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ライトノベル総合

942めんたい:2018/08/06(月) 18:12:57 ID:xSoXLvgQ
◆スカル・ブレーカ

「ヴォイド・シェイパ」シリーズの第三巻。剣の師匠が死に山を下りて旅することになった主人公、初めて触れるもの初めて観るものばかりの波乱に満ちた剣と心の修行旅物語。
今回は、ある少し大きな町で、ヤナギという剣士と出会い、城のトラブルに巻き込まれる話。そこで、自分の出生の秘密にも少し知ることになる。

ヤナギ(タガミ流)・チハヤ(無言流)・マサミチ(将軍の母の護衛)・クク様(城主の妻)・ナナシ(忍者)という味方っぽい人々との共同戦線が熱かった話でした。そして、ラブコメ担当のお姉さんノギの存在もいつも通り楽しかった。
ノギは最初はガンガン主人公に猛アタックしてましたが、この巻ではもう主人公の朴念仁さを楽しんでる節がありますね(そこがいいね)w主人公より年上なんですが、膨れたり拗ねたり泣いたりするところ(でもさっぱりしていてしつこくない)がちょっと可愛い存在です。
ただ今回、ノギの宴会芸仲間の女性が悪徳侍の仲間に殺されるところは、何とも言えず腹が立ちました。そしてラストの13人(主人公と将軍の母の護衛+α)対250人位(悪徳侍や悪徳家臣の軍)の壮絶な戦いは凄くドキドキしました、面白かったですね。
素朴な文章に素朴な旅、まったりとしていてたまに激しい戦いや考えさせられる出来事、このバランスが読んでいて心地よい時代劇小説でした。

さて次は第4巻に挑戦。




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