けに走ってイマイチ盛り上がらなかったこと。大勢の敵の取り囲まれて絶体絶命のピンチに陥ったとき、どうやって助かったのかを「明日に向かって撃て」風に濁したこと。簡単に重要証拠を管理する倉庫の襲撃を許したことなどが、せっかく面白かったのにそこ手を抜いたり省略する?って自分は残念におもいました。
陽気なノリの映画なのに、恋人はギリギリ助かってハッピーエンドで良いじゃんかよ。そこでお涙ちょうだいを入れる?ってちょっと感情がついて行けませんでした。まあラストて、ああなってああいうオチを入れるには邪魔だったんでしょうけどw
タカとガルシアの渋いミドル対決は香港ジャッキー映画みたいで頑張ってるなあッては思いましたから、最後の二人の対決が何だかなーって感じで苦笑い。あと、仲村トオルももっとアクションで活躍してくれよ、最終作なのに、元ケンカ番長だろ(って違う映画か)て所も残念。

まあ、色々不満な点もありますが、楽しい映画ではありました。二人の若者に負けない演技が見所だと思いました。次は3人で「あぶない探偵」シリーズを作って欲しいですね。

793ビックリバコ:2018/04/22(日) 09:33:32 ID:APy5CvrI
・ロッキー3
名前だけは知っていた名作を始めて視る。ロッキー1から見るべきだったかな……
主人公よりも主人公の元・ライバルっぽい人の方が強そうとか、主人公より真面目にトレーニングしてチャンピオンにまでなった相手の人のヒール扱いなどに疑問を感じないではないが、主人公の元・ライバルさんが本当に良い演技でした。

794もにゃら:2018/04/22(日) 17:36:23 ID:3HROQR8Q
○いぬやしき

原作もアニメ(アニメ化してたのか…)も見たことないですが観ました

ハリウッドに比べれば遥かに予算少ないだろうに頑張った!

獅子神君も言いたい事はあるだろうけど、何の恨みもない通りすがりの一家を「何か幸せそうでムカついた」とかで殺害したのが全ての元凶

あれ無ければ「母ちゃんのガン治せた! 孝行頑張るぞ!」で済んでたよね

795もにゃら:2018/04/23(月) 00:34:11 ID:OC.uUlQ.
○リズと青い鳥

これ、「響けユーフォニアム」の劇場版だったのか
「聲の形」スタッフ集結の謳い文句しか見てなかった
響けは原作もアニメも知らないです

微百合具合が良い
ガチ百合は余り好きじゃないのだ!

しかしwiki見たら共学なのな
女生徒ばかりで女子高だと思ってたよ!

あ、割と面白かったです
「響け」見てたら、読んでたらもっと面白かったのかな

796シャアダム:2018/04/26(木) 19:24:29 ID:gVk8kjHE
◆卒業(原題:The Graduate)1967年アメリカ

ラストシーンだけはよく見るのだが、ちゃんと観たことがなかったので借りて観ました。

ストーリーは大学を卒業して家に戻った内気なお坊ちゃんの主人公はそこで色々な体験を経て、敷かれたレールを外れて、自分の考え自分の人生に覚醒していくという物語である。

はっきり言おう、最初観たときは、超有名な作品ではあるが、名作・傑作とは言いがたい作品だなあって思いました。主人公に共感できる部分と出来ない部分があり、エレインと恋に落ちていく過程もいきなりだなあ(凄い一目惚れ?)って感じであまり共感できなかった。
そして、ストーカー行為に花嫁強奪。うーん、何処にみんなに支持されてる部分があるのだろうって多少疑問を抱えて見終わりました。

さて、少しアレコレ考えてからの感想:
まず、ガーファンクルの音楽と共に始まる主人公が空港を流れていくオープニングが、オシャレで感慨深い(先行き不安な主人公の人生を暗示させる)。でも、主人公は不安に感じてるものの、顔はぼおーとして深くは考えてない、まだ人生を知らないお坊ちゃんって感じが良く出ています。
空港内に施されたギミック、意味深な「DO THEY MATCH?(彼らはマッチしてますか?)」とわざと「USE OTHER DOOR(他のドアをお使い下さい)」と書かれてるドアをくぐって外へでます。親が強いた人生に微かな反抗心が芽生えてるって事でしょうか。
そして、主人公の卒業パーティで主人公は「みんなと違う人生を歩みたい」と独白し、どこかの偉いおじさんから「これからはプラスティックだ!」とアドバイスを受ける。これは、プラステッィク(軽くお手軽なものが)業界がこれから主流になるということでしょうか。これはで新しくて画期的な考えのだろうか?危険な考えなのか?自分には分りませんでした。

そして、ミセス・ロビンソン(エレインの母)のしつこくて強引な誘いにとうとう陥落してしまう主人公。まあ、自分というものが確立されていないお坊ちゃんだから、流されるまま自分の感情の赴くまま不倫に走ったのでしょう。あれだけしつこく勧誘されれば、自分だって同じ過ちを犯すかもなあ(それか、しつこい!って怒るかもw)
陸上部のエースだから、ダバコは吸わなかったのだが、彼女とのエッチを何度も繰り返す内に、顔つきは変わり、タバコも吸うようになった。(ここの変容の演技の巧さは秀逸!)変な方向に大人の階段を上ったんだね。ここの演技をみてダスティホフマンって名役者だなあって改めて見直しました。
いい子ちゃんの青年(童貞)からの卒業って所でしょうか。同じような名役者といえば「バックトゥザフューチャー」のマイケルJフォックを思い出しました。どちらも背が低いし童顔だもんな。

高校の時仲が良かったエレインが帰ってきて、親はデートを強要するが、ミセスロビンソンは自分の娘に嫉妬して、付き合っては駄目という(付き合ったら不倫をバラすと脅す)。ガーターストッキングをはいてる姿はエロくて好きだったが、これで、一気に嫌なおばさんになったなあ。主人公は昔のように流されるままではなく、誰かの抑えつけに対して反骨心が目覚めている&若さ故の暴走なのか後先考えず、言うことを効かず彼女に不倫の全てを明かしてミセスロビンソンに一泡吹かしてやりたかったのだろうなあ。
それで、彼女とは失恋してしまう(正直に全てを話せば彼女も分ってくれると思ったんだろうなあ、それは無謀だけどね)。そして、彼女が諦めきれずストーカー化(気持ちは分るw)。ミセスロビンソンは娘のエレインに、むりやり主人公にレイプされたと嘘をついていた(くそばばあ!って思ったねw)。彼女を追ってカルフォルニア州を行ったり来たり(愛車真っ赤なアルファロメオで)。あまりに酷使したのでアルファロメオは故障(アルファロメオ頑張ったなあw)。そして、あの有名な結婚式のラストシーンへ。
ラストはまたガーファンクルの歌で締めるのはオシャレ。只、ハッピーエンドでは無く、これからいくつの試練が主人公に待ってるのかって所で締めるのはいいね(人生甘くないって感じで)。

時代背景とか、主人公の心情を熟慮すると中々見所満載な映画だと思いました。ただ、エレインが略奪(ある意味犯罪だよ)してまでも欲しい相手と思わせる恋愛の過程をもうちょっと描いて欲しかったなあ。一回しかデートしてないのに、二回目のデートは邪魔されて失恋だよ。変な事を書くと、親やロビンソン夫婦や体制や抑圧に対する反抗心のためだけに、自分を鬱屈した感情を納得させるためにストーカーになったり彼女を奪ったのかも知れない。
最後に映像や演出が斬新で音楽がいいなあw

797みる子:2018/04/27(金) 14:15:10 ID:2ahjW22U
・シビルウォー
おさらい視聴。劇場で観て以来だったんですが… く、暗い。こんなにダークで痛々しい話だったかぁ。
ワンダが物凄い強キャラだった&ヴィジョンがあんまり大したことなかった…。ハンマーを持てる=強い、ってわけではないのか。
ブラックパンサーを観た後だとクライマックスでの陛下が一際渋いですねー。アクションが主演作よりキレキレだったのは内緒。


・インフィニティーウォー
いやー 凄まじかった…! もう何が何やら。来年まで待つしかないとか生殺しだなぁ。以下、あまり核心に触れない雑感でも。

最強の格闘技は何か!? の答えの一端が明らかに。デカくて強い奴がやるボクシングが最強でした。身もふたもないぜ。
そしてやはりソーが段違いに強い! ディープパープルのストームブリンガーと共に登場してたら満点だったなー。
vsサノスは医師と社長の超必連発がとにかく凄かった…! 全員の十二分な活躍は後編ですかね。合体技なんかにも期待したい。
敵四天王もキャラ立ってて良かったですが、宇宙レベルの精鋭かと言われると…? マーベル映画 強さ議論スレとか覗きたくなりますね(笑)

前後編ということもあり、全体的な印象としては『指輪物語』みたいな視聴感でした。+帝国の逆襲… かな?
とにもかくにも、どれだけ絶望的状況でもルッソ兄弟ならここから素晴らしい大団円に導いてくれるはず。今から楽しみです。

798deku:2018/04/27(金) 21:59:20 ID:8RzhkoOI
・インフィニティウォー
全てを捧げやり遂げた漢、サノス覇王伝記ここに完
爽やかな笑顔でハッピーエンド感マシマシ

数多い関連作品を見続けてきたのはこのためだったと言っても過言ではない圧巻の出来
文句はお気にがあんまり活躍しないとかいうしょうもない理由ぐらいなもん
意外な絡みやコンビ組んだのが見れて楽しかった
魔術を駆使した戦いはやはり美しい
これぞヒーローといった姿が見れたのはホント良かった

まだS3までしか見てないけど遂に合流、でいいんだよね?

