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映画感想スレ(3)

826シャアダム:2018/05/28(月) 07:02:48 ID:rODKo/KA
◆おしゃれ泥棒(原題:How to Steal a Million=どのようにして100万ドル(の美術品)を盗んだのか?)1966年アメリカ

主人公ニコル(オードリーヘップバーン)は父シャルルが贋作を作ってお金儲けをしているのを良く思っていなく辞めさせようとしていたが、ある日父シャルルが美術館に貸した贋作のビーナス像(祖父が作った贋作)が、精密鑑定を受けることになり犯罪がばれる前に何とかしなければならなくなる。
そこで、ひょんな事から仲良くなった泥棒?(その正体はラストで)デルモットに祖父が作った贋作のビーナス像を盗んで欲しいと頼んだ。ニコルとデルモットの泥棒ラブコメディ映画。

最初、美術館にビーナス像を貸し出すシーンで、主人公の動きが怪しかった(台座をビーナス像に落とそうとした?)のは、ビーナス像をうっかり壊して父親にこれ以上犯罪をさせないようにするためだったのかな?ってその行動にクスって笑った。髪型は古臭いけど、オードリーってキャピキャピして10代の少女のようでホント可愛らしいですね。
100万ドルのビーナスって、当時1ドル=360円だから3億6千万円のビーナス像だけど、今の日本の価値に直すと7億2千万円か(本物だったらね)。最初っからコメディっぽい雰囲気は合ったけど、父親のキャラクターがマッドサイエンティストっぽいし、泥棒デルモットとニコルの最初のやりとり(デルモットがニコルの家に不法侵入するがバレる)がグダグダで、危機感ゼロでなんだこれ?って感じで完全にラブコメだなあって感じました。
それから、デルモットの吹き替えがあの広川太一郎(ヤマトの古代とか犬の名探偵ホームズ役とか)で懐かしかったです。デルモットの二枚目半の雰囲気にピッタリでした。オードリーの声は池田昌子(メーテル役)で甘えたどこか可愛らしい声がこれまたピッタリでした。

ストーリーも50分を過ぎたところからどうやって厳重な警備をかいくぐって盗むか、作戦を練ったり偵察したりで、急に面白くなりました。安易な例えだけど「ルパン三世」を見てる感じに近いかな。盗みのテクニックも、便利道具を使うのではなく、実在しそうな泥棒道具で創意工夫して、警備員の心理を利用とかで盗むところが秀逸(まあ、突っ込み処もありますがw)ですね。しかし、指紋を残しすぎじゃないでしょうかwあと、この頃って監視カメラとかなかったのかな?
あと、主人公が「頑張って泥棒します!」って所はルパン三世の「クラリス」ぽかった。途中ケバくてエロい格好をして変装するのですが、それでも無理して大人っぽくしているオードリーの可愛さは隠せなかったですねwいやあ、くるくる表情が変わるオードリー鑑賞映画ですよこれはwまあ、頬が痩けていてちょっと痩せすぎかな、もう少し太れば良いのにって思いましたが。

2時間越えの映画でちょっと長いかなって思ったけど、途中から凄く面白くなる(警備員との駆け引きとか)ので全然そんな事無く、まあ、犯罪映画なのでやってることはあれなんですが、雰囲気が良くほっこり癒やされました、そんな映画でした。




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