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ライトノベル総合

979やまびこ:2019/11/26(火) 17:30:19 ID:rmiMl0oI
◆6人の超音波科学者

Vシリーズの第7弾。6人の科学者が住む山頂付近に建てられた大型の研究所「土井研究所」のパーティの招待された紅子と練無。そのパーティでは土井博士から重大な発表もあるという。
保呂草や紫子(いつものメンバー)も二人を送るため研究所へやってきたのだが、バッテリーが上がって帰れなくなる(それだけではなく、途中の橋が爆破されて戻れなくなる)。そして、パーティの途中でファラディ博士が首を絞められて殺されてしまう。
橋爆破予告があった警察も橋付近まで来ていて、一人研究所側に渡っていた七夏(いつもの女刑事)だけが研究所まで来ることが出来てその殺人事件を知る。いつものメンバーのすったもんだの推理&サスペンスが始まるというミステリー。

最後付近まで、本に載ってる地図を見ながら冒険・探検気分で読めるのは楽しかった。しかし、最後付近まで推理が始まらない(犯人捜しをしない)ので、コレちゃんと終わるのかと心配になりましたw
6人博士の名前と謎の土井博士のメッセージと奇妙な自画像(6人の博士が描かれている)でエレベーターの秘密が分かった人がいたら凄いと思うわ〜、自分は分からなかったというか、紅子の謎解きを読んでこれってそういう駄洒落なの?ってちょっと腰砕けになりましたw
幾ら先の無い命でも、自殺とか殺されるのはいやだろって思ったけど、何か信念を持ってる人なら自己犠牲も問わない、満足な人生の終わり方、つまり本懐なんだろうなあ。研究熱心や科学者は一種の職人なんだろうなあ。
しかし、練無の首を殺すまで絞めた意味が分からないけど、暴れたから気絶させようとしただけかもね。科学者だから、手加減とか出来なかったんだろうと解釈しました(紅子の怒りを買って謎や殺人トリックが全部バレてしまいましたけどね)w

他の見どころは、紅子VS七夏ですね。気の強い七夏(ぷんすか、キーッ!)がピエロになっていて、読んでいて楽しかったです。ただ、女装の練無とは仲が良いようで一緒に行動しますね(保呂草にも軽くあしらわれてキーッ!って感じですね)。
あとは女装の練無(いつものことだが)ってなんなん?シリーズが続く度に、女装頻度が多くなって、行動も脳天気で乙女チックになっていって、それでも他の人は気持ち悪く思わないで(声は男だろうに、口調もやや男なのに、ゲストには男ってばれないで)、ほんとなんなん、こいつ?頭大丈夫か?ってなりました。見た目がアイドル並みに可愛いんでしょうねw
しかし、こいつが医学部で将来医者を目指してる、そして格闘技を習っていて強い!って・・ある意味小説の中だけ存在可能なチート設定ですね。

他には保呂草、また研究所で盗みを働くのかと思いましたわ。紫子ちゃんはあいかわずドジで無垢で可愛いですね。

まあ、楽しいシリーズなんで続編も読みたいのですが、もうすこし練無の存在をリアルよりにして欲しいかなあッテも思います。なんか、自分が可愛いのを知っていて調子こいてる痛い奴になってきてるきがするわw

ということで、途中まではワクワク、最後の推理は駄洒落っぽくてまあまあかなって感じの感想でした。




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