・インヒューマンズ
存在意義不明な作品
正直この出来でS2に期待とはいかない

799ヒロ筋肉痛:2018/04/28(土) 01:21:15 ID:UEJRkgZU
■アベンジャーズ:インフィニティウォー
制作陣が「今回はサノスが主人公」と言っていましたが、なるほど理解できる。
とにかく何もかもが凄くて、映画史に残る大事件。

シビル・ウォーでも同じことを思いましたが、
これだけの人数をしっかり活躍させて、
しかも見やすくて面白いアクションを撮るルッソ兄弟は頭おかしい(褒め言葉

ギャグシーンもたっぷり有って、
シビル・ウォーのように終始重たい空気では無いのも良かったです。
ガーディアンズが出てくると途端にギャグ空間に変貌してしまう……!

800:2018/04/28(土) 11:40:27 ID:qlcnLLSA
アベンジャーズIF
思春期に突入したグルートが、ソーの生き様を見て成長するのが凄く胸を打ちました

サノスの半分選定の基準は何でしょうね
ソーは種族で一人で生き残り、スターロードもハーフで一人だけど消去

801ヒロ筋肉痛:2018/04/28(土) 11:50:33 ID:UEJRkgZU
サノスは無作為に半分減らすと言ってたので、完全ランダムのはずですね。
それってサノス自身も含まれるんじゃない?って思いますけどw

802:2018/04/28(土) 11:55:23 ID:qlcnLLSA
人類の半分は生き残ると言ってたので、種族単位で半分とか基準あるのかなと思ったのです

何にしても、ガントレットが完成すると慢心で弱体化すると評判のサノスとの戦いはこれからが本番ですね

803シャアダム:2018/04/28(土) 21:01:23 ID:gVk8kjHE
◆ライフ・イズ・ビューティフル(原題:La vita è bella)1997年イタリア

1939年イタリアの都会にやってきたユダヤ人の主人公はそこで小学校教師ドーラに一目惚れ、「卒業」のように略奪結婚してしまう。そして子供が生まれ幸せな日々が続いた中、ある日ユダヤ人と言うことで、ドイツ軍に親戚や家族全員、収容所に入れられてしまい、役に立たない老人子供はガス室で処刑される。主人公の子供もガス室処刑の危機に陥るが、収容所内で主人公が機転を利かせて何とか子供を隠そうとするという話です。

いやあ、最初はお調子者の都合のいい恋愛喜劇しか見えなくて、有名なアカデミー賞の感動映画じゃないのか、巫山戯たコメディなのか?って肩すかしを喰らいました。コメディとしてみればそれなりに面白いけど、感動物とばっかり思ってたからとばっかり思ってたから「え?こんなんでみんな感涙したの?」て納得できませんでした。
しかし、ちょうど映画の半分、一時間たってから戦争が始まり、喜劇色が薄れていきがらりと雰囲気が変わりました。アウシュビッツ強制収容所を思わせる所へ小さな子供もろとも汚い貨物列車に乗せられ、男女・老人選別され、汚部屋に収容される。その間、効いてるこっちが恥ずかしくなるような嘘で子供が怖がらないように騙す主人公。子供が素直な子で良かったねって思えるほど嘘が酷いw
なんせ、これからいく所でゲームをして1000点溜めたら戦車がもらえるから頑張るんだぞとか、子供を騙すために命がけなので、もう見てるこっちは苦笑いの連続。何度もピンチをくぐり抜け、戦争が終わり収容所のドイツ軍が逃げる所まで家族全員何とか生き延びたんだけど、虐待の証拠隠滅のため収容所の囚人を虐殺しようとするドイツ人達から奥さんのドーラを救おうと主人公は隠して頑張るのだが・・(あとは観て下さいw)。

最後の最後までこれは1000点獲得ゲームとだまし通そうとする主人公が涙ぐましいかったです。そして、本当に子供が1000点獲得して戦車に乗れル奇跡が起こったときは、泣いていいのか喜んでいいのかかなり複雑な気分になりました。
前半はどう転んでも調子の良過ぎる陽気な喜劇なんですが、ラストシーンでホロリと感涙しました。前半はクイズ大好き軍医さんとか、卵を二度も頭から被った所長、嘘ばっかりで人を煙に巻いても何のお咎めもない主人公やら巫山戯すぎな感があり、感動の傑作!とは言いがたいですが、笑いと対比して差し込まれるドイツ軍の残虐で冷酷な行為(ガス室で殺した死体の山が突然現れたり、人を殺して石けんやボタンを作ったり)非情に興味深い構成や演出が目を引きました。あと、奇跡を起こすテクニックもたまに感心しましたね。

確かに観て損はしない、いい映画だとは思いました。戦争は悲劇しか生まない、そう思わせてくれる映画でもありました。あと、アメリカ人が救世主に見えましたw

804もにゃら:2018/04/30(月) 20:50:30 ID:OC.uUlQ.
○アベンジャーズインフィニティウォーズ

スパイダーマン(とアイアンマン)以外誰でどういうヤツなのか全く知らない状態で観ました

そんな訳で色々さっぱりでしたがそれでも派手なアクションで色々楽しめました

しかし背景も能力を得た理由もバラバラすぎるメンツが同じ世界の人間とは…

アメリカ人にはジャンプマンガは全部同じ世界(ナルトもドラゴンボールもブリーチも)と解釈してる読者が居るというのはこのアベンジャーズとかの影響かしら?

805ヒロ筋肉痛:2018/05/02(水) 00:27:08 ID:UEJRkgZU
>>804 もにゃらさん
アメコミは
『会社が作品ごとにチームを用意して方向性や内容を決める』
のが基本なので、根本的に日本の漫画文化とは違うんですよね。

なので、例外はありつつも、
その会社の出す作品は同じ世界観という場合が多いです。

アベンジャーズやジャスティス・リーグように複数の作品のキャラクターが集まるだけでなく、
パラレルワールドのスパイダーマンが集結するスパイダーバースなんて作品も有りますw
(ちなみにこのスパイダーバースも来年アニメ映画が公開予定です。)

806シャアダム:2018/05/02(水) 07:29:55 ID:rODKo/KA
◆市民ケーン(原題: Citizen Kane)1941年アメリカ

1941年、新聞王C.F.ケーンが死に、その波乱に満ちた生涯を一本の作品にしようとしたが、彼が最後の残した言葉「バラのつぼみ」の意味するところが分らなくて、それを調べるため記者のトンプソンが彼と関わりのある者や場所を取材してケーンの生涯を辿っていく物語。
果たして、これが最後に言い残した「バラのつぼみ(RoseBud)」とは何なのか?という映画です。

まず、映画内にドイツのヒトラーらしき人物がケーンと合ってる場面があり、1941年と言えばすでに第二次世界大戦がヨーロッパで始まっていて、アメリカがこれに参戦した年です。それから、この映画の元ネタは実在の人物の新聞王ハーストで、ハーストから映画差し止めに合ったそうです。この映画の制作や公開自体かなり波乱に満ちてますねw
色々な妨害に遭いながらも、アカデミー賞脚本賞を取ってますし、批評家の間でも映画史上最高傑作とも言われているそうです(何かすげえw)。それから主演のオーソンウェルズですが、なんと身長190センチもあり、顔はどことなくレオナルドデカプリオっぽい。確か、デカプリオも似たような実在の金持ちの生涯を描いた映画に出てたと思う。「マクベス」などシェークスピア関係の俳優とか英語の教材「ゲームの達人」だっけ?などで名前だけは知っていましたw
あと、ケーンが作った城のような豪邸「ザナドゥ」を調べてみたら、フビライハンが作ったモンゴル帝国の首都「上都」の事であり、桃源郷を作ろうとしたらしい。自分は「ザナドゥ」といえばオリビアニュートンジョンの方を思い出すんだけどw

さて感想:ストーリーや構成や演出に隙が無く無駄も無くて意外に面白かった。構成が時間通りに進むのではなく、過去に行ったり現代に戻ってきたりで、後の有名人の伝記映画がこれを手本にして(真似して)作ったといっても納得(「グランドホテル」が後のお仕事人間模様の映画に影響を与えたように)。ケーンの生涯が面白可笑しく、または悲しく切なく、彼に関わった人達の口から語られて行くにつれ、人物像や人生をパズルを組み立てて完成させていくような面白さがあった。
最近観た映画でこれに似たような映画はといえば、暗号解読器エニグマを開発したチューリングの生涯を描いた「イミテーションゲーム」だろうか(この映画を参考にしたのかは知らないが)。この映画も過去や現在を交互に織り交ぜて人物像や人生をより印象的に見せている。
内容についての感想だが、ケーンは幼い頃(8歳)父の暴力に合っていたのだろうか、家が鉱山(母親が権利を持っている)で大金持ちなると、母親の意思で親元から引き離され銀行家の後見人の元で教育を受けて生活するようになる。それが、彼の性格を少し歪ませてしまい、人一倍愛を欲しがるようになったのかな(愛を与えることはしない)。それで、友情も失い、二度も結婚生活を失敗して、償い方も知らず、孤独になってしまったという訳かな。ただ、最後に凄い逆転劇があるわけでも、アッと驚くオチあるわけでもないストーリー、ただただ虚しく切なく悲しく終わっていく所を、どう汲み取るかが難しい映画だなあって思いました。
自分は、ストーリーに面白みはないけどリアルだなあ、人生ってこういうものなのだろうなあって、しみじみと余韻に浸ったって感じでしたwヒーロー映画っぽいものを期待してると多分この映画はつまらないと感じるかも。

余談だけど、「中央日報」という新聞が出てくるけど、韓国の新聞ではなく架空の日本の新聞で、こんな時代(1941年)でも日本は一応アメリカに主な世界の諸国として認識されていたんだなって、少しニンマリしましたw

最後に、「バラのつぼみ」の謎。これは子供時代・・んがんぐっ・・よく目を懲らせば・・ああー!ってなります。しかしもっと深い思いがそこには込められていそうです(親の愛情とか・・)。謎の答えを知りたければ、映画史上最高傑作と噂される、この映画を観て下さいw

807シャアダム:2018/05/03(木) 19:37:47 ID:rODKo/KA
◆機動戦士ガンダム ジ・オリジンⅢ 暁の蜂起(2016年日本)

