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映画感想スレ(3)

184シャアダム:2015/12/26(土) 01:18:53 ID:1u064hlk
●まほろ駅前狂騒曲(2014年作品)

「まほろ」とは幻、まほろ駅前とは架空の街の駅前、まほろまてぃっくとは戦闘用アンドロイド「まほろ」が出てくるアニメw
間引き運転とは運行スケジュールを誤魔化して、駅やバス停を停まらず通過するなど不正を行う運転。
この映画は何でも引き受ける便利屋を営む多田よ行天が巻き起こすトラブルを描いた、普段はマイペースで時にスリリングな人情コメディ映画です。

感想としては、中々面白かった。けっして過度の期待を持ってみてはいけない、肩透かしを逆手に取った小粋でマイペースな映画かな。
駄目な方の主人公が時々ドキリとするような真実めいた言葉を吐く所、またその正直な言動、時折見せる優しさっぽい所を楽しみ、隠された監督のめーっセージを見つけると事が楽しい映画でもある。
そんこの映画のテーマのひとつが、「人生、生きていれば何度もやり直せる」ってやつ。
昨今「一度踏み外した人生は取り戻せない」的な風潮がまかりとおてるが、そうでもないよって言ってる感じがした。自分に甘く人にも甘いともいうけどねw
過去のミス、トラウマを乗り越えようとするストーリーにそれが現れてる感じだ。
こいつら生き方を観てると「人生どうにでもなる」っって元気が出てくる。

さておき、一番笑ったところが、ダウナーで無表情な主人公とダウナーで無表情の旧友(教団の親分)とダウナーで暗い少年の戦い。
このダウナー主人公の前では洗脳された教団の人たちが人間らしくたじたじになる所。そして老人の方が若々しく生き生きとしてる所w興味深い描写だなあ。

「あの世なんてないよ。その代り自分が死ぬまであなたの事を憶えていてやる。それでいいだろ?」何となく感動したんで書いてみたw
人を選ぶが、自分はこのダラダラ感が好きな映画でした。




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