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ライトノベル総合
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◆少年Nの長い長い旅 05
ねこを13匹殺してビルの屋上からそれをばらまいて自分も飛び降りる儀式<猫殺し13切符>を本当に行って異世界に飛ばされた7人の小学生達。
主人公の野依(少年N)の仲間を探す冒険旅の物語です。多分その最終巻だと思います。
彼らの未来のことはもう一つのシリーズ「少年Nのいない世界」で描かれてるので、時系列や辻褄の合わないことは書けないという縛りがある中でどれだけ奇想天外な冒険を繰り広げるのだろうか?って読者にとっても面白い試みの小説でした。
前作でとある組織に負われ、主人公と主人公を世話して保護してくれたサットとともに逃亡生活をすることになった。そして追ってきた従兄弟を捕まえ、それを盾に、組織(ルマ家一族)に捕らわれてる仲間(仲間かなあw)の一人を助け出そうとするのが今回の話でした。
仮の奥さんでヒロインの音色(ネイロ)とも再会(再会かなあ?)するんだけど、未来の物語「少年Nのいない世界」ではまだ出会ってない事になっているので、多分まともな再会では無いのだろうなあって思ったら・・やっぱりw
捕らえられてる仲間(こいつが異世界に飛ばされた猫殺しの犯人w)とも未来の物語「少年Nの(略)」で出会ってないことになってるから、多分助けられないんだろうなあって思いながら読んでましたw
いやあ、最後そこへ行ってしまうのか、どうなるこれから?って所で終わりましたね。
最終巻じゃ無くてまだ続きがあるのかも知れません。最初の一二巻ほどは意外性が無くて少し残念でしたが、丁寧な描写がや心の動きの表現が上手くてついつい最後まで読んでしまう、美しい文体の小説でした。
まあまあ面白かったです。やっぱり未来がもう分かってると、予定調和的な展開にならざるを得ないというか思い切りな意外性のある冒険はできないですよね。そこがネックでした。
でもシリーズを通して全体的に面白かったですね。異世界物なんだけど、リアルでシリアスで少年の等身大な冒険で自分好み。読んで良かったです。
もう一つのシリーズももう完結らしいので少し残念ですね。
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