TVアニメ「機動戦士ガンダム」の前日譚で宿敵シャアを中心として色々なキャラの過去を描いたストーリー。ジオンと連邦の軋轢またはジオンの主導権を巡る陰謀・政治劇でもある。
今回のストーリーはキャスバル(シャアの本名)が本当のシャアに成り代わって(顔が似ている)ジオンの士官学校に入学し、ガルマやゼナ(後のドズルの奥さん)などの交流を描いたり、シャアの正体を疑うルームメイトの追求を逃れたり、最後には連邦の横暴に対して武装蜂起したりする。
彼の真意は何処に向かっているのか?って感じでした。

感想:スゲーーー!面白かったです。これぞ自分が観たかったガンダムって感じでした。ⅠやⅡ(前作)もまあまあ面白かったんだっけど、なんか宇宙世紀の歴史物語を綴ってるだけで、盛り上がらないなあってパッとしなかったんですが、ここに来て溜めていたもの(積み重ねていたもの)がいっきに爆発した感じです。
練りに練ったシナリオ、40年の年月が作ったガンダムって感じでした。まず、本当のシャアと主人公の入れ替わり、本当のシャアは暗殺される所、上手くシナリオ作ったなあって感心しました。入校してからも本当のシャアの旧友と出会い、偽物だと疑われて、シャア(本当はキャスバル)の危機は続く。そして、お坊ちゃんのガルマにも睨まれる。
だがシャア(キャスバル)は堂々としたもので、才能と知略で悠々とそれらの危機を乗り越えていく。ガルマと親友となり、ドズル校長(笑)にも認められてていく。(うわあ、物語が良く出来てるなあ)

一方ジオンと連邦の啀み合いも旨く描かれていき、段々戦争へと繋がっていく所も上手い!って思いました。ほとんどロボット(MS)は出てこないけど、それでもガンダムだなあって思わせるストーリーは凄い!
今回の戦いのメインは白兵戦だったけど、TVアニメのシャア少佐がたった一人で前線に立ち活躍するのもこのⅢを見ていればすんなり受け入れられます

ラストでアムロが出てきて、サイドⅦに到着するシーンを入れることで、シャアの陰謀などギスギスした雰囲気をリフレッシュさせてくれる、もうひとつの世代の新鮮な微風が吹くことにより、より感慨深い物語になったと思います。

ちょっと褒めすぎかなあって思ったけど、まあ本当に面白かったのでいいか(自分はね)。wガンタンク(戦車扱い)がザクより先に開発されているこのガンダムは、ガンタンクが最終決戦に出てこない(ハヤトがガンキャノンにのる)「めぐり会い・宇宙」の世界線のガンダムなのでしょうね。

808もにゃら:2018/05/03(木) 20:44:07 ID:B3AiR9mQ
>>805
なるほど
会社が主導なんですね

しかし、それぞれのヒーローが能力を得た理由がバラバラなのはアメリカですね

809もにゃら:2018/05/03(木) 20:44:14 ID:hwpPJNwM
>>805
なるほど
会社が主導なんですね

しかし、それぞれのヒーローが能力を得た理由がバラバラなのはアメリカですね

810レト:2018/05/03(木) 22:04:06 ID:Vc7bU3PQ
アメコミは一大サーガともなると複数のライターが連作形式で書き上げますから
スケールがダンチですね。
もちろん一見さんお断りレベルの敷居の高さですが。
加えて社会情勢から読者の反響もリアルタイムで反映させるインタラクティブな作風も見られます。
漫画より安価スレとかの方が近いのかも。

811シャアダム:2018/05/05(土) 18:15:18 ID:rODKo/KA
◆ラストサムライ(原題:The Last Samurai )2003年アメリカ

ゲティスバーグの戦い(南北戦争1863年)やリトルビッグホーンの戦い(インディアン戦争1876年)で生き抜いてきた主人公アール・グレンは戦友の誘いで、日本の軍隊訓練の教官として日本へやってくる(1876年)。
そこでは明治維新後の不当に扱われる侍の代表たる勝元と日本政府が諍いを繰り返していた。ある日、訓練不足の軍隊を指揮してグレンは勝元の精鋭部隊と戦い敗北して捕虜として捕まってしまう。勝元の本拠の村に連れて来られたグレンはそこで何故か?冬の間、勝元の妹の家で半強制的に暮らす事になる。
勝元たちと次第に心を通わせるようになり、共感していくグレン。春になり、天皇に呼ばれた勝元はそこで、政敵の大村に監禁されてしまう。村から解放され軍隊訓練の仕事をくびになり、帰国の途に就こうとしていたグレンはそのことを知って助けに行こうとする。勝元と大村の諍いは激化して、ついに決戦の時を迎える(1877年)、という話です。

感想:何というか,実に批評しにくい感想を語りにくい映画でした。トムクルーズも出てるし、戦争シーンもアクションシーンも一流で出ている俳優も一流(トムクルーズに小雪、真田広之に渡辺謙など)でアメリカ人が考えた架空の日本(歴史の主幹はだいたいあってるが、細かい所で違う)と思えば楽しめないこともないが、実際主人公が勝元に捕まるまでは凄くワクワクしたのだが、その後のストーリーがついていけなかった。

まず、勝元は何のためゲリラ活動をしてるのかがちゃんと語られていない。侍が不当に扱われているのなら、その部分を映像な説明で示して欲しかった。日本が侍の心を忘れかけてるから怒ってるのなら、そんな理由でドンパチするなよって思う。インディアンみたいに土地を奪われ虐待されたのならそういう場面もちゃんと映像で示して欲しい。スターウォーズみたいなジェダイの精神論や謎の仕来りを見ているかのような、天皇とのやり取りが忍者や侍好きなアメリカ人向けに日本をちょっと面白く描いた感じがして、何とも言えない気分で見てましたw
次に、目の前で勝元の妹の夫を殺したグレンを勝元は殺さずに捕虜にした上、勝元がその妹の家で妹に治療させて妹の家で暮らさせたことwまあ、正々堂々戦ったグレンに侍の心を見たとか理由は付ければ付けられるんだけど、普通知り合いが目の前で殺されたら、敵討ちするよな(そこで大物ぶって捕虜にして殺さないとかしないよな)、殺された奴が嫌いだったのかもしれないがwだが妹に看病させ一緒に暮らさせるとか、妹をどれだけ虐めるねん(なんかの修行かよ)「、グレンも自分も???だよwそしてグレンが「何故俺を助けた?」って聞くと勝元は「なんでだろうな?俺にもわからん」www
風流や酔狂で助けたのかなー、それとも妹の夫に侍として名誉ある死を与えてくれたグレンに対しての侍としての返礼?

そして天皇に呼ばれて上京。え?天皇や政府に逆らってテロやゲリラをやっていたのに、天皇とは仲がいいんだ?政敵のいるど真ん中に少数で乗り込むんだ?そりゃ捕まって当然だぜ。まあ、天皇が何か重要な刀を献上することで、改心して侍の心を取り戻すと踏んだんだろうけど、企て(グレンは企てって言ったもん)が甘すぎる、精神論で政治改革とかふわっとしすぎるわーwどこかの童話を観てるかのよう。
ラストの戦闘は目を見張るものがあり、凄かったが500人(刀・弓矢・火計)VS2000人(銃剣・大砲・ガトリング砲)+援軍じゃあ最初っから勝ち目はない、死ぬことと見つけたり、負けていく滅びの美学的な戦いでワクワクはしなかった。万が一引き分けに持ち込んで、勝元達が生き残る期待もほんのちょっとしてたけどなー。

迫力満点でお金も掛かっていて、俳優もすごいアクションもすごい、ただストーリーが駄目な超大作でありました(自分はね)。

なんやかんや不平不満を書いたけど、戦闘シーンやアクションシーンは凄いから、それだけでも一見の価値はあると思います。

812レト:2018/05/05(土) 20:01:10 ID:Vc7bU3PQ
虐げられる被害者の側に立って作られたのではなく
逆にイラク戦争を支持した側の視点から作られたからドラマとして胡散臭いんでしょうね。

813もにゃら:2018/05/06(日) 22:20:29 ID:OC.uUlQ.
○ラプラスの魔女

温泉地で起きた2件の不可解な硫化水素中毒死にまつわる推理もの?

最後のどんでん返しはなかなかでしたが、ブログに書かれた理想的な家族像は虚構で近所への聞き込みではかなり荒れてた、ってのは8年前の事件の時に分かってるんじゃないかなあ

814シャアダム:2018/05/08(火) 04:19:00 ID:rODKo/KA
◆モネ・ゲーム(原題: Gambit=交渉などの初手)2012年アメリカ

メデイア王といわれる社長に虚仮にされた主人公の美術管理人ディーンは、仕返しをしようとモネの絵「夜明け」絵を盗もうと犯罪を企てたが、初手から計画通りに行かず失敗の危機を迎えるが・・という犯罪コメディ。

なんて言うか全体的に軽いし、重い映画や有名作品や大作を見たあとのデザート、気分転換にぴったりな映画だった。とはいえ、ギャグやコメディの部分はもう少しリアリティが欲しかったかな。
途中、高級ホテルで主人公とヒロインと社長と見知らぬお金持ちの婦人とホテルマンとで、ドタバタギャグが何度も繰り返されるのだが、主人公は人の部屋に侵入しても隠れようとしないのだ、そういう素振りも見せないで、勝手に周りが勘違いしてピンチを幾度も無く幸運だけで乗り越えていく。
多分、この映画で一番の笑い部分だと思うんだが、せめて、主人公は焦ったり、隠れたりする素振りを見せろよ、ボケーッと突っ立って堂々と立ってるだけってギャグにしてもリアリティがなさ過ぎて面白くないなあって思った。あと、ラスト付近のライオンの警備も何だかなー、ここは笑うところかなー?って感じでイマイチだった。

