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ライトノベル総合

969やまびこ:2019/07/19(金) 15:58:30 ID:rmiMl0oI
◆人形式モナリザ

V(紅子)シリーズの第二弾。今回は蓼科リゾート地に建つ「人形博物館」で起こる「銀のナイフ」による殺人事件と毒殺事件。それに加えて美術館で起こった泥棒ルパ(ルパンから取った)による絵の盗難事件。
これらの事件が絡み合い、偶然居合わせた主人公達と新メンバー「森川素直」(大学の友人)と「祖父江七夏」(女刑事)が加わり、この事件の謎に挑んでいくという内容でした。

感想:途中まで(かなり後までかなw)ちょっと中だるみ的なダラダラとした事件考察と情報収集と何気ない日常と捜査の経過は少し退屈で、この事件ちゃんと解決できるのかと不安に駆られる構成でした。
話が大きく解決へ動いたのが、主人公「紅子」の気まぐれっぽい岩崎家への深夜訪問。何を考えてるんだ?)妖怪アンテナや少年漫画主人公的な超能力的な感でも働きましたか?って思える展開で、なんなんだこの人っておもいました。
が、後で何故急に岩崎家へ言ったのか説明があって良かったwつまり奴(また奴ですよ奴)の車のボンネットがまだ熱かったからなんですね(一本取られたわw)。
殺人事件と関係ない所で、なんなんだ二巻連続この展開は!って笑いが出てきました。一巻と二巻では別の人なんだけど、どちらとも〇罪〇じゃねーか(呆れた笑いしか出ねえ)。こいつはXシリーズの椙田泰男みたいに美術品の犯罪に関わっていてかつ真賀田四季の関係者じゃないだろうか?って予想。

殺人事件の方はなんとなくこいつが怪しいって感じていたけど、ややこしい殺し方をするなあては思いました。
岩崎亮は自分の自分の思い通りにしようと、とある場所で変な暗示をかけて引き込んだ(ナンパした?)人物が、まさか一族を滅ぼす「獅子身中の虫」になろうとは思わなかったでしょうね、大失敗ですねw

そしてラストの一言。あれは残る一人(叔母さん)の殺しの予告ですね。

最後まで読むと大どんでん返しがあって、結構面白かった一冊でした。保呂草と紅子と七夏と林と紫子の恋のいざこざ5角形も楽しみの一つですね。




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