レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
ライトノベル総合
-
◆λには歯がない
Gシリーズの第5巻。今回は密室(T建設技術研究所の構造系実験楝二階、第二構造実験室とその準備室)で四人の男たち(身元不明)が拳銃により殺され、さらに歯を全部抜かれていた。そして死体のポケットの中には「λには歯がない」というメッセージが。
密室殺人マニアの「西之園萌絵」はさっそく現場へ。刑事も犀川&西之園にこの殺人の謎を解いて欲しいということで、最初っから協力的(情けないw)。
いつものメンバー(山吹・海月・加部谷)に探偵・赤柳や謎の女(誰かな?)・謎の男(情報屋?泥棒仲間?葛西)になんとあの保呂草(絵画泥棒&探偵&前シリーズのメインキャラ)もからんで事件は複雑怪奇になっていくというミステリー。
今回の話はシンプルな始まり方で、事件解決と関係ない所で複雑になり、だんだん闇が深くなり、思わぬ登場人物「保呂草」(赤柳の旧友らしい)でさらに頭が混乱する、結構面白いミステリーでした。
密室の謎もシンプルかつ、納得がいってすっきり!って感じで読後感はそんなに悪くなかったが、ただ、新たな謎が次々に出てきて、再びモヤッとしましたw
しかし、免震構造とλ(ラムダ)がまさかの人の名前を暗示してたのには恐れ入った。犯人も銃の腕前が良かったて事は、いまは頭が良い●●な人物(おっとネタバレw)だが昔は堅気じゃ無かったってことかなあ(趣味で拳銃を撃っていたのかなあ?それとも計画実行のため練習した?)。
そして謎の女から情報をもらって、一連のギリシャ文字事件と思わせようとした(標的にとって恐ろしさが増すから)。
しかし、ギリシャ文字シリーズ事件の黒幕は「同じ事件の一連」だと思われることが嫌だったので、または保呂草が同じ事件だと混同されると厄介なので、コピーキャット犯だと情報をリークしたのかも知れませんね。
さて本編と関係ない所での謎ですが、ギリシャ文字事件が「真賀田四季」が関係しているのは確かだと思うのですが、彼女の意思とは無関係に勝手に行われていて、それを阻止するために、保呂草や謎の女(たぶん前シリーズのキャラのアキラでしょう、三人の男を警護に付けているからw)に色々手を回させているのでは?って感じました。
葛西は昔の犯罪仲間か情報屋でしょうか(浮浪者に紛れて情報収集か?)、あまり健康そうではなく、老い先短そうですが。だいたい、第一作目の「φは壊れたね」の犯人と被害者の動機もよく分ってないこのシリーズ、はたして最後まで読めば謎はスッキリ解けるのでしょうか?
Vシリーズと平行して読んでるので、最後に保呂草がどういう人物なのかも分かるのでしょうかねえw
|
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板