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ライトノベル総合
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◆ディジーがリジーを想うとき
ブギーポップシリーズ、第23作。話は遡って、VSイマジネーター編が終わった直後辺り。
スプーキーEの自殺の原因を探りに来た合成人間ポリノーグは訳ありの少年「乙坂了哉」と「織機綺」を利用する。
そして、脱走した合成人間「ディジーミスリジー」がこの町に潜んでいる気配を感じとる。
一方、「乙坂了哉」の前に突然現れ「世界の敵」として殺そうか迷う「ブギーポップ」や「織機綺」を心配して行動を見張る「霧間凪」も加わり、またこの街に新たな事件が起こる。という話でした。
感想:最近のブギーさんは、導入部はまあまあ面白そうに感じるのだが、まとめに入る段階で力尽きるのか、広げた風呂敷をうまくたためないで、盛り上がって欲しい戦闘シーンも肩透かしで、人生哲学とか思想や教訓オチでフワッとしていてモヤモヤが残る終わり方が多いが、この物語も導入部分は凄く期待が持てて、乙坂がミスリジーと何か関係がありそうでブギーポップの強敵になるかも、もしかしたら乙坂=ミスリジーとか?って結構おもしろそうな新キャラだなって思ったけど、なんだかな〜その程度のキャラなのかってって肩透かしでしたわw
いつまで、水乃星透子をひっぱるんだよって思ったけど、これ3巻辺りに戻った話だから仕方がないかとは思ったけど、いい加減彼女との決着を付けて欲しいなあ。そして統和機構との戦いや統和機構の行方とかも決着つけて欲しいなあ(いったんのピリオドでいいから)。いつまでもサイドストーリーでダラダラ続いてるのもなあ。まあ、永遠に終わらなさそうな壮大な世界観だけど。
ていうか、日本の主人公が住む町だけでもこれだけの大事件が起こってるんだから、世界中でどれだけ統和機構がらみの事件が起こってるんだよって話だよなあ。ブギーポップが邪魔するからこの街だけ大事件になってしまうって事かなあw
とにかく、悟ったような人たちの悟ったような小難しい会話だけで締める様な終わり方じゃなくて、もう少し外連味が欲しいし、伏線回収の感動や分かりやすい人情的な感動も欲しいなあ。何度も読み返したくなるような。
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