それ以外の部分はまあまあ笑えたし、ストレスフリーで楽しめた。BGMがピンクパンサーっぽかったw脇役の名前がやたら覚えにくいのは、名前で笑湧かそうとしたのかな?)。メデイア王の自伝の本のタイトルが「Me」ってのもちょっとだけクスッときた。最初全部妄想だったのかよってギャグがあったので、犯罪が上手く行く度にこれは主人公の妄想かなって疑ってしまう映画でしたw

あと細かいことを書くと、モネの絵の値段は1100万ポンド落札(2012年レート換算)って言うことは落札約13億7500万円かあ。ヒロインに払う仕事料は50万ポンドだから6250万円かあ。使いすぎた(数千ポンドの自腹出費w)主人公の残り財産は162.26ポンドだから2万円w最終的に結構最終的に儲けたなあw
それから、トーナメントはトニーって略するのか。ドナルドトランプって名前が出てきたけど2012年の映画なのに何故?背広に下はパンツ一丁ってギャグはセンスはちょっと古い気もするw有名な絵を隠して飛行機に乗ったけどこれって密輸なのかなあ?社長はよく見たら「ダイハード」の憎たらしい悪役じゃねーかw
ヒロインのキャメロンディアスはお茶目なおばちゃんになったなあw(この頃ソフトバンクのCMに出てたような気がする)。

まあ、そんなことを考えながら観てました。お勧めはしないけど、短くてそれなりに笑えて一応アッと驚く大逆転オチもあって(薄々気付く人も多そうだが)気軽に楽しめる映画でした。
主人公が何回も殴られてたり酷い目に遭うのは、犯罪は怪我するよ、痛い目に遭うよって事なんだろうねw

815シャアダム:2018/05/10(木) 23:05:49 ID:rODKo/KA
◆バルカン超特急(原題:The Lady Vanishes=その女性は消える)1938年イギリス・日本公開は1976年(38年後)

ヒッチコック監督の有名なサスペンス映画。多分、第二次世界大戦前の世界でドイツ(ドイツ語を喋っていたので)の山中を経由してからイギリスまでの蒸気で走る列車に乗り込む色々な人達。その中にロンドンで」結婚することになってる女性(ヒロイン)がいた。彼女はトラブルに巻き込まれ、自分を助けてくれた年輩の女性が列車内でいなくなってることに気付く。彼女を探して列車内の知り合いなどに聞いて回るのだが、誰もそんな女性は最初っからいなかったと言う。果たして、ヒロインの妄想なのか、本当に女性は消えてしまったのかって言う映画です。

まず、バルカン超特急というのは日本人が勝手に付けた題名で、存在しませんw映画内ではバール駅(モンテカルロ駅?)を通ってイギリスへ行くって言ってるみたいですが、そうなると経路が滅茶苦茶なので、多分出てくる鉄道は架空のヨーロッパ横断鉄道なんでしょう。バルカン半島も通るのか通らないのかよく分りません。ドイツ語を喋っていただけでドイツ(架空の国)じゃ無いのかも知れません。ただ、終点はロンドンかマンチェスターつまりイギリスということだけは確かなようです。ドーバー海峡は列車をフェリーに乗せて渡るんだと思います(1938年当時だから)。

さて感想。意外に意外面白かったです。列車サスペンス列車パニック物の王道展開で、最初の夜は列車に乗り込む人々の人間模様がホテルの一夜で紹介されます。誰が主人公で誰がヒロインなのかはその時点では分りません、みんなが脇役に見えましたwそしてまさか、あの性格の悪い小悪党が主役になろうとは、まさかあのお転婆で我が儘なあの人がヒロインになろうとは、意外で面白かったです。この二人が段々意気投合して、ホームズとワトソンみたいになるとは思いもよらなかったです(いいね!)。
また、あの歌い手は、暗号をメロディーに乗せて歌っていたんですね。ラスト付近で○○〇の○ばちゃ〇が拳銃の弾をかわしながらあんなに早く駆けて逃げていくとは、普段は運動音痴の振りをして、隠れて足腰を鍛えていたんですね(そこでクスッときました)w奇術師とのユーモアたっぷりの命がけの乱闘はお温かい目で見てました(もっと必死で戦わんかい!)wラスト付近で色んな事情を抱えたイギリス人客がみんなが協力してドイツっぽい敵と戦うところは、まさかこんなお笑い混じりのゆるーいサスペンスでこんなシリアスでドキドキな戦闘があるとはって吃驚。戦う尼さんはまるでブラッグラグーンを見てるかのようでした(大げさ)。

上映時間も1時間30分強で、だれるところも無く、会話劇が面白く、サスペンス映画・列車パニック映画・ラブコメディも詰まったの基本が詰まった傑作だと思います。ヒロインが自分の頭がおかしくなったのか悩むシーンと、他の乗客がジーと監視してる目つきでヒロインを見てるシーンは本当に見てるこっちも不安になりました(いい演出だ)。

あと、あの人、列車より速くイギリスへどうやって着いたんですかね(飛行機?)。
最後に、白黒映画の上、映像が古くて埃みたいなのがチラチラする映画で最後まで見たのは初めてかも。

816シャアダム:2018/05/10(木) 23:20:02 ID:rODKo/KA
訂正
バルカン半島のバール駅はモンテカルロでは無く、モンテネグロ国でした。

817わんのねこ:2018/05/12(土) 09:55:28 ID:GfcQ5zoI
・劇場版名探偵コナン ゼロの執行人
名探偵コナン / 古谷徹 /脚本:櫻井武晴 / 公安 / 警察組織 /IoTテロ

「たかが隕石ひとつ!公安ゼロは伊達じゃない!」

東京サミットを前に会場で爆発テロが発生。
容疑者として毛利小五郎が拘束される。
果たしてコナンは小五郎のおっちゃんの無実を証明できるか。
真犯人は?そして、安室透の思惑は?

脚本のスマートさに痺れる。(おそらく)やりたいことである警察組織ものを描きつつ、
映画ならではの派手なアクション、容疑者毛利小五郎というドラマ、少年探偵団の活躍、を
しっかり盛り込んでいる。阿笠博士ってすげー!!福山雅治のうたうEDまでが完璧。

橘境子役上戸彩がよかったですね。耳に甘いけど妙に残る感じ。
飛田展男さんもキャラによくはまっていた。
青山キャラの妙なのか、音響監督浦上さんのおかげなのか、素晴らしいですね。

818ヒロ筋肉痛:2018/05/16(水) 23:26:40 ID:UEJRkgZU
■孤狼の血
「行き過ぎた暴力はギャグになる」というのを再認識させてくれた作品。
全然ギャグ要素のない過激な暴力シーンで度々笑いが起きてたのが印象的。

俳優及びスタッフの凄まじい熱量が画面越しに伝わってくる名作。
この作品に松坂桃李はどうなんだ?と思ったけど、
ベテラン名俳優たちの中でも全く迫力負けしていなくて凄かったです。

819シャアダム:2018/05/17(木) 23:52:40 ID:rODKo/KA
◆ファイブイージーピーセス(原題:Five Easy Pieces=五つの簡単な欠片)1969年アメリカ

内容は実家を飛び出した元音楽青年が、石油発掘の仕事に就きながら、退廃的で奔放な生活をしていたが、友が警察に捕まったのをきっかけに仕事を辞めて、姉の元を訪れ、別れたい恋人とともに実家に帰ることになるのだが、実家ででも上手くいかず・・って感じのくたびれた感じの中年(青年?)のつかみ所無い荒れた日常を描いた物語でした。

「イージーライダー」に出ていたみたいですが、ピータフォンダの印象しか無くどっちかというと「バットマン」のジョーカーや「シャイニング」の狂った作家のイメージのジャックニコルソン主演の映画です。主人公としてまあまあのイケメン顔かなって思ったのですが、たまに見せる狂気な表情がああ、個性的な俳優だなあって思わせてくれます。「黙っていれば美人なのにな」って台詞がありますが、自分に言わせれば「その狂気な表情さえ無ければギリギリイケメンなのにな」ですねw
あと、他の人の感想を見たら「ファイブイージーピーセス」という題名は映画内で使われてる5つの音楽、またはピアノの初心者向けのバイエルの事らしいのですが、自分は5つのシーンって意味でも、人生に必要な5つのも、とか色んな意味が込められてる気がしました。主な登場人物が5人なのかなって思ったけど、それは違いましたw

さて、感想なのですが、ホントつかみ所の無いどうしようも無い男の日常の垂れ流しって感じで、人生の闇の部分に共感を求めている映画なのかなあって思いました。それとも「イージーライダー」がヒットした勢い(ヒットしたのかは知らないけど有名ですよね)で作った映画なのかなあって勘ぐってもみましたwこの頃の映画の流れの一つとしてこういう反体制でアンニュイな退廃的な自分正直に生きる、開放的で欲望のままに生きる青春(人生)を描いたロードムービー的なものが流行っていたようですね(アメリカンニューシネマって言うんですかね)。
感動物とは対極にある目をそらしたくなるような物語とでもいいますか、今も昔も悩みは共通ですねって共感する部分もあり、この主人公は嫌なことから逃げてばっかりだなあって共感できない部分もあり、名作佳作とは言えないですが、考えさせられる部分はある映画でした。

最初の肉体労働シーンを見たときは、骨太な男の仕事映画だと思いましたが、実は軟弱、無計画、音楽少年だったというギャップは狙ったのかな。それにしても、恋人の五月蠅いこと、もっと構って、もっともっと愛して、構ってくれなかったら泣く、自殺するって四六時中言われれば、自分だってうんざり別れたくなりますわ(そこは共感w)。そして、ヒッチハイカーの人間は汚い連呼連呼連呼、これもうんざり、構ってちゃんの恋人も旅のパートナーもうんざりでそこは面白かったですwでも、主人公の我が儘ぶり、自由奔放ブリも酷かったなあ。
痴呆の父親に自分の気持ちを暴露するシーンがこの映画の最重要シーンと思うのですが、そこまで反省してるならもっと真面目に生きろよって言いたくなりましたわ。で、ラストシーンのアレw
「シンジ君、逃げちゃ駄目だよ」、エヴァンゲリオンから逃げたシンジ君ですかねwアラスカで餓死でもするのかな。「イントゥザワイルド」に続く。

名作という人も居ますが、自分は考えさせられる部分もあるけど、人には勧められない映画、気が向いたらどうぞ、って感じですね。

820もにゃら:2018/05/20(日) 18:07:37 ID:X0/7ABY2
ゴジラ〜決戦機動増殖都市〜

メカゴジラの残骸が自己修復機能で2万年かけて要塞都市に変貌ってそれメカゴジラなん?!

