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ライトノベル総合
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◆θは遊んでくれたよ
大学生の加部谷・海月・山吹が活躍するGシリーズ(ギリシャ文字)の第2作目。今回の話は、飛び降り自殺と思われた事件に、その死体に必ず「θ」という口紅で描かれた文字が書いてある所から、何かの連続殺人ではと疑っていた主人公の3人と
他シリーズキャラの犀川や萌絵や反町愛や、前作の巻き込まれフリーター船元やちらりと出演した探偵赤柳がその真相に挑むというミステリーでした。
この作者のミステリーは、事件の真相をおおよそ予想するだけで、正確な答え(真相)は出なく、あとは読者の想像に任せますってのが多くて、今回もそうでした(実際の事件もそういうもんですよって言いたい感じですね)w
感想:おおよそ面白いミステリーでしたが、海月くんが語った真相の仮説の最後、郡司教授の娘の自殺の仮説が腑に落ちなかったなあ。恋人(もしかしたらただの肉体関係で後悔してる相手)に忠告するために命を賭けて自殺とか普通しないよねえ(痛いもんw)。
あと、自分の将来が危うい立場になるからと言って、口封じに殺しちゃう?普通はしないよねえ。まあ、医学関係の仕事をしてるなら、人の死も身近でだんだん命が軽いものに思えてきて、殺人も苦にならないって心理はあるかも知れないけどね。
それと、いくらコンピュータの人工AIが優れていても、人を自殺にまで導くのは無理のような気がして最初の飛び降りも説得力が足りないかなあ。
でも、あの魔法使いのような「マガタシキ博士」が関わってるのならちょっと説得力があるかな。
その場合、野崎まど「バビロン」の曲世愛的な感じがするし、この小説にも「人は自殺する権利がある」とか言ってるし、マガタシキは何を考えてるのか(まあウォーカロンを作るための人間研究なんだろうけどね)?ゾッとしますねw
今回最も驚いたのが、前シリーズ(Vシリーズ)で副主人公だった「保呂草」(探偵&何でも屋)が登場したこと。今は「マガタシキ」関係の元で世界を股に掛けて働いてることが分かった事ですね。もともとそういう関係の人で、前シリーズはたまたま日本で一時ボロアパートで暮らしていたのかも知れないですね。
つまり、森ワールドはデビュー作(かな?)「すべてがFになる」の真賀田四季に始まって真賀田四季を中心に動いてる感じですね。
主人公の一人の「加部谷」がXシリーズの最後で出てくるので、何故そうなったのか気になるので続きが読みたいですね。(予想:山吹か海月くん最後の事件で死んじゃうのかなあ)。ほんと順番に読んでないので頭ぐっちゃぐちゃになりそうだわw
保呂草との間を持った謎の美女って紅子(それとも女装のあいつか大阪弁のあいつか)さんかなw
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