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ライトノベル総合

932めんたい:2018/06/05(火) 02:53:21 ID:rODKo/KA
◆迷宮百年の睡魔
知る人ぞ知る「百年シリーズ」の第二弾。前に読んだことが有ったけど、すっかり内容を忘れたのでもう一度読んでみました。
内容はフリージャーナリスト(エンジニアリングライターって書いてあるけど、、工学技術レポライターって事でいいのかな)主人公サエバミチルと相棒のウォーカロン(旧世代型アンドロイド)が、ここ百年間メディアの取材を受けたことの無い閉ざされた迷宮の島イルサンジャックのモンロゼ宮殿に招待された事から始まる。
彼らはそこで、突然の殺人事件に遭遇してトラブルに巻き込まれてしまう。なぜ彼らだけが取材を許され島の呼ばれたのか?何故タイミング悪く殺人が発生してしまったのか?やがて彼らは驚くべき島の秘密に触れることになるという話です。

この作者の別作品「ウォーカロン」シリーズで、サエバミチルとロイディが出てきたので混乱する前にもう一度読まねばって思って読みました。主人公の体は「クジアキラ」と言うことは普段から見た目は女性って事になるのか。ロイディの形状がイマイチ分らないけど、人型で体重は重いって事は分った。そして主人公の脳はロイディの中に入っているので、二人は離れられないってかなり不便で哀しい設定だなあw
読んでいて結構ハードなSF設定で、この世界はちょっとした悪夢のようでした。殺人事件も実は自分の頭と体を切り離す技術が起因しているという・・残酷でハードな世界だなあ。この国の女王はやっぱり「真賀田四季」博士かそのクローンなんだろうか?女王メグシュツカ、マガシュツカ、マガシュシカ、マガタシカ・・マガタシキ(あっ!)って無理矢理だなあw

あと、この島を出て行こうとする二人は脳と体を分離する手術は受けていなさそうで良かったわ。最後悲惨な終わり方になっちゃうからなあ。しかしアッと驚く真相の数々で結構面白いディストピアサスペンスものに仕上がってると思いました。
さて次は「赤目姫の潮解」を読みたいと思います。この人の「シェイバ」シリーズも楽しそうで読んでみたいです。




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