専門用語、独自用語が多くパンフレット無いと色々理解できないんじゃないかな?

フツア族の少女は可愛かったです
ヒロインより好き〜

ラスボスはギドラ?

821シャアダム:2018/05/20(日) 23:49:40 ID:rODKo/KA
◆大統領の陰謀(原題:All the President's Men=全ての大統領の部下達)1976年アメリカ

民主党本部ビル関係者の(ウォーターゲートビル)を盗聴しようとした共和党関係者の事件、いわゆる「ウォーターゲート事件」を基に作られたドキュメントタッチで描かれたノンフィクション映画。
感想を述べる前に、「ウォーターゲート事件」のことなど何にも知らなかった自分は、途中から理解できずに事件の事を調べながら見ることになりましたWこれは、完全に大人向け映画で、大人でも興味を持って観ないと、理解できなくて、アクションも皆無で凄くつまらない映画になると思います。
まず、登場人物の多さ、出てくる名前だけの人の多さに誰が誰だか分らなくなること必至ですねWそれから、主役の二人がダスティンホフマン(あの「卒業」の主役)とロバートレッドフォード(「明日に向かって撃て」の主役で「卒業」の主役を断った人W)で因縁もある当時二大スター共演で、わくわくした人も居ただろうなあって感慨深い物があります。
最初二人が出会うシーンですが、ライバル心バチバチ火花が散っていて、観ていて面白かったです。女を口説くのが上手そうなのがホフマンで、情報通の謎の人物「ディープスロート」と関係を持つのがレッドフォードって役割分担が出来てるところは良い味付けじゃないでしょうか。
さて、感想。映画は1972年6月1日から始まります。スーツ姿の怪しげな5人が侵入したビルに「JFK(暗殺された大統領)」の写真が飾ってあったので、ここは民主党のビルだと分りました。彼らは所持金がそれぞれ1000ドル以上(今のお金に換算すると120万円以上)持っていて、呼んでもいないのに個人弁護人がすでに来ていたことから、ただの窃盗犯やスパイでは無いと分ります。
ワシントンポストに勤める新人記者のウッドワードとバーンスティンは犯人が所有していた住所録に記されていたハント(元CIAでコピーライターで小説家)を調べます。すると彼はE.ケネディ(民主党有力候補でJFKの弟)の事を官邸図書館などで調べていたことが分る。しかし、図書館スタッフは嘘をついた上、否定して口を閉ざす。誰が圧力をかけたのか?次に、謎の人物「ディープスロート」に金の流れを追えとヒントをもらった二人は、ニクソン再選委員会を調べ、ダールバーグ(再選委の中西部の募金係)からスタンズ(再選委本部・財務委員長)へと大金(25000ドル=3000万円)が送られたことを突き止める。
ここで、なぜ不動の地位で再選確実のニクソン陣営が(共和党)が盗聴などをしようとしたのか?って疑問が浮上する。
次に、二人は再選委の名簿を入手、一人一人自宅まで行って取材を始めるが圧力が掛かっており誰も何も言わない(まあ当たり前かなW)。検察による再選委に対しての会計監査も公表を差し止められる。それでも二人は、強引に役員達を取材して(簿記係の女性や辞職たスローン氏など)、再選委の大金(金庫の100万ドル=12億)を自由(不正)に扱える立場の人物を数人突き止めることが出来た。これらを記事にすると関係者は否定(まあ当然)。二人はFBIに呼び出され、ニクソン当選のため民主党妨害を計画した中心人物セグレティの情報を得るが・・これはFBIが記者の目をそらすため、わざと小物の情報を流した罠っぽいと自分は感じましたわW
そして、官邸候補次長クローソンの「カナックレターは自分が書いたと暴露」(これも罠っぽい気がするが・・)。スローンとの電話での最終確認(これも罠の一連の流れか?)。そしてワシントンポストは犯人達を操っていた人物の暴露記事を発行・・(編集部全員、気持ちは分るけど焦りすぎだろって思いましたW)。そして、スローンの裏切り?(ホールドマンの事を証言しなかった・聞かれなかったのでW)。最後に語られる「ディープスロート」からの真実へと続きます。
娯楽映画としてはあまり楽しめなかったけど、後の政治的スキャンダル映画に影響を与えた事はよく分りました。そういう意味で非常に興味が持てて面白かったです。
さて、その他に思ったことですが、ニクソン政権って今の日本の自民党に似てるところがあって考えさせられましたね。ニクソンは国家繁栄や国家を守るため民衆党本部だけでなく色んな表に出せないスパイ活動を支持していた気がします。もちろんCIA・FBIなども色々なスパイ活動関わっているため、ウオーターゲート事件ごときで他の活動がばれるのを恐れて非協力的だったんだと思います。あのJFK暗殺も、彼ら(誰でしょうか?W)が裏で手を引いてると思うとゾッとしますね。
ラストの「ディープスロート」(どこかのFBI副長官らしいんですが)の言葉がこの映画の肝、一番言いたかった事では無いでしょうか?「ウォーターゲート事件なんて二の次・・」。
最後にワンピースの「ウォーターセブン」ってもしかしてこの事件から来てるのかなW

822シャアダム:2018/05/22(火) 22:07:38 ID:rODKo/KA
◆素晴らしきヒコーキ野郎(原題:Those Magnificent Men in Their Flying Machines or How I Flew from London to Paris in 25 Hours and 11 Minutes)1965年イギリス

原題を訳すると、「素晴らしき飛行機乗りの男たち。又は、どのようにして2時間11分でロンドンからパリへ飛んだのか」かな。ストーリーは原題通り、1910年、新聞社の社長が「飛行機の発展の為の交流」(もちろん自分の新聞社の宣伝のためもある)の目的で優勝賞金1万ポンド(当時の5万ドル=今の価値に直すと1億3750万円くらい)で世界各国から飛行機野郎を集めてロンドンからパリまでレースを開催するという話です。
なんと日本も参加します(石原裕次郎=山本役で)。他の参加国はドイツやフランスやイタリアやアメリカとイギリスでしょうか。全部で14機出場します。まあ、ゆるーいラブコメ映画なんですけどねw

感想:意外や意外面白かったです。この映画が作られたのが、第二次世界大戦から20年後の昭和40年ですから、日本やドイツがまだ悪者として描かれていた頃なんでしょうね、映画ないでの扱いも酷いw日本は零戦とか車とか性能の良い物を作る国の実績から強敵設定だったんでしょうが、スタート直後に墜落(まあこれには理由がありますが)、ドイツは散々フランスに馬鹿にされて道化を演じながら海へ墜落。イタリアもエンジン不良で・・。
しかし、日本の石原裕次郎さん以外の人の日本語や演技の下手さはどうして?裕次郎さんは外国の俳優に混じっても堂々として格好良かったですね、できればもっと活躍して欲しかった。そしてアメリカとイギリスのヒロインの取り合いが面白かったwこのヒロインがじゃじゃ馬のお転婆で、大地真央さんみたいな感じでした。親に隠れてバイクに乗ってることを自慢げに言う姿が可愛かったですね。バイクの隠した小屋がいかにも何か隠してありますよって感じで字が書いてあって、アホ可愛かったし、二人の男を気分で行ったり来たりで自分の欲望に正直な峰不二子的な行動も面白かったです。
あとドイツとフランスの啀み合いも面白かったです。ドイツ将校にお笑い敢闘賞を挙げたいぐらい体当たり演技で、太ってるのに良く動くなあって思いました。真面目なドイツチームを観てるとフランスチームが憎たらしかったです(フランス惨めに負けろーって思うくらいに)。
あと、これってチキチキマシンの元ネタなのかな?他人の飛行機に細工したり、ドーバー海峡をズルして渡ったりするパーシー卿(イギリス)とその部下が「ブラック大魔王」と「ケンケン」に見えて仕方が無かったです。

もう一つ映画は2時間20分ぐらい有るのですが、途中で休憩時間が入るところが斬新でした。6分間くらい画面が真っ黒になって音楽しか流れなくなり、その間にトイレと済ませろって事なんでしょうねwああ、ああ歌や音楽も乗りが良くて浮き浮きしてとても良かったです、歌や音楽が良いとそれだけで映画の評価120%増しになりますよね。
忘れていました、これCGが無い時代の映画なんで本当に奇天烈な飛行機を作ったんでしょうか、凄くお金が掛かってる映画だなあ、今CG無しで作ると凄くお金が掛かりそうです。

何度も書きますが昔の映画だけど、楽しくて馬鹿らしくて子供でも楽しめる良く出来たお笑い映画だと思います。ロバートレッドフォードの「華麗なるヒコーキ野郎」とは全然関係ないので。

823唯野:2018/05/23(水) 07:42:51 ID:8mh0JMu2
>日本は零戦とか車とか性能の良い物を作る国の実績から強敵設定だったんでしょうが

60年代前半当時の日本車は輸出量も少ないし性能的にも評価されてないです

824シャアダム:2018/05/26(土) 03:25:21 ID:rODKo/KA
◆ダージリン急行(原題:The Darjeeling Limited)2007年アメリカ

これてっきりフランスとインドの合作かと思ったらアメリカ映画だったのか。
これは父親の死後、母は行方不明で、バラバラになってしまった仲の悪い三人兄弟が再びインドに集まって、旅行を通して仲直りしようとする不思議な感覚のコメディタッチの物語。カモメ食堂。

