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ライトノベル総合

918めんたい:2018/02/05(月) 18:20:22 ID:gVk8kjHE
◆イヴルズゲート 黒き堕天使の城

イヴルズゲートシリーズの第二弾。前回エジプト屋敷で異世界の門を何とか閉じる事に成功したルカと夜刀の腐れ縁の学者コンビは、今度はドイツの片田舎の水晶鉱山の前に建つクリスタルベルク城の奇怪な住人と鉱山内の「黒い門」の謎に挑む。そして、ルカの出生の秘密をかいまみると言う話です。

表紙を見ると、あれ?あまり内容と関係ない夜刀の妹で巫女で超能力者の瑠衣が描かれていて、違うだろうもっと描くべき人物がいるだろうって突っ込みを入れたくなったのですfが、最後まで読むとああなるほど、って納得せざるを得ませんでしたw
いやあ、異世界の悪魔さえも退治しちゃう神道はかっこいいね。
途中までは人間関係ドロドロで、レイプあり、ホモ行為あり、クビだけ実験人間はいて、人形のような奇怪な娘や、見た目二十代、四十代の百歳の老人はいるわ、人間と合体するデビルマンはいるわ、化け物屋敷のクリスタルクリスタルベルク城で、まさにホラーオブホラーって感じでしたが、最後の最後で「ブギーポップ」が無双するように、表紙の巫女が全部持って行っちゃったって感じですね。

感想としては、いつものお得意な耽美な感じでちょっと腐向けっぽいのは嫌だったけど、ホラー小説としてなかなかに怖くて面白かったですね。ルカに関する人間関係がちょっと複雑だったけど、何とか理解しましたわ。夜刀の兄妹は全員が超能力者なんでしょうか、これからの続刊で登場するのでしょうか、楽しみです。
ナチスとかヒトラーとかの話が出てきた時は、ヒトラーやドイツ帝国の復活が目的かなとか思ったけれど、ちょっと違いましたね。ていうか、異世界の住民は人間界を餌場に寄生宿主に利用しているだけで、世界征服とかの野心は今のところなさそうですね。でも謎のメッセージは前巻のあの男が生きているのか、異世界神を崇める宗教集団の仕業なのか、またはルカの出生の秘密に関わる邪悪な何かなのか、謎は残りますね。

このシリーズの続きも楽しみですが、早く「黎明の書」の最終巻を書いて欲しいですね。




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