したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

ライトノベル総合

994なつかぜ:2020/03/25(水) 14:47:55 ID:rmiMl0oI
◆夏のレプリカ

S&Mシリーズ第7作。萌絵の友人、杜萌は3年ぶりに実家へ帰る。だが、次の日誘拐され、家族ごと監禁されそうになる。
しかし、犯人の内二人は何者かに殺され、残る一人は車で逃亡してしまい、家族は解放される。だが、義兄の素生は誘拐事件後、行方不明と分かる。
それを聞いた萌絵はこの事件にも興味を抱き、この事件と素生の行方について調べ始める、というストーリーでした。

まあ、今回の主役はや謎解きやドラマの中心は萌絵だけでなく、新キャラ、刑事の「西畑」や「杜萌」や「佐々木夫人」や「素生」や犯人の生き残り「〇〇」が複雑に絡み合って、ちょこっと「犀川」アドバイスするって感じで進んでいきました。

感想:え〜、って結構おどろく結末でまあまあ吃驚するストーリーでした。自分がやった、観たこと事を衝撃過ぎて覚えていないとか忘れるって「姑獲鳥の夏」かよ、ってちょっとズルい感じもしましたがw
まあ、このシリーズってトリックや推理より、人間の本質やら哲学っぽいものを追求する部分が大きいから元々純粋な推理物じゃないからね。

萌絵も大体のことは予想していて、チェス勝負で相手の心をのぞき見て、確信したって感じかなあ。しかし、相手を殺すぐらい恋敵に酷いことをされたんだろうか?それとも過去の素生との体験で、そういう性格になってしまったのか。
しかし、素生さんを殺して無くてそこだけは救いかなあ。でも人殺しの罪は軽くならないけどね。素生は実はうっすらと視力を回復してた?彼の失踪の顛末が謎でした。

推理部分ではなく、人間ドラマ部分が面白かった話でした。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板