感想:久々に作品としてどうでもいい空気な映画を見てしまった感じwコメディやギャグ一つ一つはまあまあ面白いのかも知れないけど、作品全体としてはスピリチュアル感、センチメンタル感も、情緒豊かさも、感慨深さも、全て中途半端で、雑な映画としか感じなかったなあ。
日本映画「カモメ食堂」や「メガネ」「プール」「東京オアシス」を思い出したけど、似てるけど全然及ばないって感じ。そういう情緒的な映画は日本映画の方が優れているなあって思った(日本人だからかも知れないが、アメリカ人の感覚とは違うのかも知れない)。しかし、インドの異国情緒に浸ろうとしたら、くだらないギャグで台無しって場面がチラホラ。
と思えば、急にシリアスになったり、その演出のタイミングがその独特で自分には合わなかった。アメリカンニューシネマのロードムービー的な感覚の方が近いのかな、ただし温室で骨抜きになったアメリカンニューシネマの子孫って感じだな。
蛇足感たっぷりの前日譚映画「ホテルシュバリエ」も含めて感動する所や考える部分があまり無かったので、感想もあまりないw久々のハズレを引いたって気分(自分はね)。

ただ、有名な俳優がチラホラ出ていたのには驚いた。ゴーストバスターズのビルマーレイやジュラシックワールドのイルファーン・カーン、シャンハイナイト(ジャッキー主演)のオーウェン・ウィルソンなどなど、意外と豪華です。
あとは、出だしが面白かったかな。最初ビルマーレイ主演のスパイ映画かと思うような演出、電車に乗り遅れ、追いかける演出は良かった。あとは、子供の死体の演技は生々しくてドキッとしました。車掌さんが段々主人公達に対する態度が冷たくなっていくのも面白かったかな。
それから、母親の良いこと言ってるようで、どこか狂ってる感がホラーだったwラストは「ファイブイージーピーセス」のパロディなのかなあ。感動させたいのか笑わせたいのかよく分らない、贅沢でマナーは悪くてだらしない甘えん坊3兄弟のインド旅映画でした。

825レト:2018/05/26(土) 14:16:01 ID:Vc7bU3PQ
●死刑台のエレベーター
ルイ・マル監督の長編デビュー作。
はっきり言ってサスペンスとしては破綻しているものの、それでも本作が名作たる理由は
パリの独特の雰囲気とモノクロ映像、そして犯罪という3つの要素を見事にマッチさせた監督のセンスだろう。
パリの街並みはニューヨークやロンドンの猥雑さとも違う気怠い雰囲気が漂う。
その空気こそが犯罪を犯した人間の空虚な心境や戸惑いを引き立てている。
そして、そのような陰鬱なストーリーで唯一輝きを放つのが浮気の写真という皮肉。
この写真をラストカットにもってくる演出も見事。
ヌーヴェル・ヴァーグと一緒くたにするのはもったいない、監督が若くして評価されたのも納得の一作。

●評決のとき
人種差別問題を扱ったジョン・グリシャムの法廷サスペンス。
裁判から街を二分した大騒動に発展し、判決をもって収束するなど娯楽性は高い。
ただその娯楽性と引き換えにドラマとしての深みには欠け
社会派ドラマとしては評価できない作品となってしまっている。
差別問題に鋭く切り込んでいるとはいえず、街を二分した原因としてしか機能していない。
これならばテーマは差別問題でなくてもよい。
判決が感情論に傾きすぎているのもまた問題だろう。
「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」同様に、扱うテーマに目を瞑り
単なる娯楽作として見れば良作。

826シャアダム:2018/05/28(月) 07:02:48 ID:rODKo/KA
◆おしゃれ泥棒(原題:How to Steal a Million=どのようにして100万ドル(の美術品)を盗んだのか?)1966年アメリカ

主人公ニコル(オードリーヘップバーン)は父シャルルが贋作を作ってお金儲けをしているのを良く思っていなく辞めさせようとしていたが、ある日父シャルルが美術館に貸した贋作のビーナス像(祖父が作った贋作)が、精密鑑定を受けることになり犯罪がばれる前に何とかしなければならなくなる。
そこで、ひょんな事から仲良くなった泥棒?(その正体はラストで)デルモットに祖父が作った贋作のビーナス像を盗んで欲しいと頼んだ。ニコルとデルモットの泥棒ラブコメディ映画。

最初、美術館にビーナス像を貸し出すシーンで、主人公の動きが怪しかった(台座をビーナス像に落とそうとした?)のは、ビーナス像をうっかり壊して父親にこれ以上犯罪をさせないようにするためだったのかな?ってその行動にクスって笑った。髪型は古臭いけど、オードリーってキャピキャピして10代の少女のようでホント可愛らしいですね。
100万ドルのビーナスって、当時1ドル=360円だから3億6千万円のビーナス像だけど、今の日本の価値に直すと7億2千万円か(本物だったらね)。最初っからコメディっぽい雰囲気は合ったけど、父親のキャラクターがマッドサイエンティストっぽいし、泥棒デルモットとニコルの最初のやりとり(デルモットがニコルの家に不法侵入するがバレる)がグダグダで、危機感ゼロでなんだこれ?って感じで完全にラブコメだなあって感じました。
それから、デルモットの吹き替えがあの広川太一郎(ヤマトの古代とか犬の名探偵ホームズ役とか)で懐かしかったです。デルモットの二枚目半の雰囲気にピッタリでした。オードリーの声は池田昌子(メーテル役)で甘えたどこか可愛らしい声がこれまたピッタリでした。

ストーリーも50分を過ぎたところからどうやって厳重な警備をかいくぐって盗むか、作戦を練ったり偵察したりで、急に面白くなりました。安易な例えだけど「ルパン三世」を見てる感じに近いかな。盗みのテクニックも、便利道具を使うのではなく、実在しそうな泥棒道具で創意工夫して、警備員の心理を利用とかで盗むところが秀逸(まあ、突っ込み処もありますがw)ですね。しかし、指紋を残しすぎじゃないでしょうかwあと、この頃って監視カメラとかなかったのかな?
あと、主人公が「頑張って泥棒します!」って所はルパン三世の「クラリス」ぽかった。途中ケバくてエロい格好をして変装するのですが、それでも無理して大人っぽくしているオードリーの可愛さは隠せなかったですねwいやあ、くるくる表情が変わるオードリー鑑賞映画ですよこれはwまあ、頬が痩けていてちょっと痩せすぎかな、もう少し太れば良いのにって思いましたが。

2時間越えの映画でちょっと長いかなって思ったけど、途中から凄く面白くなる(警備員との駆け引きとか)ので全然そんな事無く、まあ、犯罪映画なのでやってることはあれなんですが、雰囲気が良くほっこり癒やされました、そんな映画でした。

827シャアダム:2018/05/29(火) 21:11:57 ID:rODKo/KA
◆バグダッド・カフェー完全版ー(原題:Out of Rosenheim=ローゼンハイム(ドイツ)から離れて)1987年・1994年(完全版)西ドイツ

(ネタバレ有るので、興味のある人は読まずに観て下さい)

ドイツ人夫婦がアメリカ旅行中喧嘩して、太った奥さん「ジャスミン(ニックネーム?)」(主人公)は怒った勢いで車から飛び出して、鞄一つで砂漠へ歩き出してしまう。たどり着いた所はトラックの運ちゃんが立ち寄る宿泊施設(モーテル)や食事が出来る「バグダットカフェ」と呼ばれるラスベガス近くのモハーヴェ砂漠にあるうらびれた施設であった。
そこの女主人でいつもイライラしているブレンダは太ったドイツ女ジャスミンの行動や持ち物に不信感を抱き、必要以上に毛嫌いする。なにを思ったか、ジャスミンはブレンダが買い物に行っていない間に、「バグダットカフェ」の至る所を綺麗に掃除してしまう。嫌な予感がしたブレンダは急いで買い物から帰ってきてそのことを知り、激怒するが・・これは多分「女の友情」の物語です。

感想:最初はいきなり激しい夫婦げんかから始まって、キチ●イ主人公の映画かと思いましたw女主人ブレンダも怒ってばっかりでギスギスした感じで、主人公も太っていてケバくて汗びっしょりで、二人ともお世辞にも美人とは言えなく、父も従業員もどこかいい加減でやる気が無く、娘も男遊びに夢中で我が儘で、施設はボロくて散らかっていて寂れていて汚らしい場所で、そういう貧しい生活を描いた映画かと思いちょっとうんざりでしたw
でも違ってました、これはストレンジ(爺さんがストレンジっていったもん)なドイツ人の女性が、うらぶれた「バクダッドカフェ」を少しずつ明るく変えていく話だったんですね。だらしない体だなあとしか思わなかった主人公が掃除をきっかけに、施設のみんなと打ち解けていくところは、まさにヒロインでした。ほんとこの映画、最初はどうなるかと思いましたわ(またハズレを引いたかと)。
途中から加速度的に面白くなりましたわ。ただ、どんなカリスマ人も万人に受けるのは無理なようで、この仲良しな雰囲気について行けない入れ墨屋の、この映画では貴重な美人さんは出て行きましたね(そういう所がリアルw)。あと、ヒッチハイカーのブーメラン兄ちゃんはいつまでいるねん!ってちょっと思いました(住み着いちゃったんですね)。良い雰囲気で終わるかと思ったら、妙にリアルさを入れてくるこの映画、インディアン系の三つ編み警察官(男)が滞在ピザ切れを指摘してきて・・(あとは自分で観て下され)。

あとは、このモーテルは一泊25ドル(今のお金で約4352円)で主人公は大分(数ヶ月?)泊まってましたけど、働いてないでボランティアで店の手伝いをしてたのでお金はもらってないと思うけど、家族扱いでサービスしてもらったのかな。あと、ドイツの珈琲は濃くて苦い、アメリカの珈琲は薄くて水のようらしいw

