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ライトノベル総合
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◆トイプー警察犬メグレ 神隠しと消えた殺意の謎
知らない人は全く知らない、トイプー警察犬シリーズ第二弾。いやあ、これが本当にシリーズになってるとはちょっと意外でした。
でももうこのちょっと変わったミステリーにも慣れて、親しみが湧いて来ました。
内容は、犯罪のにおい「犯罪臭気」をかぎ分け、犯人の前に来ると尻尾を激しく振るトイプードル警察犬メグレと不愛想な訓練士早乙女が、事件の解決のきっかけを作るって感じの話です。
すぐに犯人が分かっちゃうところは、「刑事コロンボ」的な事件解決方法に似てます。ただ、捜査や証拠集めとかは、自分たちでやらないで警察に丸投げするところが面白いというか無責任というか、このシリーズの特徴ですね。
そのうえ、完全解決まではいかず、逮捕をにおわせて終わるところがこれまた特徴です(その後どうなったかは読者の想像に任せるって感じですね)。
ただ、一巻に続き、犯人が警察関係者って(今回は真の犯人では無かったけど)警察終わるぞwしょうがない事情はあるんですがね。ボリュームが短編と長編の間ぐらいで、「え?もう終わり」って位スルスル短時間で読めました。
文章も小気味良く、構成も途中で読み終えるのがもったいない位上手いと思います。この人の長編推理小説を読んでみたいなあって思いました。
出てくるキャラクターも自然な感じだけど、性格付けが上手くて映像が思い浮かぶくらいでした。「トイプー」シリーズ、出るならまた読みたいと思います。
後、あの父親はコートを間違えて持って帰ったと言ってましたが、多分高級ブランドだったので、盗んだのでは?(苦笑い)wまあそれは誘拐事件とは別の話。
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