だんだんと、主役のふたりが生き生きとした魅力的な人物に見えてくるのは不思議ですわ、ただ全裸はちょっときついかなあ・・wでも色々な人が上手く書け分けられていて、片田舎のカフェの日常が上手く描かれていて、雰囲気が良いそれなりに面白い映画だとは思いました(これも「グランドホテル」形式の映画なのかな)。カフェや施設経営の人にとっての一つの理想の姿を描いた映画だとも言えるのではないでしょうか。
人を選ぶ映画だとは思いますが、自分は観て損はしない大人向けの映画だと思います。

最後に、主人公はドイツで夫と離婚してきたんだろうなあ。結婚を申し込まれてすぐに返事せず、「ブレンダに聞いてくる(相談してくるだっけ?)」って言う台詞は意味深だなあ。友情を壊したくないって気持ちからかなあ。

828シャアダム:2018/05/31(木) 21:48:16 ID:rODKo/KA
◆ブレードランナー2049(2017年アメリカ)

レプリカントという人造人間を作って、宇宙開拓や危険な仕事に従事させてる世界。旧世代の危険なレプリカントを狩る仕事に就く主人公(新世代のレプリカント)の物語。
ある日、子供を産んだという旧世代のレプリカントの情報を得た主人公は行方不明のその子供を追うことになるが、先々に様々な困難が待ち受けていた。

感想:昔の映画ばかりを観ていた所為か、なんか活気や覇気が無い、大人しく上品な映画だなあって感じました。有名作の続編と言うことで、プレッシャーがかかったのか、あまり突飛な事はやらず、可も無く不可も無く無難に纏まった映画でした。
はっきり言うと、期待外れ、アクションもそこまで面白いとは思わなかった。2時間40分もあるけど、1シーン1シーンがせっかく苦労してかつお金が掛かけて作ったのでもったいないのか長く使われていて、もうちょっとテンポ良くうまくカットすれば二時間切ったのでは無いかって思いました。
1シーン長いから、未来の退廃的な雰囲気が味わえるかというと、旧作の「ブレードランナー」の方が雰囲気は楽しめブレードたと思います。
そうですね、例えるなら「メイズランナー」「ダイバージェント」「ハンガーゲーム」は一作目はそれなりに面白かったが、それらの続編はいまいちパッとしないなあって感じに似てますね。特に、話が中途半端でウォレス社の社長の野望もレプリカントの反乱軍もレプリカントの初の子供の件もぶつ切れで終わってしまい、人気が出たら続編作れますよ〜って所がなんかこの作品を貶めてる気がしてねえ(2時間40分もあったらもっと話進めれるだろうに)。
まあ、自分としては、アクションもイマイチで、期待外れ感が強い映画でした。途中までは、実は悪魔と契約した自分の正体を探偵していた「エンジェルハート」っぽかったかな。ハリソンフォードの扱いも中途半端で映画の面白さにあまり貢献してなかったかな。

自分としては、主人公を狙う敵がスマートな気取った悪女でだけではなくて、もっと色々な強敵と戦う展開が良かったな。それと、人工知能の映像のみの存在の恋人(女性)は面白い設定なので、捜査だけでは無く、戦いにももっと活躍して欲しかった。激しいアクションやドンパチはあるけど、全体的に静かなちょっとだけ哲学的な映画でした。

829ヒロ筋肉痛:2018/05/31(木) 23:14:39 ID:UEJRkgZU
ブレードランナー2049を見ると、
「1作目はリドリー・スコットらしいホラー感が肝だったんだなぁ」
という事に気付かされましたね……。

1作目も静かであまり派手なアクションもない映画なんですけど、
エイリアンに通ずる「得体の知れない存在と戦う」雰囲気が緊張感が有ったという。

ただまぁ内容的にはほとんどブレードランナーなエイリアン:コヴェナントが正直言って駄作だったので、
今のリドリーが2049を手がけるよりは良かっただろうなぁとも思っちゃいます。

830シャアダム:2018/06/01(金) 02:55:25 ID:rODKo/KA
◆マイティ・ソー バトルロイヤル(原題: Thor Ragnarok=ソー・ラグナロク)2017年アメリカ

北欧神話の雷の神ソー(トール)は宇宙を支配しようとする姉のヘラ(ヘル)を阻止しようと仲間と共に戦うエンタテイメント(SF/神話/コメディ)アクション映画。
ラグナロクとは神々の黄昏、終末の日で、キリスト教で言うハルマゲドンの事なのかな。あとヘラって何故か頭がヘラジカ(日本語!)ッぽかったけどヘラってヘル(地獄)の事だよねwついでにヴァルキリーとワルキューレとは同じ。

感想:突っ込み処も多かったけど、馬鹿馬鹿しくて面白かった。有無を言わせない勢いに押されたなあ。一番の突っ込み処は「神ってなんなの?物理で強ければ神なの?もっと霊的で絶対的な物じゃ無いの?」と「雷の神が未来SF系捕縛装置の電撃ぐらいで、しびれて動けなくなるってどういうことなの?」かなあ。
まあ、その疑問を忘れさせてくれるぐらいアクションが爽快で面白かったけどね。しかし、キリストやキリスト教の神をああいう風に扱うことはNGで北欧神話の神ならいいって、北欧神話って便利素材だね。強力な宇宙人や超人なら倒せそうな神って、それって神ランク的には底辺なのかなあ。あと、なんでハルクが狭間の星にいるのか分からなかった、アベンジャーシリーズ何本か見逃してるのかなあ?
「Dr.ストレンジ」はまだ観てないけど。神を翻弄するストレンジは何者なんだ(また神ランクが下がっていくw)。ロキって幻影で騙すだけなん?しょぼい神だなあw

二時間以上あるアクション映画だったけど、途中でダレずに楽しく見れた映画でした。「フラッシュゴードン」(実はよくは知らないけど)が2018にリメイクされたら多分「マイティソー」みたいになるだろうなあって思いつつ、この映画「フラッシュゴードンのテーマ」が凄く似合いそうだって思いながらソーのアクションシーンを眺めてました。
あと、ハルクは今の役者はあまり好きで無いけど(前のハルクの役者の方が合ってた)、あの活躍ぶりはもう彼は神認定されてもおかしくないよね。炎の魔人スルト(完全版)>ヘラ>ソー>ハルク>炎の魔人スルト(不完全版)って力関係だったが、ハルクは完全版スルトをほっとけば倒したかもw

ほんと、息をつかせないちょっとコメディの入ったアクションの連続は、最近観たアクション映画の中では群を抜いて面白かったです。「スターウォーズ」のパロみたいなシーンも結構有りました。あと、ロキは地球に来てはアカン、トラブルの元だよ。ラストのアレって、サノス関係なのかな?「マーベルVSカプコン」をまたやりたくなったわ。

831レト:2018/06/01(金) 09:59:53 ID:AgOzZFKw
ブレードランナーはハードボイルドとして見ていましたからアクションには期待していません。
「人間よりも遥かに強靭なレプリカントが命の尊さを知る」命の物語でしょう。デッカードが弱すぎるのもレプリカントの引き立て役だからです。
FF9のクジャがガーランドを殺し、最後にジタンを助けたのはブレードランナーの再現だと思います。

2049はむしろ上手いこと旧作からの焼き直しに終わらせなかった良作だと思っています。
SF映画でしかも35年越しの続編ともなれば時代錯誤との批判は充分に予想されますからね。

実際、攻殻機動隊の実写版が単なる愚直な映像化に終始した結果、
批評・興行ともに失敗し、無用な批判まで招いたことに比べればかなり器用にやった方ではないかと。

832みる子:2018/06/01(金) 12:33:33 ID:2ahjW22U
あー ブレランぽいって言われると本当にそうですね…>コヴェナント
リドリー御大はエイリアン3以降は無かったことにしたいようですが、その割にコヴェナントは4のエッセンスも入っていたような…?(笑)
2049は正統なる続編というよりサスペンスと情緒に寄せた印象がありましたが、時間を置いた今振り返ってみると入魂の一作だったなぁと。

・デッドプール2 超適当雑感
クソみたいなアバンに某シリーズ風の超クールなクレジット、キレッキレのしばき合い。
今回も悪趣味なゴア描写はそのままになんやかやでピュアなストーリー展開、最後は愛の力で〆。ラブ&ピース。
これぞエンタメッ……! 圧倒的エンタメッ……! ケーブルおじさんもえらいカッコよくて大満足でした。

ダイアナ(WW)が「愛こそ全てよ!」みたいに言うと、う〜ん… てなるのにデッドプールさんだと頷きたくなるのは何故なのか。
マカヴォイの台詞パロが一番笑いました。それはあなた そういうことではないでしょ(笑) あと透明人間がシンゴ・カトリ的な… 嘘でしょ…

833ヒロ筋肉痛:2018/06/02(土) 00:32:10 ID:UEJRkgZU
■ピーターラビット
評判通りのアクション大作でした。
デッドプールのような皮肉とユーモアもたっぷり。
愛と憎しみの連鎖の行き着く果ては?というテーマ(多分)をしっかり描ききっているのも凄かったです。

■デッドプール2
相変わらずあらゆる方面に喧嘩売りまくってて見ていてハラハラしてしまいます。
それでいて王道展開は外さないのが凄い。
1は恋愛映画、2はファミリー映画というのはガチ。

透明人間の中の人は元々ケーブル役やる予定が有ったらしいですね。
結果的にはサノスでもケーブルでも超はまり役だったジョシュ・ブローリンで正解だったと思いますが。

834シャアダム:2018/06/02(土) 17:11:54 ID:rODKo/KA
◆キングスマン ゴールデンサークル(2017年アメリカ)

凶悪な組織の陰謀から世界を救うイギリスの諜報機関「キングスマン」は麻薬密売組織「ゴールデンサークル」の襲撃を受けてたった数人になってしまう、最終手段として同じようなアメリカの諜報機関「ステイツマン」の協力を得てリベンジに乗り出すというストーリーです。

まず思ったことは、主人公がメガネを外すと顔が薄くてオーラが無いなあって思いましたwあと、一作目に比べてみんな老けたかなあ。それから、ストーリーが極端だなあ(ギャグコメディスパイ映画と思えばまあそうでもないかな)。あとは、UKジョークが18禁っぽくてでアメリカンジョークに比べて過激だなあ。
それと、一作目でアッと言わせたあのどんでん返しみたいな物が無くて、ストーリー滴には普通のスパイアクション映画になっちゃかなって思いました。

まず、過去の遺産(前作)の一掃で登場人物を一気に減らしたのは凄く極端でした(ランスロットは可愛かったのに、予算の都合かな)wそれから、見た目「YOU」みたいな婚約者が実はジャンキーってのがUKジョークキッツ!って思いました(大統領の女付き人もジャンキーw)。婚約者は恋人がスパイだって知ってるくせに色々束縛しすぎだろ(馬鹿なの?)w
あとエルトンジョンのゲイ的な行動も敵ボスの異常な行動(人をミンチにして、バーガーにして食べさせるとか)UKジョークきっつ!(ブラックジョークってやつ?)って思いました。イギリスのアメリカに対する偏見的な笑い(全体的にカウボーイチックな組織)も垣間見られて、アメリカの映画とはひと味違うな(色んな意味で)手感じました。

途中、解毒剤を取りに山頂のアジトに忍び込む場面は「007(とくに女王陛下の007)」を思い出しました。あと、女性のアソコに手を突っ込んで、リアルな映像と共に発信器を仕込むとか、出てくる女性が全体的に蓮っ葉で男が求める理想的な女じゃない感じなのも、さすがイギリスのジョークそこに痺れる憧れる的なものを少し感じましたね(夢を見させてくれないスパイシーな笑い)w
あと、思ったことは、この映画スタッフは日本の漫画「コブラ」のファンなんでしょうか?そこかしこに「コブラ」的なアクションや台詞や秘密道具からライバルの義手やアンドロイドの女性や犬から感じましたわ。

で、色々不満を書いたけど、実は面白かったです!(前作ほどでは無いけど)。ストーリーが馬鹿馬鹿しくてアホらしくて、ギャグが多少強引でも女性が蓮っ葉でもジョークがきつくても、「コブラ」感、アクションのかっこよさが、ジェットコースター感、ハチャメチャ感が上回って、中々楽しめる映画でした。

もうひとつふたつ、主人公がいい気になってたから大惨事になったんですね(義手が車の中に残ってるのも見逃したし、恋人のことばっかり考えていたし)。そういう意味では主人公に多大な責任がありそうですwそれから、ジャンキーの件に関しての大統領の過激な行動やアメリカエージェントの裏切りがこの映画の本音のような気がしてなりません。
自分だって、麻薬は無くなって欲しいので、こいつら助ける価値があるのかって一瞬思いましたし、医療や悩んだ末で麻薬を使うのは仕方が無いと思いますが、最初っから快楽のためだけに使う人は自業自得だと思いますね(麻薬中毒者はイギリスが抱える大きな問題なのかなあ、その辺はよく知らないや)。

話が逸れましたが、まあまあ面白かったコメディアクション映画でした。

835シャアダム:2018/06/02(土) 17:21:42 ID:rODKo/KA
訂正
「キングスマン・ゴールデンサークル」は
アメリカ映画ではなく、イギリス映画です。

836シャアダム:2018/06/03(日) 22:31:54 ID:rODKo/KA
◆ジャスティスリーグ(2017年アメリカ)

ジャスティスリーグは直訳すると正義の同盟という意味。内容はDC版アベンジャーズでスーパーマンやバットマンやワンダーウーマンが集まって巨悪や邪悪な魔人と戦う物語。
今回のストーリーは、マザーボックスと呼ばれる便利で不思議な箱状の装置を3つ集めて合体させると巨大な力を得られる。それを集めている魔神「スッテペンウルフ」の野望を阻止するため、バットマン中心となってが超人を集めて対抗しようとする話です。

感想:いやあ、見始めたばっかりの時は、全てが胡散臭いし、パチモン臭かったですw、だって俺の知ってるバットマンやスーパーマンと役者の雰囲気も姿も微妙に違うんだものwてゆうか、前作「バットマン vs スーパーマン」が酷い出来で(自分はね)つまらなかったから、全然期待できなくて大丈夫か?)って疑問系で見始めましたから。
で、海神も見た目がパッとしないし、天才サイボーグもあんまり格好良くない、バットマンももう若々しさが無く、コスチュームも微妙に違う、フラッシュも俺が知ってる真面目な科学者のイメージと違ってチャラいw唯一多少かっこうが古くさいけど、ワンダーウーマンだけでしたよ格好良かったのは!あ、そうそう前作で死んだ「スーパーマン」も役者のイメージが違ったなあ。

でも、途中から目が慣れてきたのか、こいつらでも結構いけるんじゃ無いか、古川登志夫がルパンでも構わないんじゃ無いかって思えてきました。アクションは面白いし格好いいし、アベンジャーズと違って勧善懲悪ファンタジーで話がストレートだし、どちらかというと「アベンジャーズ」より「マイティソー」よりで、途中から結構楽しかったです。平成「仮面ライダー大集合」を観てる感覚ですね。
それから今回の敵は多分四天王の中でも最弱なんだろうなあっておもいましたw意外と簡単にやられちゃいましたからね(それも味方であるはずの雑魚にw)。これからドンドン仲間が増えそうなので次回作に結構期待してます。決して「バットマン vs スーパーマン」のイミフな厨二哲学台詞のぶつけ合い展開とかはやめて欲しいです。

いやあ、スーパーマンが復活してからの無敵ぶりは格好良かったなあ!あと、天才サイボーグは「ウルトロン」並みにチートですね(頭が良くて機械に強くて物理でも強い!頼りになるわー)。フラッシュは「Xmen」でもう観た!って言いたいけれどそれでも面白かったです(意外性や掻き回し役だね)。ワンダーウーマンは欧州神話のヴァルキリーっぽくてこれまた格好良かったし華がある。アクアマンだけかないまいちパッとしなかったのは(ソーっぽいけど地味なんだよなあw)。
前半の仲間集めはイマイチなエピソードで都合良く仲間が集まった感じで残念だったけど、集まってからが凄く面白かった映画でした。映画「グリーンランタン」が好きなので、なるべく映画の軽ーいヤンキーなイメージを崩さない感じで次回作辺りに出してくれないかなあって密かに期待してます。

自分は、観て損はしない格好いい映画でした。

837シャアダム:2018/06/04(月) 22:24:52 ID:rODKo/KA
◆エイリアン コヴェナント(2017年アメリカ・イギリス)コヴェナントとは契約の意味

「エイリアン」シリーズの前日譚である「プロメテウス」の続編。惑星オリガエ—6へ移住するための宇宙船コヴェナントの乗組員は旅の途中で見つけた(何故か「カントリーロード」の歌が聞こえる)星が地球人の移住に適していると言うことで調査を開始するがそこは人に寄生して成長するエイリアンが住む星であった。

感想:変な厨二哲学の応酬も無く、小難しい話は最小限にとどめてあり、あとは映像と行動で視聴者に考えさせて、テンポも良く自分は大変楽しめるいい映画だと思いました。娯楽としても「13日の金曜日」を観てるようでドキドキハラハラさせてくれるエンターテイメント性も十分なSFホラー映画でした。うん、面白かった(満足)。
2時間で綺麗に纏めてくれてるし、自分は小難しい冗長な「ブレードランナー2049」よりはこっちですね。
「カントリーロード」が流れてきたときは、マーリンの呪いかと思ってまたかよ!ってクスッと笑ってしまいましたw立ち寄った星は第4惑星って言ってましたが「巨人であるエンジニアの星」でありリプリーが立ち寄ったLV-426と同じ星なのかな?まさか、エイリアンは○〇が元になって作られたとは意外でしたわ。「プロメテウス」の内容はもう大分忘れてしまいましたが、生き残ったアンドロイドがエイリアンの種をばらまいて、この星を滅ぼしたんですね。そして、自分も何かの創造主になりたかったのか、人間を作り替えて自分が新しい人間の創造の神にでもなりたかったのかなあ。上手くこういう話を作ったなあって感心しました。
惑星オリガエ—6の話はまた続編で作られるのでしょうか?ちょっと楽しみです。
あと、フェリス(女性クルー)、お前は笑いの神ですか?訓練受けてクルーになったと思うんだけど、すぐパニックになって、叫んで泣いて、滑って転んで、ただのジェイソンに襲われるエロ担当のお姉さんと同じゃねーか、そのドジっぷりに腹が立ちながらも、笑わせてもらいました。お前の所為で、お前の所為で船が・・・w

まあ、オチは何となく途中で分ってしまったけど、アクションが面白くホラーも味わえて、小難しい理屈で興ががそがれることも無く、ダレることも無く観て良かったと思える映画でした。まあ、何度も書くけど誰が次にどういう風にやられるか、どうやって倒すのかが楽しみな「13日の金曜日」的なスプラッタホラー映画としても楽しめる映画でした。

838ギア:2018/06/06(水) 20:51:54 ID:.9z1BhUo
・アベンジャーズ インフィニティ
素晴らし過ぎた…自分が全く知らない一団が参戦してましたが1.2作品知らなくてもついていける親切設計なのもいいですねw

ただこの終わり方だと暫くは『インフィニティより前の話』っていうスピンオフしか描けなさそうだけど……

・ホースソルジャー
良くも悪くも王道な展開でしたが、話の起伏も迫力もあり素直に楽しめました。
一番のツボは敵組織のトップに直接交信し出した将軍ですがw


・デッドプール
1よりパワーアップしてる好例ですね
メタメタしさも激しくなってますが、素直に話自体が無茶苦茶面白かったですw
あとはせっかく出演してたんだからユキオはもうちょい出番があった方が面白かったかな


・50回目のファーストキス
オリジナルを知らないんですが十分楽しめました。
ギャグのノリが自分に合ってるのもあるんでしょうが、アレのおかげで暗さの緩和や登場人物達の優しさが伝わってきて良かったです。




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